ウガンダの地域経済格差について。

みなさんこんにちは!ウガンダでブリケットとバイオ炭の製造に取り組む宇都宮です。日本はまだ暑いのでしょうか寒いのでしょうか、、イギリスは極寒で私は少し風邪を引いてしまいしました。季節の変わり目ですので、体調管理に気をつけて今日も頑張りましょう!

以前から、このブログの中で私たちのビジネスモデルについて(モデルと言えるものでもないのですが、、)早くお話しさせていただきたいなぁと思っているのですが、その前にウガンダでの経済格差についてお話しさせていただきたいと思います。どうして、私たちがNGOや小規模のブリケット製造会社とパートナーを結んで(フランチャイズのような形態で)ビジネスをしたいのかにとても深く関わっているからです。

一番貧しい人たちが、一番守られていない。行動するべきは誰?

結構過去の記事の中では環境問題について書かせていただいたと思うのですが、私がやりたいことは貧困問題の改善でもあります。というより、このブログで環境問題について多く書いているのは、私が環境保護をしたいと強く思っていることと同時に、これらの記事を読んでいただいているのは、環境問題が原因で引き起こされる危機を、災害以外で日常感じることの少ない日本に住んでおられる方が大半だと思うからです。

日本はいい意味でも悪い意味でも安泰していますが、環境問題に関する情報が少なすぎると思います。それに政府が先陣を切って環境問題に取り組むという姿勢をあまり見せません。政治的な動機はどうであれ、最近の中国の方がかなり力を入れて取り組んでいます。

気候変動の政策等でいえば、地方自治体、例えば東京都はグリーンハウスガスの総量削減義務と排出量取引制度(キャップ&トレード制度)に対して(なんやら難しい言葉ですみません、、要は二酸化炭素などの排出を減らすために、東京都にあるオフィスや工場がどのように取り組めるか、またそれらに取り組んだ企業に対する優遇、多く減らせた企業との炭素排出量の取引などを定めています)都としてすごくいい取り組みをしたと国際的にも評価されていますが、どの文献でも難点としてあげられてるのがそれらを国レベルで取り組むようにするための政治的意思と環境問題にかける資金の欠如です。

でも途上国の人たち、特に最貧困層に属する人たちは、例えば大雨が降るごとに、もしくは日照りの日が続くごとに、生きることの危機を抱えています。単純に一回洪水が起こることでのリスクだけでなく、

それが原因で作物を失う→家畜や物を売らなければいけない→次にお金を稼ぐ手段がなくなる→次回にそのような危機が起こった時のリスク・脆弱性がさらに高くなる、

という負のサイクルによりどんどんそこから抜け出せなくなってしまいます。その結果高利貸しからお金を借りないといけなくなったり、子供達が学校にいけないことのの原因にもなります。

途上国で生活するときにこの現実を経験するといつも、どうして一番弱い人たちが、なんの理由もなくそのような災害に一番悩まされないといけないんだろうかと悲しくなります。理不尽さを嘆いても何にもならないので何も言いませんが。守ってもらう必要の少ない人がいつも安全なポジションにいるのなら、せめて全力でこの人たちを守ろうとするのが私たちの責任なのではないかと思います。

書いててまた環境問題について書いとるわと自分でも思うのですが、、、これが経済活動にも影響を与えるのだから仕方がない。。

最貧困コミュニティに貢献するために

その最貧困層はすごくリスクの高い生活をしているよということをお伝えしたかったわけですが、私の修士の研究では、

• このいわゆるラストマイル(最貧困層の住む最も遠方地域)に住む最も援助の必要とする人たちがなぜ最も援助を受けることのできない状況にあって、

• なぜ「豊かな人たちから貧しい人たちへのお金の再分配」というとてもいい目的を前提になされている国際援助が、その介入により多くの場合国内の地域経済格差を広めてしまうのか、

についても研究していたんですね(長い!!さらっとかける文章力が欲しいのですが、一言では説明できないのです。。これは私のサブのリサーチクエスチョンで、メインの研究は複数のNGOのネットワーク形態の特性とその可能性でした)。

まあさらっと一言で言うように挑戦して見ますと、そのような遠方にいる最貧困コミュニティは外部からは見えにくく、しかも様々な阻害要因が直接的な援助を困難にすることで、それらの地域は援助から疎外されてしまいがちであり、比較的裕福な貧困層がより集中して援助を受けるから逆に援助が経済格差を広げてしまう、というのが強い原因の一つなのです。

そしてウガンダでもその傾向は強く見られており、特に北部や東部では、過去20 年以上に及ぶ反政府勢力との紛争の結果、基礎インフラ及び社会サービスが大きく立ち後れているため、中・南部地域との地域格差問題が生じています。

最近はそれらの農村部の主要収入源である農業から商業や生産業にも移行が進む中で、そのような農村部の好ましくない経済状況は、コミュニティの発展の阻害となっており、外部からの適切な資金流入がないことには、コミュニティ内の資金が、貧しい人の中で回るだけで全く

「投資→他の経済活動への発展」に繋がりません。

そのような本当に貧しいコミュニティメンバーにインタビューしているときに、外国から来たヒーローのように見られ、きっとこの人がいいプロジェクトに繋げてくれるとの大きな期待を私に寄せられるのことが、ただ単にリサーチャーとして来ている私にはとても辛い瞬間でした。その時から現在までずっと、この人たちの収入源の選択肢を増やすにはどうしたらいいのだろうか、コミュニティの文化や背景を阻害することなく適切な介入をするためにはどうしたらいいのか、寝ても起きても朝から晩まで考えていました。

