【事業紹介2】セネガルの不動産屋「SénégÀLouer(セネガルエー)」

【忙しい人のための3行まとめ】

・セネガルの不動産屋「SénégÀLouer」の概要を紹介

・始めたきっかけは、私の家を紹介してくれたセネガル人から「不動産屋さんをやりたい」と言われた事

・「不動産屋飛ばし(仲介手数料を払わずに大家と住人が直接契約を行う事)」が多く悪戦苦闘

 

みなさまこんにちは。JAPON COMMERCEの山田です。

今回は、私がセネガルの首都ダカールで運営している、不動産屋さん「SénégÀLouer(セネガルエー)」の概要を紹介します。

 

・概要

2016年8月、セネガルの首都ダカールにオープンして1年1か月。

不動産仲介業の店舗を運営。

物件の売買、賃貸、物件の管理などを行っています。

顧客はセネガルの人を始め、諸外国の駐在員、日本人、他のアフリカ諸国からの移民など様々です。

名前の由来は国名の「Sénégal」と、貸部屋有を表す「À Louer」(英語で言うFor Rent)を合体させて作った造語です。

店舗前で従業員と

 

・活動理念との関連性

こちらは、活動理念との関連性は低いです。

セネガルでの活動費を稼ぐための活動として始めました。

 

・はじめたきっかけ

私の家を紹介してくれたセネガル人から「不動産屋さんをやりたい」と言われた事です。

左が不動産屋オープンのきっかけを作ったスレイマン

・今後の展望

二期目を迎え、現在新空港付近の土地売買に力を入れ始めました。

現在直面している最も大きな課題は「不動産屋飛ばし」です。

具体的には、物件の紹介後、不動産のオーナー(or管理人)と顧客が直接取引を行う事で、仲介手数料を支払わない事案がたびたび発生しています。

仲介店飛ばしが発生する原因として、セネガルでは、顧客がオーナーと直接会えてしまう機会が多い事(例:顧客訪問時、「顧客がどんな人か確認したい」とオーナーが同席する事が多い、また、物件と同じ建物にオーナーが住んでいる事が多いため顧客からアプローチする場合も多い)、警察や裁判所などの作業が著しく遅く俗人的で進まない事、そして少額訴訟の場合、弁護士費用の方がかさむため泣き寝入りをするしかない構図になっている事が挙げられます。

対策としては、訪問前に、オーナーおよび顧客より「訪問証明書 兼 支払い同意書」にサインをもらっています。当書類には、訪問後契約が決定した場合、仲介手数料を支払う事に同意する旨を記しているため、仲介店飛ばしの抑止力として利用していますが、上述の理由から、それでも飛ばしを行う人が後を絶たないのが現状です。

 

 

以上、少しでもご興味をお持ちいただけましたら誠に幸いです。

次回以降も、時折セネガル情報に関する投稿を交えつつ、引き続き事業の紹介を行いたいと思います。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

JAPON COMMERCE SUARL
山田一雅

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