LunchTrip ウガンダ便のガイドを務めました

皆さんはLunchTripをご存じでしょうか。

”美味しい笑顔が世界を好きになる直行便。” 都内の異国レストランや大使館を巡り、美味しいランチを食べながら、異文化理解するという取り組みで、かれこれ10年前から続いているイベントです。かつて、そこに池上彰さんが来たり、現地大使館を巻き込んだりと、開催方法も非常にユニーク。

そんなLunchTripで、今回私はウガンダ直行便の”ガイド”を務めさせていただき、ウガンダの最近のホットなニュースや、食のこと、ファッションのこと、そして自分の取組みについて、お話させていただきました(面白いことに、LunchTripでは、スタッフのことを”クルー”、イベント参加者を”パッセンジャーズ”、スピーカーを”ガイド”と呼びます。そして会のMCも、まるでフライトアテンダントのように、”Welcome on board”からスタートし、ちょこちょこそれっぽい台詞が登場します笑)。

イベントのハイライトは、似てるようで似てない、より美味しい(?!)ウガンダ料理を食べたり、旅行好きの参加者と共にトラベルグッズを考えるワークショップを実施したり、盛りだくさんな2時間でした。

こんなに長くこの取組みが続くのも、ひとえにクルーたちのコミットメントの高さと(本気で企画から頑張ってる!)、アミちゃんのコミュニティ・マネジメントによるものではないかと。今回一緒にイベントをやって、非常に勉強になりました!

ちなみにアミちゃんは、大学時代からの友人。あの頃はお互いまったくこんな形で再び繋がるとは微塵も思っていなかったけど、人生というのは本当に面白いなー。今回、お声がけいただいてありがとう!

Chizu

NHK WORLD “RISING”にRICCI EVERYDAYが登場です

NHK WORLDの”RISING”で、RICCI EVERYDAYの活動内容をまとめた、約30分にも及ぶドキュメンタリーが公開されています(英語放送です)。

今回の撮影では、新しい工房でのものづくりの様子や、初期メンバーであるSusanやGraceの自宅訪問の様子、新作の革バッグができるまでの背景や、新規事業で始めたテラ・ルネッサンスとの協働事業の様子など、本当に幅広く取材していただきました。

それに伴い、Bereeseraの吉野あかねさんや、認定NPO法人の小川さん、鈴鹿さんには、大変お世話になりました。この場を借りて、御礼申し上げます。

本日より27日まで、以下リンクにアクセスいただければ、いつでも番組をご覧いただけます。
ぜひこの機会、RICCI EVERYDAYのものづくりの様子を覗いてみてくださいませ!

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/rising/201710040600/

Chizu

 

テラ・ルネッサンスさんとの協働事業がスタート

 

 

先日プレスリリースでも発表しましたが、ウガンダ北部で活動をされている認定NPO法人テラ・ルネッサンスさんとRICCI EVERYDAYが協働で事業をスタートすることになりました。

詳細は以下リンクをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000015135.html

テラ・ルネッサンスさんは、ウガンダ北部に停戦合意がなされて以降すぐに現地入りし、「子ども兵」と呼ばれる人たちのトラウマケアをしながら、彼ら・彼女らが自立的な生活を送れるよう職業訓練(大工・縫製)を行い、3年間のプログラムとして提供しています。

その訓練だけでも、地元で自立的に生きていくには十分なのですが、RICCI EVERYDAYとしては、彼ら・彼女らに、新しい収入源を提供し、より安定した生活を送れるようなサポートをしようと考えています。具体的には、グローバルレベルで販売可能な商品を製作する機会を提供していくということです。そのために、現在はデザインを考えたり、技術レベル向上のためのトレーニングを実施したりしています。来年あたり、ここで生み出された商品を、皆さんにお届けできたらいいなと思っています!

 

またこの事業を通じて、NPOとビジネス間でコレクティブインパクトを出す事例を作っていきたいとも考えています。これまではNPOセクターはNPOセクターができることに、そしてビジネスセクターはビジネスセクターができることに終始し、両者の事業間に連続性があるにも関わらず、そこにギャップが生じてしまうという例を多く見てきました。

私自身、NGOも民間も経験しているので、そういう自分であるからこそ互いの強みを認識し発揮しながら、NPOにて訓練を受けた人々をビジネスセクターが引き継ぎ、脆弱な環境の中でも自立できるサポートをしていけたらと思います。

 

トレーニングの様子は随時ご連絡しますね!

