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地道なレベルアップ試行中

8月8日のケニアの大統領選挙まで、あと1ヶ月となりました。各地で政治家のキャンペーンが繰り広げられています。在ケニアの大使館は選挙とその後の大統領の就任式まで、治安面で何が起こるか分からないので注意を喚起されています。

さて、私たちは繁忙期ではないこの時期に、今後のためにレベルアップを図ろうとしています。

製造に関することでは、商品の品質改善のための試行錯誤や、HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)という食品衛生の国際レベルの認証下で運営するための書類作成をして、トライアル運用を開始するところです。その次の段階として、QMS(Quality Management System)といわれる品質管理システムを導入するために製造マネジャーに外部研修に行ってもらう予定です。現在の弊社の規模でHACCPとQMSを導入するのは一般的には早いのかもしれませんが、国際的に販売をする食品企業になるという明確な方向性のもとに、今から始めたいと考えています。大学を卒業して初めての就職先として弊社に入社した25歳の製造マネジャーの能力向上のためにもできるだけ幅広く挑戦してもらう機会を提供するようにしています。

また、加工時にでる果物の皮や種などの廃棄物の処理方法に関しても調べています。次のシーズンはより多くの廃棄物がでることが想定されるので、衛生状態を維持するために適切なハエの防除法と低コストであまり手間をかかけずに堆肥にして土に戻す方法を模索しています。

西アフリカ、コートジボワールへ。②

前回のコートジボワール視察の続編です。
最終日には、首都Abidjanで、今回の視察の手配をして頂いたフランス人のOumarさんがホテルまでわざわざ来て下さって、コートジボワール北部の農村部での加工プロジェクトについて詳しいお話をお聞きしました。
私達が視察させて頂いたのは、1つの会社と2つの協同組合でした。会社は自分たちで乾燥機を購入し、協同組合には乾燥機はプロジェクトが支給したということでした。3箇所とも同じ機械・機材・生産キャパで、同じトレーニングを受けているにも関わらず、年間の生産量に大きな幅がありました。倍も違いがでていました。実際に加工現場を見せてもらうと会社と協同組合では、技術力の違いが目にみえました。
生産量が一番すくなかった協同組合はマネジメントがうまくいっていないとのことでした。マネジメントの手腕によって大きな差がでることは当然なので、今後自分たちが協働する個人・グループ・協同組合を選定する際は慎重になる必要があるということを改めて感じました。

西アフリカ、コートジボワールへ。

今回が初めての西アフリカ訪問。

これから購入予定の乾燥機を実際に使っている製造現場を見ることが今回の目的です。

弊社の製造マネジャーのジョセフ(写真の後右)にも一緒に来てもらいました。

首都アビジャンでプロジェクトをコーディネートしている方に、3つの加工所への訪問、ホテル、車を手配してもらって、フランス語の通訳は雇わずに現場へ。どの訪問先もご好意で、わざわざ英語をできる人を呼んでくれて、通訳をしてもらいながら、製造現場を見学させてもらうことができました。

温かく迎えてくれたことが有難く、できるだけお互いの知見を交換しようと努めました。彼らはマンゴーのシーズンのみしか工場は稼動していないということでしたので、私たちはケニアではパイナプッルとココナッツの加工も組み合わせて、年間を通じて生産しているということなど。

交流は短い時間でしたが、アフリカの他の国の人たちとマンゴー加工という共通点で心が通じ合えるということを強く実感じました。

製造マネジャーのジョセフは訪問先の人たちに、「私たちの訪問を受け入れてくれたおかげで、ケニアで自分たちも規模を拡大して、同じように加工できるという確信をもてた。」と感謝の意を伝えていました。

悲観も楽観もせず、淡々と

一時帰国で今週、日本に戻ってきました。今回は2週間半の滞在です。

製造現場で費やす時間が10%以下になってきており、私自身は今までよりも外にでる機会が増えてきています。

といっても、まだ完全に任せられるところまでは達しておらず、定期的に現場を見にいく必要があります。今月も、製造現場を見に行くと、勝手にやり方が変わっていて、「何でそんなやり方をしてるの??」と聞いたことがありました。現場の監督者である製造アシスタントからは、別にこれでも問題ないと説明を受けましたが、簡単に作業手順を変えることを容認することはできません。

