上半期総括 (アジキチブログ)

ルワンダはキガリからこんにちは!アジアのキッチンの唐渡です。もう境目が分からないけど、7月になって息子が夏休みに突入しました。毎年、2ヶ月家にいるとか無理!プログラム組まなきゃ!ってなっていましたが、ここまで3ヶ月半家にいる+オンライン授業だったので、家にいるだけならまだマシと感じるという革命。オンライン授業、本当に消耗しました。。。

理科の授業で引力について勉強中。
見張ってないとゲームとyou tubeして終わるので、隣にいる必要あり


本日のルワンダのCOVID-19の状況

さてルワンダの状況ですが、7月8日時点で累計感染者は1,194名死者3名、となっています。例えば昨日は、2,644の検査のうち陽性が22名ルワンダの人口は日本の1/10ということを考えると、なんとなくイメージをもてるでしょうか。

おそらく日本では「アフリカ」として一括りに報道されていることが多いと思うのですが、ルワンダはアフリカ諸国の中では、初動の厳しい封じ込めが奏功して、比較的感染が抑えられていると言えると思います。例えば隣国タンザニアでは、もはや感染者カウントをやめ、コロナ終息宣言という狂気。街の写真では本当に誰もマスクしてない…。また別の隣国ブルンジでは先月大統領が亡くなり、最初は心臓発作という報道でしたが、実はコロナらしい…と見せかけた暗殺説…もうよくわからないけどとりあえず怖い…。

ちなみにルワンダで一日の新規感染者が2桁で増えるのは最近になってからで、今はなかなか緊張が高まっている時期です。首都キガリの一部のみが完全ロックダウンになってたりしています。例えば東京で「では今から2週間、中央区銀座をロックダウンとします。出れないし入れません。その中ではタクシー、バス、動きません、店閉まります」って22時にいきなり発令されるようなビックリする対策なのですが、こちらでは普通にこういうことが起きます。ケニアでは年内学校は休校、全員自動的に留年、入試もなし、というすごいニュースも入ってきました。私も近隣国で小学生を持つ親として震えています。

これまでのルワンダのCOVID-19対策

さてここで、対策の一部を時系列でまとめてみます。

  • 3月14日 初の感染者確定
  • 3月16日 学校は閉校(再開は早くとも9月で確定)
  • 3月20日 空港封鎖
  • 3月22日 外出禁止(食料や薬の買い物等以外は外出禁止)、公共交通機関ストップ、飲食店はテイクアウトに限り営業可
  • 5月4日 5時から20時まで、マスク着用の上外出可能に。飲食店は19時までイートイン営業可能に。
  • 6月2日 バイクタクシー解禁、都市間移動再開
  • 6月16日 外出可能が、5時から21時までに延長

感染者が出てすぐの3月後半、4月に一番厳しい対策が取られ、その後は徐々に緩和されていますが、いまだに21時以降の外出は禁止、出歩いていると本当に捕まります。また、マスクをせずに出歩いていても捕まります。ソーシャルディスタンスを保っていなくても捕まります。先日弊店の警備員も、隣の店舗の警備員と近い距離でおしゃべりしていたため、警察に連行されていきました。警備員が捕まる…。(実は過去にも夜警が逮捕されたことも笑。笑えないけど)幸い当日に解放されましたが…。

イートイン復活、お客さんの来る前に久々に店内で息子と食事

上半期総括

一言でいうと、昨年対比で非常に好調だったのがコロナで一気に転落した、という状況です。

1月2月と月間売上が昨年対比で152%、151%とかなり良く、2月の月商は史上最高値をつけていました。が、3月半ばにコロナが訪れ、前半も2月に引き続き好調だったものの、3月は作対比77%に。

4月・5月・6月の作対比はそれぞれ、41%、44%、57%となっています。イートイン解禁、営業時間の1時間追加、などで少しずつ上向いてきているものの・・・。飲食店で売上4割減が構造的にどの程度致命的なのかはご想像の通りです。

ちなみにここの売上は、税引き後、デリバリー会社(Uber Eatsのようなサービス)のコミッション支払い後、で書いています。デリバリーが堅調なことは前々回も書きましたが、デリバリー経由での売上額面は、コロナ前の8割をキープしており、お客さんの半数以上が国からいなくなってしまった状況を鑑みると、健闘していると言えますが、いかんせんコミッションが高いのです…涙。

今後の見通し

見通しというものがこれほど立てづらい時期はないですね。今外部要因で決まっていることとしては、8月1日からの国際線の復活。一見良い兆しに見えますが、(もちろんプライベート面では、パートナーがやっとルワンダに入れて私も少し楽になるのですが)出て行く人の方が多いのでは、と見ています。新年度の9月から少しずつ安定し始めるかな、というのが希望的観測です。

ドラスティックな戦略はないのですが、コストをかけても変わらずやった方が良さそうなことと、思い切ってカットしてみても意外と大丈夫なことや、売上につながりそうな細かい仕掛けなど、いろいろ試行錯誤してしています。またご紹介できればと思います。