 

Chizu

第五回グローバル大賞国際アントレプレナー賞最優秀賞を受賞しました

この度、経済産業省を主務官庁とするニュービジネス協議会主催の「第5回グローバル大賞国際アントレプレナー賞最優秀賞」を受賞いたしました。

ビジネスを行うにあたり、グローバルな視点で且つ社会的課題の解決も視野に入れながら実行している点を大きく評価いただきました。

とはいえまだまだ駆け出しの当社ですので、引き続き周囲の方からのアドバイスをいただきながら、粛々と事業を成長させていけたらと思います。

またここまで来れたのもひとえに、現地ウガンダで一生懸命働く社員のみんなや、日本でしっかりと売上に繋げてくれている母とインターン生たち、そして当ブランドの商品を選んで購入してくださるお客様のおかげです。作る人、売る人、買う人、皆がHappyになれるブランドを目指してここまで運営してきましたが、考えてみたら当の私はこの三方に助けられてばかり。。。きちんとお返しできるように、日々精進したいと思います。。。

 

Chizu

 

両親がウガンダを訪問

7月の話になりますが。。。両親が2年越しにウガンダを訪問しました。

ずっとウガンダに行きたい行きたいと言っていた母。

しかし一番下の妹が大学受験を控えていたり、受験が終わったと思ったら販売シーズンが始まって怒涛の全国行脚がスタートしたり。なかなか時間が取れずにいました。

そんな中、百貨店さんが夏のセールをスタートさせ、ポップアップが一瞬下火になるタイミングを利用して、7月頭に無事にウガンダに来ることができました。

しかし海外旅行をほとんどしたことのない母。

国際線飛行機の乗り方がよく分からず、読書灯も消し方が分からずずっとつけっぱなし、イヤホンジャックが見つけられず映画は映像だけ見てやり過ごし、イミグレのカウンターでは得意のボディランゲージでどうにか乗り切り、到着ゲートに現れた時は、私は内心ホッとしましたよ。。。

かなり短期間のステイでしたが、工房視察から布の買い出し、ナイル川の源流を見る観光、チームとの夕飯会、現地学生インターンたちとのポークジョイント(豚肉BBQ)などなど、盛り沢山のイベントに満足してくれたみたいです。

「これからは3ヶ月に一回くらいのペースで来たいわー」とぼやく母。

・・・

その旅費を稼ぐのに一体どれだけの売上を積み上げないといけないんだと、瞬時に計算する娘。

・・・

母には、もっともっと販売してもらおうと決意したのでした。

布を選ぶ母

Old Taxi Park前で

 

Chizu

 

 

 

3年間の変化ーナカウチ・グレースの場合

当社一人目のスタッフであり、私がこの事業を始めようと思ったきっかけとなった人、ナカウチ・グレース(ウガンダ人の名前の中には、たまにすごく親近感のわくものがあります笑)。彼女のお宅に3年ぶりに訪問する機会を得たので、その時のことを書こうと思います。

家の中に招かれた時、ハッと息をのむほど驚きました。3年前まではレンガ剥き出しだった壁にはきちんとコンクリートが塗られ、家の中には当時なかったテレビや冷蔵庫、大きな食器棚が所狭しと置かれていました。そして子供の健康と少しでも収入につながればと飼われていたニワトリたちはいなくなり(当時はソファの後ろにいました!)、少しだけ部屋が広くなったように感じられました。子供たちはここ数年は毎日学校に通うことができ、上の子二人は来年からは大学進学だそうで。一人は判事を、もう一人はジャーナリストを目指して、今まさに受験勉強を頑張っているとのことでした(その内一人は、学校でも5本の指に入るほどの優秀ぶりで、政府からの奨学金をもらって大学進学ができるかもしれないとのこと!)。

この3年間に起こったたくさんの変化を目の当たりにした私は感動しっぱなしで、涙が出てきそうな時もありましたが、まだまだ課題が多いことにも気付かされ、グッと我慢。感傷に浸っている暇はない、彼女たちの生活が豊かになるよう、会社として何ができるかを考えねばと、気持ちを切り替えたのでした。

ちなみに、グレースは本当に毎回たくさんの仕事を丁寧にこなすなーと感心することが多かったのですが、実は彼女、学校の休みに暇している娘たちに革の縫い方を教え、家族一丸となって仕事をしていたとのこと!どうりで仕事が早いわけだ。。。笑。すごいぞ、teamナカウチ!