ウガンダの西、ムバララ近辺のコミュニティでのインタビュー。本当に優しいCBOメンバーのお母さんたちがコミュニティの現状を詳しく教えてくれました。

そこで、思い浮かんだのは、

どんなローカルのコミュニティにもCBOs(草の根団体:Community Based Organisation)はいる、問題は彼ら(団体)が見えにくく、情報を得る場所、そして自ら情報を発信する場所がないことで、そのような本当にコミュニティのニーズに基づく活動をしている団体にお金が回っていないことだ。それを私が所属している(インターンをしていたネットワーキングNGO)たちがネットワークをつなぐことで解決できるのでは??というアイデアが日々大きくなりました。実際ウガンダのNGOs・CBOsはそれらの限られたリソースや障害を乗り越えるためにかなりネットワーキング、パートナーシップに力を入れています。

そしてこれを利用してフランチャイズでビジネスをすることで、貧しい人たち、私たちEcocharb、そして予算・キャパシティ共にない地方政府も全員が得をする形で収入源をつくることができるのではないかと思い、すぐにブリケットを製造している複数のNGOs、企業と Uganda Industrial Research Instituteに連絡を取り、このビジネス形態の可能性について話し合いました。

高校生・大学学部生の時にビジネス・マーケティングを専攻で学んでおり、また大学二回生の時にベンチャーで小さな事業を立ち上げた経験があったので、起業や経営に関する多少の知識はあります。また研究をするので理論上のモデルを作るのは得意ですが、いかんせん私は実践経験の乏しい未熟者です。きっと全く理論通りにいかないことだらけだと思いますが、私が提案したビジネスプランに賛同してくれた複数の営利・非営利の団体が、もし事業を立ち上げたらぜひパートナーとして実行したいと賛同してくれました。失敗だらけでも、しんどいことだらけでもいい、今のこのタイミングでこれだけの情報と結びつきを得られたことはきっと、この事業をウガンダでやれ!と言われている気がすると、いつも私が勝手によくいう ’私の勘’(たまに信用できます)が叫んでいました。

イギリスに戻ってすぐ修士論文を書き上げると共に、スーパーバイザーの先生に

「いったん博士での研究は延期して、ウガンダでこの事業についてやってきます!」と言ってしまっていました(先生には最終的にはもうなんでもせい応援したると言ってもらいました。)。

というわけで肝心のどういうモデルなの??ということはこの記事では書いてないのですが(書かんのかーい)長くなってしまいそうなので次回で詳しく書かせていただきたいです。

今回もここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

皆さまにとってもいい休日になりますように〜〜。

宇都宮千亜希



ウェールズ滞在記。

みなさんこんにちは!今回はウェールズで植林プロジェクトのミーティングをしております宇都宮です。いつも途上国から先進国に向かうと最初の数日は慣れません、、しかもイギリスは寒い!ウェールズはその倍寒くて3倍強風です。ビーチで吹き飛ばされるかと思いました。

まだウェールズ滞在中で、この後私が大学院中に過ごしていたノリッチというタウンに向かうのですが、ここまでの数日で何をしていたのかのまとめを少しだけ書かせてもらおうと思います。

①ロンドンで知り合いの超超超環境保全オタクとミーティング

私のお友達でパウェルというポーランド人の超環境保全オタクがいるのですが、その彼に私たちの炭ビジネスアイデアについてアドバイスをいただきました。オタクといっちゃってますが、彼はお仕事でエナジーをどう最適・最も効率よく生産できるかについてコンサルをしている、プロ中のプロなので環境保全やエナジー関連の話題について話し出すととまりません。(今回も泊めてもらっていた数日間に夜中の1時とかに叩き起こされて、急に思いついたウガンダでの再生可能エナジー事業について延々話を聞かされました。せめて朝にして欲しい。)

と言っても本当に、私にない化学や力学系の知識に詳しいので、どうするのがコストとエナジー効率を最も高められるかについてのアドバイス・資料を大量にくれました。本当に感謝です!

特に会話の中でこれはできそうかな?めっちゃ面白そう!!というアイデアだったのは、ソーラーパネルと再生可能化石燃料を組み合わせた熱分解の機械です(機械と言ってもドラム缶や簡素なグラインダー)。

これは私の懸念の一つだったのですが、私たちの事業はバイオマスゴミからブリケットやバイオ炭を作り出すことで、放置ゴミからのメタンや他のグリーンハウスガス放出削減や、森林伐採を減らすことでCO2の削減に理論上は貢献できますが、私たちがブリケットを作る過程で排出してしまうグリーンハウスガスを減らすにはどうしたら良いのだろうと考えていたところでした。

パウェルが示唆してくれたのは、ソーラーパネルもしくは水力のタービンを設置して、そのエネルギーと普通のブリケットや木材で、ゴミを炭に燃やしてみたらどうだろうというアイデアでした。

そんな超科学的なアイデア、低コストでしかもウガンダでできる?と聞いたところ、速攻、DIYで絶対簡単に、アフリカでもそういう装置が作れるよ、と自信満々な返答をいただきました。


ちなみにこの上のYoutubeリンクは日本人の方が開発している水力タービンで、弱い流れでもタービンを回して電力を作り出すという発明です。こういう発明をぜひアフリカでも使えるようにしたい!特に水力は雨期には良さそうです。ソーラーは24時間使えるわけではないので、これもいいではないか?ということでした。

