Load More

ランチ法人契約

こんにちは、キガリAsian Kitchenより、からとちさです。

更新が遅くなり申し訳ありません…息子と溶連菌にやられておりました。

バクテリアって、ウイルスと違って、抗生物質飲まないと治らないって知ってましたか?

そして欧米の薬ってなんでこうやたら大きいんですかね…

デリカシーに欠けるサイズ感というか。

解熱剤も胃に負担が大きいです。

バファリンの半分は優しさってことを改めて思い知らされました。

今度一時帰国したらたくさん買おうっと。

 

どうでもいい前置きが長くなりました。

さて気づけばもう師走。師走といえばクリスマス。クリスマスといえば閑散期。in Kigali.

というわけで11月の売上確保にはこだわりましたが、はい、大月商でした!

 

提携農家直送野菜販売も好調の一要因!

 

それに大きく貢献してくれたのが、ランチ法人契約

 

ランチ法人契約

こちらは年内目標にも掲げていた一つなのですが、Asian Kitchenは住宅街というよりはオフィス街に近い場所にあり、近くにオフィスが結構あります。

イギリス系のマーケテイング会社、水道局、ソーラーパネルの会社などなど…

今回はそれらのうちから一社、法人契約をしていただけました。

 

社員に毎日3,000RWF(400円くらい)分のランチ代を補助しているその会社は、

もともとはルワンダによくある、というか地元のレストランはほぼビュッフェ形式のみなんですが、

そのビュッフェランチのみを契約の対象としていました。

理由は、早いから。

そりゃそーですよね。ビュッフェだもん。

 

以前契約の話を持ち掛けた際は、それで却下されました。

 

なんですが、月日が流れ、

その会社から常連さんとして通ってくださっている方が、人事部に、ぜひAsian Kitchenを提携先に加えて欲しいとかけあってくれたそうです。

 

人事の方は、

「確かにこのレストランは早いわね。OK契約しましょう。」

 

と。

 

この国で提供スピードにこだわる意味ってあるのか?という気分になることがこれまで何度かありましたが、

提供スピードにこだわってきて良かったーー!!

 

それを価値と感じてくださる方々に重宝されるというのは、本当に嬉しいことですね!

そして実際のサービスに満足してくださった方が、新たなチャンスを運んできてくださるというのは、この狭いマーケットでの醍醐味ですね。

 

そこの社員じゃないのにそこの社員の名を騙って食い逃げ、という新たな食い逃げも早々に勃発しつつ、(もう特に驚かない)

滑り出し順調です!

選出いただき、ありがとうございます!

キガリからこんにちは、Asian Kitchenのからとちさです。

この度は、第二回日本Africa起業支援イニシアチブの支援先として選定いただき、深く感謝申し上げます。

ここで改めて、事業のこれまでの変遷と、今後の見通しをご紹介します。

2015年8月、ルワンダへ。

7月末に会社を退職し、8月頭にはルワンダへ。

右も左も分からない状態で、とにかく借り始めた場所(ほぼ廃墟。)をなんとかレストラン開店にこぎつけようと毎日現場で奮闘していました。

施工業者が、私が支払った手付金を自分の家の改築に使い込んだり、

電気施工担当が全然電気の知識がなくて火事になりそうだったり、

自称プランバーがただの無職のおっさんでデフォルト水漏れ仕様が完成したり。

いやーいい経験になりましたね!当時は毎日怒り狂ってましたけどね!

壁すらなかったキッチン。小窓の位置も何度言っても全然違う。

ソフトの方も、

もちろんタイ人コックなどいないので、自分がバンコクへ飛んで修業したり、

毎晩夕飯は赤いグリーンカレーだったり、

レシピという概念のないルワンダ人シェフへタイ料理を猛特訓したり。

 

2015年12月、オープン。

今思えば、全然未熟なままオープン。

クオリティとか全然イマイチ…

これはですね、完璧になるのを待たずして、市場に敢えてさらすことでサービスを高速で磨くという手法をとったわけです。敢えての戦略です。

キガリというマーケットは実に小さいので、唯一のタイ料理屋がオープンするとなると、それなりに皆さま期待してくださいます。

なので、

ここしかタイ料理屋ないんだから、トムカースープ、もっとハービーじゃなきゃ困るわっ頑張んなさいよ!!」by40代アメリカ人女性(推定)

