女性起業家によるアフリカでの食品産業の事例

ヨーロッパやアメリカ人が立ち上げたアフリカの食品産業の成功事例のなかから、今回は特に女性CEOの2社をご紹介したいと思います。

 

先ずは、『Tomato Jos』というナイジェリアでトマトペーストを製造販売している会社。2008年創業。

http://www.tomatojos.net/home/

この会社を立ち上げたMira Mehtaさんが、約2年前にナイロビで開催された食品産業の展示会場で発表されていたのをお聴きしました。トマト農家の廃棄率軽減のために事業を立ち上げたと凛としてお話されていた姿がはっきり脳裏に残っています。

 

次は、『Kuli Kuli』というスーパーフードのひとつであるモリンガをアメリカ人の食生活に浸透させている会社。

https://www.forbes.com/sites/forbestreptalks/2017/10/05/a-startup-backed-by-kelloggs-vc-arm-kuli-kuli-introduces-americans-to-a-new-superfood-moringa/#1ea7c2ef4e06

ナイジェリアでPeace Corpsの活動をしていたLisa Curtisさん(29歳)が、ナイジェリアのモリンガをアメリカの消費者に紹介したいと2013年に立上げた事業。モリンガは栄養価や機能性が高く、ミラクルツリーと呼ばれ、近年日本でも注目度が次第に高まっている植物です。

VCから総額200万ドルの資金調達をして、商品のラインナップも増やし、事業拡大しているそうです。詳細はリンクの記事に。