ソーラーパワーが熱分解の機械に使えるのはもう十分認知されていると思うのですが、水力も使えるのか、可能だったらコンタクトをとってぜひ聞いてみたいと思います。

私はサイエンスよりもソーシャルサイエンスが専門なので、あまり機械工学等の知識はありませんが、パウェルに、難しそうだからといって知ろうとすることを恐れるな、物事がどうして起こっているのか、そのメカニズムを多少なりとも知っていたら、何が一番最適解か敏感にわかるようになってくるよ、と言われ、確かに、こじつけのような知識でも役に立つことが多くあるからちゃんと知ろうとしようと改めて思いました。そしてそういう場合、私ができないことでも、私の知り合いがよく知っていたり、そういう人を紹介してくれるということが多々あります。そして大概助けてくれます(なぜなら私ができないから)。

でもそういういつ結びつくかわからないありがたい出会いも、自分が興味を持って準備していないときっとこないんですよね。というわけで炭製造用の機械を購入前に、この再生産可能エナジーについても詰め込み勉強していこうと思います、、、(しんどい)。

②ウェールズで植林プロジェクトについてミーティング

そしてこれがメインの目的だったわけですが、以前アップした記事でも少し触れましたが、ウガンダのカセッセという地域で木を植えようのプロジェクトをしているダフと、それをさらに進めるための話し合いをしてきました(そしてアベリストウィスの観光)。

彼とはスカイプや電話を除いて、合計で10日間くらいしか直接は過ごしていませんが、なかなかないレベルで相当意気投合してしまい、勢いでこのプロジェクトを計画してしまった大切なお友達兼プロジェクトパートナーです。

アベリストウィスはウェールズの最西端の沿岸部の町で、風がもんのすごくて雨も良く降りますが、歴史のあるお城や建物、また森林や山脈でのハイキングが楽しめる、自然豊かなとても美しいところでした。


ビーチはとても強風でしたが、カラフルなお家がとても可愛いです。


全体的に本当に緑の多いお国です。

ちゃんとプロジェクトの話し合いもしてきましたよ!!!

カセッセでのプロジェクトについてのNGOや環境支局、また私たちが購入した木をお世話してくれる人たちのコンタクトをダフに教えてもらって、私たちが集めた資金をどう使っていくかについての基本的な話し合いをしました。

また、どの木を植えるのが一番その地域のネイティブの虫や植物に影響を与えないか、また繁殖しやすいかなど、ダフが今まで調べてきた現地情報を聞くのはとても興味深かったです!

森林は水の問題にも関係していて、森林があることで、水を貯留や洪水の緩和、水質浄化も助けられると期待できます。さらに現在水資源を巡っての戦争も心配されていますが、ウガンダを含めたアフリカの多くの国では様々な民族や部族が存在しており、それらの間での緊張状態に拍車をかけてしまうのでは、と私たちは心配しています。


カセッセは特に日照りの強い、高気温の地域なので、このプロジェクトをする意味が大きい地域なのですが、将来的にどうやって私たちのこのプロジェクトを広めていくか、実践的、また資金問題といった点でどうしていくか、行動に移しながら考えていかないといけないね、という話も最後に上がりました。

ウェールズは寒いかったですが、やっぱり直接あって話ができる方がいいですね。モチベーションも上がるし、新しいいろいろなアイデアがどんどん出てきて面白い!あれもこれもやりたいですが、しっかり段階を踏みながら頑張って行きます。

ダフはしばらく別のお仕事でウェールズにいないといけないので、またしばらくお別れですが、今年中にこのクラウドファンディングのアイデアをまとめて、来年から施行できればいいなぁと思います!というかします。

それとアベリストウィス滞在中に、ウェールズの ‘Plant!’ という政策について教えてもらいました。これは4年前から始まったプロジェクトなんですけど、ウェールズで生まれたもしくは養子としてウェールズにきた新生児に植林する場所を与え、赤ちゃん一人ひとりが自分の木を植えて一緒に育っていくという素晴らしい政策です。感動しました、これウガンダでもできたらいいのになぁ、というか世界中で広めていけたらいいですね。

Plant! のリンクを下に貼ってるので、よかったら見てみてください。

https://www.bbc.co.uk/news/uk-wales-16548881

それでは、またイギリスの寒さに負けずにまたすぐ更新させていただきます!

みなさんも良い1日をお過ごしください〜〜。

宇都宮千亜希



唐突にウェールズ行ってきます。

赤土活用しちゃおう。

こんにちは!ウガンダでブリケットとバイオ炭製造に取り組んでいる宇都宮です!最近私のお家の近くの道路が工事中で歩くごとに靴がどんどんどんどん汚れていきます。

ウガンダの土は赤みがかっていて、濡れると粘土っぽくなるんですが(しかも滑るから非常にコケやすいです、毎回勝手にコケて勝手にキレてます)、乾いているときは相当埃っぽいため工事してその粉っぽい土が空中を舞ってると1日で喉がやられてしまうんですよね。。

これ、現地の人たちにも結構な大問題で、乾季には特にムコノと呼ばれる地域などの郊外では植物や建物が赤い土ぼこりに覆われていて、絶対に健康に良くないよね!!といつも長距離バスでの移動中に中から外を眺めています。

でもこの赤い粘土質の土、なんと実は私たちのビジネスにも使えるんです。ブリケットを作る工程の中で、熱分解を経た炭をクラッシャーで荒く砕いて、その後水とバインダー(例えばキャッサバと呼ばれる芋の粉やサトウキビの捨てられる部分を粉状にしたもの)を混ぜてくっつきやすくするんですけど、そのバインダーとしてこの赤土(勝手に名付けた)も使えるんですね〜〜。

このアイデアは、小規模ですがブリケット製造にも取り組んでいる、草の根団体の代表のポールが教えてくれました。彼は小学校の先生もしている、すごく優しいかつ超真面目なジェントルマンです。

「みんなこの土に困ってるし、しかも無料で使える現地材料だからお得だよ〜〜」とのことでした。うん、素晴らしい(特に無料)。多分大規模に製造を開始したらKCCA(市民局)に行かないといけないんだろうけれど、こういう現地ならではの意見には毎度毎度助けられます!