下半期も希望を捨てずに迎えようと思います!引き続きよろしくお願いします。

ちなみにですが、コロナ禍でのスタッフの奮闘などを書いたコラムを、nippon.comさんに寄稿させていただきました。是非ご高覧ください。

絶望の過去を持つ国ルワンダの強さ———コロナ禍で見えてきたもの

ルワンダとBLM

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

ルワンダではここ数日、これまでに見なかったレベルの感染爆発(一日新規感染者が40名など)が地方で起き始めていて、徐々に緩んできた規制がまた厳しくなる気がしています。空港は7月には開くだろうとの見方でしたが、この分だと、どうでしょうね…。

と、そんなコロナ禍の中ではありますが、今世界で巻き起こっているもう一つの大きな事柄、Black Lives Matter.日本での様子はどうなのでしょうか。今日はこちらに関して思うことを、ルワンダとも絡めて書きたいと思います。

私はBLMを表明します

①私はBLMを支持・表明します
②ALL lives matterをかぶせることの害悪
③アジア人だってコロナで差別された!はここでは違う
④デモはもっと平和的にやれ!も論点そこじゃない
⑤白人でも黒人でもアメリカ人でもない人たちがゲームチェンジャーになる
⑥BLM表明のその先
⑦ルワンダとBLM

全文はこちらの個人ブログに書いてありますので、お時間ある際にぜひ読んでいただけると嬉しいです。

アフリカと関わっている日本人の反応

普段アフリカをビジネスで利用しているのに、BLMについて黙っているなんて、と言う議論をアフリカに関わる日本人の間で見た。心情的にはとても理解できる。ただ、今回アフリカ系アメリカ人とアフリカにいる各国の人を全部括るのはあまりピンとこない。(追記に詳述)とにかくここで言いたいのは、やっぱり利害関係なんかなくても、自分を利する利さないに関わらず、動ける人でありたいということ。

ちょっと違うけど、94年にルワンダで虐殺が起きた時、世界は知りながらも「「怖いね」って言いながらディナーを続けて」いた。どの組織にも利用する意図はあっても助けるメリットなかったから。でも個人が発信できてそれが力になる時代になった。なので私は #blacklivesmatter  を表明します。

外の世界が自分の手の中のスマホでリアルタイムで見れる時代。それでも考えない、動かないって、何のためのテクノロジーだよって思う。

http://chisakarato.com/2020/06/14/blm%e3%81%ab%e6%80%9d%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%a8/

上記にも引用しましたが、今回の件とアフリカの各国の人々の距離感が遠いことがまず一つと、私はアフリカに関わる者としてBLMを表明している訳ではなく、一世界市民としての表明です

ルワンダとBLM

今回のBLMについて、同じ人種の人があのように扱われるのを見て、アフリカでもきっと憤りはいかばかりか、と想像されるかもしれませんが、あまりアフリカで盛り上がっている感じは正直ありません。ルワンダのことしかわかりませんが、ルワンダでもあまり話題に上がってこない印象です。

背景が全く違う、そして自分に余裕がない

一つには、それこそ肌の色が物理的に一緒な以外はそもそも立場が全く違って、「先代が奴隷として連れてこられた過去から続く構造的な差別に、自国において苦しんでいる状況」が想像できない、なので簡単に「同士」という感覚を抱けずにいる人が大半だと思います。自国から出たことのない人がほとんどで、そして当然自国で肌の色で差別を受けることはないわけです。

そして、ともすれば「でもゆうて我々より暮らしは裕福だよね」と言うイメージの方が強い人も見かけます。例えばルワンダは、産業がなく職がないので、今回の件で迫害を逃れたいアフリカ系アメリカ人を迎え入れたいと思ったところで、そもそもルワンダ人のディアスポラ(外国にいるルワンダ人)すら職がないから戻れない人が多い状況。ガーナなんかは呼びかけているみたいです。国によって様々です。こう言ってしまうと悲しいけれど、正直アフリカ系アメリカ人の方々を心配するよりも今日明日の自分の食い扶持の方を気にせざるを得ない人が多いのは確かなのです。

そういう「同士としての注目」というよりは、実質的に、今回の件が大統領選にも当然影響を与え、アメリカに大きな変化が起きた場合、当然中国との関係が変わり、そうするとアフリカを握っているのは中国なので、そこからの影響の方が大きそうだなと思います。

人種差別との戦いから、人種格差との戦いへ

今回のBLMに端を発した変化があるとすれば、その中でルワンダ、アフリカに影響がありそうだなと思うのが、アメリカと中国の関係性以外に、もっと大きな枠組みで、「資本主義そのものの変容」があるのかもしれないと思っています。

BLMは貧困問題と密接に結びついていて、人種差別は止めよう、ともし満場一致で決まったとしても、今日の社会システムに人種格差は組み込まれており、貧困層を苦しめる実質的な要因となっています。もうこれは、資本主義の限界だと見る見方もあります。

