初めての月次ミーティング

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

先週、初めてメンバー全員で月次ミーティングを執り行いました。(遅い)

実はこれまで、売上などの数字的な面は、わたし一人で見てきました。というのも、うちの社員は全員ストリート育ちで、小学校を最後まで終えていない子たちばかり。読み書きも怪しい子がいるため、彼ら全員に経営的なところまで共有することが私のキャパ的にも厳しい・・ということで手を回せていませんでした。

そうして半年前にパン屋を開業し、なんとかこれまでやってきました。しかし、年末帰国した際、ふとこれからのことを考えた時に「私は、メンバーがここで働くことを心から望むような場所を提供できているだろうか?」と思ったのです。

答えはNOでした。私たちの会社が何を目指し、どこに向かっているのか。そこに到達する未来を描いたとき、私たちは今一体どこにいるのか。それを共有できていないことに気づいたのです。

メンバーはその日与えられた仕事をこなすだけで、目標もなく走らされている状態になっていました。自分が必死になり過ぎて周りが見えていなかったんですね。。

メンバー全員が同じ方向を向いて走るためには、やはり数字的な面もしっかり共有しなくては!と重い腰をあげることにしました。

そんなわけで、初の月次ミーティングでは、会社のビジョン、目的を改めて私から伝え、今後3年、今年一年、そして今月の目標までを共有しました。

その上で、先月の成果を一緒に振り返りました。すると、工房での改善点や、施策のアイディアが、メンバーからたくさん出てきました。

これまで、「数字は私一人しか見れない」「施策を考えたいけど雑事で手が回らない」「任せてもできないから仕事が増えてしまうだけ」と思い込んでしまっていたのは私なのだ、と気づきました。

人を信じないといけない立場にいるのに、私自身が超ネガティブにメンバーのことを評価し、たくさんのことを一人で抱え過ぎていました・・。上に立つものとして失格ですね。

私がきちんと見れていなかっただけで、メンバー一人一人、ここでの仕事のことを前向きに考えてくれていたことがわかり、感動しました・・。

そして、このミーティングの中で、メンバーから「会社のスローガンをつくろう!」という意見が出ました。

会社を立ち上げる時に、私一人で作ったものがあったのですが、それは日本語だったのと、まだ 大きくなっていないから自分一人が心に留めて置けばいいと思っていました。また、大切にしたい心情は、日常の業務をこなしていく中で自然発生的にメンバー間から湧き出てくるものだ、とも思っていました。

そんなわけで改めてスローガンを作ったりしていなかったのですが、メンバーから作ろう!という声が上がったので、それではこのタイミングで作ってしまおう!という運びとなったのでした。

そして、日を改めてみんなで頭をひねって作ったJOY BAKERYのスローガンがこちら。

スワヒリ語で、Tuwe na furaha. Tuwe na heshima. Tuwe na upendo.

意味は、「(何事も)楽しみましょう、敬意を持ちましょう、愛を持って接しましょう」です。

メンバーが働いている中で、人としてどうあるべきか、を考えていて出てきた言葉たちでした。

この日以来、毎朝のミーティングでこのスローガンをにっこにこで唱和し、その後「よろしくお願いしまあああああああす!」と言ってから仕事を始めています。心なしか雰囲気がよくなった気がしています。(笑)

日々の売上の目標・成果も共有するようになってから、メンバーの士気も高まり幸先の良い一年のスタートが切れました。あとは、目標達成のためにひた走るのみ・・・です!

イミグレの指紋認証機、壊れるの巻

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

さて、2020年が始まりました。今年は必ずや店舗をオープンしたいので、新年一発目から気合い入りまくりのJOY BAKERYです。

なのですが・・今回は、長い闘争記となっておりますレジデントパーミットの件を書きたいと思います。

昨年末、在留許可書の発行のため、バタバタとイミグレに駆け込んでおりました。2年間で3,050USDのレジデンスパーミットも支払いを済ませ、あとは正式なカードを受け取るだけ!のはずだったのですが・・・

そう、一筋縄にいかないのがタンザニアです。(笑)

イミグレに駆け込んだその日、私は指紋をとってもらっていました。お役人さんが言うことには、「1週間以内にイミグレからメールがくるから。そしたら正式なカードを取りにもう一度ここへおいで」ということでした。

そして1週間・・・。

「まあまあ、タンザニアのことですしね。1週間と言われれば2週間ですよ」と気を取り直し、また1週間待ちました。

そして2週間が経過・・・。

流石にやばい。というのも、私は年末に出国しなければならなかったからです。日本に一時帰国する前になんとか正式なカードを手に入れなければ、再入国の際にまた観光ビザの取得で50USD支払わなければなりません。

それだけは勘弁してくれ〜!と思い、イミグレに問い合わせると、「指紋認証機の調子が悪いんだよね。数日待ってて」と・・・。おいおい、勘弁してくれよ。

数日待ったら出国する日が来ちゃうんだってば。(笑)

それから数日間、毎日電話で問い合わせますが、指紋認証機の調子はよくなりません。結局、私は正式なレジデントパーミットをもらえないまま(支払いは済んでいるにも関わらず・・!)、タンザニアを出国することになりました。

そして、2週間後、タンザニアへ入国。正式なカードがないので空港でもドキドキが止まりません。

でも、自分の非ではないのだから、と言い聞かせ、いざ入国審査カウンターへ!