後、ウェールズ行ってきます。

話は打って変わってなんですが、タイトルの通り今週末にウェールズ行ってきます!以前の記事で木を植えたい!と書いたと思うのですが、その木を植えよう in Kasese の件で一緒にクラウドファンデイングしていたダフと、そのプロジェクトをもう少し大きくするためにどうしたらいいかミーティングしてきます。

木を植えよう自体は全くビジネスではないんですが、100円とかで3、4本の木が買えるって本当に素晴らしいですよね!!この事実を知った時に本当に感動しました。

今考えているのは、とりあえず現在の時点ではクラウドファンディングでお金を集めてEcocharbのサブのCSRプロジェクトみたいな感じで(まだまだ会社としても成り立っていないので恐縮ですが)やっていくのが一番やりやすいかな〜〜と。

でも将来的には私たちの製品とくっつけて、長期で継続的にやっていきたいと思っています(例えばフルーツプランティング、しかも農業としてやるならバイオ炭が使えるやん!!)。

ダフと前のミーティングで話していたのは、このクラウドファンディング、少額の寄付、例えば5ポンドくらいが上限とかで、ちょっとづつ多くの人に参加してほしいね、っていう話でした。

道理にかなっているかどうかちょっと微妙なお話なんですが、例えばクラウドファンデイングとかでお金を寄付すると、大概最低寄付金額が3000円とかだと思うんですね。寄付のサイトを使っていると、最低でもそれくらいの金額にしないと数えきれないくらいの人が寄付してくれないと、到底目標金額まで達成できないよ、って言われると思います。

それは確かにその通りで、お金がないとクラウドファンディングサイトにポストされている、多くの素晴らしいプロジェクトやアイデアも始まらないですし、それがクラウドファンディングの意義でもあります。

そうなんですけど、以前別のプロジェクトでファンドレイジングしていた際に、なんだかお金を集めることが最終の目標になってるみたいですごく嫌だったんですよね。

しかもみなさんの寄付にすごく感謝しているけど、私たちのプロジェクトに共感・感動してくれて、その一部として“参加してくれていること”に感謝をちゃんと表すことができてるのか、ただお金をくれてることに感謝してるんじゃないのか急に心配になることがありました。

なので、この木を植えようプロジェクトは、多くの人に少しずつ参加してもらうことで、どっちかというと

「環境のために木を植えないといけない、しかもこんな小規模の金額(例えば今日のビールを一杯我慢するだけ!)で20本以上もの木を植えることができるんだ。やったらちょっとずつ自分の生活を見直したりでもっと他にできることがあるんじゃないか??」

っていう、一人ひとりが個人でも、この大きな問題に貢献してるという気持ちを共有してほしいな〜〜っていうことからこの少額でいっぱいの人に寄付してもらおう、というアイデアになってます。

クラウドファンディングを通して参加してもらうことで、お金を寄付したことではなくて、自分たちがなんのためにどう貢献したかを覚えてもらえることができたら最高だと思います。

というわけで、ウェールズ楽しみです。

でも絶対寒い。しかも天気も悪いはず。久々にイギリスの天気を楽しんできます。。。

みなさんも体調にお気をつけて、良い1日をお過ごしください!

宇都宮千亜希


停電について、エンジェルとデレクの日常生活とブリケット

みなさんこんにちは!今日も暑い中ウガンダでお仕事しております宇都宮です。

今日はウガンダの文化について書かせていただこうかなぁと思ったのですが、最近停電が超頻繁になぜか夜に起こるのでそのことについて書くことにしました。笑

文化についてはまた後日、、、

多分途上国ではどこでも起こると思うのですが、この停電です。しかも最近タイミングが悪い!笑

めっちゃ歩いて汗かいた、帰ってご飯食べてお風呂に入ろう~~みたいな時に限って急にパッて電気が切れるんですよね。体洗いたい!!せめて拭きたい!と思うけど水も出ないし焦っても仕方がないので真っ暗な中1時間待って、パワーが戻らなかったら寝ます。笑

文明の利器って当たり前のようにありますが、頼りすぎると無くなった時に、人って急にとても脆弱になりますよね。関東大震災の時に節電要請とか電力使用制限がありましたが、当たり前にあると思ってしまうとどうしても何も気にせず使いすぎたり、後のことを考えないままどんどん楽な方向へ流れてしまう気がします。

電気を付けっ放しにしたり、冷暖房を必要以上に上げたり下げたり、食べ物を粗末にしたりすることは、あまり良くないな~とわかっていても結局そのままにしてしまう、”便利さ” と”当たり前ってなんだろ” っていう認識のを問う場面があまりないからかなぁとおもいます。

この停電についてこの間マーケットで買い物中に、クラフトを売ってるお兄ちゃんお姉ちゃん(ルワンダからの移民でウガンダ育ちらしいです)とその停電について話してたら、ああでもうち電気じゃないから!お湯もわかせるしそれで体も洗えるよ!!と元気な返答が返ってきました。

なのでとりあえず営業しとこうと思いまして笑、Ecocharbについてお話しして、そして今の炭の問題(価格の高さや環境問題について)やそれについての彼らが日常直面する課題について聞いてみました。