なんてコメントを真摯に受け止め、とにかく高速でABテストを回しまくった結果、今があると思っております。

(ちなみにタイ人によるタイ料理屋がひっそりとオープンしてひっそりと潰れていったのはまた別のお話)

まだまだシンプルな外観

2016年9月、改修&メニュー大幅バージョンアップ

2016年の4月にインターン生としてジョインしてくれたまりんちゃんの多大なる力も借り、とにかくひたすら毎日小さい改善を高速で積み重ね。その締めくくりが、内装メニューともに大幅リニューアルしたこの時期でした。

このころから最低ラインとしてのですが、売り上げが安定し始めました。

リニューアル後の外観!だいぶ賑やかに。

その直後…

2016年11月、アジキチ危機。

一時期ブログが滞っていた時期がございます。

実はもう閉めるという判断を下す、というところまで行きました。

大揉めした大家が倒産、という事件に端を発し、経営継続が困難との判断を当時はしました。

長くなるので別途。

実はこの状態は、2017年春にもう一度続けてみよう!と決めるまで続きました。

そして決めてからは、お客さんの数も、前年度よりも大幅に高い売り上げも安定してきました。

オープン前もドタバタでしたが、続けるって大変ですね。その後も、毎日毎日、細かいトラブルシューティングに追われつつ、一つひとつ潰していって、小さな改善を積み重ねて、今に至ります。

直近の危機は二大肝スタッフの突然の留学

今後。

まず年内の目標は、ローカルスタッフだけで回る店にすること。

その兆しが見え始めていることを前回のブログでもお伝えしました。

そして、私がオペレーションから離れられるようになったら、

他複数企業とコラボし、タイ料理が食べられる、だけではない、地域のワンストップセンターになれるよう仕掛けていきます!

 

チャンスを二度与えてくださったアントレ関係者の方々およびサポーター企業の皆様、

ブログを読んでくださっている皆様、

アジキチ・私&息子を応援してくださるすべての皆様に感謝いたします。

いつもありがとうございます!!

 

5歳の時に来た息子も今では7歳。

先日のイベントでは、自ら最後売り歩きをする成長を見せてくれました♪

たくましく育っておくれ!

ナゲット売り歩き中

 

 

現地スタッフだけで回る店を目指す

キガリからこんにちは、からとちさです。

更新が遅れました…というのも、言い訳させていただくと、息子がPCに水をぶっかけて壊れました。

簡単にいいPCなんて手に入らないよここでは…

 

さて本題ですが、私が年内に目指しているのは、

現地スタッフだけで回るお店にすること、です。

 

以前のブログに、私が一日中キッチン・フロアで奮闘してきた様子を綴っていますが、

いつまでも私がいないと回らない店ではビジネスとして成立しません。

 

 

 

「現地スタッフだけで回る」にはいくつか段階があります。

1.マニュアル通りにオペレーションができる

2.マニュアル+臨機応変に対応ができる

(お客様のご要望やクレーム対応、不測の事態への対応)

3.マニュアルの改善案まで含め提案・実行ができる。日々の通常営業は私が数か月いなくても回る

今、3に差し掛かっています。

 

1について。

一年中朝から晩まで張り付いて叫びまくってなんとかクリアしました。

元旦とジェノサイド記念日の二日だけ休みました。

我ながらすごい体力。

ただ実際、always something newを目指してメニュー新規投入や改編ばかりしているお店では、1だけでも結構大変です。

冷やし中華なんてもちろん見たことも食べたこともないですが、最近では新しいものもすぐにキャッチアップ!

 

2について。

タイ料理なんて見たことも聞いたこともましてや食べたこともなく、

レストランで食事をするなんて経験をそもそもしたことがないような、

そんなスタッフたちに、日本人が受けてストレスのないサービスレベルでオペレーションを回してもらうというのは、

結構なことだと思うんです実際。

 

各自で的確な判断ができる状態というのは、つまり、ある程度「お客様にとって何が価値か」を理解したスタッフが気を利かせられるようになる、という段階です。

 

 

なぜお客様をお待たせしない方が価値なのか、

なぜ「できません」以外の返答が喜ばれるのか、

なぜたとえこちらのミスでなかったとしても、責任のある行動をこちらがとることが大事なのか、

なぜ「Sorry」とその場面で言うことが大事なのか、

場面場面でとことん説明して理解してもらって、

(「いいからこうなんじゃー!!言い訳すなーー!!」みたいに叫んだこともなきにしもあらず)

