どうも、ベナンでドローン事業の内藤です!
ベナンに戻ってきて1ヶ月が経ちました。
新体制で動いており、会社設立以来、一番組織が活発的に動いています。
その要因となったのは、今回一緒に日本からきてくれた新メンバー好美さんの存在がとても大きいです!
そこで今回は、まだベナンにきて1ヶ月のフレッシュな状態の好美さんに色々とインタビューをしてみました!
可愛らしい見た目とは裏腹に行動力抜群の好美さん
好美さんのTwitterはこちら
Q簡単に、これまでどんな経歴だったか教えてください!
大学時代は、中央大学法学部で国際法や国際協力を学んでいました。
在学中は宿泊予約アプリReluxを運営するLoco Partnersという会社でインターンをしており、そのまま新卒入社しました。学生インターンも含めて3年ほど働く中で、SNSマーケティングや社長室での新規事業、新卒採用責任者を経験しました。
人事時代にご縁があった人にベナンに誘われ、10月半ばにベナンにきました!
Qはじめてベナンに着いたときの印象を教えてください!
学生時代はバックパッカー等で様々な国を訪れていたのですが、アフリカは初めてでした。
最初の印象としては、みんながすごく優しくてフレンドリーであることに驚きました。
内藤さんがすでに人間関係を構築してくださっていたというのも大きいと思いますが、家のお母さんはクッキーやチョコレートをあげるといつもおすそ分けしてくれるし、よく行くスーパーや売店のお姉さんはすぐに顔を覚えて、フランス語がわからない私のためにゆっくり笑顔で話してくれるなど、人の暖かさに非常に救われています。
Q1ヶ月が経ちましたが、生活していて特に印象に残っていることはありますか?
友人の妹の誕生日会に参加したことです。ベナンでは誕生日の人がパーティーを自主開催することに加え、参加者もそんなに知らない人でも気軽に声をかけて誘うのが非常にユニークです。その結果、私も一度も会ったことがない「友人の妹」の誕生日会に参加することになったわけですが(笑)、私以外全員ベナン人だったのでずっとものすごい速さのフランス語が飛び交い、内容が全くわからず逆に面白かったですね。ただ、みんなで祝いの言葉を伝えたり、歌のプレゼントをしたりと非常に素敵な会でした。
Qビジネス面(産業とか経済状況とか)で何か気付いたこと、面白いなって思ったことはありますか?
Webサービスの伸び代が非常に大きいと感じています。最近様々な領域でサービスが作られ始めてはいるのですが、一見サイトは整っていても実働していなかったり、一般の人に使われるまでには育っていないケースがほとんどです。
背景として、サービスグロースの知見不足、一般の人のスマホリテラシーの低さ、インフラの未整備など足りないものを挙げればキリがありませんが、現地の状況に寄り添いながら現地の人々とともにWebサービスを育て上げて行くことは、事業としての課題解決に加え、ナレッジの引き渡しやリテラシーの向上という意味でも非常に意味があると思っています。
Q現地の人と働いてみて感じたことはありますか?
ポテンシャルの高さに驚きました。逆に、多くのベナン人マネージャーがメンバーのポテンシャルを引き出すコミュニケーションを学べば、もっともっと国全体の生産性が上がるのではないかとも思っています。
私が仕事において密に関わっているのは1名のみですが、オーナーシップも目標へのコミット力も非常に高く、英語も話せるためほぼ自走して仕事をしてくれています。ただ彼女も、仕事をし始めた時はシャイでプレッシャーに弱く、言われたことをやるのでさえ厳しい状況、かつ英語もほとんど話せなかったとのことでした。
内藤さんのマネジメント能力もさることながら、かつての彼女のようにポテンシャルを眠らせている人を適切に花開かせるような知見がベナン内で広がると、もっと仕事面で輝ける人が増えそうだなと感じています。
初日に現スタッフにお土産を渡し大喜びされてる好美さん
Qベナンに来る前にこういう準備をしておいた方が良かったと思うことはありますか?
もしコツコツ努力できるタイプの方であれば、フランス語の勉強をしておくと会話できる範囲が広がってより楽しいと思います。
とはいえ私は現地に行って危機感を感じないと勉強できないとわかっていたので、割り切ってほぼ何もしていませんでしたが、スマホもあるしみんな助けてくれるのでそこまで困っていないです。
Q今後の目標を教えてください
今進めている新規事業で明確な成果を出しつつ、生活面をちゃんと楽しむことです。
ここまでの1ヶ月は仕事面で精一杯だったので、今後はもう少し観光にいったり、まだ食べていないベナン料理にチャレンジしたり、ベナンのホテルに遊びに行ったり(日本では宿巡りが趣味でした)、オーダーメイドでアフリカ服を作ったりと、ベナン生活を満喫することも意識していきたいです。
ホームステイ中のお母さんの誕生日会を祝った
と言うわけで、コロナで大変な時期にもかかわらず、こんな素敵なメンバーが日本からはるばるきてくれましたので、責任者の僕としてはなんとしてでもはやく結果を出したいと思います!