マーケットはこんな感じです。私は行きつけのママさんのところにしかいきません。すぐぼったくろうとするので。笑

まず基本的に炭について現地の人と話すと、値段の上昇についての不満がどんどん出てきます。とにかく値段が上がっていて、しかもスモークがひどい。

やったら、ブリケット、どう??とブリケットの説明をごり押ししたら、知ってる!でもスーパーで売ってるだけでローカルマーケットで全然売ってないから買えない、とのことでした。まあ本当にみんなおんなじこと教えてくれから、このブリケットに対するデマンドの多い層がターゲットになっていないし、製造も本当に間に合っていないんだと思われます。

この兄弟、(姉エンジェルと弟デレク)には、もし工場が来年早くできて、販売が増やせたらこのお店にもおいて、知り合いのつてて他のマーケットにも販路をどんどん広げてあげるから教えて!ということでとりあえずWhatsUpを交換(ウガンダのWhatsApp普及率とメッセージ送りまくる率の高さといったらエベレスト並です!!!朝起きたら大量のメッセージが何十人から来ているとかはザラにあります。。)。

この国では特に販売パートナーはしっかり選ばないといけないよ、と相方のブライアンによく言われますが、こういうローカルのつては大事にしたいです。後取引のコンデイションもしっかり押し付けないとルーズなウガンダ人はすぐいろんなことをなあなあにします。笑

こっちではサウナや商業施設でも今だに炭を使っているところが多いので、アプローチできる場所は本当に多いのですが、ターゲット層とどことパートナーを結ぶか(例えばKampala Capital City Authority(KCCA:市当局のようなもの)とはゴミマネジメントの問題で一緒に協力してほしいとポジティブな意見をもらっていますし、ナカセロマーケット等、現地の貧困層が多く買い物にいくマーケットにもぜひおいていきたいです)について、なるべく早くよりしっかりした計画を立てて行動に移していかないとと思います!


それではみなさんも良い1日をお過ごしください!今晩は停電、おきませんように、、笑

宇都宮千亜希




Tree planting in Kasese と 17km RUN -木を植えたいんですよ!-

なぜかこの記事が昨日投稿できていなかったので今日は2つの記事をいっぺんにアップします!

みなさんこんにちは!今日もウガンダで朝からミーティングを終えてきました宇都宮です!私ウガンダのフルーツが大好きなんですけど、特にゴンジャと呼ばれる写真の焼きバナナが大好きでこのためにウガンダに残ったと言っても過言じゃないくらい毎日食べてます(もちろん冗談です)。

My love ゴンジャです

でもそのおかげで、ご近所のゴンジャ焼きのママとは井戸端会議友達です笑。すぐに新しいお友達ができるところがウガンダのすごくいいところですね、寂しいとか帰りたいとか感じたことは一回もありません。

このフルーツのお話と、前回の木と環境についての記事、“バイオ炭ってなに??” にも関連しているのですが、今回は私が以前にウガンダに滞在したときに私と私の相方ダフ君が始めたカセッセに木を植えようプロジェクト(~名前はまだないw~)と、私の超頼もしいビジネスパートナーであるブライアン君が提案中の17km RUNについて少し書かせていただきたいと思います!

前回の記事でなんで木や植物が重要なのかについてお話ししたと思うのですが、要は私たちが必要な分だけの木を様々な理由でバッサバッサ切り倒してしまっていて、二酸化炭素が増えまくっているということでした。

私たちの事業は、森林伐採を緩和するということでこの問題に貢献できるのですが、今まで切り倒してきた分をまた植えないことには今までで失った分を補うことができません。

というわけで、木をたくさん植えていかなければ、、!という大きな課題にもみんなで対応していかないといけないわけです。

Tree planting in Kasese

まだブリケットについてはあまり知らない前回滞在中に、同じホステルに泊まっていたダフと一緒に、ウガンダの森林伐採について話をしていました。その際にダフが、

「今仕事してるカセッセ(ウガンダの北西地域)では、木が超安く買えるよ~~しかも木を植えた後のアフターケアに特化した、木を神レベルで扱ってくれる神みたいな存在がいる!!うちらで木をいっぱい買って、植えたらいいんちゃん??」

とアイデアと出してくれたことで、「ほう、、ほなやろか(ていうか木を神レベルで扱う人にあってみたい)」

と超簡単にノリで始めたプロジェクトなんですね。なので最初はあんまりこのブリケット&バイオ炭事業に関係ありませんでした。二人でとりあえず5万円くらいの木を買って、(なんと1500本!ほんまに安い。)その後Facebookでお友達にもクラウドファンディングのご協力をお願いして、現在また同じくらいのお金を集めて購入しようとしています。(8月に始めたばかりでまだまだ小規模ですが、、)

トラックで運んでます in Kasese

いろんな人に予想以上にポジティブな反応をいただいて、これもっと広げられるよね??と調子に乗ったダフと私で、現在何かできんかね?とイギリスを拠点に資金集めの作戦を練ってる最中です!

ダフは故郷のウェールズ、私は日本でも絶対これに関連した活動ができる!と感じたことで、近々皆さんにもご協力お願いする情報をアップすると思うのですが、またまたそちらも注目していただけたらと思います、よろしくお願いいたします、、!

17km RUN

もう一つのお話の17km RUNは、私のプロジェクトパートナーのブライアンが現在提案・進行中のイベントで、ローカルの多くのNGOsを巻き込んでのイベントにしようと目論見中です。なんで17なのかというと、17SDGsに引っ掛けてるからなんですね。

みなさん持続可能な開発目標(SDGs)ってご存知ですか??