ところが、タンザニア人と、外国人のカウンターは分かれており、その手前でイミグレの役人らしき人が立ち往生していて、一人一人のパスポートを入念にチェックしているではないですか・・・。

はあ・・・第一関門はここか・・・。と腹を括り、スワヒリ語で一生懸命ことの顛末を説明します。が、しかーーーーーーし!

役人のおばさまは全く聞く耳を持ってくれません。「正式なカードがないなら外国人としてビザをとり直せ」の一点張りです。

私も食い下がろうと、その場でイミグレの役人さんに電話をかけ、応援をお願いしました。役人のおじさまが空港のおばさまを頑張って説得してくれようとするのですが・・・

ダメです。岩山のごとく全く動きません。(役人としては鑑なのかもしれませんね。笑)

24時間のフライトのあとで身体的に相当しんどい状態だったのですが、私もここで負けるわけにはいきません!(笑)

なぜなら私の非ではないから!そして50USDでさえ惜しいから!(笑)

その日は手荷物がめちゃくちゃ多かったので、一旦ベンチに置いてこようとその場を離れました。すると数分後、その役人のおばさまがいなくなるではありませんか・・・!

その隙を狙って、外国人カウンター・・ではなく!タンザニア人専用のカウンターへ駆け込みます!

カウンターには年若いお兄さん。しめた・・!(にやり)

ここまでくればもう勝負は私のもの・・・(フッフッフ)。

スワヒリ語を話せる外国人はそんなに多くはないので、お兄さんは私との世間話に夢中に。合間にテキトーにレジデントパーミット取得の顛末を話せば、気が逸れるはず。と思ったのです。

とても幸いなことに、実際にお兄さんの気はレジデントパーミットからすっかり逸れてくれました。(笑)

パン買いにおいでね〜!と宣伝までして、無事に(?)入国審査カウンターをするする〜っと抜けることができました。

さて、入国できたのはよかったのですが、私の正式なカードは宙ぶらりんのままです。イミグレに再度問い合わせたところ、「システムが動いてなかったみたいだね〜」とのんきに言われ、もう一度指紋認証からやり直しになりました。(イミグレのオフィス遠いから往復で3〜4時間かかるのにな、ごにょごにょごにょ)

というわけで、先週再度指紋をとってもらい、今週、やっと正式なカードを発行してもらいました。

一筋縄・・どころじゃないですね。タンザニアでは三筋も四筋も念頭において行動しなければならないようです。

タンザニア最高品質の小麦粉はクロワッサンには向いていない

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

年末年始、日本に帰国しておりました。というのも、約一年前、私は製パン機材購入のためクラウドファンディングをやらせていただきました。そのお礼の品々をタンザニアから持ち帰り、支援してくださった方々へ送りたかったからです。

大きなスーツケース2つがお土産だけでいっぱいになり、その重量は60kg近くになりました。コーヒー豆や小麦粉を持って帰ってきたのですが、税関で怪しまれなかったのは幸いでした。。(笑)

さて、せっかくの帰国の機会!タンザニアでパン屋をやっていく上で、より良いものを作るために、パン職人の師匠の元へ行って参りました。

今回、タンザニアから普段使っている小麦粉・水を持ち帰ってきました。というのも、パン作りにおいて、小麦・水の質はパンの出来上がりを大きく左右する重要な役割を果たすからです。

日本でいくら上手にできたとしても、小麦・水の質、そして環境要因が変わってくるとクオリティは大きく変わってしまいます。

私はパン職人としては未熟中の未熟なので、正直に申しますと、触ったところで小麦の質がわかりません。

そんなわけで、今回、師匠に小麦の質、また、私の作り方を確認していただきたかったのです。というのも、タンザニアで何度作っても、日本でやっていたようにうまくできず、なぜ・・・と半泣きの日々が続いていたからです。。(笑)

さすが師匠・・!見てすぐに小麦の質の悪さを見抜いていらっしゃいました。製粉が甘すぎ、それに加え、ふすまが入ってしまっており、全粒粉のようなクオリティになってしまっている、と・・。

これはつまり、クロワッサンにはまったく向いていない小麦ということになります。(笑)

クロワッサンは、生地とバターを一緒に折り込みますが、小麦の質が悪いと、バターを良い具合に癒着させることができないまま、焼成時に油脂が流れ出てしまうのです。

そんなわけで、水分量を調整し直すことにしました。(タンザニアで何度も水分量を調整してやっていましたが、こんなに減らすとは・・!というくらい減らしたのでやっぱり職人さんはすごいです。)

