ルワンダから日本のみなさんへ

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です。

前回の記事を書いてから、状況がものすごい速さで展開しました。
いろいろとありましたが、とりあえず今は持ち帰り・オンラインデリバリーに限って細々とですが営業を続けています

普通に経営的にはかなりしびれる状況です。
一年分仕入れた米麺の山が届いた直後にロックダウンが確定し、
ははは!私の生涯の主食は米麺確定かなーこれでリタラリー食ってはいけるな!リタラリーね!ははっ!
と思っている今日この頃です。

詳細はまた落ち着いたら書いていきたいと思いますが、今日はルワンダにいる立場で、日本のみなさんに伝えたいことを書きます。

ルワンダの状況

こちらでは、15日に初めてルワンダでの感染が確定してから、16日から学校は休校。教会での集会も禁止。20日より空港が封鎖され全国際線の出入国が禁止、22日からは食料や薬を買うなど以外の外出は禁止になりました。

いわゆるロックダウン。すごい速さでした。

またここで私は当然、残るか日本に帰るかはなかなか重大な判断を迫られましたが、結論として息子と娘と残ることにしました

ルワンダ市民の暮らし

今のルワンダの状況ですが、3月29日時点での感染者は70名、死者はゼロ。
基本は外から持ち込まれたものであり、
感染者の大半は空港到着時点から隔離されている人たちです。

日本と比べれば抑えられているように見えますが、市民の暮らしは激変です。

例えばアジキチのスタッフ。

公共交通機関であるバス、バイクタクシーは走っていません。見事に
徒歩の外出も禁止なので、歩いていると警察に止められます
とあるスタッフは、先日は警察に4回止められながら、何度も遠回りを重ね、2時間近く歩いてなんとかたどり着いてくれました。
その翌日は、また別のスタッフは証明書があっても警察の許可を得られず、来れませんでした。
普段バスで通っていて徒歩だと2時間以上かかるようなスタッフは、出勤できていません。

選択肢のある日本

かたや、日本で、リモートでできる仕事なのに外出しなきゃいけない事情って何ですか?
こちらはリモートでできる仕事に就けてる人がそもそも人口の数%です。

オンライン会議にしない理由ってなんですか?
こちらはネットインフラも脆弱で、家にwifiがある人なんて少数派です。そのwifiだって不安定です。

家にこもらないといけないからその分かさむ電気代を補填しろというのをネットで見ましたが、
家にこもってる間ちゃんと電気もネットもあるって最高やないか…
停電しない保証あるなら倍払ってもいいと私は思います。

手洗いしない理由ってなんですか?
こちらはそもそも家に水道がない人が多数で、石鹸だってその分食べるものをどう減らすかを考えないと買えない人がいっぱいいます。

なんで買い占めするんですか?
ルワンダみたいに、空港が封鎖されて物が外から入ってこない&トイレットペーパーメーカーがそもそも国内に一社しかない(ウガンダの会社かも)&都市と地方の物流が分断されている&食料品日用品の買い出しに警察の許可がいる、こんな状況なんですか?

ルワンダではそもそも買い占めできるお金なんてもってない人ばかりです。

外出は諦めて家でyoutube観てようなんてノリではなくて、
外出できないと日銭が入らず今日明日自分と家族が食べるものもままならない。

でも国民は政府の方針を信じてじっと耐えています。

一人ひとりが「選択」を

私が言いたいのは、「恵まれない人たちに目を向けるとほら自分ってなんて幸せ」という話では全くありません。

シンプルに、できる人が、できることをやろう、という話。

選択肢を持てる人が、より良い選択をする
代替案に変えられる人が、代替案を試してみる
そういうシンプルな話です。

ウルトラCを全員で死ぬ気になってかませという話ではなくて、
しつこいけど、できる人が、できることをやろうということ。

海外勢は黙ってろというのを見たりしますが、
世界単位でこれを一人一人が実行しないと、人類としてこの戦いに勝てないと思います。
(もうこの状況であの国のせいとか言ってる人は論外)

ここでは、外出禁止令の中出歩いて警察に歯向かった人が撃たれたなどの報道もあります。
政府の力は絶大で、他のアフリカ諸国でも市民の外出禁止に武力を用いる国も出てきています

日本もそうあるべきという話ではなく、
独裁ではなく民主主義の法治国家で民度の高い国民一人一人に判断がゆだねられる中、ちゃんと判断しましょうという話です。

(そして今で言うと、自分が感染してると仮定して行動することが「ちゃんとした判断」だと私は思います)

私は常々、個人が複数の選択肢から自分で選択をできる社会が豊かな社会だと思っています。

日本は豊かです。選択肢があります。国民に選択が許されています。
今後も豊かな社会であり続けられるよう、一人ひとりがより良い選択をすべきだと思います。

以上、ルワンダからの願いを率直に書きました。

なお、平時から脆弱な医療体制、感染爆発の際予測されるパニックを鑑みると、
外出禁止令に従わない国民が仮に射殺されていたとしても、
そして実際自分のビジネスは制限されているけれども、
それでも政府のコントロールの強さには安心感があり、感謝の念を抱きます。
こちらはそのくらいの危機感です。

しつこいですが、私は今巷で話題沸騰中の瀕死業界、飲食店経営者ですが、その経営の話よりも上記の話が優先だと思って書いています。

また状況アップデートします!
Stay home stay safe!


