ケニア事情① -日本企業-

ケニアでのTICAD6の開催まで一週間を切りました。ケニア事情に関してです。

一般的にケニアは治安が良くないという印象を持たれていると思います。カージャックや路上での強盗など外国人を狙った犯罪が起きているのは事実です。普段の生活のなかで治安の悪さを感じることは全くないですが、夜には外を歩かないというような基本的なことは守っています。

バングラディッシュでテロがあり日本人技術者が犠牲になったという報道も、ケニアで暮らす日本人にとっては他人事ではありません。

治安が安定しているとはいえないケニアで仕事をしている多くの日本人たちは、JICAや民間企業関わらず、強い使命感を内に秘めてお仕事をされているように感じます。

どこの国にもあると思いますが、ケニアにも日本人会や商工会(JETROケニア事務所が事務局)というネットワークがあり、他の業種の人との交流の機会もあり、学びが多いです。ケニアの商工会の会員企業は現在は46社。豊田通商、三井物産、丸紅、三菱商事、ロート製薬、日清食品、トリドールなどなど。

今後、ケニアで日本企業が50、60社と増えていくのには、それ程時間は掛からないと思います。アジアには、既に日本企業が100社以上が進出している国は幾つかあると思いますが、アフリカはまだこれからです。多くのハードルを乗り越えながら、日本企業が現地の人々とともにアフリカで創出する社会へのインパクトを楽しみにしています!

個人的には、アフリカの市場に出す商材に日本企業であるということをもっと分かりやすくアピールして、JAPANESE QUALITYの認知度を高めていってほしいと思います!!

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↑トリドール(丸亀製麺)のTERIYAKI JAPANの第一号店。テリヤキチキンとご飯/麺のセットが500ksh(約500円)。

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↑ケニアで販売されているNissinのヌードル。