アメリカの中では白人とアフリカ系の方々に格差がありますが、世界では先進国と途上国という格差があります。その格差の上に、先進国の豊かで便利な暮らしが成り立っているのは、事実です。日本で暮らしているとあまり実感する機会はありませんが、例えば私の経営するアジアンキッチンでは、一番安いチャーハンでも、皿洗いのスタッフが8時間働いてもらえる日当の倍します。私の生活は、私が東京で一日で稼いでたお金が月給として支払われるナニーさんのおかげで成り立っています。ひどいって言われるかもしれないけど、でもこれが資本主義です。

長かった人種差別との戦いに決着をつける時がついに来ましたが、同時に人種格差との戦いも無視できない状況になったということです。先進国には不都合なことかもしれなくても。

とてもとても深い問題でキレイにまとめることができませんが、私は今回のムーブメントでアフリカ系アメリカ人の方々に思いを寄せつつ、ルワンダで自分の手と足を動かしてできることを、粛々と続けていきたいと思います。


イートイン再開 (アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

気づけば5月も末。日本は少しずつ落ち着いてきたのでしょうか?第二波もあるのでスッキリおしまい!とできないのがコロナの辛いところですね。

離任の季節

今月から、ルワンダに住む外国人が集うFBグループに続々家具などの売り出し投稿が出始め、離任の季節の到来を感じている今日この頃。
スーツケースで移住したような私のような人々は、駐在組がコンテナで運んだスペシャルな家具(例えばIKEAはスペシャルな家具です)をここぞとばかりに買います。ルワンダは家具が高いです。ローカルメイドのちゃんとしたのは割高だし、安いのは素人大工です。ニトリはお値段以上です。
ナニーさんなどの、外国人家庭で働く人もマーケットに続々と出てきています。が、今年は離任する人は通常通り、またはそれ以上に多くても、着任する人は少ないのだろうなと感じています。。

つまり、アジキチにとって厳しい環境がまだしばらく続く、ということです。

アジキチのお客様

以前自分の個人ブログにてアジアンキッチンのお客様というタイトルでご紹介しましたが、 アジキチのお客様は、8割がルワンダに住まわれている外国人の方です。

肌感覚ですが、この8割の方のうちの8割が各国に帰ってしまったので、つまりは今顧客層の方は、普段の3,4割ほどしかルワンダに残っていない状況です。これは厳しいです。。

功を奏したデリバリー体質

アジアンキッチンはもともとオンラインデリバリーが売上の4割を占めている状況で、それが利益率の観点から課題でした。ルワンダにもUberEatsのようなサービスがあります。vubavubaというのが一番シェアが高いプレーヤーで、アジキチも利用しています。当然ですが、ここ経由の売上はコミッション(手数料)をvubavubaに持っていかれるので、利益率は低いです。

イートインの場合、お酒などのドリンクで高利益をあげることができます。ただアジキチは立地としては大通りに面していてやや車の音がうるさく、店内も狭いので、ゴージャスな雰囲気の中ワインを楽しむ、といったコンセプトができない、ランチはオフィス需要でにぎわうものの、ディナーは先のデリバリーに流れてしまって利益が少ない、というのが数年の課題であり腐心していました

それがこのコロナ禍でどうでしょう。

イートインが6週間全面禁止され、デリバリーしか許可されない状況で、それこそアジキチができなかった「空間を提供する」タイプのお店は軒並み苦戦し、高い家賃の取り立てに追われ、閉店してしまったお店も出始めました

アジキチは、それこそメニュー開発においてもデリバリーとの相性は前提としてチェックするほどデリバリーへの比重がもともと高かったので、ラッキーだったと言えるでしょう。

5月4日から段階的に外出禁止令が解除されていき(前回のブログ参照)、イートインも許可されたものの、店内のスペースにも限りがあるので、引き続きデリバリーは大事な柱です。

塞翁が馬

このコロナ禍で思うことは、本当に人間万事塞翁が馬失敗や課題と捉えていたことが、環境が変わるとプラスに働いたりするのです。そしてまた環境は変わります。なので今、目に見えている「事象」に一喜一憂してもあまり意味はなく長期的な視点で、我慢強く耐え忍びつつ、強かに未来を描いていくことが大事なのかなと思っています。

とはいえ、デリバリー体質が功を奏していると言っても、それが大当たりしていて儲かりまくりと言うよりは、打撃が少なく済んでいる、という話です。長期的な目線が大事とはいえ、日々は毎日毎日数字とにらめっこして削れるものは削ったり、非常にシビアに営業利益を見ています。またどこかで、この辺りのオペレーションについても触れたいと思います。

ルワンダロックダウン、段階解除へ (アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

日本はゴールデンウイークですね。
きっとこんなに普段と代わり映えしないGWもないって感じでしょうか…。

ルワンダはどうかって?
もう曜日の感覚すら全くないです。
息子は6週間敷地内から出てません。でも結構エンジョイしてます。
娘に至っては、多分世界に存在するのはママとニイニとナニーさんとガードさんとコイヌ(成犬ですが名前が「コイヌ」)、そして人間より圧倒的に多い鳥さんだけだと思っていることでしょう。
あと時々画面の中に映る男の人(パパ)。

