ネスレが撤退&就労許可証の再確認

ケニアは、6月1日が祝日で3連休でした。最終日はお世話になっている方から、ケニアの海岸地域で取れた新鮮な伊勢えびが手に入った!と食事会によんでもらい、伊勢えびのお寿司を食べて日本酒を飲みながら、楽しい&学びのある時間を過ごしました。

今回は、ケニアで働いている日本人たちの間で最近話題になるトピックから2つ取上げようと思います。

○Nestle East Africa Regionが事務所を閉めて、撤退すると先週報じられました。世界的規模の大手企業がなぜ撤退することになったのかというのが気になります。コーヒーより紅茶を飲む文化であることや、MaggiよりもUniliverのRoycoという調味料が市場のシェアを占めていることが関係しているようです。市場の規模が大きくない割にオペレーションコストが掛かるというのが主な理由なようです。商品は今後も流通業者を通じて市場に流れます。参考までに新聞記事のリンクを貼り付けておきます。↓

https://www.nation.co.ke/business/Layoffs-loom-in-Nestl–Nairobi-office-closure/996-4586694-4js3td/index.html

 

○5月にケニア政府は外国人労働者の就労許可証の再確認のために移民局に行って、手続きをする必要があると発表されました。手続きが完了するとデジタル認証カードの引換券が交付され、3週間後、デジタル認証カードが発行されるそうです。中国人の不法労働者が多く、取り締まりが強化されています。ケニアで就労許可を得ている外国人は3万4,000人いるが、不法労働者は10万人以上いると見積もられています。詳しくはJETROケニア事務所のビジネス短信で確認下さい。↓

https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/05/5154e48656b8f012.html