ルワンダ初コロナ感染からの国の対応(アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

ついにルワンダでも感染を確認

さて今日は小話なしに本題入ります。
そうです、ルワンダにもついに来ました、コロナウイルスが。

時系列で追うと、

⚫️3月14日昼、ルワンダで初のコロナウイルス感染が確認
(3月8日に無症状で入国したインドの方)

⚫️3月14日夜、保健省からの発表。
礼拝所、学校のクローズ、大規模集会の中止、仕事はできるだけリモートで、
飲食店の営業については、「営業は続行、ただし顧客間距離は1メートル」

⚫️3月15日、さらに4名の感染者、全員で5名
⚫️マスクや消毒剤などの価格を不当に釣り上げることの禁止、取締り開始を当局より公式発表

⚫️3月16日現在、さらに2名、全員で7名

対応が早い

14日(土)に初の感染者が出て、その日の夜に週明けから学校は2週間休み、が決定。
すごいスピード感。

これは他国に比べて選択肢を検討する時間が比較的とれたことと、
医療水準がやはりかなり劣るので初動で徹底的な封じ込めを図ったこと、
また鶴の一声で決定しやすい国家体制
現場は混乱するが基本的に平時から混乱している(笑)、

あたりがあるのかと個人的には思っています。

強いリーダーシップ

感染確認のニュースから、
やはりすぐにマスクや消毒液などが一気に売れ始めました。

ただ日本のように大衆がスーパーに押し寄せている感じではなく、
というのも、マスクなどは一般市民が買うにはやや高価であるので、
買い占めに走っているのは外国人の姿が多く見らました。

案の定価格は高騰。
消毒液は数時間で3倍ほどになりましたが、すぐに政府から公式発表が出ました。
不当に価格を釣り上げることは禁止、即取締る
、と。

週末でしたが、国のトップが、私が4年半住む中で未だかつて見たことのない速さ・シリアスさで動いているのを感じました。

(一方別案件で、役所からの書類が数ヶ月出ず、キガリにとっくに到着している食材を出せないというデジャブな状況が発生していますがそれはまた別の話)

混乱に乗じる輩

どこにもいますねー。
でもこの雑さは結構すごいと思うのです。



この画像がSNSで出回った際も、
当局権威が即「シメます」と動いていて大変頼もしかったです。

治安の良さはこういう時沁みる

上記の写真のようなことはあれど、暴動が起きたり、奪い合いが起きたり、憎悪の対象が外国人に向いたり、などがないのは、本当に素晴らしいと思います。

もちろん今後は分かりませんが、
今のところコロナによる差別を受けたり、攻撃されたりすることは私はありません
平和に暮らせています。

とにかく状況がルワンダだけでなく、
世界中で日ごとではなく、まさに一刻一刻と変化しているので、
情報を冷静に見極めることが大切です。

日本大使館からも、ルワンダ政府の公式発表に続いてメールが届きますが、
どうしてもタイムラグもあるので、
やはり自分で英語で一次情報に当たれることが大切。

まずは、初動の政府の動きが早かったということでした!

飲食店であるアジキチとしてどう動くのか・・・は、続く!

人を信用できないことでかかるコスト (アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

今ニュースはコロナ一色になっていますね。
アフリカ在住の日本人には、日本に一時帰国すると戻ってこれなくなるので見送る、という風な影響は2月中頃から出始めています
私も一時帰国を春にできたらなと考えていましたが、
帰って来られなくなりそうなので、諦めました。

という訳で今のところまだ平和なルワンダより、相変わらずな日常をお送りします。

とにかく壊れまくる電化製品

2月はとにかく電化製品が次々と壊れました。
この1ヶ月で、
・冷蔵庫の故障
・電子レンジの故障
・電気ケトルが燃える
・フライヤーの不具合
・壁のソケットが複数突如焦げ出す
(いや、意味分かります?日本では見ない現象です)

いやまじで、さすがに冷蔵庫と電子レンジこの速度で消耗品扱いできないっす!
お金いくらあっても足りないっす!!

と頭を抱えました。。

電気技師も呼んだところで「自称」

さすがにソケットからの発火となると、
何か根本的な問題がありそうなので、電気技師を呼びました。
どうやら、もともとの配電が設計ミスになっていた模様。。

日本だと「電気技師」を呼んでお金を払えば、
まさか漏電設計になってるとか、
見積もりの一個一個のアイテムがぼったくり価格じゃないか、
そして持ってきたパーツが偽物じゃないか、
自分の目で確かめたりしなくていいから本当に素晴らしいです
信用してお任せできるわけですよね。

結局こちらでは「電気技師」を呼んだ上で、
“coming”に数日振り回されながら待機して、
いざ来たら捕まえて、
理科の知識やグーグル先生の情報をフル動員した上で、
その自称技師の説明が意味をなしてるか自分で考えて
必ず現場に立ち会って現物を自分の目で見て確かめないと、
何も進まないし搾取しかされないし何より事故るんですよね・・・。