(先日の訪問時の様子)

(3年前の様子)

Chizu

http://www.riccieveryday.com/

学生インターンが終了しました

6月後半から約2ヶ月間、当社でインターンとして働いてくれていたみっちーとのぞみんですが、無事に任期を終え、それぞれの帰路につきました。二人には、本当にたくさんのことをこなしてもらい、感謝しかありません。今回初めてインターンを受け入れましたが、結果として受け入れて良かったなぁと感じています(インターンたちもそう感じてくれていることを願います笑)。

インターンたちがやってくれたことは数知れずですが、主なところは以下になります。

・グローバルオンラインストアの構築

・スタッフ向けトレーニングプログラムの開発と実施

・各種リサーチ

・人事制度の整備

人数が圧倒的に足りないスタートアップだと、目先の売上に繋がる活動(当社の場合、製品を作って売ること)をこなすだけで手一杯で、優先順位の低い業務については後回しになりがちです。でも企業の長期的・持続的な発展のためには、実は今優先順位の低いことこそが重要だったりして、そこをインターンが自ら考え提案し進めてくれたおかげで、会社として、ブランドとして、一回り成長できたように感じます。彼女たちがやってくれたことを、2-3年後にきちんと活かせるようにしていくのも、経営者である自分の役目なのかなとも思います。

今年はもう一人10月後半から受け入れる予定です。彼女には、当社が最近スタートした新規事業に一緒に取り組んでもらいます。インターンと当社、双方にとって実り多い時間になるように、きちんと向き合っていきたいと思います。

(先日のインターン送別会の様子)

Chizu

ウガンダに会社を設立して1年が経ちました

ウガンダに会社を設立し、あっという間に1年が経過しました。その間の変化といえば本当に大きいと改めて感じます。ここまでこれたのも、いつもブランドを支えてくださるお客様、そして日々バッグの製作に一生懸命なスタッフのおかげだと改めて感じています。今日はこの1年を振り返ってみたいと思います。

まずはカンパラに直営店が立ち上がり、在留外国人や旅行者、ウガンダ人富裕層の間で知られるセレクトショップに成長したことです。そこではRICCI EVERYDAYの商品だけでなく、ウガンダ中に点在する素晴らしい素材・技術を用いたメイド・イン・ウガンダのプロダクトも合わせて販売しています。例えばウガンダ特産バーククロス(木の皮)を使ったジュエリーやインテリア雑貨、ウガンダシルクのスカーフ、チコイと呼ばれる手織りブランケッド、オーガニックシアバター、レザー小物、エッセンシャルオイル、などなどです。またお店のマネジメントや仕入などすべてが初めての経験で、まだまだ課題が山積みではありますが、今後東京に直営店を出すことを考えたときの布石にもなったのではないかと思います。。。!!今後もますますお客様に喜んでもらえるような製品を取り揃えていきたいと思います。

二点目にはスタッフが増えたことです。昨年の会社立上げの時点では、私を含め6名でしたが、今では倍の12名のなかなかの大所帯になりました。内訳としては、工房スタッフが8名、ショップスタッフが2名、マネジメントが2名(私含む)です。今年度中にもう少し増やし、来年のシーズンに向けて準備を進めていく予定です。

ただこの12名は直接雇用者と呼ばれる人たち(当社と雇用契約を結んだ人という括り)で、実は間接的に当社に関わってくれている人たちはもっといます。例えば上記直営店舗で販売されている製品を作ってくれている他ブランドの作り手さんや、当ブランドで販売する製品の一部のパーツを作ってくれている作り手さんなどです。彼らも大事なパートナーとして、今後も引き続き継続的なオーダーを通じて、彼らの収入向上に貢献できていけたらと考えています。

三点目には工房の拡大移転です。運良くいい物件に出会うことができ、広い庭つきの工房を構えることができました。そこは、原材料保管室、完成品保管室、作業室、オフィスと4つの部屋に分かれ、それぞれきちんと管理されるようなシステムが構築されつつあります。まだまだ導入段階で課題も多いのですが、PDCAを回しつつ効率的な工房運営につながるよう、メンバー全員で試行錯誤しています。

また今後は広いお庭を使って、スタッフ向け野菜栽培をスタートできたらと考えています。スタッフ及び家族の健康を考慮し、より栄養バランスのいい食生活を送ってもらおうという想いからです。何を育てるかは今度スタッフにも聞いてみたいと思います。

以上が大きな変化として挙げられます。今後より良い方向に成長していけるよう、スタッフ一丸となって頑張りたいと思います。少々長くなってしまったので、今日はここまでにし、今年度の目標については次回ポストでまとめます。

 

(新スタッフのジェニーとフランク)

(1周年を迎えたRICCI EVERYDAY Flagship Store)

 

Chizu

http://www.riccieveryday.com/

ウガンダの仕立屋さん

インターン1号のみっちーによるブログです。みっちーはRICCI EVERYDAYでのインターンの他、自分なりにテーマを決めて研究活動も行ってしまう、頑張り屋さん!彼女がどんなことを調査していたか、ぜひブログをご覧になってみてください。では以下どうぞ!