こういうのが喜ばれる、こういうのは良くない、というのが身に染み入ってくるまでは、不測の時に「じゃあこうしよう」という臨機応変な判断はできません。

これも社員一人ひとりと向き合って、1年以上かかって、ようやく任せられるようになってきました。

 

 

ちなみに、酷ですが、「気が利く」人材とそうでない人材はぱっくり分かれます。

前者でないと、昇進は厳しいです。

これを分けているファクターが何なのかははっきり分かりませんが、どちらかというと先天的な気がします。(教育で伸びづらい要素)

 

さて3について。

2の先の3にいくのが結構大変です。

常にどうすればもっと良くなるかの改善案が自発的に出てきて、それを自分たちで動いて実行するレベル。多少の問題が起こっても、自分たちで動いて解決してその報告が来るレベル。

 

先日、一例なのですが、どうもブレが出やすいメニューについて、

仕込みとオーダー後の調理法について、社員が「試した結果これがいいからこうします」と報告を受けたときは、帰り道、一人でとっても感慨に浸っていました。

ここまで来たか、と。あまり伝わらないかと思うのですが。

 

 

3で必要になるのって、「当事者意識」なのかなと思っています。

ボスにやれって言われたから、

皿洗い7時間やったら日当もらえるから、

とりあえず決められたことやればお給料もらえるし、

そういう働き方の人が大半です。(それができない人も多いです)

なんですが、

暇だ、お客さん来てほしい、と感じたり、

ちゃんと仕込みができていれば、もっと早く提供できたのになと感じたり、

無駄なコストを無駄だと感じたり、

この「感じる力」を持っている人は、逸材です。

この「感じる力」を持っている人ほど、期待をかければかけるほど、成長する可能性が高いと感じます。

それらの人たちを中核に、3が実現されつつあります。

 

ちなみに今回は社員の成長にフォーカスして書いてきましたが、

3の実現に重要不可欠なのは、不正防止の仕組です。

 

そうすると私の介在価値は何か・・・

新しい売上構築の仕組とか、新しいイベントの企画とか、そちらに注力していきたいと思います。

食材配送サービスの利用開始

キガリからこんにちは、Asian Kitchenのカラトチサです。

今日は画期的なサービスを導入しました。

それは、「食材配送サービス」です!どどん

配送サービスのGroce Wheels。

えっ今までどうしてたの?

今までは、毎日、朝と夕にスタッフが買い出しにマーケットまで行ってました。

Kimilonko Market

 

以前からこの配送サービスのことは知っていたのですが、品揃え、価格、フレキシビリティにあまり魅力を感じず、大きなチェーン店でもないうちでは、結局自分たちで買いに行った方が早い・安い、という状態になっていました。

何せ郵便配達サービスなんてない国です。

EMSもDHLもFedexも、個人の場合は「届いたよ」という一報をもとに自分でタウンまで取りに行きます。

日本の配送サービスなんか、天国です。二時間刻みで時間指定とか神業です。

が、最近この手の業者が増えてきたからか、サービスが急に向上している様子。

同時に二社から営業があり、サービスは似ていましたが、優秀な営業の方に決めました。

 

従来の方法には、いくつかデメリットがありました。

 

 

①スタッフの不正を完全には防げない。

②税法上認められているレシートが出ないので経費計上に支障をきたす

③スタッフの業務過多

 

①スタッフの不正

ローカルマーケットではもちろんレシートなんて出ないので、

「今日はピーマンがkgあたり1,000RWFだった」とスタッフが申告したらその額にアグリーせざるを得ないのが大きなデメリットでした。

時々私も抜き打ち的にマーケットへ行き、そこで掴んだその日の相場と、スタッフが買ってきた価格に乖離があった場合、

「えっなんで今日ニンジン1,000/kgなの?」

なんてふっと聞く、などのけん制はもちろんする必要。

あと不正ではないですが、交渉をさぼるスタッフも出てきます。

会社のお金だし。言い値でいっか。みたいな。

そういうのも困ります。

結局、一番安く買ってくるスタッフを購買担当にしました。

②経費計上できない

税法の話はややこしくなるので簡単に書きますが、ルワンダでは、経費として計上するには、とある形式の領収証が公式なものとして必要になるのです。

なんですけど。

そんな領収証が出る業者・スーパーの方が少ないんです。

あんな混沌としたローカルマーケットで野菜を売ってる多くのおばちゃんやおじちゃんがそんな領収証発行してくれるわけがないんです。

ですが、税務局の回答は、

「そんな人から買うのが悪い。」

・・・。ローカルマーケットが主流の国でそれ言う?