もちろん日本の方が、
例えば呼んだ時のサービス料やパーツ自体は料金自体は高いでしょうが、
ここまで自分がかけないといけない労力
またすぐに壊れてまたお金をかけないといけないことを考えると、
全然割安です。
というかルワンダが割高です。

下の写真は、ソケットが燃えていた原因を説明および修理にかかる費用を細かく書き出してもらった時のもの。
ケーブルをどこからどう通すので何m必要とか、気にしたくない…


人を信用できないことでかかるコストとストレスは甚大

そう、つまり人を信用できないというのは、
ストレスだし管理コストがヤバい
のです。
こうやってネタにしてブログにしてますけどね、
実際定期的に怒りが爆発します。

その点日本はすごい。
例えば荷物を送りたいとき、
全国どこでもコンビニふらっと入って、
中の物が店員にパクられないかとか、
届かないんじゃないかとか、
数ヶ月放置されるんじゃないかとか、
いちいち心配したり、
書面で確約取るために戦ったりする必要ないって、
ストレスフリー!快適生活!!
本当に、すごいことです。

もう一度言います。
本当に、日本のサービスの当たり前基準はすごいです。奇跡です。
そのサービスレベルがここに1/10でもあればなぁ・・・と思うのでした。

ではまた!


ついに、POS導入完了!

ルワンダはキガリよりこんにちは、
アジアンキッチンインターンのじらふです!

早朝、霧がかかる中でのスタート。想像以上の人の数で驚きました。

先日、ルワンダの東部県で開催されたマラソン大会に参加してきました!
7km、10km、ハーフ、フルマラソンどれでエントリーする?
と言われ、もちろん7kmで!と一番短い距離を選んだのですが、
当日、会場に行ってみると、7kmの参加者はほぼキッズ。
この国では、10km以上じゃないと、大人と認められないみたいです(笑)

スタートからみんな物凄い勢いで走り始め、
どうせバテるだろうと予想していたのに、その勢いのまま走り続ける子どもたち。
子どもの体力はやはりスゴイ。。。
結局、私はビリの方でのゴールでした(笑)

7kmの部のトップ集団。みんな早すぎ!

でも、地元でのマラソン大会、
現地の人たちと沢山交流でき楽しかったです!!

アナログすぎる手書きレシート

さて、本日はインターンとして、これまで私がアジキチでメインで取り組んだ事業「POS導入」についてお話しをしていきたいと思います。

皆さん、POSって何か知っていますか?

知っている方も多いと思いますが、わからない方のために簡潔に説明しますと、POSとは、Point of salesの略で、その名の通り、
“どんなお客さんが、いつ、何を、どこで買ったかの販売情報を集めて管理しておくシステム”
のことを言います。

日本だと、ほとんどのお店がPOSが搭載されたレジを使っていて、
というか、最近だと無人レジなんてものが次々と導入されていて、
ただのPOSレジなんてもう古いみたいな感じだと思いますが、
新興国であるルワンダでは今だに手書きのレシートを使っている店も多いです。

実際、アジアンキッチンでも以前までは手書きのレシートを使っていました。

しかし、手書きのレシートだと
・売上情報が残らない
・人為的なミスが起きやすい(特に、合計金額の計算ミス)
など様々な問題があり、その結果、

仕込みどれくらいすれば良いの??
どう商品を売るのが適切なの??
会計ミスどうしたら減らせるの!

みたいなことが起きていました。

いい加減、売上データ欲しい!!

とにかく、まずは、売上データが欲しい。
これがないと、仕入れも在庫管理も仕込みも販売も何も効率化できない。
ということで、POS導入を進めることになりました。

POS導入は以下のような流れで取り組みました。

①現状業務フローの把握
現状の会計作業を見ながら、どのような手順で会計作業が行われているのかを把握していきました。

②課題の抽出・優先順位付け
どんな課題があり、今回のシステム導入で解決したい課題は何なのか明確にしていきました。

③機能リストの作成
課題解決のために必要となる機能のリスト化を進めました。
ここでは、新興国ならではの電気やネットが不安定だからオフライン機能が必要だといった部分は漏れがないよう加えていきました。

④ソフトウェア評価
利用対象となるソフトウェアを洗い出し、機能リストを使い評価をしていきました。
今回は、主にルワンダでよく利用されているPOSと、世界的に使われているタブレットで開くPOSをいくつかピックアップし比較し、評価していきました。

⑤端末決定
ソフトウェア決定後、必要となる端末を決定しました。

⑥業務マニュアル作成
POSの使い方のマニュアルを作成。
業務内容がどのように変更になるのか、スタッフがわかりやすいものを作るよう心がけました。

⑦スタッフトレーニング
マニュアルを参考に、スタッフにPOSの使い方を指導。
初めは、ほぼ付きっきりで見張り、スタッフが躓いたところで逐一説明をするようにしていました。

これが、ざっくりPOS導入の際に取り組んだことです。

システム導入のやり方自体は、日本でやるのと大して変わらない。

これがPOS導入を通して、一番感じたことです。
(日本でシステム導入したことないので、多分なのですが。)
違うのは、新興国ならではの制約が多いのと、利用者の前提知識が私たちとかなりズレてるということぐらいかなと。

実際、今回のPOS導入でもこの2つに大きく悩まされました。

新興国ならではの制約が多い!