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首都カンパラにある、オウィノマーケット。そこに行けば、買えないものはないのだとか。いつも人々で賑うマーケット目の前に、仕立屋があります。

日本のように、各々が1店舗を所有している訳ではありません。ビルの2階、3階に、1店舗8畳ほどの面積に8~15人ほどが作業をしています。仕立屋の数は1つのビルに多くて20店舗ほど(ビルによっては5店舗など、様々です)。つまり、少なくとも160人のテーラーが、ビル内で働いていることになります。そのようなビルがカンパラ内に何棟もあるので、ウガンダ全土だと、数千、数万人のウガンダ人がテーラーとして働いていることが予想されます。テーラー個人がそれぞれ専門を持っており、ドレスが得意な人もいれば、ベッドシーツやカーテンまで、幅広いです。ミシンは足踏み式ミシンを使用しているのがほとんどで、私はウガンダで初めて実物を見ました。

繁盛期は9月から12月で、特にクリスマスが近くなる頃には、皆こぞって新しい服を購入します。もちろん既製品を買う人もいますが、周囲と被らない、「自分らしい」ファッションを求め、仕立をオーダーする人の数も負けていません。この時期、注文数は3倍ほど増えるそうです。

仕立の概念が希薄になり、既製品を購入する機会が多い日本では、ついついその商品の生産背景を考えずに購入する場合が多いのではないでしょうか。しかし、あえて仕立ててもらうことで、製造の過程を知ることが出来るのはもちろん、ものづくりの大変さ、ハンドメイドのあたたかさも理解出来ます。製作者の顔や人柄も分かることも魅力の一つ。「あの人が作ってくれたのだから、大事に使わなくては」という思いが強くなります。

以前はシンプルな服しか好まず、色も白、紺、グレーが多かった私も、ウガンダに来てからカラフルな服装を好むようになりました。そして先日、マーケットで赤と黄色のアフリカンプリント布を購入し、スカートを仕立ててもらいました。布だったものが、人の手を加えることでこんなに素敵なスカートになるのかと、スカートを手渡された時の感動は忘れられません。「もの」への感謝を忘れずに、ウガンダで仕立てた服を、11,500km離れた日本で着るが楽しみです。

 

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値段交渉

インターン第2号のぞみんによるブログです。こちらで生活していると必ずぶちあたる値段交渉の場面。日本のように誰に対しても一律な価格が平等に提供される社会とは異なり、こちらではお客さんに応じて、店主の気分に応じて、日々値段が変わってきます。そこでどう生き抜くか。。。結構大事なライフスキルだったりします。というわけで、今回もお楽しみください。

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私、値段交渉がきらいです(笑)

基本的にお金の話が苦手で、お金についてとやかく言うくらいなら自分が損した方が断然マシだと思っています。

でもウガンダで何かモノやサービスを買おうと思ったら値段交渉は避けて通れません。マーケットに行っても定価なんてないし、昨日は3個で500シル(1円=30シル)だったのに、今日は5個で500シルだったなんてよくあります。ボダボダ(こちらでよく利用するバイクタクシー)もドライバーによって(というかその時のドライバーの気分によって)値段が大きく異なります。しかも彼らはムズング(外国人)を見るや否や、法外な値段をふっ掛けてくるのでここで生きていくためには交渉が不可欠なのです。

交渉というかもはや心理戦。向こうも生活がかかっているから簡単には譲りません。

「あ、じゃあいいよ他で探すから」って言うと大体「あーじゃあその値段でいいよ」と向こうが折れてくれるのですが、たまに引き止めてくれない時があったりして、本当に欲しかったものを逃したりします(笑)。値段交渉がきらいな私は、ついつい値段が決まっているスーパーに行きがち。交通手段もUberかSafeboda(どちらも値段が決まっている)しか使いません。

でもやっぱりそういうのは割高になっちゃうので…。最近はお財布と相談して近くのマーケットでも買い物するようになりました。超ローカルなマーケットなので最初は完全にアウェイでしたが、おばちゃんたちもだんだん顔を覚えてくれて「今日はひとつおまけしとくね〜」なんて言ってくれたりします。

あとは片言のルガンダ語で挨拶すると、値段が下がります(笑)。日本だとこんなこと絶対にありえないですよね。

値段はどこのお店もほとんど同じだし、値段交渉どころか、一言も言葉を発することなく買い物ができます。最近ではセルフレジなんかも導入されていて、便利になっていく一方で、人と人とのコミュニケーションがどんどん希薄になっているなあと。私自身も知らず知らずの間にその感じに慣れてしまっていて、値段交渉に心地悪さを感じていたのかもしれません。

確かに値段が決まっている方が合理的だし、時短にはなるんですが、おまけしてくれるおばちゃんの温かみはここでしか感じられないな〜と思う今日この頃です。

のぞみん

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