スタッフが急にぐっと成長することがある!

昨日は、協力隊経験者でケニアでビジネスに関わっている他の6名とともに集められて、総理大臣の補佐官、ケニア大使、JICAケニア事務所長さんたちとの昼食会に参加しました。補佐官は、総理からは海外に進出する日本企業が他国の企業より秀でている次の3つの特徴をアピールしてほしいと言われているということでした。

『1.長期的に関わる。2.現地の人に寄り添う。3.人材を育てる。』

アフリカの今後の発展には、援助だけではなく今後は民間による投資が必要という考えのもと政府はアフリカの日本企業の進出を支援していくといことでした。民間の投資による、アフリカの発展に大いに期待したいと思います。

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前置きが長くなりましたが、第2回目は現場のスタッフの成長がみられた!という嬉しい前進に関してです。

いい人材が育つことが会社の成長につながるという想いから、スタッフのレベルアップに相当な力をいれてきました。

6名の加工スタッフに対しては、プロフェッショナルとしての自覚をもってほしいといつも伝えてきたんですが、いまいちピンときていないようで目覚しい変化がみられないまま、どうしたものかと思ってたら、ある日ヒラメキました☆

「オリンピックのアスリートのように国際舞台で勝負ができるプロになってほしい!」と言ってみたら、しっくりきたようで以前より気合がはいったようでした。プロのアスリートと同じで、絶え間ない日々の努力と高い意識が欠かせないということを意味しています。「質とスピードを兼ね備えたプロフェッショナルを目指そう!」と毎日のように言っています。

マンゴー加工のシーズンに突入すると、私たちにとってのオリンピックゲームが始ます。そのときには、今の少数メンバーが責任をもって、任された仕事をこなせるレベルにあがるために、日々一歩づつ前進してほしいと伝えています。といっても、現実は、月から金曜に3歩進んで、次の月曜日には1、2歩戻ったところからスタートということはよくあることです。

6月初めは、加工スタッフの指導に時間を使っている割には進歩がみられない・・、どうしたものかと考えてたときに、ケニアで会社経営をされている方からは「万国共通で、続けて指導していれば変化が直ぐにみられなくても、あるとき急にぐっと伸びることがある。」と助言をもらいました。その日が来るのが楽しみだ!と気持ちを切り換えて、続けていたら、

嬉しいことに、「スタッフのレベルが上がっている!!」と気づく日が7月についにやってきました。確実に以前よりはスピード・質・意識ともに上がっています。成長を見るのはとても嬉しいことで、私自身も高い意識をもった日々努力を惜しまない若者を育てていきたいという気持ちが一層強くなっています。プロが育ってきたら、現場はプロたちに任せて、安定生産ができるという日が来ることを信じて♪