POS導入の流れの④ソフトウェア評価・⑤端末決定で大きな課題となったのがこれ。
まず、世界的に使われてる人気のPOSが「アフリカではサービス提供してません。」と、
端末に関しても、ルワンダで売ってるものより、海外で買ったものの方が品質良いしと購入したレシートコピー機が、「ルワンダではBlue-tooth対応していません。」と。
機能的にはベストなのに、そもそもルワンダでは使えないものが多く、ソフトウェアや端末の選定の際に何度もおい!ってなっちゃいました(笑)

スタッフの思考の前提がわからない!

これはPOS導入に限定した話ではないのですが、スタッフの前提知識は私たちとはかなりズレてます。
これは教育がそもそも違うので仕方ないことなのですが、私たちが当たり前だと思っていることを知らないことが良くある。
以前も、大掃除をした際に、冷蔵庫に水をぶっかけ、洗おうとしたことがありました。これも結局は、「電化製品に水をかけたら壊れる」ということを知らなかったようです。

そして、POS導入の際も、初めは、
「手書きの方が慣れてるから、POSより早いし使いたくない。」
ということを言われ、
「売上データもなんで残すの?」
という感じで、
私たちが、当たり前のように、「システム化した方がボタン押すだけで簡単だし、データも全て残るから、それを使って仕入数決められたりして便利!」と考える感覚が、彼らにはなかった。

なので、売上データを残す理由を詳しく説明し、
POSも実際に使ってもらい、簡単さを理解してもらい、
スタッフにPOS導入のメリットを納得してもらうことにはかなり力を入れました。

前提知識が違うからこそ、初歩的な部分から説明が必要となるのはPOSのトレーニンングの際の大変だったことの一つです。

POSレジで会計中のスタッフ

こうして、売上データを手に入れた

そんなこんな、色々なことを乗り越え導入したPOSレジも、利用し始めてから、かれこれ1ヶ月が経ちました。
スタッフもかなり慣れたようで、サクサクPOSレジで会計をしてくれています。

そして、やっと売上データも溜まってきました。
これでやっと、
データに基づいたマーケティング施策や仕入れ・在庫の効率化等ができる!!

残りのインターン期間では、このデータ活用をもっと推し進めていきたいと思います!

安売り競争という泥沼(アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

今日も今日とてネットの速度が遅く、アップロードに何度も失敗して書き直しています。
ちなみにこのインターネットプロバイダーのキャッチコピーは ”Faster than Fast”です。
どなたかFastの意味ご存知でしたら教えてくださいよろしくお願いいたします。

さて前回の記事「リピート命。」で、アジキチのリピート戦略について書きました。

では、どうリピートしていただくか。

・また食べたいと思っていただけるおいしい料理を提供すること
頻繁に利用するにあたってストレスなくご利用いただける
飽きられない工夫

いたってシンプル。
ウルトラCとかないです。
ひとつ確かなのは、「安売り路線ではない」(次回)ということ。

リピート命。アジキチブログ

アジア料理=てんこ盛り激安炒飯というイメージ

キガリでは、特に現地の方からはアジア料理=中華料理店の300円てんこ盛りチャーハンのイメージが強く、
外食の中では安くお腹が膨れる、という認識です。

一方アジアンキッチンは、その価値を「量」にはおいていません

高級な器に芸術的に盛り付けた料理を提供するような店ではもちろんありませんが、
それなりにご満足いただけることは大切にしていて、
日本の方からはボリューミーと言っていただける量ですが、
たまーに、量が少ないのに価格が高い、とおっしゃるお客様がいます。

ですがいかに安くお腹が膨れるか、のみがその方にとって大事であれば、
正直かなり厳しい戦いになります

特にアジキチは輸入食材を多用しておりそもそも食材原価が高いので、
量×安売りの勝負は難しいです。

通称「ガパオ炒飯」美味しいです。いや、美味しいんです。

何に対する「価格」なのか

例えば、「フォー8,000フラン(約1,000円)か〜、6,000なら食べるんだけど。」
とおっしゃる方は、多くの場合6,000にしても食べません

価格以外のところに価値を感じていただけていないからです。

であれば、価格を下げることよりも、
この価格で味・サービスともに満足していただくことにコスト・労力をかけるべきだと思います。

アフリカでは所得が低く価格しか見ていない方が多いのが事実ですし、
そもそも価値を理解する人がマーケットにいるのか?は最低限意識しないといけません。
飲食ビジネスに限らず。

レストランは、もちろん食事をする場所ですが、
五感で味わうというように、
見た目から雰囲気まで楽しんでいただきたいですし、
店内の清潔感、
待たされすぎない提供スピード、
気持ちの良い接客、
全てを総合した「サービス」に支払っていただくものが「対価」です

