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値段交渉

インターン第2号のぞみんによるブログです。こちらで生活していると必ずぶちあたる値段交渉の場面。日本のように誰に対しても一律な価格が平等に提供される社会とは異なり、こちらではお客さんに応じて、店主の気分に応じて、日々値段が変わってきます。そこでどう生き抜くか。。。結構大事なライフスキルだったりします。というわけで、今回もお楽しみください。

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私、値段交渉がきらいです(笑)

基本的にお金の話が苦手で、お金についてとやかく言うくらいなら自分が損した方が断然マシだと思っています。

でもウガンダで何かモノやサービスを買おうと思ったら値段交渉は避けて通れません。マーケットに行っても定価なんてないし、昨日は3個で500シル(1円=30シル)だったのに、今日は5個で500シルだったなんてよくあります。ボダボダ(こちらでよく利用するバイクタクシー)もドライバーによって(というかその時のドライバーの気分によって)値段が大きく異なります。しかも彼らはムズング(外国人)を見るや否や、法外な値段をふっ掛けてくるのでここで生きていくためには交渉が不可欠なのです。

交渉というかもはや心理戦。向こうも生活がかかっているから簡単には譲りません。

「あ、じゃあいいよ他で探すから」って言うと大体「あーじゃあその値段でいいよ」と向こうが折れてくれるのですが、たまに引き止めてくれない時があったりして、本当に欲しかったものを逃したりします(笑)。値段交渉がきらいな私は、ついつい値段が決まっているスーパーに行きがち。交通手段もUberかSafeboda(どちらも値段が決まっている)しか使いません。

でもやっぱりそういうのは割高になっちゃうので…。最近はお財布と相談して近くのマーケットでも買い物するようになりました。超ローカルなマーケットなので最初は完全にアウェイでしたが、おばちゃんたちもだんだん顔を覚えてくれて「今日はひとつおまけしとくね〜」なんて言ってくれたりします。

あとは片言のルガンダ語で挨拶すると、値段が下がります(笑)。日本だとこんなこと絶対にありえないですよね。

値段はどこのお店もほとんど同じだし、値段交渉どころか、一言も言葉を発することなく買い物ができます。最近ではセルフレジなんかも導入されていて、便利になっていく一方で、人と人とのコミュニケーションがどんどん希薄になっているなあと。私自身も知らず知らずの間にその感じに慣れてしまっていて、値段交渉に心地悪さを感じていたのかもしれません。

確かに値段が決まっている方が合理的だし、時短にはなるんですが、おまけしてくれるおばちゃんの温かみはここでしか感じられないな〜と思う今日この頃です。

のぞみん

ラジオ体操を始めました

インターンが面白い取り組みを始めてくれました。午後のラジオ体操です。なんと英語版もあるから驚き。女性たちはまだ始めたばかりなので、文句をタラタラ言いながらやっていますが笑、きっと彼女が継続的に実施してくれることで、その意味も理解してくれるはず(と期待しています)。みっちーなりの狙いもあるようですので、どうぞご覧ください。

 

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皆さまこんにちは!インターンのみっちーです!もう少しで8月に入りますね。日本はとても暑いと聞きましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。因みに、ウガンダでは扇風機やエアコン無しでも生活できるほど、快適です。朝晩は特に涼しく、避暑地としてオススメです!今年、もしくは来年の夏は、ウガンダ滞在もご検討してみてはいかがでしょうか。

 

今回のブログですが、私がインターンとして行った活動の1つ、「ラジオ体操導入」について書こうと思います。

 

先週から、毎日15時に皆でラジオ体操をすることにしました。なぜラジオ体操なのかというと、一番覚えやすく、1曲3分ほどしか掛からないからです。そして、以下の狙いがあります。

①作業効率の上昇につなげる

職人たちは、布の裁断とアイロンがけ以外、全て座って作業を行っています。つまり、工房での時間のほとんどを、座ったままの状態で過ごすことになります。作業中に一度体操を取り入れることで、気分もリフレッシュし、より作業に集中できるのではと思っています。

