アクセルとブレーキ、攻めと守り

『何事もバランスが大事』という常套句通り、事業を進めていくにあたって、『アクセルとブレーキのバランス』を次第に意識するようになってきました。

私個人は、ビジョンを描いてアクセルを踏む傾向が強いと自覚しています。なので、論理的に考えてブレーキをかけてくれる人と一緒に組んで仕事をするのがいいのかなと考えています。内部にそういう人が現れるまでの期間は、意識的にブレーキをかけてくれる人達の意見を聞きに行きます。意見を聞いたうえで、総合的に判断して決めるようにしています。

事業の『攻めと守り』に関して言うと、攻めだけではなく、守りを固めることがとても大事だとケニアでコンサルタントをされている方からご助言を頂き、やるべきことを丁寧に教えてもらいました。ケニアで事業を進めていく上で必要なライセンス、税や法的な手続きをきっちり押さえておかないといけないという最もなご意見です。

日本と全然違うケニアの制度、完全に網羅しようとするのは容易ではなく、知らなかったことが後から幾つかでてきて、その都度慌てて対処してきました。守りに掛けられる経費も限られていて、高い費用を払って専門家にやってもらうことも現実的ではないので、いつも最小限のコストでやるようにしてきました。これまで以上に、守りもしっかり固める体制を築いていこうと思います。