繰り返しになりますが、
料理・サービスに対する期待が特になく、「価格」という数値のみに相手の期待値が高い場合、かなり難しい状況になります。

常に付加価値を意識

これは日頃からスタッフにも口すっぱく言っています。

食材原価がグラムあたり◯◯フランで重量がこうだからこの値段、という商売ではうちはない。
サービス込みでのこの値段なんだから、手抜きは許さない
お客様が支払った価格に対して満足されたかどうか気にならないなら他の店行った方がいいよ?と。

地の利が悪く産業の育ちにくいこの国で
ICTのみならず観光業にも力を入れているのだから、
付加価値をいかにつけるか、ここに懸けるしかないんじゃないの、と思います。

ランチの客単が1,100円、これは決して安くないですが、
それでもお客様が払いたい、通いたい、と思っていただける料理・接客をこれからも目指して日々精進して参りたいと思います!

リピート命。(アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

日本ではマスクが売り切れ・・・!?
ルワンダには今のところコロナは来ていませんが、空港のイミグレではヒアリングなどでチェックが入るようです。
一般的なルワンダ人の間では、日本がアジアのどのあたりで、島国で、などはあまり認識されていません。
息子の学校(ルワンダ随一の名門)の世界地図では、日本ぽいのが中国ぽいのにくっついていました。
「ルワンダ」と聞いてアフリカのどのあたりか見当がつかないのと似たようなものですねっ。

カスタマーサーベイの結果

さて年末に書いた、アジキチ4周年の記事でも少し触れましたが、
お客様アンケートを実施しました。

・回答数52
・新規様28%、リピーター72
・来店のきっかけ、44%が知人の紹介
・来店の動機に「おいしい料理」を上げる方が76%、「クイックサービス」を上げる方が46%、その他は立地、特定のメニューなど(複数回答)

いかに高頻度でリピートしていただくか

ルワンダの外食マーケットはまだまだ小さく
かつ「アジア料理」で選んでくださるお客様はかなり限られるのが実情。

東京のように、宣伝を見て来るご新規様だけである程度回るマーケットではありません

そう、生き残りはいかにリピートしてもらうかにかかっています。
しかも頻度高く

アジキチは空港からのアクセスも10分弱と良く、
近くにホテルも複数あり観光客の方も訪れやすい立地ですが、
7割はリピーターの方です。
ここは感覚値通りだったという感じ。

お店を知ってくださったきっかけも4割以上の方が「ご紹介」ということで、
これはネット上の情報を知って行ってみようかな、
ではなく、実際にお食事された方が「行って良かった、あなたも行ってみて/今度一緒に行こう」と直接繋がりのある方に広めてくださったということで、
とっても嬉しいです。

シンプルなリピート戦略

では、どうリピートしていただくか。

・また食べたいと思っていただけるおいしい料理を提供すること
頻繁に利用するにあたってストレスなくご利用いただける
飽きられない工夫

いたってシンプル。
ウルトラCとかないです。
ひとつ確かなのは、「安売り路線ではない」(次回)ということ。

ポイントカード始めました

というわけで、リピートしてくださる方にもっとご満足いただきたい!
と、ポイントカードを始めました

まずは最初3回ご来店いただくと、当店の看板ドリンクハニーソーダをサービス。とともに、更なるロイヤリティカード、”Black Card”が贈呈されます!

手前が最初の3回、その次は15スタンプ!

こちらは、YouTube で「繁盛店の戦略」を見てそのまま真似しました。

ポイントカードなどお渡しすると 
“Free honey soda!? Woooooow! I love iiiiit!”
と感想を口に出してくださる方が特に欧米系の方は多いので、嬉しいです。

ポイントカードを始めてからまだ一月ですが、
ブラックカードもかなりのスピードで埋まっていく方もチラホラ・・・!

ゴールドとプラチナ挟むべきだったか。

ではでは!

ルワンダのタイ料理屋でIT系インターン?!

ルワンダはキガリよりこんにちは!
初めまして、11月からインターンとしてアジアンキッチンにお世話になっています、じらふです。

キガリの年越し花火。想像以上の盛り上がりでした!


さて、今回は初めましてということで、簡単な自己紹介とインターンに参加した理由をお話したいと思います。

<自己紹介>
都内大学の5年生。
大学では、経営システム工学という情報・統計・数理・システム技術を使い如何に経営課題を解決していくかということを学んでいます。
2020年4月からはIT系の会社で働く予定です。
好きなことは、体を動かすこと。
長年、陸上競技をやっていたので、たまに体を動かしたくなり、最近はキガリのスポッチャことマンバクラブという卓球・ボーリング・ビーチバレー・ビリヤードができる施設で遊んでます。

さて、そんな私がなぜルワンダでインターンをしようと思ったのかと言いますと、
「将来的に、新興国でITテクノロジーを使い、新たな仕組み作りがしたい。」
と思っており、具体的にどんなことができるのか考えを深めたいと思ったからです。

そもそも、なぜ、新興国でITなの?

