モリンガ種の買い付けシーズン到来!!

モリンガ種の買い付け協力者、シャカラさん

こんにちは!モリンガモザンビークの山家(やんべ)です。
自宅の水道管が壊れて断水状態ですが、なんとか生活しています。

モザンビークでは、11月を過ぎるとモリンガの実が乾燥し始めます(緑色→茶色)。

私のモリンガ事業では、オイルの原料としてモリンガの種を自社農園+地域コミュニティから調達しています。

今年も買い付けシーズンがやってきたので、毎年お世話になっているコミュニティのシャカラさんに会いに行きました。

シャカラさんは地域の農民フォーラムの代表を務めており、3〜4年前から我々のモリンガ事業に協力してくれています。

買い付けにはお金をコミュニティの買い付け担当者へ渡す必要があるので、信頼できる方と行わないとお金の持ち逃げ等のトラブルが発生します。
昨年試験的に買い付けを試みたあるコミュニティでは、現地の買い付け担当者がいつまで経っても渡した金額分の買い付けを完了せず、「あぁ・・・使い込んだな」と買い付けを断念した苦い経験があります。

その点シャカラさんは、今までそうした不正は一度もせず、買い付け時の品質チェックも入念に行ってくれます。

今年はシャカラさんの住むコミュニティに2箇所の買い付けポイントを設置することにしました。このコミュニティでは多くの人がモリンガを家に生やしており、他の競合他社も種の買い付けにやってきます。

今年は昨年以上にスムーズな買い付けができるよう、モバイル送金サービス(M-Pesa)を駆使して活動を行います。

モバイル送金サービスを使えば、シャカラさんの手元に買い付け資金が無くなった場合でも、こちらから携帯で送金すれば一瞬で相手へ届けられます。

ということで、今年も種の調達頑張ります♪

それでは、また!

All About Africaへの連載スタート!!

こんにちは!モリンガモザンビークの山家(やんべ)です。
モザンビークは雨季に入りそうで、35度を超える気温が毎日続いています。

来月になると本格的な雨季に突入するので、11月、農家は農地を耕す準備に追われています。

さて、今回は1点報告です。

アフリカ総合情報サイト『All About Africa』での連載がスタートしました♪

□ 在住9年目!モザンビークで3つの経歴を持つ私が伝えたいこと【青年海外協力隊・開発コンサルタント・起業経験者】

http://all-about-africa.com/yambee1/

モザンビーク情報の発信場を探していたところ、Twitter経由で編集担当の方からご連絡いただき、記事を掲載させてもらえることになりました♪

やりたいことを紙に書いたり、人に伝えたりしておくと、いつの間にかチャンスがやってきます。

これからも色々な媒体を通じて、ドンドンモザンビーク情報を発信していきます!

ではまた!

ラジオ放送が終了しました!

10/28から11/1の期間、Tokyo FMのラジオ番組「コスモアースコンシャスアクト 未来へのタカラモノ」に出演しました!

モザンビークにいながらの遠隔出演でしたが、無事役目を果たすことが出来ました。

計5回の放送で、モザンビークの魅力を5つ紹介してきました。
他の国には無い魅力は何か、頭を絞ってひねり出す作業・・・普段しない作業なので頭がクタクタになりました。

今回は、その中の1つを紹介します!


モザンビークの首都マプトで、
『My love』と呼ばれる交通手段があります。
これはなにかというと、
トラックの荷台を使った乗り合いバスなんです。
20人から30人が、荷台に立ち乗りします。
乗車賃は20円程度です。
公共交通手段の発達していないモザンビークでは、
農村地域から都市部へ移動するために、
これが、無くてはならない交通手段なんです。


どうして『My love』と呼ばれているのか名前の由来は諸説ありますが、
私の知人が言うには、
『お互いが捕まっていないと落ちてしまうため、
このバスにはLoveが必要なんだ』とのことです。
なんともユニークな説ですが、
実際に乗客がワイワイ話しながらトラックで移動している光景を見ると、
あながちその説も間違っていないのかな、と思わせてくれます。

コスモ アースコンシャス アクト Facebook

いかがでしょうか?
モザンビークの魅力が少しでも伝わると嬉しいです♪

ではまた!