市場で寝てる人

 

③スタッフの業務過多

この買い出し作業、結構な時間と労力をとられるので、

人手不足の今、外注しちゃえたら楽!というタイミングでした。

 

早速今日から利用。

張り切って契約しましたが、初回の配送16時に来るって約束したのにまだ来ませんね。

想定の範囲内でーす。

 

衛生管理の話@アジキチ

キガリからこんにちはカラトチサです。

最近電気が安定してないので、ついたり切れたり。そうすると電化製品がすぐやられます。

電子レンジ何回買い替えたことか…

ちなみにそのうちの一回は、スタッフが「きれいにしようと思って」と分解して中まで水洗いして、もちろん一発で壊れました

全くの善意だったのが逆にどうしようもない。

そうか、「電子レンジは分解して水で洗ってはいけません!」って言っとかないといけなかったか…ちょっとそこまで気が回らなかったなぁ~ほんといつも斜め上から来ます。

 

冷蔵庫修理を「テクニシャン」にお願いしたらこの状態で「やっぱ直せないかも」てなった日常の一こま

 

そしてもう一つの弊害は、食品の管理温度が不安定になる。

日本で最近ニュースになりましたね、お総菜屋さんの食中毒の話。

本当に恐ろしいです。

飲食店をやる身として、一番気を付けているのが衛生管理です。基本中の基本ですが、一番大事。

 

ルワンダでの「衛生」の概念は、もちろん日本のそれとは全く違います。

例えば基本中の基本、手洗い。

ユニセフもまさに手洗い啓発キャンペーンをやっていますが、有名人が出てるプロモーションビデオを使ったりしないと一般人は関心が全然持てないほど、「手洗い」の重要性が浸透していないのです。

目には見えないけど手には「ばい菌」がついていて、でも石鹸で洗えばそれが「落ちる」という知識がないのです。

それには、そもそも水道などのインフラが整っていないことが大きく壁としてあります。

© UNICEF Rwanda/2014/Muellenmeister

 

さてそんなルワンダで飲食店。

開店準備中に、神のお告げとも言うべき出来事に遭遇しました。

それは…食中毒。にかかった。

 

日本から友人が遊びに来てくれて、牛肉を焼いてくれたんです。

彼は飲食店経営に向けて修行中の身で、「牛肉はこう焼くとうまい!」というやり方で焼いてくれたんですが。

 

所変われば品変わる。

 

そもそも牛肉のと殺工程からして、そしてその後の輸送・保存の段階すべてにおいて、日本と比べたらそのレベルは想像に難くないかと思われます。

 

ミディアムレアで食べた私たちは、見事に全員激しい食中毒にかかったのでした。

 

かつその重さは、これまでかかった食あたりで最大級のものでした…

高熱にうなされて丸一日くらい記憶がありません…マラリアの血液検査しました…

 

なんですが、衝撃だったのが、同じお肉を食べたルワンダ人二人、無傷

 

男子A「う~ん ちょっとゴロゴロしたような気もする」

女子Bに至っては、「生理痛しんどかったけど薬でだいぶ良くなりました」

 

・・・ねぇ何の話?

男子A

 

 

と、まぁ何等か条件が重なってその二人だけ症状が出なかったのかもしれませんが、生まれ育った地域によって同じ食材でも症状の出方が違うこともある、とりあえず衛生管理には本当に気を付けよう、と思った出来事だったのでした。

 

実際にレストランで取り入れていることとしては、

肉を切る階と調理の階を分けて、物理的に強制的に離すことで、生肉を触った手で他の物を触るのを防ぐ、アルコール除菌を徹底する、毎日の掃除はもちろんのこと毎月第一火曜は徹底的に大掃除、消費期限内でも必ず味見をしてから提供、など励行しています。

 