小さい頃からモノづくり系の遊びが好きで、大学もIT系の学科ということもあり、必然的にエンジニアを目指そうと思っていた私。

エンジニアの仕事は大きく分けると、
・技術のフロンティアを突き詰める
・今ある技術を使って、実際に人々が使うものを作り、世の中の新たな仕組み作りをする
の二つに分けられ、その中で私が面白そうだと思ったのが後者の方でした。

じゃあ、自分はどんな場面で使われるものを作りたいのか?と考える中で見つけたのが、

リープフロッグ(Leapfrog)という言葉。
リープフロッグとは、新興国でインフラが整っていないが故に、先端テクノロジーがいち早く広まる現象のことをいう。例えば、中国やインドでは固定電話やPCが大衆まで普及しなかったことで、逆に、スマートフォンのエコシステムがいち早く普及した。中国では、キャッシュレス決済やシェアリングサービスの普及で、日本を凌駕している。(Newspicksより)

「新興国でのこの現象面白い!新興国でテクノロジーを使うからこそ、実現できる仕組みがあるなんて、やりがいがありそう!」
と、一気に新興国でエンジニアとして働くことに興味が湧いたのです。

とはいえ、新興国でどんなニーズがあり、それに対してどんなビジネスが行われていて、どういった場面でテクノロジーが使われてるのかわかんない!

じゃあ、行って、見てみるしかないよね?
どうせ行くなら、ビジネスの現場に入り込んで、実際に働いてみたい!
ということで、インターンをすることにしました。

ルワンダ・キガリ のアジアンキッチンを選んだ理由

新興国で、インターン。
今まで、東南アジアは沢山行ったことあるし、どうせなら今まで行ったことがないアフリカに行ってみたい!とアフリカでのインターンを探し始めた訳ですが、
とはいえ、”アフリカは危ない”というイメージを持っていたので、できるだけ治安がいいところでということで見つけたのがルワンダでした。
しかも、ICTに力入れてる国とか気になる、もうここしかないなと。(来てみて、ICTに本当に力入れてるのか・・・?と疑問は覚えます)

そして、ルワンダでのインターン先を探す中で見つけたのがアジアンキッチンでした。

なぜITに興味がある私がタイ料理屋であるアジアンキッチンをインターン先に選んだのか?

ざっくり、ITができることって、困りごと解決と効率化。
だから新興国の人とか会社が、どんな困りごとを持っているのかとか、どんな風に働いて、生活しているのか見たかったんです。
それに、どうせ春からIT関係の会社で働くのだから、お客さんである事業者側の会社が良かった。

そのためインターン先の条件としても、
「システムを利用する事業者側で、マーケティング、オペレーション等幅広い業務に関われる。さらに、ITを使った業務効率化の仕事ができたら面白いだろうな。」
ということを考えていました。

そんな条件全部ぴったりハマったのがアジアンキッチンだったため、ここで働きたいと思い応募しました。

実際、もうすでにインターンを始め2ヶ月経ちますが、
・POSの導入
・ポイントカード、おみくじ等のマーケ施策
・SNS運用
・メニュー改定
・HPの改定
等々幅広い業務に関わらせていただき、IT関連の仕事も多く振っていただき、
毎日様々な気づきや学びがあり楽しいです。

また、千紗さんの近くで仕事をすることが多いので、
千紗さんの「とりあえず、やってみる。あとは、反応を見て改善を繰り返す。」という仕事の仕方等、ほぼ毎日何かしらのトラブルが起き、計画の立てにくい新興国の環境だからこそ必要なことも学ぶことができています。

そして、インターンの目的だった
「新興国でITを使い自分が何をやりたいのか具体化していく」
ということも、こちらでの仕事を通して、徐々に明確になってきています。

残り約2ヶ月のインターン、
アジキチにとっても、自分自身にとっても有意義な時間になるように、
また、新しい取り組みをどんどん行なっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

クリスマスにルワンダ人の友達のお家にお邪魔しました〜

2020年はおみくじクーポンから

ルワンダはキガリより、新年明けましておめでとうございます!
アジアンキッチンの唐渡です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

安定のトラブルシューティング

年末年始は休暇をいただきルワンダを離れていたのですが、
戻った翌日から電気がずっと止まり、門のすぐ外の水道管は破裂して家に小川が注ぎ込むなど。
ナニーは1人はマラリアで病欠、もう1人はお金持って失踪
あけおめことよろ感がすごいです。
安定のルワンダ

焦げた電線と裂けた水道管を見つけたところで寛ぐ人たち

またネットも日本に比べたら普段から全然遅いのですが、更に遅く、頻繁に切れるなどで、
オンラインデリバリーサイトの切り替え(先月のプレスリリース通り、jumiaがルワンダ撤退を決めたのです。また記事にします)など結構大事な局面でオペレーションにも支障をきたす。
ICT立国とは

休暇明けってただでさえ業務が溢れてるのに、
そう、シューティングしないといけないトラブルも溜まってるんですよねぇ・・・

年始は2日より営業

アジキチは通常年中無休、11時〜22時で営業していますが、休業日が年に2回あります。その一つが元旦。
スタッフは有志で西の地域まで旅行に行ったようで、嬉しそうに報告してくれました。

さてトラブル対応に追われてる私の傍、
優秀なインターン生が依頼した業務を自律的にサクサク進めてくれるので、
ほんっとうに助かります!