庭から見えるこの木に、たくさんの鳥さんが住んでいます

ついに段階解除へ

そんな中!
ルワンダでは、5月4日(月)から、6週間続いた外出禁止がようやく一部解除となりました。

ここでは個人的にインパクトの大きな3つのポイントをご紹介します。

① 事前許可なしで外出が可能に

3月下旬から、essential service従事者の出勤、一般市民の買い物や通院など以外は全面的に禁止、
一人ジョギングすらNGでしたが、
5時から20時まではその規制がなくなりました

ロックダウン中は外出の度に警察官に呼び止められ、
どこからどこに何の用事で動いているのか説明する必要がありました。

自分はessential serviceのオーナーであり、テイクアウトを営業している自分の店に行くと言っても話がややこしくなることが多かったので、
助手席にオムツ1パックを常備しておいて
“Baby diaper shopping”
で突破していました。
(マジ)

ですが、4月末からは外出オンライン申請システムが爆誕。

例え本当に赤子のオムツを買うための外出でも、事前にオンライン申請をして、かつ許可を得ることが必要になったのです。。
システム自体は思ったよりも問題なく動いていましたが、
でも事前許可制はめんどくさ過ぎる。
ルワンダはもとからそこそこ管理社会ですが、ここまで行くとディストピア。。

なのでそこからすぐにこの段階解除は、
きっとみな安堵したのではないでしょうか。

タブレットで車のナンバーと事前申請をチェック

②レストラン、イートイン再開OK!

こちらは次回詳しく書きます。
再開と同時にガンガンイートインのプロモーションをするというよりは、
基本的にはテイクアウトを促進
しつつ、
イートインをご希望の方には安全安心第一でサービスをご提供する、
というのが基本スタンスです。

③学校の再開は9月に決定

いや、そうなるとは思ってましたよ。思ってましたけども。

よっしゃ9月まで学校ないっ!!と喜ぶ息子

学校からはメールで、

“Children can be feeling scared, confused, sad and angry. there is a deep sense of loss today, and it is important to acknowledge this. Please give your children a big hug”
(「子どもたちは今大きな喪失感の中にいます。抱きしめてあげましょう」)

と来ましたが、big hugが必要なのは私です…あと4ヶ月…白目 。

箱と人をもつこと (アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

外出禁止令が出て丸ひと月が経ちました。
本来なら今日は空港が開くはずでしたが、まぁもちろん、空港封鎖は延長です。
外出禁止令は4月30日まで延長、と数日前に発表がありました。
5月1日から緩まっていくのか、期待を持ちたいような、過度な期待は禁物なような、複雑なところですが、とりあえず安全第一で日々過ごしていきたいと思います。

お店は、許可が出ているデリバリーと持ち帰りのみ営業しています。

売り上げは2月に比べると1/3
ロックダウン直前に見事に各種在庫をフルMAX装備してしまって超ウケる。(ウケない)
なぜ自分は箱と人が必要なビジネスを選んだのだ…
(ちなみにこの問いはコロナ禍に関わらず折に触れ頻繁に湧いてくるものでもある。笑)
日本でも、家賃と人件費が払えず閉めるしかない飲食店もだいぶ出始めているようですね。。

そんな時、こちらでの過去の自分のブログを見つけて納得しました。
当該の記事は、2016年8月、移住してちょうど一年経った時に書いた「開業のいきさつ」。

全体的には、人生詰んだのでルワンダ来てリセットすることにしました的な、
今思えばだいぶ恐ろしいノリでルワンダ来たな、と我ながら思ってしまいますが、
その中でも自分なりに箱と人にはこだわっていたのだな、と。

以下一部抜粋。

場をもつことは、顧客接点をもつこと。現地のカスタマーの声に日々直接触れないと。ルワンダど素人としては。
そして、一度「場」をつくると、人脈とか、情報とかのハブにできるのではないかと。思いまして。
 
そして、現地の人を直接雇うこと。
ってのがどういうことかも分からずに、とりあえずやってみると、これがまぁ苛立たしく、難しく、面白い。
 
現地の雇用創出に貢献!なんて聞こえはそれっぽいけど、
会社の意図と社員の要求のせめぎ合いに、イライラしたり気が滅入ったりしつつ、
とにかく今は、今の社員の雇用を守る、ことで必死です。
「雇用を創出し続ける」 ところまで行きたいと思います。


開業のいきさつ ASIAN KITCHEN@RWANDA
http://entre-africa.jp/chisa_karato/489.html

こだわっていたというか、ほぼ無意識というか、
自分の中では前提になるくらい大切にしている価値観なのかも。

顧客接点を抑えた「場」を持つこと。

現地の人を雇用すること。

やっぱりそこが原点なんだよなぁ、と。

改めて思い返せて良かったなと思うと同時に、
今回を機に世界が大きく変わる中で、特に「場」については
その在り方から進化・変容していく必要があるのかな
と思います。

では。

2016年当時の写真

虐殺から26年。 アジキチブログ

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

外出禁止令が発令されて早、丸三週間が経ちました。
曜日感覚が分からなくなる今日この頃です。
息子の学校は、このまま夏休みに突入して9月の新学年から再開が濃厚かもなぁ…と心の準備をしています。
ナニーさんも以前のようには来れなくなってしまったので、
日中は息子のゲーム&娘の昼寝時間以外はなかなか作業の時間が取れない状況。
店に行く頻度も最低限にしています。

