嬉しい節目となる7月

4、5、6月と変化の渦のなかにいました。6月末に理想的なかたちで収束して、安堵を感じています。

4月頃から加工所の移転、製造規模の拡大に伴い、資金の工面や製造現場の監督など私自身が負った重責で押しつぶれそうになっていました。株主になって頂いているKenya Nut Companyと最適な事業の進め方を協議をするなかで、日々の製造のオペレーション、原料の調達と支払い、製造スタッフの雇用というこれまで私が80%以上の労力を費やしてきた部分を全部ごっそりと請け負ってもらうことになりました。私は商品開発や今後の果物加工事業発展のためにやるべきことに集中していくことになります。

常識にとらわれない柔軟な発想で、最適な方法を提案して下さったKenya Nut Companyのトップの判断に感謝し、ケニアの果物加工の発展に少しでも貢献していけるように努力していきたいと思います。マカダミア産業がケニアの経済の柱のひとつに大きく育ったように、30、40年後に果物加工がケニアの産業として今の何十倍、何百倍も発展している可能性に賭けるという思いがより強くなりました。ケニアの果物加工に関わる会社が競りながら、いいシナジーを産みだしていくことを期待しています。

仕事面での変化だけでなく、6月末に生活拠点はティカからナイロビに移しました。ケニアでの事業創出に意欲のある他の日本人2人とシェアしながら、楽しくやってます。