提案してもらって、そちらのほうがいいという場合もあるので、意見を言ってもらうのは歓迎ですが、作業効率や品質に影響がでるようなことは容認できないです。今までもこういうことは何度も何度もあって、別のやり方のほうがいいという場合は、話し合って合意のもとに変更することになっていますが、決めたことが守られていないということが起きます。製造現場の責任者は問題に気づかなかったり、問題が起きたときに再発しないように今後の対策に落とし込むところまではしなかったりという状況です。

あと半年~一年で完全に通常のオペレーションは任せられるところまで意識と能力向上を図ることは可能なのか・・。悲観も楽観もせず、今やれることを淡々とやっていくだけだと思います。

↑製造現場のスタッフは22-29歳。

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11月下旬から3月半ばまでのマンゴーシーズンを終えて、製造現場は穏やかな日々です。2017年1月から3月の3ヶ月間の売上は、おかげさまで2016年の年間売上総額の2倍超えを達成しました。

ようやく離陸はしたものの規模の経済で、私自身が自立して標準的な生活ができる収入にたどりつくには、更に規模を大きくする必要があります。社会的なインパクトをうみだすことを目的に事業を始めたことも考えて、次に目指す地点は今シーズンの20倍以上が相応しいと思います。

そこに到達するためには、機材と加工場所の確保という有形なものだけでなく、量に関係なくチームが日々の基本的な製造オペレーションをきっちりとこなせるような技術・管理面の基盤が確立していることが必要不可欠です。清掃、手洗い、製造記録、品質管理など、これらは当たり前のことですが、習慣として浸透させていくために、機会のある度に念を押しています。

樹を見て森を見ずにならないように、常に広い視野で物事をとらえながら、次の大きな目標に向かって、全員で心をあわせて進んでいきます。

皆様のお力をお借りしながら、創業してから3年目の節目を今月半ばに迎えられそうです。支えていただいてる方々、見守っていただいている方々に心より御礼申し上げます。

日本からの遠隔サポート中

日本に一時帰国中です。3週間半の滞在。ケニアでは8名が製造を続けています。

製造マネジャーとメールで遣り取りをして、遠隔サポートしています。

今週は製品1kgあたりの製造コストが通常の約2倍以上でで利益がでていないという結果でした。こういうこともありますが、心を寛容に淡々と遣り取りをして、改善してもらうようにお願いしています。来週はしっかりやってね~!と願うのみです。基本的には、製造マネジャーに安心して任せられるようになっていますので、私はケニアでの今後の事業展開のために、日本でやるべきことに力を注ぎます。打ち合わせや情報収集などなど。

 

【クラウドファンディング達成 お礼】ご支援・ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

ケニア農村部のパイナップル加工プロジェクトの映像

今週の後半に、ケニアでの製造に適した機材を探しに、南アフリカに渡航して、1社訪問して今朝ケニアに戻りました。実際に足を運んで、自分の目で見て、直接情報を得る手間を掛けるだけの意味はあったと感じています。

南アフリカでは、各地域の気候に適した果物を利用して、ドライフルーツを製造するのがひとつの産業として既に成熟しています。南アフリカには、大小含めて100社以上のドライフルーツのメーカーが存在すると聞いています。ケニアはかなりの遅れをとっていますが、いつの日か近づくときがくるかもしれません。

 

さて、今回は弊社が海岸地域で支援しているパイナップル加工のプロジェクトのビデオを紹介させてもらいます。このプロジェクトで協働しているNGOのWorldvisionが作成したものです。乾燥が非常に激しい現地の状況やパイナップル加工に賭ける関係者の思いが語られています。弊社も売り先として、紹介して頂いています。

http://www.wvi.org/file/marafa-integrated-livelihood-economic-dev-project

このビデオの地域の発展に少しでも寄与したいと弊社は、果物加工のトレーニングをティカの自社の製造現場と農村部の現場の両方で、若者たちにトレーニングを実施しています。

『ケニア農村部の若者に生きる力を!果物加工技術を彼らの手に!』にプロジェクト名を変更して、農村部での加工トレーングの費用や備品提供費をクラウドファンディングで募っています。残り12日間走り抜けます。こちらもどうぞよろしくお願いします!