お次は、ミキシング。生地を仕込む時のミキシングの状態を見てあ〜〜〜〜らびっくり!(笑)こんなに綺麗に生地が混ざり合うのを見るのは数億年ぶりではないかしら?というくらいに綺麗に混ざります・・。

一方のタンザニアではと言いますと。。そう、ミキサーの質が悪すぎて、いつ迄経っても綺麗に混ざらない。。

いま私たちが使っているこのミキサー、遡ること約半年前、中国から輸入した時に壊れていたために、急遽タンザニアで入手したインドネシア製のものでした。

そんな付け焼き刃のように揃えた機材ではやはりダメでした・・。どれくらいダメかというと、我々がいま使っているミキサーで40分かけても混ざらないものが、日本製のミキサーだと5分もかからずに終わってしまうのです。

パン作りの要であるミキシングが満足にできないようでは、やはり続けられません・・。というわけで、ミキサーはやはり日本製のものを買い直すことを決意いたしました。(またカネがイル・・・笑)

そして、最後は私の手さばき。これについては伸び代しかない!(=職人として未熟すぎ!)そうなので、現場で死ぬほどやって慣れます・・(泣)

職人さんってやっぱりすごいですね・・。現場で培ってきた経験で、私が考えても考えても出せなかった答えを一瞬で見つけて問題解決できてしまうんですもの・・。

今回教えていただいた技術を、現場のメンバーに血となり肉となるまで教えこむのが私の仕事!また全速力で頑張りたいと思います!

お給料とボーナスとインセンティブと

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

年末!ということで帰省の季節ですね。当工房JOY BAKERYでも、私の帰省に合わせて、先週最終営業日を終えて、店を締めました。

社員も長めの休みが取れるということで、久しぶりに故郷へ帰省をしたい!と言っていました。

うちで雇っている子たちは、「元ストリートボーイ」ではありますが、皆故郷に家族がいます。事情は人それぞれですが、大概は家計が貧しく(もしくは片親)、ゆえに十分な教育を受けられず、故郷にいてもすることがないために早々に家出し、都会に出てきた子ばかりです。

「東京に行けばなんとか仕事が見つかる!」というような発想で、都会に行けばなんらかの仕事にはありつけるだろう、と夢見てやってくる子どもがあとを絶たないのです。実際にはできる仕事などそうそうないのですが・・

そのため、経済首都であるダルエスサラームには、親元を離れた小さな子が路上で生活していることが珍しくありません。

うちで雇っている子たちは、まさにそうして故郷を離れそのまま大きくなってしまった子たちです。

さて、彼らの故郷とは一体どこでしょう。

例えば、上の地図上でポイントされているルショトという町。ここは我々がパン屋をしているダルエスサラームから340km離れています。バス代だけでも日本円で4000円くらいします。往復だとその倍。社員にとってはまだまだ大きな金額です。

そして、タンザニアは家族行事をとても大事にする文化があります。特にクリスチャンの家庭では、クリスマスに家族が集まる場合には盛大にパーティをします。そのパーティで食べる豪勢な料理は、もちろん働き盛りの息子が準備することになります。

都会で働いているともなれば、その分、家族からの期待も大きくなります。

つまり、彼らは豪華な料理を準備するか、忙しいと言って帰らないかの二択からしか選べないのです。帰ってきたけど「お金がない」なんて格好悪いことは言えません。

そんなわけで、この時期ダルエスサラームに出稼ぎできている青年は頭を悩ませることになります。いえ、悩ませられる人はほんの一握りかもしれません。そもそも故郷に帰るバス代すら出せない人が大勢いるのですから・・。

その点、うちの社員は、今年は故郷に帰る選択肢ができたわけです。しかし、手元にはそんなにお金がない。困ったなあ。。。

となるだろう、ということを見越し、JOY BAKERYでは年末にボーナスを支給することにしました!故郷に帰る分の交通費くらいは、会社から支給することにしたのです。

これを発表した時の社員の表情ときたら。。(笑)まるで魔法でも見たかのように目をキラキラ輝かせて嬉しそうにしていました。

よほど家族に会いたかったんだろうと思います。

今頃久しぶりに家族に会っていると思いますが、(中には5年間家族に会っていないという子もいました。)年明けにみやげ話を聞くのが今から楽しみです。

「ボーナスを支給する」というと、そんなことよりも毎月の給料をあげたほうが良いのでは?という方もいらっしゃいます。しかし、毎月のお給料よりも、給料以外のところで少しずつインセンティブが増えていった方が、社員が感じる喜びは大きいようです。

これは別の国でなされた研究結果で見たのですが(国も研究をした大学も失念しましたが笑)、実際タンザニアで企業経営されている他の方にも聞いてみたところ、その方が社員は意欲が湧くようだ、ということをおっしゃっていました。

ちなみにその企業では、給料と別に、毎日昼食代を現金支給しているそうです。うちでも、来年度はそういったインセンティブを検討しようかなと思っています。

まあ、その前に売上を爆増させて、お給料を増やしてあげられるのが一番良いのですが。(笑)