ルワンダ大虐殺から26年

今日は4月11日。
ルワンダでは4月の7日からの一週間は、ジェノサイドのメモリアルウィークです。

2018年のメモリアルウィークに書いた記事では、
この一週間は自粛モードで経済が停滞するので店の売上が落ちて打撃、と書いていますが、今年は新型コロナの影響が大きすぎて、メモリアルウィークであることがほぼ売上には影響していません
むしろ先週より売上増えているくらい。

毎年この時期は街全体が自粛モードに包まれひっそりとするのですが、
外出禁止令で人がほぼいないので、
例年以上にひっそりしたメモリアルウィークです。

中止になった追悼ウォーク

25年間、毎年続けられていた追悼ウォークは26年目の今年は中止。
いつもは、アジキチ前のメイン通りが封鎖されて、
大勢の人がスタジアムまで歩き、大規模な式典へと続きます。
今年は式典も、大統領など10人のみで開催。

昨年の25周年の時も風化のスピードの速さに危惧のようなものを感じましたが、
今年は新型コロナでそれどころではない感じがしました。


ルワンダでは4月の7日から一週間、メモリアルウィークが設けられています。
「25年」という節目から、23とか24よりも特別な感じなのかと思っていましたが、ビジネス運営についての昨年までのような厳しい規制もなく、結構サラッと終わったような印象がありました。
60%がジェノサイドの後に生まれた、つまりジェノサイドを知らない世代。
25歳以下が、すでに過半数。
そしてこれからも、ジェノサイドを知らない世代が、すごいスピードで、圧倒的過半数になっていきます

25周年メモリアルウィーク
http://entre-africa.jp/chisa_karato/9301.html

早くコロナが収束して、また来年、今年よりもしっかりと追悼できるといいなと思います。

忘れてはいけないこと

去年も書きましたが、
国際社会が忘れてはいけないのは、
94年、国際社会はルワンダ大虐殺に介入しない、という立場をとったことです。

この事実は、94年にルワンダで虐殺が起きたいう歴史とセットで胸に刻むべきことだと思います。

この時期は例年自分の無力さを感じる時期でもありますが、
コロナ一色な中、少しでも多くの人に届くといいなと思い今年もブログを書きました。

家にいる時間が長くなった方、下記映画・本をどうぞ。
(でもヘビーなので精神状態いい時にどうぞ!)

映画「ルワンダの涙」

書籍「生かされて」

Kwuibuka 26.

ルワンダから日本のみなさんへ

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です。

前回の記事を書いてから、状況がものすごい速さで展開しました。
いろいろとありましたが、とりあえず今は持ち帰り・オンラインデリバリーに限って細々とですが営業を続けています

普通に経営的にはかなりしびれる状況です。
一年分仕入れた米麺の山が届いた直後にロックダウンが確定し、
ははは!私の生涯の主食は米麺確定かなーこれでリタラリー食ってはいけるな!リタラリーね!ははっ!
と思っている今日この頃です。

詳細はまた落ち着いたら書いていきたいと思いますが、今日はルワンダにいる立場で、日本のみなさんに伝えたいことを書きます。

ルワンダの状況

こちらでは、15日に初めてルワンダでの感染が確定してから、16日から学校は休校。教会での集会も禁止。20日より空港が封鎖され全国際線の出入国が禁止、22日からは食料や薬を買うなど以外の外出は禁止になりました。

いわゆるロックダウン。すごい速さでした。

またここで私は当然、残るか日本に帰るかはなかなか重大な判断を迫られましたが、結論として息子と娘と残ることにしました

ルワンダ市民の暮らし

今のルワンダの状況ですが、3月29日時点での感染者は70名、死者はゼロ。
基本は外から持ち込まれたものであり、
感染者の大半は空港到着時点から隔離されている人たちです。

日本と比べれば抑えられているように見えますが、市民の暮らしは激変です。

例えばアジキチのスタッフ。

公共交通機関であるバス、バイクタクシーは走っていません。見事に
徒歩の外出も禁止なので、歩いていると警察に止められます
とあるスタッフは、先日は警察に4回止められながら、何度も遠回りを重ね、2時間近く歩いてなんとかたどり着いてくれました。
その翌日は、また別のスタッフは証明書があっても警察の許可を得られず、来れませんでした。
普段バスで通っていて徒歩だと2時間以上かかるようなスタッフは、出勤できていません。

選択肢のある日本

かたや、日本で、リモートでできる仕事なのに外出しなきゃいけない事情って何ですか?
こちらはリモートでできる仕事に就けてる人がそもそも人口の数%です。

オンライン会議にしない理由ってなんですか?
こちらはネットインフラも脆弱で、家にwifiがある人なんて少数派です。そのwifiだって不安定です。

家にこもらないといけないからその分かさむ電気代を補填しろというのをネットで見ましたが、
家にこもってる間ちゃんと電気もネットもあるって最高やないか…
停電しない保証あるなら倍払ってもいいと私は思います。

手洗いしない理由ってなんですか?
こちらはそもそも家に水道がない人が多数で、石鹸だってその分食べるものをどう減らすかを考えないと買えない人がいっぱいいます。

なんで買い占めするんですか?
ルワンダみたいに、空港が封鎖されて物が外から入ってこない&トイレットペーパーメーカーがそもそも国内に一社しかない(ウガンダの会社かも)&都市と地方の物流が分断されている&食料品日用品の買い出しに警察の許可がいる、こんな状況なんですか?