https://readyfor.jp/projects/KFS

ジュース加工のトレーニング

今年1月からは製造現場に費やす時間は10%以下になっています。私自身は会社の成長のためにやるべきことに集中するように切り換えています。アカウンタントもアドミニストレターも雇っていないので、普段は基本的に私が事務的な仕事をやっています。

製造マネジャーのジョセフは、海岸地域のパイナップル加工グループの指導で、一週間半、ティカの製造現場にはいなかったですが、製造アシスタントが代わりに指揮をとって、日々の製造は問題なく行われていました。

昨日は、ティカに12日ぶりに戻ってきたジョセフと一緒に、マンゴーを仕入れているグループを訪問しました。マンゴージュースの加工のトレーニングとグループが応募している大使館の補助金に必要な事業計画作成のサポートをしました。午前11時から夕方5時まで、ぶっ通しで、帰りにはヘトヘトになっていました。グループの人達はとても喜んでくれていたので、それで十分報われます。

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約30名がトレーニングに参加して熱心に学んでいました。最後には、リーダーが小さい規模から実際に始めることの大切さを他のメンバーに説いて、実際にジュース作りを担当する女性3名が決まりました。今後も見守っていきたいと思います。

自社での果物加工だけではなく、要望があれば、農家グループの自主的な活動もできる限り支援していきます。

詳細は、現在挑戦中のクラウドファンディングのページにアップしています。

https://readyfor.jp/projects/KFS/announcements

 

○3月25日の朝日新聞の奈良版で弊社の事業を紹介していただきました。

http://www.asahi.com/articles/ASK2675Y8K26POMB011.html

協働者たちとの挑戦 IN CHAMARI VOL.3

マンゴーシーズン真っ最中です。3月中旬までのあと1ヶ月間の勝負です。

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今週は、製造マネジャーのジョセフ(写真中央)が海岸地域のグループがある農村部に衛生指導のため、出かけていきました。約1週間、現地に滞在する予定です。

昨年11月から、グループが弊社にドライパイナップルを販売できるレベルに到達するようになるために、3週間のトレーニングや現地指導をしてきましたが、未だに食品として買い取れるレベルにはなっていません。

そのために、製造に使用する水の検査や、再度製造に関わる人達の指導をする必要があると判断し、ジョセフが現地指導に行くことを自ら決めました。

昨日は、製造工程の各段階で考えうる異物混入や汚染の可能性を話し合うトレーニングを実施したそうです。

https://readyfor.jp/projects/KFS/announcements/50861

詳しくは、現在実施中のクラウドファンディングのページに掲載しています。宜しければ、ご覧ください!ご支援もご検討いただければ、有難いです。

このクラウドファンディングで実施している農村部加工支援のプロジェクトは、いずれは会社の利益の一部で社会貢献の一環として、予算を捻出していくということを社員たちとも合意しています。

生産性向上に取り組んでいます

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今週、ナイロビで日本の経済産業省が主催の生産性向上促進セミナーに製造マネジャーのジョセフとアシスタントのフリーダともに参加しました。昨年6月からカイゼンプログラムのケニアのモデル企業として、日本人の専門家の方に指導を頂いており、その成果発表をしました。ロス率が20%以上と非常に高かったのが、ご指導のおかげで、現在は5%以下です。問題をどのように解決していけばいいかという手法を学び、実践できたことは貴重な経験となりました。全員で話し合って次の目標は、ロス率2%以下と設定しました。まだまだ今後改善していく余地が十分にあるので、今年中にあとどれだけ進歩できるか楽しみです。

また、Toyota Kenyaのトップの方が、Toyota Kenyaでは”Come to think, Not Come to work”という考えを従業員に浸透させているというお話をされていたのが印象に残りました。全員で話し合う機会を定期的にもち、現場の人達が自分たちで考えて、より安全で働きやすい環境を自主的に創りだしていくベースを整えていきたいです。

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【クラウドファンディングを始めました】

ケニアの農村部での自立的な果物加工事業の確立を応援!プロジェクトです。

詳しくはページをご覧ください。https://readyfor.jp/projects/KFS

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