約2年毎の変化
2016年2月末にティカに移り、約2年間、ISOマネジメント規格の認証を取得しているケニアの食品企業の約300人が働いている工場内に製造場所をお借りして、製造させてもらっていました。この2年間に本当に多くのことを学びました。
職場では、常に周りの目に晒されていて、現場でのオペレーションや私のマネジメントの仕方など不適切なことがあると直ぐに、製造現場をお借りしている会社のマネジャーから指導を受けてきました。働いている人たちが常にハッピーで仕事をしていることが大事で、いつも慎重に適切な対応をするようにと言われ続けました。そうしないと、商品に故意に物を混ぜるなどの支障が出る懸念があると。
いよいよ新しい加工所への移転が目前に迫り、今後雇用数も増えるだろうから、不備のない管理をするように言われ、具体的な対応方法に関して、パートナー企業の人事部から指導を受けています。人事・会計部門などを包括した会社全体のマネジメントシステムを確立していく必要があると感じているところです。
新しい加工所への移転は、小学校を卒業して、中学校に入学するようなステップアップだと思います。引き続き周囲の指導と協力のもとで、学びながら社員と会社が成長していければ嬉しいです。創業の2014年から、約2年毎に移転という変化がやってきています。次の2年間で、ここまで辿り着きたいという明確な青写真を心に焼き付けています。新たな挑戦に突入していくワクワク感を楽しみつつ、日々の業務を大切にして、地道なレベルアップを図っていきたいと思います。