今では大人気メニュー生春巻きも、導入したのは開業半年以上経ってから。

しばらく衛生管理にうるさく言って聞かせてやって見せてしないと、社員にもその重要性を理解してもらってからじゃないと、生もの・サラダ系は怖いなと思ったので。

今や看板メニュー

衛生管理に「十分」はない。常に気を引き締めて今日も安全な食事を提供したいと思います。

 

ちなみに前回、続きは新メニュー開発の試作について続きと書きましたが、あんまりたいした話じゃなかったので題材変えました。新メニューのリリースにあたっては、とにかくABテストをやりまくっているという話でした。

メニュー開発② 新メニューの選び方

はい、また水が止まっています…

スコールで雨漏りしてるけど水道水止まってます…

こんな逆転現象も、もうルワンダ3年目ですからね、慣れました。

水道局の人を呼んで原因徹底解明!と息巻いていたブログが過去ありますが、そんな昔の自分がちょっとかわいく思えてしまう、そんな今日この頃です。

水道から水が出ない?じゃあ他から運びましょう。

 

さて本題ですが、新メニュー投入祭り、今回は、どうやって新メニューを決めるか?です。

 

まずは、お客様の声。

リクエストが多かったものはメニュー入りします。

マーケットリサーチなんて仰々しいことは、この小さなマーケットでは非効率。

前回も書いたように常連さんを大切にするお店ですから、まずはお客様との会話から。

特にトムヤムスープなんかはこの例です。

手前味噌ですがキガリイチです

 

次に、エンタメ性のあるもの。

キガリは、残念ながら、エンターテイメントが超少ないです。

最近巷で話題のイケてるスポットとしては、

①映画館。なんと9Dシネマも。もう時空超えてます。

②スパイダーマンゲームセンター。エスカレーター、空港以外で初めて見ました。

③ジェラート屋さん。おいしいジェラートが食べられるお店が2017年に初めてキガリに上陸しました。もうここ以外でジェラート食べられません。31には負けますけどね。

次世代スパイダーマンゲームセンターでの誕生日会に参加している息子

 

というわけで、のんびりしていいところなんですが、正直退屈なんです。住んでいる人にとっては。

なのでワクワク感のあるもの。これも一つのポイントです。

そこで何かないかな~と考えてできたものに、例えば季節を感じる冷やし中華。

そもそも四季がない国なので、季節は作っちゃえ!ということで。

 

冷やし中華、始めました。

ネーミングもこだわりました

 

 

後は、横展開のしやすさ。

仕込みで煮込んだフォーのチキンを、例えば他のメニューにも使えないか?

ガパオの変化バージョンはどうだろう?(ガパオチャーハン、ガパオコロッケはこうしてできました)

どうせ米麺を外から入れるなら、それでもう一品開発しよう、

などなど。

なんだかんだ、すごくイケてるメニューを作ったところで、オペレーションが複雑すぎると、ローカルスタッフがついてこれませんし、スピードにこだわっているアジキチの競争優位がぶれてしまいます。

それだけのために購入する材料だと、ロスも出て利益率にも響きます。

仕込み食材チェック

 

その他、当然ですが売上向上の意味から、ついで買いを促進するものや、カフェ利用を促すためのカフェメニュー充実、単価アップのための選べるトッピングなど。

もちろんこういう細かな改善も日々しています。

 

こんな感じで新メニューにあたりをつけたら、そう、次は試作に次ぐ試作です。つづく。

 

メニュー開発① Always Something Newを目指して

本日も順調に息子にアジキチ飯を運んでおります。

手抜きじゃないですよ。

新メニューはテイクアウトで1時間後に食べたらどうなるか、特に麺系、これ試さないと。作って終わりじゃだめですからね。

テストオペレーションの一環です。

そうです、新メニューローンチ月間なのです。

新メニュー第一弾はヤムウンセン(なぜこれまでなかった?)

 

三本柱の二本が抜けてどうなったかって?大丈夫かって?

あんまり大丈夫じゃないです。

カオスです。

カオスだし、他に充てる予定だったリソースも通常オペレーション保つのに取られるし、なかなか大変なのですが、

いい面もありました。

いい意味で意識が変わった従業員がチラホラ。

もうちょっと落ち着いたら記事にします。

団体さんご来店で大忙し

 

そんなカオスの中ですが、でも、進めるものは進めます。

話を戻しますと、そう、今アジキチは新メニューリリース祭なのです!!

