日本製品よもう一度

みなさまこんにちは。JAPON COMMERCEの山田です。

セネガルでは中国メーカーや韓国メーカーの製品のシェアが高く、市場では日本メーカーの製品はあまり見かけませんが、知名度はとても高いです。なぜでしょうか?

それは、以前はセネガル人をして「日本製品だらけだった」と言わしめるほどの時代があったからなのです。

 

複数のセネガル人に聞いたところによると、昔は、市場に出回る多くのものは日本産だったと言います。

それが、1990年代半ばを境に、次第に中国製品へと変化していったとの事。

どうやら、1994年にフランセーファの通貨切り下げが行われた事が関係しているようです。

単純計算で、切り下げによりフランセーファ建てでの輸入品の価格が倍になった事により現地需要と価格がマッチしなかった、セネガルからの原料輸入を行っていた中国が輸出にも目を付けて一気に進出した等。様々な理由が考えられますが、セネガル人曰く「気付いたら中国製品ばかりになっていた」との事。

 

「昔は街中にソニーが溢れていた」
「電化製品以外にも日本製品が多かった」
「今はまったく見ない日本メーカーの商品もあった」
「日本製品だらけの頃は良かったのに、なぜ今は中国製品ばかりになってしまったのだろう」
セネガル人はこう嘆きます。

首都ダカールにソニー製品のお店はあるが…

 

セネガル人が沢山の日本製品を喜んで使っている。

そんな未来が創れるか。

千里の道も一歩から。まずは何か一つ、日本の製品をセネガルに広めてみたい。そう思っています。

 

JAPON COMMERCE SUARL
山田一雅

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