②皆で1つのことを取り組むことによって、団結力を高める

個人での作業が多い職人たちにとって、皆で何かをするという機会は、あまりありません。職人たちは元々とても仲が良いのですが、さらにコミュニケーションを取ってもらえたらと思います。因みに最近では東京都庁も、東京五輪への機運を高めるためにラジオ体操を取り入れていましたね。

③職人たちの健康改善

ラジオ体操には、肩こり・腰痛・むくみ・冷えの改善や、姿勢が良くなるという効果があります。

上記の目的で、ラジオ体操実施に踏み切りました。

当初は、14時から実施しようと思っていたのですが、職人たちに「え、ランチの後に!?お腹いっぱいで動けない」と反対され、15時から行うことにしました(笑) 。実施する際は、英語版のラジオ体操第1番をかけ、私がお手本となります。最近では、体操の順序を覚えてくれるようになり、動きも綺麗になってきました。

ただ、職人たちは今まで午後に運動をする機会が無かったため、毎回ラジオ体操に誘う時は嫌そうな顔をされます(苦笑)。今後、彼女たちが進んで取り組んでくれるよう、ラジオ体操の効果の説明や狙いなどを丁寧にしていき、理解してもらいたいです。また、私が日本に帰国後も継続してもらえるように、ラジオ体操の引継ぎも課題の一つです。

まだラジオ体操開始から2週間も経っていないので、職人たちの様子を見つつ、今後も働きやすい環境づくりのために貢献出来るよう、色々な取り組みをしていきます!

みっちー

ウガンダの紡績・縫製産業

先日ビジネスパートナーと共に、紡績工場及び縫製工場をもつFine Spinners社を訪問してきました(最近同社はPhenix社を買収したとのことで、現在ウガンダ国内では2社のみ紡績以降の加工を行っています)。

ここではウガンダ西部で収穫した綿花を買付け、紡績→生地の製造→主にTシャツの製造を行っています。実はメイド・イン・ウガンダのコットン生地を手にすることは稀なのです。紡績技術のないウガンダでは、収穫した綿花のほとんどを原料のまま諸外国に輸出し、そこで紡績して布にし、再度輸入しています(RICCI EVERYDAYで使用している布も、ウガンダ製ではなく、ほとんどがガーナやナイジェリア、コンゴ民主共和国から入ってきたものです)。

そんな背景を知っていたため、ここで紡績以降の加工を行うキャパシティをもつ会社があることに驚きました。そして好奇心旺盛な私は、ビジネスパートナーを伴って早速訪問したわけです。

工場全体の構造や流れについてマーケティングマネージャーに案内してもらいつつ、印象的だったことをいくつか。

・工員1人が1日で縫えるTシャツの枚数が、中国の工場では95枚である一方で、ケニアは50枚、ウガンダだと25枚と、生産効率が圧倒的に低いウガンダ(とはいえスタートした当初は15枚だったから向上してはいるみたい)。

・ローカルマーケットに出す用の布or糸と、海外向け輸出用の布or糸の製造過程では、プロセスが異なり、綿花をクリーニングする時点で完全に別にして作られるということ。

・ここで働く1,000人以上の工員は、月60ドル程度の月給及び1回の食事しか提供されないということ。交通費等なし。

・EdunやCalvin Klein、Walt Disneyなど海外ブランドからオーダーが来ているということ。ちなみに日本のブランドからのオーダーはこれまでなし。

・Tシャツの縫製過程において生産効率を毎時集計してチェック。午前中は11時がピークだが、それ以降ランチまでは作業効率が下がり、またランチ以降も睡魔が襲うのか作業効率は落ちるとのこと。

・同社はスリランカ人による経営で、各工程がかなり厳しく管理されている印象。出来上がった製品はきちんとパッケージングされ、メイドインウガンダのクオリティとは程遠い、グローバルスタンダードに則ったレベルのものだった。