 

繰り返しますが、キガリのような小さなマーケットでは、新規のお客さんがどんどん来てくれるなんてことはありません。

新規のお客さんだけで回るようなマーケットではありません。

一度来てくださったお客様に、リピートしていただかないと未来はありません

単価の高い高級店でもないですし。

(現地の人には高級店なのですが)

 

そう、飽きられたらおしまいなのです…

なので、常にsomething newを用意できるように努めておる次第です

 

自分で言うのもなんですが、私は毎日味見も兼ねてアジキチ飯を食べて早1年9か月。

私も息子も半分はアジキチでできています。

それでも飽きは来ません。味の面では。

でもお金を出して来てくださるお客様には、味以外の面でも、「おっ」って思っていただけるようなものが何かないとですよね。

 

という原則に基づき、ここひと月で投入したのは、

-Bean Noodle Salad (ヤムウンセン)

-Spicy Thai Curry Noodle Soup (カオソーイ)

-Asian Kitchen Fried Chicken (アジキチ風フライドチキン)

-Green Tea Latte(抹茶ラテ)

-Fresh Noodle Salad (冷やし中華始めました)

-Custard Pudding(なめらかプリン!)

等おつまみ・メイン・ドリンクやデザート、全部で10種類!

いくつかは、アジキチの看板商品になる予感…!

自分でもオーダーしてしまうプリン

 

新メニュー開発の流れなどは…つづく

キーマン二人、同時に退職…

先日平和な記事を投稿した矢先。事態は起こりました。

9月頭、重要ポストにつく三人のうち二人が国を離れる=退職することに。

 

一人はキッチンコントロールの女の子ジゼル。

ジゼルと。パンチパーマがチャームポイント

大学で農業を学び優秀な成績で卒業した彼女ですが、

いかんせん職のないルワンダであぶれていたところをゲット。

彼女には、キッチンの在庫管理や売り上げとの突き合わせ、仕込み量に合わせた食材の発注などを取り仕切ってもらっていました。

一年半、高く要望し続けましたが、とても頑張ってくれました。

イスラエルに農業を学びに留学するプログラムに受かった、とのことを7月末に伝えてくれ、8月丸々を後任の引継ぎに使えました。

あー引継ぎはある程度できたものの、彼女の退職は痛手だ…と思いながら送り出した翌日。

 

フロアリーダーのランバートくんから突如、

あさってウガンダに引っ越すことになりました…奨学金プログラムに通過した連絡がきて。昨日。」

シュッとしたさわやか青年。何頭身?

 

えええーーーー

あさってぇぇーーーー??

っていうか昨日のあさってで別の国行くーーー!?

国の奨学金プログラム、その段取りあり得なくなーい!?

でもルワンダだったら全然あり得るー残念ながら2,000%あり得るー

 

ランバートはディナータイムのフロアをほぼ一人で回していたようなもの。

とても頭が良く、最初の集団面接で注文をとるロールプレイングをした際、

正確にオーダーをとれていたのはほぼ彼のみ。

 

「えーと。レッドカレーのチキン。飲み物はセットの対象外だけどタイミルクティーで。あと単品でナゲット。あっやっぱりカレー、チキンじゃなくてベジにしてください。」

 

さぁいくらになるでしょう?

 

っていうのをやると、まぁたいていできない。

リスニングなのか理解力なのか計算力なのか、逆に発想力豊すぎなのか分かりませんが、

いやいやそれ頼んでない・・・というかそもそもメニューにない・・・といった珍回答が続きすぎて、メニューのシンプル化が決定しました。

 

とにかくお伝えしたいことは、この二人は逸材なんです。

出現率数%なんです。

不正しない。というのがアジキチの採用の第一条件ですが、

その上で計算ができる、さらに「自分で考えて動ける」能力まで備わった人はまぁ本当に見つけるの大変です。

 

その安定感たるや。

代わりが簡単に見つかるとは思えない。。。

同時にこの二人が抜けるとは・・・

三本柱の二本が抜けるとは・・・

 

でも二人とも、めったにないチャンスを勝ち取ったわけで、それ自体はとても喜ばしいことです。

不正してクビにしないといけないとか、そういう理由ではない退職も、めでたいことです。

 

