現職大統領の再選

一時帰国で日本に戻ってきました。
さて、ケニアでは8月8日の大統領選挙の公式結果が11日に発表され、 現職のケニヤッタ大統領が野党連合の候補者のオディンガ氏を 9.6%引き離して当選しました。 政権がひっくり返った際には大きな混乱が起こり得たと考えられて いたので、 それを避けられたという意味ではこの結果はまずまず良かったと思 います。
野党側は選挙の集計時にハッキングがあったと主張し、結果を受け入れない立場をとっています。一部の地域で結果に不満をもつ支持者たちにより暴動がおきたと報じられています。
今回の選挙日の8日前に、選挙管理局のICTマネジャーが暗殺されるという事件があり、衝撃が走りました。ケニアで、政治に関することで人の命が奪われたり、血を流す人がいるという事態がいつになればなくなるのでしょうか。
(写真:8月13日の日経新聞の記事)