まさにファッション産業の末端を目にした気分でした。綿花の生育・収穫からTシャツが作られるまでのすべての工程がここで行われ、そしてそれらに付加価値が付いてファッションマーケットで販売されていく。。。かつては中国が中心だった縫製業の波が、南アジアを経て、今東アフリカにも来ていることを実感せずにはいられませんでした(確かエチオピアも盛んでしたね)。

ただ、工場を見学しながら確かに生産効率は重要と思いつつも、生活を成り立たせるのが困難な程度の給与しか支払われず、個性も何もない環境で、単なる「工員」としてひたすら効率効率と言われながら働かなくてはならない人々を横目に、自分の目指すべきものづくりの方向性はこうではないなと、改めて確認することができました。

 

 

Chizu

 

 

 

もう一人のインターン

実はRICCI EVERYDAYには、もう一人インターンが活躍中です。現在大学院生ののぞみんです。彼女には女性たち向けのビジネストレーニング及び、女性たちが長期的に自立した人生を送るためのライフスキルトレーニングのコンテンツ開発と実施をお願いしています。トレーニングの様子はまた追い追いブログを通じて、お知らせしますね!まずは自己紹介です。

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はじめまして。今月から2ヶ月間RICCIでインターンさせて頂くことになりました、川嶋希です。よろしくお願いします!

実は今回が私にとって2度目のウガンダで、前回はMpigiというところで教育関係のインターンをしていました。そこでの経験がなかったら今の自分はいないと言っても過言ではないくらい、私の人生に大きな影響を与えたインターンだったので、再びこの地に戻って来ることができ、とても嬉しく思います。

今回、私がRICCI EVERYDAYでのインターンを決めた一番の理由は、ビジネスとしての国際協力の可能性を探りたかったから。アフリカと聞いて、ガリガリに痩せた子どもや未開部族などを想像する人は少なくないと思います。でもそれらはアフリカの一側面であって全てではありません。今やアフリカはビジネスチャンスが溢れた巨大市場でもあります。実際、カンパラ市内には高層ビルが立ち並び、外車が行き交い、大きなショッピングモールやゴルフ場、おしゃれなバーやレストランだってたくさんあります。街を歩く女性たちはみんな髪やネイルに気を配り、ハイヒールを履きこなし、スマホ片手に歩く姿は日本の女性と大差ありません。彼女たちはもはや「援助を待つ可哀想な人たち」ではなく、立派な「消費者」です。こうしたミドル層の台頭を目の前に、ビジネスの可能性を感じずにはいられません。

そしてもう一つ、ビジネスには多くの人を巻き込む力があると思っています。NGOでインターンをしていた時、「可哀想な人たちを助けてあげたい」と支援してくれる方は、ほんの一部でしかないということに気付かされました。特に寄付文化の希薄な日本で活動費を集めるのは本当に難しい。じゃあもっと違うモチベーションでより多くの人を巻き込むにはどうしたらいいんだろうと考えた時に、私の中で出た答えがビジネスでした。

少なくともRICCI EVERYDAYのお客様は「このバッグかわいい〜!」っていうモチベーションで商品を手に取ってくれているはずと考えています(私も最初に商品を見た時、同様の感情を抱きました)。国際協力に興味がある人もない人も巻き込んでいける、そんな可能性を感じて今回のインターンを決めました。

2ヶ月という限られた期間ではありますが、仲本さんや現地スタッフと協力して、商品を作る人も買う人もみんなを幸せにするようなブランドづくりに貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

またウガンダでの生活のことや仕事のことなど、日々感じたことを少しづつブログに書いていきたいと思います。

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どうぞよろしくお願いします!

