
先日、外務省のミッションが行われ、堀井学外務大臣政務官を団長とした50名程の日本人がザンビアへ来られました。
主に政府機関、総合商社、メーカーさんなどが参加し、個人的には在南アの企業さんなど、皆さんフランクに接してくれ話がしやすかったです。
その後日本企業さんとのフォローアップミーティングも幾つか行えたので、弊社としても大変有意義なものとなりました。
また各メーカーさんと立ち話をしていると色々ビジネスの種を見つけられたように思われましたし、複数の総合商社さんも後日ザンビア政府機関とミーティングを行うなど、今ミッションを契機にザンビアへの貿易・投資が促進されるのではと感じました。
一方ややネガティブな話として、大統領表敬時のザンビア政府の対応がありました。
当日は急遽市長選が行われた事や、アフリカ各国の首脳が南アに集まる事などから、2-3時間ほど大統領府で日本側は待つ事になりました。
そして皆さんで待った後、大統領はじめ閣僚がずらっと現れ5−10分程のスピーチを手短に済ませ、儀礼的に握手と記念撮影を行い、日本側は大統領府を後にしました。
私はザンビアンジャパニーズ企業というやや複雑な立ち位置で参加した為、正直ザンビア政府のこの対応はやや不満でした。
勿論、前市長の急逝などのっぴきならない事情はありましたし、現地の企業としてザンビア政府のトップへ尊敬と畏れも抱いています。しかし、ザンビア政府高官より一言でも状況の説明が待ち時間の間になされれば、遠路はるばる来た日本企業さんへもリスペクトの気持ちを表せたのではと感じます。
待っている間もどれぐらい待つのか、なぜ長引いてるのか全く分からず、トイレも落ち着いて行っていられないという状況はやや疑問でした。
特にルワンダではカガメ大統領との間で1時間程のディスカッションが行われたと聞き及んでいます。日本企業さんからしたらそういった対応の差はかなり対照的に映ってしまったかもしれません。