例えば。
新年はおみくじクーポンからスタート。
インターン生が企画・実施!
お客様もとても喜んでくれています。

ハズレなし!大吉はフリーランチ♪

また、メニューブックのリニューアル。
これもインターン生の素晴らしいブツ撮りとレイアウトで素敵に仕上りました

全メニュー写真・説明つきのメニューブックは、多分キガリで他にありません。

さらに、マカダミアナッツの販売開始
インターン生がポップを作ってくれました。

貴重なルワンダ産製品!日本人女性が社長を務めています。

私ごとですが、先日娘が無事1歳の誕生日を迎えました。
バタバタしていておまけに風邪まで引いて何の準備もできていなかった私ですが、
これまたインターン生が離乳食寿司・ケーキ・デコレーションを用意してくれました!
(いや、決してやらせた訳ではないんです!何も言ってないんですが優秀すぎて甘えてしまいました!本当にありがとう!)

アジキチメニュー化決定

インターン生が優秀なのはわかったけど、オマエさんは何やってるねんというツッコミはご容赦ください。

ますますリピートいただける1年に!

1月は年一番の閑散期ではありますが、
仕込みにはうってつけの時期なので、いろいろ仕掛けていきたい
と思います。
おみくじクーポンを皮切りに、お客様が通い続けてくださる施策を続けていきます。
来週はポイントカード始めるよ〜♪

おしゃれですよね。えぇもちろんインターン生(一番右)作です

アジアンキッチンを、私めを、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
とびきりの1年にして参りましょう!

4周年!「らしさ」はアウトプットの積み重ねからしか見えてこない

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

12月も半ば!日本は忘年会シーズンでしょうか。
ルワンダは物入りシーズン真っ最中で、
今まさにこのブログを書いてる横でお金の無心されてます。
何度も言ってますが、あなたが盗まれたあなたのお金の補填屋さんじゃ私はないんでそこんとこよろしく。

祝!4周年

おかげさまで、2019年12月で、オープンより4周年を迎えることができました。

感謝の気持ちを込めて、Thank You Sale実施中!
全品20%オフ!

今日は、
「らしさ」や「強み」はアウトプットを積み重ねてからしか見えてこない
ということを僭越ながら書きたいと思います。

開店のいきさつ

2015年の6月末に新卒で入社し勤めていた会社を退職し、
同年8月頭にルワンダに息子と渡り、
同年12月にアジアンキッチンをオープン。

友人に会いに訪れたルワンダで、
気候治安生活しやすそうな感じ(ざっくり)に惹かれて移住を決め、
飲食店経験など一切ないまま
まずは始めてみたタイ料理屋。

大きな初期投資も、言語化された美しいブランドコンセプトもないまま、

・ソフト面では、美味しいこと
・ハード面では、最低限清潔感のある内装

・幅広めにしておいた店名

のみで走り出しました。
(こう振り返ってみると、若さってすごい。)

まずは始めてみる

あれですね、ザッカーバーグが言っていたように(多分)、
まずは市場に晒すことによって、サービス・プロダクトを磨いていくスタイルってやつです。

と後からさも戦略風に言ってみますが、

ルワンダという国もそもそも住んだことないし
飲食店経営経験なんてないし、
料理人でももちろんなく、家で料理する時なんて調味料の投入タイミングが2回以上あるレシピはウッてなるレベルだし、
そんな状態で大きな初期投資なんてできる訳ないし。

そう、とりあえずやってみないことには何も分からない。

何も分からないけど顧客接点はある

という訳で、特に最初の1、2年は毎日朝から晩まで店に立ち、お客様と会話し、変えて、またお出しして、再度フィードバックをいただき、磨き、またお出しして、ということをひたすら愚直に繰り返しました

繰り返し続けて、4年サバイブできた、という感じです。

時々、
マーケット調査はしたんですか?
事業計画はどのように立てたのですか?
とご質問いただくことがありますが、

特にしていないし、たいした事業計画も作れていませんでした
だって数字ないんだもん
(ところでたまに日本のメディアで見かけるルワンダ市場に関する情報はあまり参考にならないことも)

始める前から、私らしいお店をとか、強みってなんだろうとか考えても、出てくる訳がない。
自転車乗れるようになったら乗ろう、って言ってたらいつまで経っても乗れるようにならないのと同じだと思います。

とは言え、立地と箱は決まっていたので
(現地を私よりも知る友人が見つけてくれました)
おのずと狙う客層と、それにともなって客単価、それと席数から出すのおおよその売上、このあたりがざっくり出たら、あとはもうPDCAを高速で回すのみ。

※ちなみに「高速」って書きましたが、日本でのビジネスの回り方と比べたら高速どころか超スローモーションなのが実際ですが、それでも進まなすぎて全て諦めたくなる環境下にしては高速だと補足させてください。

飲食店だと、その場でお客様から反応をリアルタイムでダイレクトにいただけるので、そこはアドバンテージでした。
飲食店ビジネスはどうしても箱と人がいるので初期投資はゼロとはいきませんが、でもこのシンプルな業態でなくて顧客接点もなかったら、私のレベルだと空中戦で訳わからなくなって早々に死亡していたと思われます。