インターンの工房日誌

さて今週も、インターンみっちーの工房日誌をお届けします。何気に私も楽しみにしているこのコンテンツ。普段インターンがどんなことを感じながら仕事をしているのかを垣間見れるので、今後も続けていけたらと思っています。ちなみに実は最近、もう一人のインターンも加わりました!彼女のご紹介もしつつ、同じようにブログを週に1回書いてもらおうかと思っております。

それではどうぞご覧ください〜

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皆さまこんにちは!インターンのみっちーです!

 

気付けば、私がウガンダに来てから2週間が経ってしまいました…!ウガンダ滞在の4分の1が終わったのだと思うと、2カ月の短さを身に染みて感じます。日によっては、バッグの布・牛革の購入、工房とバッグ直売店の訪問に1日を費やし、気付いたら夕方になっていることも。やるべき仕事も結構あり、これらをウガンダでは千津さんが1人で回していたのかと思うと、頭が上がりません。ウガンダでの起業から仕事の取組み方まで、千津さんからもっと色々吸収していきたいです!

先週は、RICCIの工房にも行きましたよ!工房では、職人のママたちが本当に1つ1つのバッグを丁寧に作っていました!技術だけでなく、ママたちの人柄も素晴らしいのです。いつも笑顔で、楽しそうに日々の出来事を話してくれます。また、先日私が1人で工房に行った時に迷子になってしまい、助けてもらうこともありました(笑) そんな素敵な彼女たちのことを、RICCIファンの皆様にもっと知っていただきたいので、今後何か仕掛けられたらと考え中です!因みに、工房には新しい柄や、可愛いバッグが沢山ありました!早く皆さまのお手元にお届けしたいです♡

そして、前回のブログでご紹介した通り、今週末から来週にかけて、新しい工房に引っ越します!私も行ってみたのですが、広いお庭つきで、のびのびと仕事が出来そうです。インターンの仕事の1つとして、工房のセッティングがあるので、ママたちが働きやすい環境を整えていけたらと思っております。

最後に、ビッグニュースを紹介いたします!なんと、RICCIのインターンに「のぞみん」が加わりました!!!彼女もブログを書く予定なので、どうぞお楽しみに!

マネージャーのDavisと、癒し系専属ドライバーIssaとの写真と共に、みっちーでした!

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工房を移転します

3月から探し続けていた新しい工房ですが、ようやく良い物件に出会うことができ、本日契約してきました。

(ウガンダの不動産事情ですが、マーケットにいい物件が出ているとものすごいスピードで決まっていきます。こちらが価格の交渉をしている傍らで、「別の人が1年分の家賃を支払ってくれたからごめんね!」と交渉を打ち切られることが多々あったり(こちらは家賃の前払いが基本で、最低でも3ヶ月、長くて1年求められます。大家がかなり強いのです)。世知辛い世の中です涙)

RICCI EVERYDAY3か所目の工房。これからたくさん雇ったとしても、十分に受け入れられるキャパシティがあります。しかも広いお庭付きで激安価格。果物の木も生えているので、仕事の合間におやつの時間に食べたいです。

ちなみに1か所目の工房は3m四方の小部屋でした。私たち(私・スーザン・グレース・ナジュマの4人)が小さなプロジェクトとしてこの事業を始めようとした際、お金が全然なかったので場所を借りるのもどうしたものかと途方に暮れていたところ、それを見かねた知り合いのスリランカ人のおじさんが、「うちの部屋を使えばいいよ」と、差し出してくれた場所でした。そこはおじさんのいわばダイニングルーム。冷蔵庫や食器、炊飯器の横にミシンを一台置いて、サンプル作りをスタートさせたのでした。スリランカ人のおじさんは、ウガンダの縫製産業に長く勤めている人で、今でも事あるごとにアドバイスをくれます。本当に彼なしではこの事業はスタートしなかったと言っても過言ではない。。。ありがたい限りです。

2か所目は、その部屋の斜向かいにあるアパートです。テレビの取材を受けた時はこちらで仕事をしていました。2部屋あるうち、一つがミシン部屋、もう一つは布を切る部屋(革は土台と針と糸さえあればどこでも縫えるので、ベンチを置いて縫ってもらっています)。ミシン部屋には今ミシンが3台あるのですが、今後人を採用して機材が増えることを考えると手狭になること間違いなしだったので、今回移転を決意したのでした。

新しい工房ではどんな歴史が刻まれていくのか、今から楽しみです!ぜひ皆さんもウガンダに来た際にはお立ち寄りくださいね!