売上倍増のため、精進して来年もがんばりたいと思います。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

ハサミは勝手に壊れないです。

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

さて、今週も工房ではさまざまな事件が起こりました・・(思い出して白目)

色々あったのですが、一番頭を抱えることになったのが「ハサミが勝手に壊れた事件」です。(笑)

事件が起きたのは月曜日。引き出しを開けると、調理用のハサミが真っ二つになってそこにいました。実はその数日前から、刃の中央部分留め具が緩くなってきているのに私は気づいていました。

しかし、毎日使う大事な道具。パン職人であろう人が、毎日使っていて気づかないはずがありません。

これまでにも道具が壊れるということは幾度となくあったのですが、その度に私に怒られることを恐れてか隠そうとするので、口すっぱく言っていました。

「道具は使っていたら必ず壊れるものだから、すぐに申し出てね。翌日その道具なしではパンをいつものクオリティで作れなくなってしまう。それが一番困るから。使い方がまずかったなら、みんなで見直そう。壊れたことについては咎めないから。」と。

なので、ハサミの留め具が緩くなっているのに気づいた時点で、私はメンバーの誰かが申し出てくれるのを待っていました。

しかし誰も出てきません。それどころか、月曜日の朝、ついに留め具が外れて完全に壊れてしまった状態で発見されたのです。

さすがにこれで何度目だ???!!!

メンバー全員を呼び出し、誰がやったのか速やかに申し出てください、と言いました。しかし、だれも出てきてくれません。

できるだけ穏やかであろうと努めている私も、この時ばかりは怒りました。

道具を大事にしないこと、翌日のパン作りがどうなるかを最優先で考えられなかったこと、これまでにも幾度となく注意してきたのに繰り返されたこと、その全てに私はただただ悲しかったのです。もはや怒りは通り越していました。。

今回ばかりは誰か名乗り出るまで諦めませんよ、と言ってからが我慢大会の始まり。夜の22時まで(15時から)結局誰も出てきてくれませんでした。

それどころか、「壊れているのを引き出しの中で発見したのなら、引き出しの中で勝手に壊れたんじゃないか」

と言い出したのです。流石に笑いました。

ええ、ハサミは勝手に壊れることはありません。(笑)

小学生じゃないんだから。一言ごめんなさい、と謝れば済む話です。

しかし、これはお国柄なのでしょうか。。タンザニア人は謝るという行為を嫌う傾向にあります。

結局この日、私の方が根負けしました。22時過ぎまで待っても誰も名乗り出てくれませんでした。

翌日も朝が早かったので、今回は水に流すことにしました。

こんなことは言いたくなかったのですが、次回このようなことがあり、また誰も名乗り出ないことがあれば、連帯責任で全員解雇にする・・ということを告げました。

ただ、道具を大切にして欲しい。メンバーに対して、仕事に対して誠実であって欲しい。それだけなのですが、たったそれだけのことを伝えることが、こんなにも難しいとは思いもしませんでした・・。

今回、終業後に全員が疲労困憊するまで7時間にわたる我慢大会をしたことが、決して無駄にならないことを切に願うばかりです。。(白目)

さて!個人的なことではありますが、いよいよ帰国が迫って参りました。

今回はクラウドファンディングでご支援くださった方々へ、リターンを届けるというミッションで帰国します。250名分のお土産を持って帰るので、税関で止められないか、それだけが心配です。(笑)

異世界パーティへの誘い

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

さて、日本ではいよいよクリスマスへ向け、街の賑わいも増してきた頃でしょうか・・?ここ、常夏のタンザニアでも、至る所でクリスマスの装いが見られるようになってきました。

スーパーマーケットのデコレーションもすっかりクリスマス

さて、そんなクリスマス真っ只中、われわれJOY BAKERYもパーティにお誘いいただきました!

というのも遡ること数ヶ月前・・・

プロモーションの機会を増やしたく、外国人コミュニティをあたっていたところ、知り合いの方に「毎月こういうミーティングがあってね・・」とお誘いいただいたのでした。

なんでも、月に一度マダムたちが集い、ワークショップなどを企画しているそうです。(こういった集まりがダルエスサラームではいくつかあるそうです)

今月はクリスマス月だということで、パーティをしつつ、プレゼント交換などのイベントが企画されている、とのことでした。

私たちは、参加者へのプチプレゼント、ということで商品のプロモートをしても良いですよ、とお誘いいただいたわけです。

我々のターゲットとしたいのは高所得者層の方々なので、それはありがたい!!!!!と二つ返事で参加させていただくことにしました。

そしてたどり着いたのは、高級マンションの一室・・・。(笑)

庶民代表のわたくし、完全に浮きまくり、タジタジです。(笑)

少し時間をいただき、我々の事業の説明をさせていただきました。JAPANESE STYLEのパンということで、興味を持っていただけたと思います!