ちなみに顧客接点を自分で直接握れることは特にアフリカでビジネス初心者にはすごく大事かと思っております。
4年経った今でもスタッフに「今日のディナー営業どうだった?」と聞くだけでは「めっちゃ良かったです」しか返ってきません。
誰に対して何がどう良かった/悪かったのか自分の目で確かめることができるって大事だなと思います。


繰り返しますが、
いろいろ手を変え品を変え、出してみること、つまりアウトプットしてみて、市場の反応を見ることでしか、それが良いのか悪いのかなんて判断できません

さらに私の場合は飲食素人だったので、「こうあるべき」というがあまりない。素直な状態で向き合えたのが功を奏した部分もあると思います。

特に文化も商慣習も異なる土地だと、別の場所での成功体験に基づいた「こうあるべき」は自分を苦しめることが多いです。

そうやって「優位性」としては使えないものが淘汰されていって、
「アジキチらしさ」が浮き彫りになってきた
のかなと思います。

具体的には?と気になってくださった方、ありがとうございます!

ちょうど感謝セールに合わせて customer surveyも集計中なので、
どこかでご紹介したいと思います。
記事「リピート命。」でご紹介)

ではでは。

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週末限定ビーフフォー!

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です。

フォーフィーバー

さて前回はBlack Fridayにフォー半額セールをしたお話を書きました。
アジアンキッチンには汁麺がいくつかありますが、
中でも人気なのが、ベトナムの汁麺、フォー。

実は秋口からかなりフォーに注力してきており、
ビーガン需要にお応えしたビーガンフォーのリリース、
以前から人気のチキンフォーのリニューアル、
この2種類のフォーのBlack Fridayセール、
そして!最後の極め付けが、秘伝!ビーフフォーでございます。

撮影用にチリを丸々入れていますが、かなり辛いですので控えめに

もう最近のアジキチはすっかりフォーづいていて、フォーフィーバーです。
フォーのオーダーが4つ入った時にはフォーフォーです。
「ハウメニーフォー?」「フォーフォー」「え?ハウメニー?」「だからフォーフォー」てな感じです。

この記事も、以下フォーのことしか出て来ませんので予めご了承ください。

フォー特別版をやってみよう!

フォーをやってきて常々思うことは、
やはりラーメン屋がラーメン屋であるように、
汁麺ってオペレーションが専用であるべきで、かつその専用オペレーションに最適化したスペース・設備が必要、
つまりフォー屋さんにした方がいい
んですよね。理想を言うと。
ただそこに踏み切るのは時期尚早かと思っており、
ひとまずアジキチで長らくチキンに限定してやってきました。

最近、キガリでフォーをフューチャーする飲食店が増えて来ているのですが、
ポップアップ、つまり通常メニューではなく、
週末限定!といった形でやっているところばかり。
それくらいやはり通常メニューとして保持するのが難しいところなのです。
ですが最近のポップアップ増加傾向で、フォーのイメージがそちらにいってしまう。

一方アジキチはチキンフォー・ビーガンフォーは通常メニューとしてやれています。
であるならば、うちもスペシャル版をポップアップでやるなどして、
「フォーならアジキチ」というポジショニングを確固たるものにしたい。

何気にクリスマスカラー♪

ビーフフォー

スペシャル版には、普段なかなか手が込んでいて作れないビーフフォーをチョイス。

というのも、チキンに比べて、ブロス、つまりスープを作るのに時間がかかるのです。
ちなみに、ルワンダではビーフの方がチキンより安いです。

ベトナム人の友人に教えてもらったレシピだと、煮込むこと丸1日。
ですが、レストランのオペレーションに合わせてレシピを調整。
それでもなかなか手の込んだ作業です。

何度か練習し、いざ!本番。
金曜日の夜から日曜日のランチタイムまで提供しました。

実践後の気づき

通常オペレーションと並行してやるものじゃない

店内満席でデリバリーもひっきりなしに注文が入ってくる状況だと、
このメニューは特にクオリティ担保が難しい。
例えば提供時の器の温度管理も、他のメニューよりも一層気を遣う、など。
スープが美味しい、重要なのはスープ!と言っていただけたので、切るのが分厚くなってしまったトッピングのお肉はご愛嬌ということで。

②そしてルワンダ人にフォーは全く刺さらない

まぁ前から分かっていたことですが、改めて。
ルワンダ人でフォーを積極的に選ぶ方は、かつて1人くらいしか見たことありません。
今回のビーフフォーも、全員外国人でした。

③やはりいつもと違うこと、は良い呼び込みになる

④セットで提供したビーフ入り生春巻きが、食べた人の2割くらいが追加注文という人気ぷりで、レギュラーメニュー入り決定。

という訳で、売り上げもあがり、色々気づきも得られました。
汁麺でのポジショニング戦略上も、今後も定期的に開催していきたいと思います。

自分がフォーに忙しくなるほど息子は家でカップヌードルというねじれ現象は何度か生じてしまったものの、
このアジキチ秋のフォー祭りはとても実りの多いものとなりました!

ではでは。

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