Chizu

インターン登場!

RICCI EVERYDAYでは、今年から学生インターンの受入れを始めました。そして先週、記念すべき第1号インターンがウガンダに到着しました!

その名もみっちーです!普段はソフトテニスに明け暮れる大学生ですが、去年ボランティアでウガンダを訪問してから、いつからか現場で事業を回している団体でインターンをしたくなり、RICCIに応募してくれたということです。

今後みっちーからの現地レポートを、こちらでもご紹介したいと思います。

どうぞご覧ください。

 

読者の皆さま、はじめまして!4月からRICCI EVERYDAYでインターンとして働いている、みっちーと申します!大学では主に開発学と文化人類学を勉強しています。ウガンダ滞在は今回が2回目で、前回は首都カンパラから車で1時間離れたBuyegeの小学校で2週間ボランティアをしていました。

先ほど、インターンは4月からと書きましたが、ウガンダに来たのはつい最近で、6月までは日本でバッグの販売などをして いました。ですので、まだまだウガンダ初心者です。前回のウガンダ滞在では、じっくりとウガンダを巡ることが出来なかったので、毎回新しい発見の連続です。道やお店の場所もまだ全然分からず、Google Map無しでは生きられません(笑)これから、ウガンダでお気に入りのお店を発掘していこうと思いますー!

さて、RICCIでインターンをしようと思った理由について、簡単に書こうと思います。まず、会社のコンセプトに共感したこと。そして、アケロバッグに一目惚れしたことが最大の理由です。代表の仲本千津さんのことは心から尊敬しており(改めて書くと恥ずかしいですね笑)、インターンとして働かせていただいている今がすごく幸せです。何か会社の力になれれば…と思う毎日です。

インターンの内容ですが、私は仲本さんと共に、ブランドを動かすために必要な仕事をする予定です。例えば、近日中に行う工房移転や、海外の方向けのオンラインストアの構築などです。ウガンダ滞在はたったの2カ月で、その間に出来ることは限られると思います。しかし、RICCI EVERYDAYのインターン、ファンとして、微力ながらRICCIのパワーアップに貢献できるよう頑張ります!

今後、ウガンダで感じたことやインターンで思ったことを書いていこうと思うので、温かい目で見守っていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!

みっちー

イベントでの出会い

日本滞在中は様々なイベントに出させていただき、ブランドのコンセプトやアフリカでのものづくりのこと、ウガンダの食文化やファッションのこと、アフリカへの支援の仕方などなど、多岐にわたるテーマでお話させていただく機会を持つことができました。

①andu amet鮫島さんとのトークショー@西武渋谷店

andu amet鮫島さんといえば、言わずと知れたアフリカ起業のパイオニアの一人。私は前職時代、空いた時間を使ってandu ametでプロボノをしていた時期があり、彼女から直々にファッションビジネスのいろはを学びました。そんな「師匠」のような存在の鮫島さんとのトークショーは、相変わらず新たな気付きをいただくことができて、有意義な時間でした。アフリカの中でもビジネス環境が厳しいエチオピアで事業回されているのは本当にすごいこと(私には到底できない)。そこで得られた知見を惜しみなく私や周りの起業家に提供し続けてくれる姿を目にすると、私もいつかきちんとお返ししなければといつも気付かされます。

(友人Nさんのお写真を拝借)