ルワンダではそもそも買い占めできるお金なんてもってない人ばかりです。

外出は諦めて家でyoutube観てようなんてノリではなくて、
外出できないと日銭が入らず今日明日自分と家族が食べるものもままならない。

でも国民は政府の方針を信じてじっと耐えています。

一人ひとりが「選択」を

私が言いたいのは、「恵まれない人たちに目を向けるとほら自分ってなんて幸せ」という話では全くありません。

シンプルに、できる人が、できることをやろう、という話。

選択肢を持てる人が、より良い選択をする
代替案に変えられる人が、代替案を試してみる
そういうシンプルな話です。

ウルトラCを全員で死ぬ気になってかませという話ではなくて、
しつこいけど、できる人が、できることをやろうということ。

海外勢は黙ってろというのを見たりしますが、
世界単位でこれを一人一人が実行しないと、人類としてこの戦いに勝てないと思います。
(もうこの状況であの国のせいとか言ってる人は論外)

ここでは、外出禁止令の中出歩いて警察に歯向かった人が撃たれたなどの報道もあります。
政府の力は絶大で、他のアフリカ諸国でも市民の外出禁止に武力を用いる国も出てきています

日本もそうあるべきという話ではなく、
独裁ではなく民主主義の法治国家で民度の高い国民一人一人に判断がゆだねられる中、ちゃんと判断しましょうという話です。

(そして今で言うと、自分が感染してると仮定して行動することが「ちゃんとした判断」だと私は思います)

私は常々、個人が複数の選択肢から自分で選択をできる社会が豊かな社会だと思っています。

日本は豊かです。選択肢があります。国民に選択が許されています。
今後も豊かな社会であり続けられるよう、一人ひとりがより良い選択をすべきだと思います。

以上、ルワンダからの願いを率直に書きました。

なお、平時から脆弱な医療体制、感染爆発の際予測されるパニックを鑑みると、
外出禁止令に従わない国民が仮に射殺されていたとしても、
そして実際自分のビジネスは制限されているけれども、
それでも政府のコントロールの強さには安心感があり、感謝の念を抱きます。
こちらはそのくらいの危機感です。

しつこいですが、私は今巷で話題沸騰中の瀕死業界、飲食店経営者ですが、その経営の話よりも上記の話が優先だと思って書いています。

また状況アップデートします!
Stay home stay safe!


ルワンダ初コロナ感染からの国の対応(アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

ついにルワンダでも感染を確認

さて今日は小話なしに本題入ります。
そうです、ルワンダにもついに来ました、コロナウイルスが。

時系列で追うと、

⚫️3月14日昼、ルワンダで初のコロナウイルス感染が確認
(3月8日に無症状で入国したインドの方)

⚫️3月14日夜、保健省からの発表。
礼拝所、学校のクローズ、大規模集会の中止、仕事はできるだけリモートで、
飲食店の営業については、「営業は続行、ただし顧客間距離は1メートル」

⚫️3月15日、さらに4名の感染者、全員で5名
⚫️マスクや消毒剤などの価格を不当に釣り上げることの禁止、取締り開始を当局より公式発表

⚫️3月16日現在、さらに2名、全員で7名

対応が早い

14日(土)に初の感染者が出て、その日の夜に週明けから学校は2週間休み、が決定。
すごいスピード感。

これは他国に比べて選択肢を検討する時間が比較的とれたことと、
医療水準がやはりかなり劣るので初動で徹底的な封じ込めを図ったこと、
また鶴の一声で決定しやすい国家体制
現場は混乱するが基本的に平時から混乱している(笑)、

あたりがあるのかと個人的には思っています。

強いリーダーシップ

感染確認のニュースから、
やはりすぐにマスクや消毒液などが一気に売れ始めました。

ただ日本のように大衆がスーパーに押し寄せている感じではなく、
というのも、マスクなどは一般市民が買うにはやや高価であるので、
買い占めに走っているのは外国人の姿が多く見らました。

案の定価格は高騰。
消毒液は数時間で3倍ほどになりましたが、すぐに政府から公式発表が出ました。
不当に価格を釣り上げることは禁止、即取締る
、と。

週末でしたが、国のトップが、私が4年半住む中で未だかつて見たことのない速さ・シリアスさで動いているのを感じました。

(一方別案件で、役所からの書類が数ヶ月出ず、キガリにとっくに到着している食材を出せないというデジャブな状況が発生していますがそれはまた別の話)

混乱に乗じる輩

どこにもいますねー。
でもこの雑さは結構すごいと思うのです。



この画像がSNSで出回った際も、
当局権威が即「シメます」と動いていて大変頼もしかったです。

治安の良さはこういう時沁みる

上記の写真のようなことはあれど、暴動が起きたり、奪い合いが起きたり、憎悪の対象が外国人に向いたり、などがないのは、本当に素晴らしいと思います。

もちろん今後は分かりませんが、
今のところコロナによる差別を受けたり、攻撃されたりすることは私はありません
平和に暮らせています。

とにかく状況がルワンダだけでなく、
世界中で日ごとではなく、まさに一刻一刻と変化しているので、
情報を冷静に見極めることが大切です。

日本大使館からも、ルワンダ政府の公式発表に続いてメールが届きますが、
どうしてもタイムラグもあるので、
やはり自分で英語で一次情報に当たれることが大切。

まずは、初動の政府の動きが早かったということでした!