持続可能な開発目標(SDGs)とは、簡単にいうと、“2030年までに達成すべき17の目標” の事なのですが、2000年に国連のサミットで採択された「MDGs(エムディージーズ/ミレニアム開発目標)」が2015年に達成期限を迎えたことを受けて、MDGsに代わる新たな世界の目標として定められた、新たな全世界が一丸となって取り組むべき課題です。貧困や飢餓といった問題から、働きがいや経済成長、気候変動に至るまで、21世紀の世界が抱える課題を包括的に挙げている点がMDGsよりもさらに進化しています

Source: UNDP Website

ブライアンは本当に尊敬するぐらい環境問題に超真剣でしかもいつも行動が伴っている、できるやつです。笑

噂のブライアン君です

彼は現在ネットワーキングNGOにも所属していて、私たちの事業、そして別のNGOsとコラボして、1キロずつ別の種類のフルーツの木をを植えながら、ランニングもしくはウォーキングをするイベントをやりたい!!という提案をしてくれました。

このイベント中に、ただ走るだけじゃない、ただ木を植えるだけじゃない、いろんなウガンダ人の意識を変えていきたいという強い思いのこもった提案でした。

この “Increase awareness as well as sensitise people” というのは、人と人との繋がりからできることで、かつ私たちのように、ビジネスを通して私たちの最終的な目標やビジョンを達成したい!(例えば貧困問題解決、環境問題解決 etc…)という活動には欠かせないアクションだと思います、そしてそれは私が現地の人たちやコミュニティにご協力をお願いしないと達成できないことです。

木を植えて(しかもフルーツだからみんな食べれる!売れる!)、みんながSDGsや環境問題について学んで、しかも楽しみを共有する、といういいイベントにできたらな~~と思います。

今日の記事で、木を植えたいんだ〜〜という熱意をお伝えしたかったのですが、私の乏しい文章力でどこまでうまくお話しすることができたが自信がないですが、なんとか感じ取っていただけたら幸いです。。

いつも最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回はちょっとウガンダの文化、特にダンスについて書けたらなと思います。またまたよろしくお願いいたします。

では、良い1日をお過ごしください〜〜!

宇都宮千亜希


本日は、バイオ炭(Biochar)のお話し

みなさんこんにちは、ウガンダでブリケットとバイオ肥料炭製造をしている宇都宮です!

前回は少しだけ、なぜ家庭ごみから作られるブリケットの製造が、地球の環境、そしてウガンダのごみのマネジメント問題と若者の非雇用問題に貢献できるのかについて簡単に書かせてもらいました。

今回は、ウガンダでは、というよりも発展途上国ではまだまだ(さらにいえば先進国の一部の研究と環境オタクを除いて?笑)知られていないバイオ炭(Biochartについて)簡単にお話しできたらと思います。

私がバイオ炭と出会ったのは約2年前、バングラデシュでインターンをしていた時でした。私の携わっていた事業がたまたま農村部の女性の収入源多角化と、生活していく上でのリスク低減のためはどうしたらいいかという課題に対するものだったので、そのリサーチをしている時に、超偶然Biochar Initiative に遭遇したんですね。

ダッカで出会ったお友達たち、特に真ん中の彼、Scはなぜか絶対毎月連絡をとってるレベルでの仲良しです。笑

初めは、「Biochar…なんやそれ…」って感じだったのですが、調べれば調べるほどすごく面白くて、環境問題解決とマーケットの可能性がある話だと思い、これを広めたい!!と感じたのを覚えています。

、、、、、、が、その後大学の卒業論文、大学院に入ってからはコースが私の専門以外の分野にずれたのでそのための必死の勉強で、私の脳内からBiocharという単語はどんどんフェードアウトしていったんですね(言い訳)。

なのでウガンダでブリケットについて話を聞いた時に、「ブリケット…なんやそれ…」(…ん??この感覚前もあった、、、というか炭やんな、炭、炭、炭やわ!)といった感じであのバイオ炭に出会った時の衝撃と興奮が蘇ってきたわけです。私の超限られた脳内スペースによくぞしっかりしがみついていてくれたバイオ炭!!とハグして感謝したいくらいです。

なので、みなさんにもこのバイオ炭(Biochar)が何かを知っていただいて、あの時の感動とそれがどう地球環境に貢献するのかについてシェアさせてください!

バイオ炭(Biochar)とは

バイオ炭(Biochar)とは、生物資源を材料とした、生物の活性化および環境の改善に効果のある炭化物のことを指していて、近年国際的にも認められるようになりました。きっかけはブラジル奥地のアマゾン川流域での”テラプレタ(黒い土)”の発見で、研究者の努力によってこのなぜ過去に原住民の繁栄を支えたのかについての謎が解かれました。バイオ炭を支持する人々は、この土壌改良材に大きな可能性を感じているからなんですね。

Source from: https://theecologist.org/2014/apr/07/biochar-doubles-plant-growth

土壌のコンディションの低下原因として土の中のphレベルの上昇とニトロゲンの減少etc etc…とまぁ専門の話が続くのですが簡単にご説明するために割愛します。

簡単にいうと、研究では「風化がかなり進んで水や養分を蓄えられなくなった砂質の土壌などから、土壌の健康を損ない作物の生産性を低下させている原因を取り除き、土壌内のバクテリアを自然に増やすという、他の物質にはない潜在能力がある」といわれています。