②恋するウガンダ〜アフリカンファッションx未来を変えるものづくり

こちらはテレビを見ていただいたライター小林さん主催のイベントにスピーカーとして呼んでいただき、ブランドのことやウガンダの食文化、ファッションについてお話させていただきました。このイベントのすごかったところは、5感でウガンダを感じられたということ!当日はウガンダを旅したことのあるシェフにケータリングをお願いし、かなり上品な(笑)マトケ(バナナを蒸してマッシュしたもの)やサモサなど7-8品を提供いただいたり、途中Skypeで現地の工房と繋いで、参加者の方々とうちのスタッフが交流したりと、新しい試みにチャレンジしました。ただ単に一方的に話をするのではなく、食べたり、映像をみたり、ディスカッションしたりといった、相互に動きのあるイベント作りを今後も心掛けたいです。

(co-baさんのお写真を拝借)

 

③プロジェクト共創〜ウガンダへ希望と尊厳を、日本から

私が尊敬する経営者である渋澤健さんと鬼丸昌也さんとのクロストークイベントを開催させていただきました。渋澤さんの相手の心の奥深くに鋭く切り込んでいく質問力や、鬼丸さんの場を一瞬にして引き込むパブリック・スピーチ力。それを目の前で感じられただけで、私は大満足でした。

またその場で聞いて印象に残った”Collective Impact”という言葉。私はお恥ずかしながら初めて聞いたのですが、前職NGO時代から感じていたことをズバッと言い当てた言葉で、すごくしっくりきました。途上国における支援の現場で感じるのは、各セクター間のコミュニケーションが圧倒的に足りておらず、情報やモノ、お金、人の流動性がないということです。NGOも政府も民間企業も、自分の役割に注視しすぎて、もっと互いに協力できるところがあるんじゃないの?、もしそこがちゃんと繋がっていたらより大きなインパクトを出せるのにと感じることが多々ありました。

私は今のブランドでまさにCollective Impactを生み出していきたいと考えています。つまり北部に生産拠点を作る際には、テラ・ルネッサンスさん(NPO)で自立支援を受けた元子供兵の人をうち(民間)で雇用できるシステムを作り、彼ら・彼女たちがスムーズに持続的な生活向上につなげられる土台作りをしようという取組みです。今年中にローンチできるよう、準備を進めたいと思います!

(鬼丸さんのブログから拝借)

Chizu

 

 

販売について考える

2ヶ月半も居てしまった日本滞在!もはや日本にいることの方に違和感を感じる自分は大丈夫かと思いつつ、今回の滞在を振り返ってみたいと思います〜。

まずは販売について!計14箇所でポップアップストアをオープンしました!

近鉄百貨店橿原店/そごう・西武5店舗/大阪タカシマヤ/近鉄百貨店本店/玉川タカシマヤ/大丸札幌店/遠鉄百貨店/静岡伊勢丹/西武渋谷店/伊勢丹新宿店(開催日順)

お陰様で3ヶ月の売上目標も達成でき、また多くのお客様と直接交流させていただく機会を持てたのが、何よりも嬉しかったです。販売期間中は、販売チームリーダーである母を筆頭に、学生インターンの2人と妹(!)の協力も得ながら、乗り切ることができました。

他ブランドや他の売場を見ていて気付いたのは、ブランドの世界観を作り出すのにディスプレイがいかに重要かという点。ここは今後うちも力を入れてやっていくべき課題だと感じました。

さらにお客様との交流を通じて、様々な気付きをいただいたり、励ましの言葉を掛けてくださったり、現地のものづくりの様子を直接お伝えできたりと、オンラインストアではなし得ないことが満載なのだなということに、改めて気付かされました。オン・オフライン双方の活性化というか、それぞれの持ち味を120%活かしたチャネル作りをしていく必要性を感じた次第です。今後もポップアップやイベントの開催などを通じて、より多くの接点をもてるような仕組みを作りたいと思うようになりました。

 