この日、みなさまへのプレゼントとして準備したのは、バナナマフィン(カップケーキ)、カレーパン、菓子パンの詰め合わせでした。

カップケーキは、マダム達がまたどこかでパーティを開催する際に、「あのベーカリーがカップケーキを作れたな。茶菓子としてオーダーしようかな?」もしくは、「子どもの誕生日会にどうかしら?」と思い出していただけることを狙って選びました。

カレーパンは、日本の惣菜パンの代表選手として、大きなインパクトを残せるはず!という期待を込めて。特に、日本人以外の外国人からも人気を集めているのがこのカレーパンです。

この日、早速「後日マフィンをオーダーしたいの!」と連絡を2件いただくことができたので、まずまずの成果です!

さて!今週は良いニュースがあります!!!!!!

やっと!レジデンスパーミットが取得できました!!!!!!(受理されるまでめちゃくちゃ長かったーーーーーーー)

はじめに書類をイミグレに提出したのが6月末だったので、約半年かかったことになります。ワークパーミットが取れたらレジデンスパーミットもすぐだよ、と聞いていましたが全然でしたね。。(笑)

これで一安心、事業に集中することができます!

しかし、一点納得できていない点がございまして。。今回取得できたレジデンスパーミットを見ると「2019年6月28日〜2011年6月28日まで」と記載されているんですよ。。。

いや、なんでやねん!!!!!!!

役所の手続きが遅かったから、待ってる間のスペシャルパス代600ドル追加で支払いましたけど!!!!!!それは加味されないの?!はじめに書類提出した日からなの??なんで?????

半年のギャップは大きいですぞ。。。こういう理不尽が通らない国、それが、タンザニア。。。。(笑)

従業員に金を持って逃げられました。

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

さて、今回は先日従業員に金を持って逃げられてしまったお話をしたいと思います。(笑)今はもう笑い話にできるようになったので、どうぞ笑ってやってください。

これから途上国でビジネスを始められるという方は、どうか私を反面教師にしていただければと思います!(笑)

画像1

タンザニアで会社をつくって9ヶ月、パンを焼き始めてから4ヶ月が経ちました。自分で言うのも何ですが、たったこれまでの道のりですら、私にとっては決して平坦ではありませんでした。

言葉にできないくらい嬉しいことも、人に伝えることが憚れるような哀しいこともたくさんありました。日々起こる大小様々な事件に、私の脆いハートは乱気流に飲まれた飛行機のごとく、毎日上下左右に激しく揺さぶられました。

いつもは、Twittter上で小出しにぽつぽつと吐き出しているのですが、今回ばかりは呟くことすらままならなず、ご飯すら喉も通らな・・いや、ごめんなさい嘘つきましためちゃくちゃ通ってました。まあ、細かいことはどうでもいい、とにかく私は、タイトルの通り従業員に金を持って逃げられたことで傷心しました。

どれくらい傷心したかというと、このことを公言できない期間が約1ヶ月あったくらいには傷心していました。事件が起きたのは10月21日らしいので、かれこれ私は1ヶ月ほど引きずっていたようです。

言葉にしてしまえば簡単です。「従業員に金をもって逃げられた。

そう、たったそれだけのことです。途上国で事業を始めるなら、覚悟しておかなくてはならない登竜門的イベントの一つなのかもしれません。あるいは、いつものように笑い飛ばして終わらせるべき些細なことかもしれません。

これまでにも、業務用冷蔵庫を勝手に売り飛ばされたり、知り合いに貸した金を持ち逃げされたり、半年待って到着した機材が3つも不良品だったり、歓迎されないイベントは日々起こっていました。

でもそれらが霞んでしまうくらい、「従業員に金をもって逃げられた。」というイベントは、想像以上に応えました。「わたし・・あなたのこと、信じてたのに・・!」と、昼ドラで主人公が言う安いセリフが口をついて出ちゃうくらい、思てたんと違う・・!ってなりました。(笑)

従業員が金を持って逃げるまで

先に結論から言ってしまうと、今回、従業員2人に逃げられました。4人いる従業員のうちの2人です。おそらく2人は、別々に動いていたら偶然時期が被っただけだと思われますが、結果的に私たちは同時期に2人のメンバーを失いました。

そのうちの一人は、私がタンザニアで事業を始めるきっかけをくれたKelvinちゃんでした。(いまこれを書きながらもKelvinって文字を打つのが辛い・・完全にメンをヘラっている・・初恋の彼氏に浮気された高校生かよって自分で突っ込んでいる。)

きっとこれを読んでくださっている方の中には、「おい、Kelvinって誰だよ」って思われている方もいらっしゃると思います。

Kelvinは、私にタンザニアで事業を始めるきっかけをくれた張本人です。出会いは約5年前、私がダルエスサラーム大学に留学していたときに関わっていたNGOでの活動でした。ストリートで生活している子ども向けに青空教室を開いており、そこに生徒として来ていたのがKelvinでした。

1年前にタンザニアに戻ってきたとき、偶然再開を果たし、そこから親睦を深め、私は彼のためにパン屋を始めることを決め、彼を雇うに至りました。(詳しくは、私たちが事業を始めるときにやったクラウドファンディングのページをみていただけたらと思います。)

