取材ミーティング風景

弊社では月曜日は定例ミーティングの日。社員がかき集めてきた記事プランや私が興味ある分野の記事作成を頼んだりしています。面白い記事プランの場合でも実際に記事を作れそうかとは別の話なので、時間をとって取材の段取りまで考える必要があります。

 

 

「ミーティングでは誰もがEqual(平等)」が弊社のキーワードなので、遠慮が一切ない議論が展開されています。今日も一つの取材プランに30分ほどぶっ通しで議論が続きました。発案者には理論武装と根拠の提示が求められ、編集者(私)にはその案が実現可能かどうかを判断するだけの知識量や情報量が求められます。

 

今日のプランで特に注目を集めたのがサブサハラで活動している北欧の環境コンサル会社の事例。ザンビア、タンザニアではスムーズに案件を受注できているのに、ケニアでは賄賂の強要によってこれまで受注できていない。ケニアは他の国より本当に賄賂が横行しているといえるのか、その根拠は何か。デリケートな話題を本当に聞き取りすることができるか。既にネットワークはあるものの、どこまで踏み込んだ記事を書けるか、書くべきかというのが焦点になりました。既に下準備は終わっているので後は相手側担当者と調整しつつ、結構生々しい記事が書けるのではと思っています。

 

他にもケニアでコーヒー豆を使ったスクラブ製品の会社や農業系ファンドの案など、様々な案が出ました。良い記事を作れるように頑張りたいと思います。