だいぶローカルスタッフに任せられるようになりましたーなんて余裕かましてた矢先。

二年放置してきた息子と、そろそろ和食の夕飯でも囲む日常を送りたいなーなんて密かに思っていたのですが。

 

母の日にもらった手紙に、

「いつも ごはんとか もってきてくれて ありがとう」

って書いてありましたからね。

「つくってくれて」

じゃなくて。

私、ガパオとか持ってくる人になってる…。

まぁそうね、実際つくってるのはアラファトとかオリビエッタあたりなので、表現としてとても正確です。子どもってよく分かってますよねほんと。

 

なかなか思ったようには行かないなぁ~。

まぁでも前回の記事、書きながら普通過ぎて特に面白くないなって自分でもちょっと思ってましたから。

いいんです。

スタッフ間にも動揺が広がりつつ一旦記念撮影

 

さぁどうする!!

 

つづく

アジアンキッチン in Kigali 営業中

ご無沙汰しております…

最後のブログ更新から1年近くが経ってしまいました。

実はお店に大きな危機が訪れたりいろいろあったのですが、お店は今日も営業しています!

 

昨日のクローズ後。とあるスタッフの卒業祝いでウガリ

 

ざっくりと、その後・・・

-売上は格段に向上!

-スタッフが増えた

-メニューが増えた

-オペレーションをだいぶ現地スタッフに任せられるようになった

 

 

そう、何より一番大きいのは、スタッフの成長

危機を経て、会社もスタッフも一回り成長しました。本当に。

(別途ブログにも書きたいと思います)

実際当時はもうアジアンキッチン閉めるしかないと思っていました。

関係各所の皆さまにはご迷惑をおかけしました。

お客様はじめ周りの皆様に助けられ、スタッフが踏ん張ってくれて、今があります。

 

プライベートの方で言うと、7歳の息子は長い長い夏休みが遂に終わり、

今日から地元の学校の新学期。

Grade 2。二年生。

 

宿題のフォローとかまたできなくて学校に怒られるかな~なんて思いながらも、

今日も平和に暮らしています。

 

ルワンダに来て丸二年。

先週VISA更新に移民局に行きました。パスポートの行方含め、相変わらず音沙汰なしです。

いつもフレッシュな気持ちでいたいと思います!

 

またブログ、更新していきます!

 

大切なこと④ 誰から見ても「公平」なこと

前回、ルワンダ人スタッフのマネジメントの難しさを書きました。

実はもう一つ、ルワンダならではのポイントがあります。

 

それは、「公平」であること

 

ルワンダには主に二つの民族がいます。

長い歴史の中で、二つの民族の関係は複雑に続いており、それが最悪の結果に表出したのが1994年。

それは、突然始まりそして終わったことではありません。

(過去記事:それぞれの1994年と2016年の日常

 

日常生活では民族問題はタブーなので、どちらの民族だとか直接的に会話には出てきませんが、

うちのスタッフもよーーく見ていると、

あまり関わらない二人とか、

何かとうまく行かない組み合わせとか、

あります。

民族との関係もゼロではないでしょう。

普段はまとまり感もあり面白い人たち

普段はまとまり感もあり面白い人たち

 

なので、誰かを昇格させるときなどは、細心の注意が必要です。

「誰が見ても納得できるように評価・褒賞する」ことが大事です。

「●●だから昇格した」

「△△だから評価されている」

ということのないように、昇格のときでなくても、普段のコミュニケーションから、特に褒める際には、

どの行動がどう良かったか、その行為自体を具体的に言及するようにしています。

 

また、ポジションは様々ですが、

職業に貴賤なし、

どのポジションの人が偉いとか、上とか、そういうのは排除するように心がけています。

 

長年、支配されてきた、虐げられてきた、他方が富を独占することによって不遇に遭ってきた、

そういう思いが根底にある社会、

そして今ここに厳然と存在する格差、

長年日本で育ってきた身としては自分ごととしてはなかなか直感では入ってこないですが、

私なりに最大限想像力を使って。

 

そして、まだまだ微力ですが、いずれは、

民族とか、生まれとか、そういうのに関係なく、

努力・能力・結果自体が評価される、

頑張ったらチャンスを掴めるかもしれない、という希望が持てる、

そういう土台がある社会に貢献していけたら、と思っています。

1 2 3