私たちの事業は、タンザニアのストリートボーイに雇用を創ることを目的にしているため、Kelvinを含め従業員は皆家なき子できた。Kelvinを信頼して、彼のストリート仲間にメンバーとしてジョインしてもらい、今年の8月にスタートしました。

今回、逃げていなくなってしまったのは、KelvinとJamesの二人でした。実は、彼らがいなくなってしまう約1ヶ月ほど前から、不穏な雰囲気は漂っていました。

Jamesの場合

彼は、従業員の中でもっとも賢い子でした。読み書きも計算も完璧で、私が何かしらのタスクを与えると、私が望む成果に更にプラスして返してくれる、とてもクレバーな子でした。しかし、そのクレバーさが仇となったようです。

彼は、いなくなる一ヶ月ほど前から、頻繁に体調を崩すようになりました。体調が悪くて休む時も連絡をくれず、何日も来ないという日が続きました。

おまけに、彼が休んでいた日に、他の従業員が偶然街中で彼を見かけるということもありました。様子がおかしいな?と思いつつも、注意勧告することしかできず、適切な手立てを講じることができずにいました。そして、一週間音信不通だった彼が、ある日何食わぬ顔で工房に現れたのです。

にこにこしながら普通に私に挨拶してくる彼をみて、流石の私も我慢できず、彼を工房の外に無言で連れ出しました。その日はすごく忙しかったので、彼と話し合う時間が十分に取れず、かといって、一週間音沙汰なしだった彼を、何事もなかったかのように他のメンバーと一緒に働かせるわけにも行かず、工房の外でしばらく放置していました。

きっと帰ってしまうだろうな、と思っていたのですが、なんと2時間後に用事で外に出てみると、彼は号泣しながらその場に立ち尽くしていたのです。彼の反省をみた私は、彼をもう一度迎え入れることにしました。いつか人生の師が言っていた「give & give & give!」を思い出して。

しかし、あんなに号泣していた彼は、翌日ついに現れませんでした。夕刻、やっと電話が通じてどうしたのか聞いてみると、彼はのんびりと言いました。「朝起きたらお腹が痛くて。」前日あれだけ言ったのに、彼には何も響いていなかったのか・・と思うと、怒りよりも虚しさだけが残り、私は何も言えずに電話を切りました。彼は、その日以来、工房に来ることはありませんでした。

翌日、彼が住んでいるところ(社宅として会社で用意していた場所)に行くと、家はもぬけの殻になっていました。

これまで、彼が必要だというお金は躊躇なく渡してきました。おばあちゃんの葬儀代、ストリートの友人のマラリア治療費、彼の病院代、その他家具代・・。全て合わせると日本円で10万円くらいになります。それらはお給料から少しずつカットする約束だったのですが、彼もお金も、もう戻ってくることはありません。

Kelvinの場合

私が勝手に自分の相棒だと思っていたKelvinちゃんも、Jamesと似たような状態でした。ただ、彼の場合は、仮病を使うことすらありませんでした。何日も連絡なしに来ない日が続き、数日後、昼過ぎにふらふらとやってきたかと思うと、これまた何食わぬ顔で入ってきて、仕事を始めようとするではありませんか。

これには私もさすがに怒り、Jamesの時と同じく彼を外に連れ出しました。(ちなみに、KelvinとJamesのこの事件は、それぞれ1日違いで連日で起こりました。)

すると、Kelvinは漢泣きを始めたのです。何度も謝る彼をみて、反省してくれたと信じ、彼をもう一度工房に迎え入れることにしました。

しかーーーし

彼もJamesと同じく、翌日以降現れることはありませんでした。それどころか、彼は翌週「mambo?(やあ元気?)」と、呑気に電話をかけてきたのです。「mamboじゃないよ。やる気ないならもう来なくていいよ。」と言って電話を切ると、彼は私に長文のメッセージを送って寄こしました。内容を要約すると、

「君は僕の人生を台無しにした。」

という内容でした。

工房から去っていったのは自分なのにおかしいな?一体どういう思考回路をしてるんだろうか・・?と思っていたら、その一週間後、またKelvinちゃんから電話がありました。心を入れ替えて戻ってきたい、というお願いかな?と思っていたら、次に聞いた言葉は予想とは全く異なるものでした。

Jamesが昨晩死んでしまったんだ

彼は泣きじゃくっていました。何をいっているのかそれ以上聞き取れなかったので、とりあえずテキストメッセージを送るよう伝えました。

「Jamesが死んだ。葬儀代をストリートの仲間で出し合っているから、ゆかも手伝って欲しい。」

要約すると、そんな内容でした。数日前に破門した(図らずともそういう形になってしまった)Jamesが死んだ・・?!すっかり気が動転した私は、Jamesがなぜ亡くなってしまったのか、いまどこにいるのか、一体いくらぐらい必要になるのか、故郷の残された家族は知っているのか、など忙しく考えました。

一旦落ち着こうと思い、他のメンバーにことの顛末を伝え、Kelvinからのメッセージを見せました。すると、あろうことに皆は大爆笑を始めたのです。

・・・え?人が亡くなってるのに?