日本でも昔から、「炭窯の跡地は不作知らず」といわれているとおり、炭が農業に良いことは広く知られていて、もみがらくん炭や木灰などの炭化物も土壌改良資材として、また保肥材として貴重な農業資材だったんです。先人の知恵ですね。しかし、20世紀に入ってから、石油化学の発達に伴い、”科学的農業”が普及するにつれ、土と作物を同時に育てる伝統的な技術も悲しいことに徐々に忘れ去られ、日本の自然も大きくその姿を変え、森林の荒廃も進んでしまいました。

地球温暖化対策としてのバイオ炭


科学者がバイオ炭に強い関心を寄せるようになったのは10年ほど前の、地球温暖化への懸念が大きくなったこの時期なのですが、一部の人々が、大量の炭素を地中に埋没させる手段として、バイオ炭のことを盛んに宣伝し始めたのがきっかけです。

ところでみなさん、なんで二酸化酸素が増えると地球の温暖化進むのか、その間の話をご存知ですか??私は一応研究をするので、この関連性と間の話を調べないと気が済まないオタクです、、気になってしょうがない。

基本的に地球はとってもとっても優秀な星です(言われんでも知っとるわですよね)。というのも、地球のエコシステムの循環は私たちが生まれる何十億年も前から奇跡的にこのサイクルを回してきたからこそ私たち生物が生まれてくることができたわけです。

そして中学校とかの理科の授業で習ったと思うのですが、植物は光合成で二酸化酸素を吸収して酸素を排出しますよね??私はここで植物は天才でスペシャルな存在だと思ったわけです。

で、そのあとに、でも植物は炭素なわけで燃やすと二酸化炭素が排出される。なんや二酸化炭素吸い込んで消すんやないんかい、と単純な私の脳は混乱するわけです。

実は、この水と日光を活用しながら二酸化炭素を吸って酸素を吐く過程で、植物はその(二酸化)炭素を植物内に溜め込みます。つまり燃やすとその吸収した分だけが大気中に排出されるという仕組みです。

なので、植物はその一生で酸素と二酸化炭素をプラスマイナスゼロで排出します。これがカーボンニュートラルと言われる所以ですね。なので、私たちが変に介入しない場合、そして植物がこの二酸化炭素排出量よりも多くある場合、地球の大気は安泰めでたしです。

しかしながら今何が起こっているかと言うと、ものすごい勢いで化石燃料(植物や生物の死骸の体積から構成されてる、地球が 3 億年以上の永きにわたって封じ込めてきた炭素の塊)をわれわれ人類は300 年にも満たない間に使い尽くそうとしていて、意味するところは二酸化炭素を大気中に排出している+木を切り倒して酸素の吸収率を大幅に減らしている。

多かれ少なかれ私たちの日常生活はこのような問題に関与して、かつリスクに晒されています

つまりカーボンプラスをめっちゃめちゃ増やして、カーボンマイナスの役割を果たしてくれる森林や植物をめっちゃめちゃ減らしてるんですね。それで二酸化炭素が増えることで、それらが熱を大気圏外に排出せずに地球内に保つことで地球温暖化が進んでいると言うわけです(めっさ簡単かつ雑な説明で恐縮ですが)。

説明のとおり、植物は光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収、固定しますが、そのままでは燃やさなくてもやがて枯れて微生物によって分解され、再びCO2を排出することになります。そうなる前に植物をバイオ炭(熱分解という過程を経ることで炭素を炭の中に固定できます)にして土壌に戻し、炭素を貯留する方法が、近年、新たなカーボンマイナスの手だてとして世界的に注目されています。炭素は固定期間が5万年以上におよぶともいわれ、農山村部で大量に発生する未利用バイオマスをバイオ炭にすれば、温室効果ガス削減に大きな貢献を果たすことなるということで、バイオ炭が温暖化対策に繋がっているということです。

なんでウガンダで肥料としてのバイオ炭??


そしてウガンダでこのバイオ炭事業をやる意味なのですが、まずウガンダで農業は労働人口の 72%が従事しているかなり重要な経済基盤です。特に、貧困と経済格差のひどい北と東の農村地域では大半の人が農業に携わっています。しかしながら、ブリケットに比べて、このバイオ肥料炭でのビジネスというものは全く知られていない超新しいマーケットです。そのため現在私たちは、ウガンダの産業研究所のバイオ炭研究者と共にその製品実現性やマーケット開拓の可能性を調査しています。

この事業はブリケットと比べてマーケットのデマンドが自信を持って検証されているわけではないので、ブリケットでしっかり利益と資金フローが確立できてからの話になりますが、中長期の目標として絶対に着手したいプロジェクトの一つです!

ああすっきりしました。ここまでのこの謎だった間の話が少しわかれば、一人ずつが少しつづ自分のできる対策をとれますよね??

こんなややこしくて頭の痛くなりそうな話をさせてもらったのは、このバイオ炭の話とか地球環境の話って、日本にいてもウガンダにいても同じだよってことを伝えた方からです。私超日本大好きだし、他の人に日本っていい国よねって言われたらイヤイヤ当たり前やん、何を言っておられますの。という返答をすぐしますが、日常生活であんまり環境に関する危機を感じないので、なんとなく、そういう地球レベルの話と切り離されている気がします。

例えばあなたの買った洋服はどこから来たの?誰がどのくらいの利益をもらって、どんな必死の努力で届けてくれたの?って、そいうい”人と人、物と物、情報と情報とのつながり”から切り離されてたらあんまり考えないですよね??ゴミとかも、分別してまとめてきちんとゴミ場に出したらそのまま魔法のようにどこかに消えて無くなると思っていませんか?リサイクル率がどれくらいか知っていますか??

