セネガルおすすめ観光地「地方編」

【忙しい人のための3行まとめ】

・セネガルの地方の観光地を5か所紹介
・番外編としてセネガルの●ィズニーランド風B級遊園地「マジックランド」も紹介
・他にも世界遺産などがあるため、さらにご興味のある方はコチラからご覧ください

 

こんにちは。セネガルで日本人宿「シェ山田」を運営するJAPON COMMERCEの山田です。

前回に引き続き、今回はセネガルの地方の観光地を5か所紹介します。

 

1.街並みが世界遺産の島「サンルイ島」セネガルの古都

【場所・アクセス】

サンルイ郊外。サンルイからツアー参加で約1-2時間。

【オススメ度】

★★★☆☆(5点満点)

【概要】

植民地時代の古い街並みが世界遺産(文化遺産)となっている古都、サンルイ。植民地時代には仏語圏西アフリカの総督府がおかれていた、歴史のある街です。ヨーロッパをはじめ世界中から観光客が訪れるセネガルの一大観光スポットであり、その雰囲気に惹かれて移住をしてしまう人もいるほどです。(私は正直、サンルイにはそれほど魅力を感じませんでした。笑)

また同時に、サンルイは周辺の観光地のアクセスの拠点になっています。近郊には、野生のペリカンやフラミンゴなどを見ることができる世界遺産「ジュッジ鳥類国立公園」、同じく多様な鳥類が生息する「ラングドゥバルバリ」などがあり、そうした観光地へは基本的にサンルイから出ているツアーに参加するのが一番です(公共交通機関では行きづらい場所のため)。

また、サンルイには旅行者向けのホテルやゲストハウス、バックパッカー用の安宿、しかもセネガルでは珍しいドミトリーのある安宿など、沢山の宿泊施設があります。また、お酒も飲めるおいしいレストランも充実。世界一周旅行者の方など、過酷なモーリタニアから陸路でセネガル入りをする旅行者のみなさんにとっては、オアシスのような街と言えるでしょう。

なお、サンルイのおすすめの宿はコチラで紹介していますので参考にしてみてください。

2.巨大ペリカンが見れる世界遺産「ジュッジ鳥類国立公園」バードウォッチングの聖地

【場所・アクセス】

サンルイ郊外。サンルイからツアー参加で約1-2時間。

【オススメ度】

★★★★★(5点満点)

【概要】

世界遺産(自然遺産)に登録されているジュッジ鳥類国立公園。300種類・300万羽の鳥類が観測されるこの地は、世界中からの渡り鳥の休息地として知られています。公園内には川が流れていて、観光客は、そこをボートに乗って進みます。

毎年シーズン中には、なんと体長およそ1.5メートル(それ以上かもしれません)のペリカンの大群が。ペリカン以外にも、フラミンゴ、ワシのような日本ではなかなか見る事のできない野生の鳥類が沢山。手の届きそうな位置を巨大なペリカンが飛んでいく光景は、いちど見たらきっと忘れられない思い出になるはずです。

3.世界自然遺産内の島(内の一地域)「バンブーン」

【場所・アクセス】

シネサルーム地区。ダカールから乗り合いバスなどを使い約10時間。

【オススメ度】

★★★★★(5点満点)セネガルで特にオススメの観光地の一つ。

【概要】

セネガルの中でも自然豊かで、ラムサール条約登録地を含む生物保護区を中心とする地域、シネサルーム。バンブーンは、その中にある島(内の地域の名前)です。塩分を含むんだ川(ボロン)が流れており、一帯にはマングローブが広がっています。様々な動植物を見つける事ができる、自然豊かな土地です。

マングローブ生い茂るバンブーンには、宿は一つだけ。14の村が共同で管理している宿で、1泊2食付きで料金もとてもリーズナブルです。この宿では、無料のアクティビティがとても充実しており、ガイドさんと一緒にマングローブ林散策、カヌー体験、アニマルウォッチングなどのアクティビティをすべて無料で行う事ができます。

バンブーンは、観光に訪れた日本人はいままでほとんどいなかったのではないでしょうか。しかしながら、ここには素晴らしい自然と、ゆったりとした時間が流れています。ダカールからは少し離れていますが、2週間以上セネガルに滞在される方は、ぜひとも訪れる事をオススメします。

4.知られざるもう一つの奴隷の島「カラバン島」セネガル随一のオススメ観光地

【場所・アクセス】

セネガル南部のカザマンス地方。

【オススメ度】

★★★★★(5点満点)セネガルで特にオススメの観光地の一つ。

【概要】

世界的にその名を知られているゴレ島とは対照的に、人知れず存在するもう一つの奴隷の島、それがカラバン島です。

カラバン島は、奴隷貿易の中継地点となっていた島。セネガル国内だけでなく、ギニアをはじめとする近隣諸国からも連れて来られていた奴隷達は、まずこのカラバン島に連れて来られ、そこからゴレ島へ運ばれていたそうです。

島内には奴隷の家や、植民地時代の古い大教会などが残っていて、自然も豊かで昔ながらの生活を見る事ができます。私はカラバン島はセネガル観光のハイライトの一つだと思っているので、時間に余裕があれば訪れる事を強くおすすめします。

5.「セネガンビアの環状列柱」王家の墓と言われるセネガルの世界遺産

【場所・アクセス】

セネガル中部の都市カオラック近郊。ダカールから約10時間。

【オススメ度】

★★★☆☆

【概要】

世界遺産(文化遺産)のセネガンビアの環状列石4か所のうちの1か所。52グループ、1,102本あるこの列石群は、プラールとセレールの王族の墓だと考えられていて、紀元前3,000年頃のものと紀元前5,000年頃のものが混在しています。

係員は常駐していないため電話で呼ぶ必要があります。世界遺産にもかかわらず、なんと観光客はとても少なく、年500人未満だとか(係員談)。1000本以上の列石が並ぶ光景はなかなか圧巻なのですが、アクセスが悪いのが難点です。

 

番外編

セネガル版ディズニーランド!?「マジックランド」金をせびり顔を取る●ッキーのいるB級遊園地

【場所・アクセス】

ダカール西海岸沿い。シェ山田からタクシーで約10分。

【オススメ度】

★★★☆☆

【概要】

アフリカに遊園地があるとは驚きではないでしょうか?そうです、ここセネガルには、セネガルのディズニーランドとも呼べる遊園地「マジックランド」があります。マジックランドには、ジェットコースター、おばけやしきなど、日本の遊園地にもあるようなアトラクションが。そして、偽物のミッキーとミニーが入場者を出迎えてくれます。

いわゆる「観光地」ではない当園ですが、B級スポット好きの方は、いちど足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

この記事をきっかけに、セネガル観光に少しでもご興味をお持ちいただけましたら誠に幸いです。

もっとセネガルの観光地を知りたい方はコチラをご覧ください。

セネガル観光地15選

 

前述の通り、私は燃えるように生きたいという「エゴ」で、アフリカの貧困状態の改善を理念の一つとしました。

次回は、

「日本とアフリカを繋ぐ」
「日本人を元気にする」

こちらの二つの活動理念を掲げる原体験となった過去の出来事を紹介します。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

JAPON COMMERCE SUARL

山田 一雅

【WEB】

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