事態が飲み込めずに呆然とする私に、メンバーが言いました。

「ゆかは本当にお人好しなんだから。嘘に決まってんだろ!!!」と。

「これから俺がJamesの周りの友達のところにいって、証拠を掴んでくるから待ってて。」そういい、メンバーは調査に出かけました。

数時間後には、「生きてるJamesをこの目でみたぜ!」とメンバーから笑いながら電話がありました。

いやはや生きていてくれて、本当によかったです。そして、おい、Kelvin。(笑)

つまりは、そういうことです。KelvinもJames同様、これまで私にあらゆるお金の相談をもちかけてきていました。おばあちゃんの入院代、夫に暴力をふるわれているお姉さんとその子どもの生活費・・・全てを足すと、日本円で10万円を超える金額を貸していました。

今回のJamesの死亡事件も、彼が現金欲しさにでっち上げた嘘だったようです。

これは後日知ったことですが、Kelvinは他の従業員の財布からもお金を抜いていたそうです。そういえば、パン屋のお金も何度か計算して足りないことがあった・・けど、まあその真相は神のみぞ知る、ですね。

長くなってしまいましたが、このようにしてKelvinとJamesは自ら工房から去って行きました。

結果論として、彼らは私の善意で貸した、あるいはあげた金をだまし取って逃げてしまいました。

でも、「裏切られた」という哀しみは、実はあまりありません。そんなことよりも、彼らに「ここで働きたい」と思えるような場所を作ってあげられなかった自分の力量不足を痛感して死んでしまいたいような気持ちになりました。なっています。

そもそも、私はKelvinみたいな、いえ、もっといえばKelvinのためにタンザニアにきて、事業をはじめたのです。でも、彼がいなくなってしまい、私は一体なんのためにここにいるんだろう・・?とメンをヘラってしまいました。

もちろん、Kelvinちゃんと同じような状況の青年はたくさんいます。彼がいなくなったなら、その空いた枠を別の誰かにあげたらいい。それだけのことです。

でも、人間臭い私の心はそう簡単に切り替えられませんでした。今日までKelvinと、Jamesと、一緒につくってきた数々の思い出が、このアラサーの心を、初恋をしてしまった高校生のピュアハートに戻してしまうのですッッ。(ふざけてないです、いや、ふざけてないとやってけない精神状態)

家族のように思っていた彼らが、今後どんな人生を歩んでいくのか、私は見届けることができませんでした。彼らがどんな風に暮らしたいのか、本当はどんな職に就きたいのか、私にはもう知り得ることができません。

もう彼らが戻ってくることはありませんが、最後に一つだけ言えることは「お前らはパン職人になるべきじゃねえ、俳優や。」ってことぐらいですかね・・。(笑)

こんな文章を書くとたくさんの肩を心配させてしまうかもしれない・・と掲載を悩みましたが、この経験が誰かの役に立つことがあったり、「こんなアホでもなんとか事業やってんのか」と元気になってもらえたりしたら、私としては嬉しい限りです。(笑)

前述の通り、この事件からはすでに1ヶ月以上経過しており、私は身も心も元気いっぱいです。そして、前回の記事でもご報告していただいた通り、ご支援先にも選出していただきました!

残ってくれているメンバーと新しいメンバーとで、未来を描きながら再出発したいと思います!!!

タンザニアの製パン事業を、支援先として選出していただきました。

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

先日、日本AFRICA起業支援イニシアチブ様から支援決定の発表がありました。我々の事業も選出していただきましたので、私から、ご報告と感謝のお気持ちを伝えさせていただきたいと思います。

まずは、審査員の皆さま、お選びいただきまして本当にありがとうございます!そして、いつも応援してくださっている皆さま、たくさんの祝福のお言葉をいただきましてありがとうございます。

皆さまのご期待に添えるよう、より一層、力を入れて事業に取り組んでまいりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

今回、支援先として選出していただいた旨をメンバーに報告する際、私が感極まって涙してしまいました。それをみたメンバーも一緒に目に涙をためて、私を抱きしめてくれ、こんなことは創業以来初めてだったので、「なんだかいいチームみたいだなー」と更に感極まりました。

想定外の困難なこともたくさん起こりますが、こんなに胸がいっぱいになることもあったということを記憶に留めて、またこれから頑張っていきたいと思います。

実は、支援先の発表がある少し前に、私は従業員に金を持って逃げられてしまっていました・・。(悲しいけどアフリカあるある・・!笑)日々ハードシングスはたくさん起こりますが、その中でも「メンバーによる持ち逃げ」はメンタルにもかなりゴリっときていました。(笑)

そんな中での支援先としての選出発表だったので、「まだもう少しがんばりなさい。」と優しく背中を後押ししていただいたような、救われたような気持ちになりました。一人では何もできない私ですが、こうして皆様の応援があってこそやってこれています。

拙い言葉で恐縮ですが、いつも応援いただき本当にありがとうございます・・!