飲食店であるアジキチとしてどう動くのか・・・は、続く!

人を信用できないことでかかるコスト (アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

今ニュースはコロナ一色になっていますね。
アフリカ在住の日本人には、日本に一時帰国すると戻ってこれなくなるので見送る、という風な影響は2月中頃から出始めています
私も一時帰国を春にできたらなと考えていましたが、
帰って来られなくなりそうなので、諦めました。

という訳で今のところまだ平和なルワンダより、相変わらずな日常をお送りします。

とにかく壊れまくる電化製品

2月はとにかく電化製品が次々と壊れました。
この1ヶ月で、
・冷蔵庫の故障
・電子レンジの故障
・電気ケトルが燃える
・フライヤーの不具合
・壁のソケットが複数突如焦げ出す
(いや、意味分かります?日本では見ない現象です)

いやまじで、さすがに冷蔵庫と電子レンジこの速度で消耗品扱いできないっす!
お金いくらあっても足りないっす!!

と頭を抱えました。。

電気技師も呼んだところで「自称」

さすがにソケットからの発火となると、
何か根本的な問題がありそうなので、電気技師を呼びました。
どうやら、もともとの配電が設計ミスになっていた模様。。

日本だと「電気技師」を呼んでお金を払えば、
まさか漏電設計になってるとか、
見積もりの一個一個のアイテムがぼったくり価格じゃないか、
そして持ってきたパーツが偽物じゃないか、
自分の目で確かめたりしなくていいから本当に素晴らしいです
信用してお任せできるわけですよね。

結局こちらでは「電気技師」を呼んだ上で、
“coming”に数日振り回されながら待機して、
いざ来たら捕まえて、
理科の知識やグーグル先生の情報をフル動員した上で、
その自称技師の説明が意味をなしてるか自分で考えて
必ず現場に立ち会って現物を自分の目で見て確かめないと、
何も進まないし搾取しかされないし何より事故るんですよね・・・。

もちろん日本の方が、
例えば呼んだ時のサービス料やパーツ自体は料金自体は高いでしょうが、
ここまで自分がかけないといけない労力
またすぐに壊れてまたお金をかけないといけないことを考えると、
全然割安です。
というかルワンダが割高です。

下の写真は、ソケットが燃えていた原因を説明および修理にかかる費用を細かく書き出してもらった時のもの。
ケーブルをどこからどう通すので何m必要とか、気にしたくない…


人を信用できないことでかかるコストとストレスは甚大

そう、つまり人を信用できないというのは、
ストレスだし管理コストがヤバい
のです。
こうやってネタにしてブログにしてますけどね、
実際定期的に怒りが爆発します。

その点日本はすごい。
例えば荷物を送りたいとき、
全国どこでもコンビニふらっと入って、
中の物が店員にパクられないかとか、
届かないんじゃないかとか、
数ヶ月放置されるんじゃないかとか、
いちいち心配したり、
書面で確約取るために戦ったりする必要ないって、
ストレスフリー!快適生活!!
本当に、すごいことです。

もう一度言います。
本当に、日本のサービスの当たり前基準はすごいです。奇跡です。
そのサービスレベルがここに1/10でもあればなぁ・・・と思うのでした。

ではまた!


ついに、POS導入完了!

ルワンダはキガリよりこんにちは、
アジアンキッチンインターンのじらふです!

早朝、霧がかかる中でのスタート。想像以上の人の数で驚きました。

先日、ルワンダの東部県で開催されたマラソン大会に参加してきました!
7km、10km、ハーフ、フルマラソンどれでエントリーする?
と言われ、もちろん7kmで!と一番短い距離を選んだのですが、
当日、会場に行ってみると、7kmの参加者はほぼキッズ。
この国では、10km以上じゃないと、大人と認められないみたいです(笑)

スタートからみんな物凄い勢いで走り始め、
どうせバテるだろうと予想していたのに、その勢いのまま走り続ける子どもたち。
子どもの体力はやはりスゴイ。。。
結局、私はビリの方でのゴールでした(笑)

7kmの部のトップ集団。みんな早すぎ!

でも、地元でのマラソン大会、
現地の人たちと沢山交流でき楽しかったです!!

アナログすぎる手書きレシート

さて、本日はインターンとして、これまで私がアジキチでメインで取り組んだ事業「POS導入」についてお話しをしていきたいと思います。

皆さん、POSって何か知っていますか?