私も知ろうとしなかったら絶対知らない情報ばかりです。たまに知らなすぎて人に教えてもらって恥ずかしくなることが良くあります。

私は今ウガンダで活動していますが、私にとってそれが絶好のタイミングと大きな成果を出せそうな可能性が一番高かったからそうしているだけで、どこに自分がいるのかはあんまり関係ないと思います。

ここから日本に少しでも情報を発信することで、少しでもその間の情報を橋渡しできるようなことに貢献できたらと思います。

最後なんだか重たくなってしまいましたが、しかも今回の内容はそんなに超楽しいやばい!みたいなものではない科学ちっくなお堅い話でしたが、読んでくださって本当にありがとうございました。大感謝です!よかったらぜひお知り合いの方にも広めていただけたら幸いです。

最後にその重さを払拭するために次回の記事の内容は、私たちがサブプロジェクトとして取り組んでいるツリープランティングのアクティビティについてご報告しようと思います!これは結構ハッピーな内容です。笑

なぜなら超簡単にその木を植えるカーボンマイナス活動に参加できるから。笑 このプロジェクトは、私が友達のダフと超気軽に何と無く始めたクラウドファンデイングプロジェクトなんですけど、いろんなところに優しい人がいるなあと改めて気づかせてくれた活動になったので、そしてみなさんも簡単にご参加できる(と思う)ので、またすぐ記事をアップさせていただきます!

では、よい日曜日をお過ごしください〜〜。

宇都宮千亜希

バイオマス炭 ‘Ecocharb’ と、少しだけ私、宇都宮千亜希について


みなさん初めまして、宇都宮千亜希と申します!私は現在ウガンダで、ブリケットと呼ばれるバイオマスのゴミから作られる炭の製造・販売事業を起業しようと奮闘中です。イギリスで国際開発学を学び、その修士論文のためのリサーチでウガンダの現地NGOでインターンシップを経験したことがきっかけで、現地の人のフレンドリーさや暖かさに触れ、ウガンダの抱える多くの問題(森林伐採、アフリカ一の若者の非雇用率、ゴミのマネジメント問題等)を肌で感じ、このブリケットについて知り、この土地でこの事業をやっていきたい!!と強く思ったことがきっかけでこの事業を始めました。


日本ではあまり見慣れた光景ではないですが、ガスや電気が普及していないアジアやアフリカの多くの途上国では、依然として木炭が日常生活に必要不可欠な燃料(実に93%!)となっています。

道路脇でよく売られている木炭です。大体ママさんたちが欲しい分だけ測って売ってくれます。

しかし現在、普通の木材から作られる炭は過去と比較すると年々何倍も急速に値上がりしており、それを購入できない貧困層はその辺りのどこかから木を伐採し、薪として毎日 の調理等に使っています。そのような燃料はブリケットと比較するととても非効率であり、気管支関係の病気の誘発等、さらなる悪影響の原因となっています。

そのような問題に対応するため、私とパートナーである現地NGO・ブリケットの製造会社は少しでも私たちの製品である’Ecocharb’を普及させるため、日々頑張っています!

この家庭のバイオマスゴミ(プラスティック等の石油加工製品以外の全ての生ゴミや紙ゴミなど)から作られる炭なのですが、アメリカやオーストラリア等の先進国では現在肥料(バイオ炭と呼ばれています)として環境問題に非常に効果的だと注目されています。この肥料としての用途もウガンダで広めていこうとしているのですが、そのお話はまた次回の記事でお話しさせてください。

日本ではまだまだあまり知られていませんが、この用途について広めていこうと奮闘しておられる日本の研究者・環境アクティビィストの方々もおられます。私も日本でも、その方達と一緒に少しでも普及に取り組めたらなぁと考えを巡らし中です。。

話はブリケットに戻りまして、(よく話がそれるし多方向にぶれると注意されるのですが、なるべくさっぱりとまとめられるよう努力しますのでご辛抱ください、、)特にウガンダの現地NGOや環境・農業関連の研究所ではこのブリケット事業は非常に注目されています。ウガンダのマーケット、レストランやホテル、家庭からは毎日大量のバナナの皮やトウモロコシの皮やがゴミの山となって捨てられています。しかしながら、他の多くの途上国と同じように、そのうちの多くが道路脇に捨てられるか、スラム街近くのごみ溜め場に送られ処理されないまま放置されます。

私たちがこの問題にどう対処しようとしているかというと、パートナーNGOが職業訓練を提供している多くの雇用のない若者たちにお給料を支払い、家庭や施設、ゴミ処理場から排出されるバイオマスゴミを低価格で買い取り、それをブリケットの製造・販売に当てるという方法です。そうすることで、現在広く使われている木炭よりもかなりの低価格でかつ長時間利用可能なブリケットを多くの人に販売することができ、しかも煙が少なく非常にクリーンな燃料なため、多くの貧しい人たちの生活、そして未来を変える製品を作り出せると私たちは信じて日々邁進しております。

一番ベーシックな形のブリケットです。

低コストで生産できる目処があり、かなりのマーケットデマンドがあるこの事業で、必要なのは製造・販売に対する工場と機械です。そこを乗り越えて多くの人に、特に経済格差のはっきりとみられる田舎の地域にこのEcocharbを届けられるようになった日のことを考えるととてもワクワクします。

そのために今日も今からミーティングに行ってきます!

ここまでこの記事を読んでいただき本当にありがとうございました。

またすぐ更新させていただくので、またぜひ目を通していただけるととても嬉しいです。


宇都宮千亜希