また販売における新しい試みとして、他ブランドとのコラボレーションが挙げられると思います。この春は、2つの他のブランドと協働させていただきました。

①タカシマヤグループとのコラボポーチの企画・製造と、布を提供して日本の職人さんによって製作された扇子と日傘

(玉川タカシマヤさんのブログから拝借)

②清水エスパルスとのコラボバッグの企画、販売

アフリカ布の魅力やうちのブランドの魅力を伝えるために、様々なブランドさんとコラボしながらアプローチしていくことも、今後進めていきたいことの一つです。

そしてもちろん課題もあります。徹底的に問題だったのは、生産が間に合わず、必要な在庫を提供できてなかった点。そのために仕掛けたくても仕掛けられないことが多々ありました(オンラインストアもまだまだsold outのままでごめんなさい)。他にもディスプレイや販促物に統一性がなく、一貫したメッセージを伝えられていないことなど。。。

やりたいことや課題が山積みですが、一つ一つしっかり考えながら形にしていこうと思います。今後のRICCI EVERYDAYにご期待ください〜!

 

Chizu

 

 

 

 

Davis

 

実は今私は新しい試みをしています。ウガンダを約3ヶ月離れ、現地のオペレーションを現地のチームに任せるということです。

現在おかげさまでスタッフが増えており、私を含め10人のチームになっています。工房メンバ−6人、直営店スタッフ2人、そしてアドミン1人。中でもキーパーソンなのが、私の不在の間、私の代わりの役割を担ってもらおうと3月から雇ったDavis、当社唯一の男子です。

(ちなみに、うちはシングルマザーだけを雇用する会社じゃなかったっけ?という疑問を持たれた方もいるかもしれませんが、実はそうではないのです。社会的に疎外された状況にある人々を積極的に雇用するというポリシーを掲げているのであって、シングルマザーに限定しているわけではありません。それは他の優秀で才能のある人材の就業のチャンスを奪わないため、そしてシングルマザーに限定してしまうことで彼女たちへの差別を生み出さないようにするためです)

「私の代わりの役割」というのは、工房における生産業務や店舗における販売業務以外の全てで、例えば行政対応業務や輸出業務、会計、資材調達など、とにかく幅広く、臨機応変に対応することが求められます。ただここが機能しなければ、せっかく作ったバッグも日本まで届かないですし、ウガンダの会社自体が回っていきません。始めはスーザンにそれをやってもらおうと考えましたが、恐らく彼女にそれを担当させたら、途端に仕事に対するモチベーションが下がるだろうなと思いました。やはり適材適所。好きな仕事に打ち込んで、120%のパフォーマンスを出してくれた方が会社的にはいいと思い、別途人材を雇うことにしたのです。

というわけで、「私の代わりの役割」をこなせる人材を見つけ育てていかなければと、去年あたりから考えていましたが、今回採用したDavisは、こちらの期待以上の動きを見せてくれています。彼の何が、他の出会ってきたウガンダ人と違うのかを考えてみたのですが、以下2つのポイントが決定的に違う点として挙げられるかと。

・レスポンスが早い(メールには即時返答。こちらから依頼したことにも適切なタイミングで確実に行動を起こす、仕事のプライオリタイズができている)

・課題に対し自分なりに考え、対策を提案し行動に移す

二つ目の点については、これができる人にまさか出会えるとは思っていなかったので、彼の行動を見た時はゾクゾクするほど感動したのを覚えています笑。内容が間違っていてもいいのです。マネジメント的観点で、自分で考え行動に移してくれたのが、何より嬉しかったのです。恐らくウガンダの詰込み式教育による弊害だと私は思うのですが(詳しくないので分かりませんが)、自分で考えることをしないで、言われたことをこなすのが、残念ながらウガンダ・スタンダード。言われたこともまともにできないことも多々あり、こちらがフラストレーションを抱えることも。そんな中で彼の行動には目をみはるものがありました。

彼がより成長できるような環境やチャンスを、これからもできる限り提供していけたらと思います。

頑張れ、Davis!!

 

Chizu

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