知っている方も多いと思いますが、わからない方のために簡潔に説明しますと、POSとは、Point of salesの略で、その名の通り、
“どんなお客さんが、いつ、何を、どこで買ったかの販売情報を集めて管理しておくシステム”
のことを言います。

日本だと、ほとんどのお店がPOSが搭載されたレジを使っていて、
というか、最近だと無人レジなんてものが次々と導入されていて、
ただのPOSレジなんてもう古いみたいな感じだと思いますが、
新興国であるルワンダでは今だに手書きのレシートを使っている店も多いです。

実際、アジアンキッチンでも以前までは手書きのレシートを使っていました。

しかし、手書きのレシートだと
・売上情報が残らない
・人為的なミスが起きやすい(特に、合計金額の計算ミス)
など様々な問題があり、その結果、

仕込みどれくらいすれば良いの??
どう商品を売るのが適切なの??
会計ミスどうしたら減らせるの!

みたいなことが起きていました。

いい加減、売上データ欲しい!!

とにかく、まずは、売上データが欲しい。
これがないと、仕入れも在庫管理も仕込みも販売も何も効率化できない。
ということで、POS導入を進めることになりました。

POS導入は以下のような流れで取り組みました。

①現状業務フローの把握
現状の会計作業を見ながら、どのような手順で会計作業が行われているのかを把握していきました。

②課題の抽出・優先順位付け
どんな課題があり、今回のシステム導入で解決したい課題は何なのか明確にしていきました。

③機能リストの作成
課題解決のために必要となる機能のリスト化を進めました。
ここでは、新興国ならではの電気やネットが不安定だからオフライン機能が必要だといった部分は漏れがないよう加えていきました。

④ソフトウェア評価
利用対象となるソフトウェアを洗い出し、機能リストを使い評価をしていきました。
今回は、主にルワンダでよく利用されているPOSと、世界的に使われているタブレットで開くPOSをいくつかピックアップし比較し、評価していきました。

⑤端末決定
ソフトウェア決定後、必要となる端末を決定しました。

⑥業務マニュアル作成
POSの使い方のマニュアルを作成。
業務内容がどのように変更になるのか、スタッフがわかりやすいものを作るよう心がけました。

⑦スタッフトレーニング
マニュアルを参考に、スタッフにPOSの使い方を指導。
初めは、ほぼ付きっきりで見張り、スタッフが躓いたところで逐一説明をするようにしていました。

これが、ざっくりPOS導入の際に取り組んだことです。

システム導入のやり方自体は、日本でやるのと大して変わらない。

これがPOS導入を通して、一番感じたことです。
(日本でシステム導入したことないので、多分なのですが。)
違うのは、新興国ならではの制約が多いのと、利用者の前提知識が私たちとかなりズレてるということぐらいかなと。

実際、今回のPOS導入でもこの2つに大きく悩まされました。

新興国ならではの制約が多い!

POS導入の流れの④ソフトウェア評価・⑤端末決定で大きな課題となったのがこれ。
まず、世界的に使われてる人気のPOSが「アフリカではサービス提供してません。」と、
端末に関しても、ルワンダで売ってるものより、海外で買ったものの方が品質良いしと購入したレシートコピー機が、「ルワンダではBlue-tooth対応していません。」と。
機能的にはベストなのに、そもそもルワンダでは使えないものが多く、ソフトウェアや端末の選定の際に何度もおい!ってなっちゃいました(笑)

スタッフの思考の前提がわからない!

これはPOS導入に限定した話ではないのですが、スタッフの前提知識は私たちとはかなりズレてます。
これは教育がそもそも違うので仕方ないことなのですが、私たちが当たり前だと思っていることを知らないことが良くある。
以前も、大掃除をした際に、冷蔵庫に水をぶっかけ、洗おうとしたことがありました。これも結局は、「電化製品に水をかけたら壊れる」ということを知らなかったようです。

そして、POS導入の際も、初めは、
「手書きの方が慣れてるから、POSより早いし使いたくない。」
ということを言われ、
「売上データもなんで残すの?」
という感じで、
私たちが、当たり前のように、「システム化した方がボタン押すだけで簡単だし、データも全て残るから、それを使って仕入数決められたりして便利!」と考える感覚が、彼らにはなかった。

なので、売上データを残す理由を詳しく説明し、
POSも実際に使ってもらい、簡単さを理解してもらい、
スタッフにPOS導入のメリットを納得してもらうことにはかなり力を入れました。

前提知識が違うからこそ、初歩的な部分から説明が必要となるのはPOSのトレーニンングの際の大変だったことの一つです。

POSレジで会計中のスタッフ

こうして、売上データを手に入れた

そんなこんな、色々なことを乗り越え導入したPOSレジも、利用し始めてから、かれこれ1ヶ月が経ちました。
スタッフもかなり慣れたようで、サクサクPOSレジで会計をしてくれています。

そして、やっと売上データも溜まってきました。
これでやっと、
データに基づいたマーケティング施策や仕入れ・在庫の効率化等ができる!!

残りのインターン期間では、このデータ活用をもっと推し進めていきたいと思います!

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