【告知】Tokyo FMラジオに出演します!

10/28から11/1の期間、Tokyo FMのラジオ番組に出演します!

モザンビークを5日間にかけて紹介します。

最近、『モザンビーク情報をドンドン日本へ発信していきたい!』という気持ちがあったので、今回の出演は非常に有り難い機会です。

日本に住む人達に、モザンビークの魅力が少しでも伝われば嬉しいです♪

番組名:「コスモアースコンシャスアクト 未来へのタカラモノ」
放送日時:毎週月曜日~金曜日 AM 6:40-6:43
放送局:TOKYO FMをはじめJFN全国38のFM局

https://www.tfm.co.jp/earth/program/index.html

*ラジオがお手元にない方が聴く場合

日本国内に在住の場合、インターネットの「radiko」でもラジオが聴けます。「radiko」はスマートフォンのアプリでも利用可能です。
タイムフリーという機能を使えば、聴き逃しても、過去1週間までさかのぼってお聴き頂けます。

奇跡の植物モリンガとモザンビーク

モザンビークに来てから9年。

仕事柄、農村地域で生活する人たちと頻繁に接してきました。

その中で感じたことが、

農村地域には収入源が少なすぎる

ということです。

モザンビークの農村地域では産業がないため、職がなく1日100円以下で生活する人たちがほとんどです。

彼らの主な収入源は、自分たちの農作物の余った分を販売することで、他には木炭や果物の販売、日雇い労働への従事などが挙げられます。

※国道沿いに木炭を並べ販売。都市部に暮らす人達が車で通った時、買ってくれることがあります。1袋200円程度。

農村地域では食料を自給するのが普通ですが、現地で農繁期は1年に1度。

仮に干ばつなどで不作に終わった場合、生活が一気に苦しくなります。

その現状を見てきて

「何か新しい収入源を農村地域で作れないか」

そう考えた時、頭に浮かんだのがモリンガです。

※モリンガの葉を収穫する現地女性

モリンガは、人体に必要な栄養素が90種類以上含まれている植物です。

その栄養素の豊富さから「奇跡の木」と呼ばれることもあり、サプリメント、お茶、お菓子など、現在様々なモリンガ商品が世界中で流通しています。

ここモザンビークでは、いたるところにモリンガが生えています。

ですが、ほとんどの人はそれが何に使えるのか知りません。家の生け垣に利用する程度です。

豊富な栄養素を有していることから国連も注目し、モザンビークでも政府やNGOが普及に取り組もうとしていますが、農村地域での反応は薄い、というのが現状です。

実は私も青年海外協力隊時代、モリンガの苗を育て配布した経験があります。
しかし、結果的にそれは上手くいきませんでした。

次の記事で、協力隊時代に実施したモリンガ普及の失敗・学びを書いていきます。

それでは、また次の記事で!Até logo!

モザンビークから山家(やんべ)がお届けします

初投稿ということで、簡単に自己紹介から入らせていただきます。

■氏名:山家 友明(やんべ ともあき)

■経歴

  1. 大学卒業
  2. モザンビークで青年海外協力隊
  3. モザンビークで開発コンサルタント
  4. モザンビークで起業

ものすごくシンプルに説明すると、このような人生を送ってきました。
言い換えると、

大学卒業以降ずっとモザンビークで生活している、それが私です。

青年海外協力隊時代
改良かまどやネリカ米の普及、レモングラスの加工支援などを行っていました。

モザンビーク生活は、今年で9年目に突入しました。

このブログを通じて、私が現在行っているモリンガ事業のこと、住んでいるモザンビークのことを、

面白おかしく発信していきたいと思っています。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!Até logo!