次回は、メンバーに逃げられた話を書きたいと思います。笑 こんなこともあるんだ〜!という反面教師にしていただければ幸いです!笑

古参社員の成長に涙・・

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

今週はついに!新しいメンバーが入ってきてくれました!(ぱちぱちぱち)事業を初めてから初の、新しいメンバーです!

今回新しくメンバーに加わってくれたのは、Michael。社員の一人、Yohanaの友達ということで入社してくれました!

他の社員と同じように、Michaelもストリートで商いをしながら、これまで食いつないできました。最近までは、市場で荷運びをすることで少額の金を稼いでいたそうです。

「その日暮らしじゃなくて、今後も使えるスキルを身に付けたい!」という希望でうちへ入ることを志望してきてくれました。

さて、初の新人くんジョイン!!!ということで、教育係が必要になります。私からパン作りを教えても良いのですが、せっかくのアウトプットの機会!ということで彼の教育担当を一人つけることにしました。

そしてその役を買って出てくれたのが、彼を紹介してくれたYohanaでした!

俺に任せろ!のポーズが完全にスギちゃん(笑)

実は彼、入ってきてくれた当時、このまま雇い続けるかどうか、私を真剣に悩ませたほどの問題児でした。

まず、学校にもろくに通っていなかったため、読み書きが非常に怪しいのです。(面接した時は「問題ない!」と言い張っていました 笑)

また、他のメンバーに比べると、理解力も十分ではありません。同じことを何度も何度も伝え、やってみせてを数日間繰り返しても、理解してくれるか怪しい、といった具合です。初めは他のメンバーにもバカにされたりしていて、私も正直どう向き合えばいいのかとても悩みました。

その分、と言ってはなんですが、集中力は人一倍凄いのが彼の良いところです。今では、誰よりも成形がうまくできるのが他でもない彼です!

そんなYohanaくんが、率先して「僕が教える!」と言ってくれたので、その言葉に思わず胸が詰まりました・・。(これしきのことで感動するなんて歳ですかね・・笑)

そして、一週間が経ちました・・・果たして、どうなっているでしょうか・・?!!

遠くからこっそり撮影しました。

なんと、Yohanaが私がいないところでもちゃんと教えてあげていたのです・・!(号泣)遠くから見ていると、

「おい、ブラザー。横で僕の動きをよく見ときな!」

ってな具合で、すっかり先生してくれているのです。

いつの間にか、工房での指示出しもすべてYohanaがしてくれていました。

もはや私の出る幕はほぼありません!製パンの基礎知識をちょこちょこ口出しして教えてあげるくらいです。

・・といってもこれも普通の企業では当たり前のことかもしれません。が、今日までとても手を焼いてきた子だからこそ、感動もひとしおです・・。お兄さんになったんだなあ、と感動しっぱなしな一週間でした。

さて!今週も前回に引き続き、機材トラブルの続報がございます!(苦笑)

前回と変わらず、毎日技師の「クルクル詐欺」にあっており、(毎朝電話で「夕方くる」と言ってくれるのに一向にこない。笑)オーブンは一向に直る兆しがありません。

それに加え、今週はなんと他の機材が2台も壊れました!あっぱれポンコツ!(天を仰ぐ)

一つは発酵機。なんと、ついに煙が出ました。(笑)笑い事ではありませんね。しょうがないので、今週は数日間自然発酵させることで対処しました。

もう一つは、シーター。クロワッサンやデニッシュ生地を作る際に必要な機材です。ご機嫌斜めで真ん中の金具が生地をすべて巻き取ってしまうのです・・・(OMG・・なぜなんだい・・・)というわけで、先日満を辞して新登場!したクロワッサンとデニッシュはあっさり退場です。

ご機嫌斜めなシーター

苦難に次ぐ苦難です。

今日もこれを書いている今、技師の方を待っていますが、一体直るのでしょうか?そしてそもそも技師はやってくるのか?!!!!!(笑)乞うご期待です。

来週には問題が解決していることを祈ります!

デリバリーの帰りは爆睡の二人。

四千年の眠りについたポンコツオーブンの末路

こんにちは!タンザニアでパン屋を経営しております、松浦です。

タンザニアは雨季があけ、この2週間くらいで一段と暑くなりました。

工房もエアコンをガンガンつけているのですが、なんといってもオーブンを200度以上に設定するのでどうしたって暑い・・!しかも先週は、2台あるうちの1台が故障してしまい、熱風地獄に・・(笑)

それでも、「今日は一段と暑いね〜!」と笑いながら言って作業してくれるうちのメンバーには本当に頭があがりません。。!

さて、今回は先日の記事で話題としておりました、うちのポンコツ機材の話の続きでございます。

前回の記事で、中国から輸入した機材のうち3つが不良品だったことを書きました。そのうちの一つがオーブンです。

こちらが問題児ポンコツオーブンくん

オーブンといえばパン焼きの要!と言っても過言ではない超重要機材ですが、そのオーブンのスチーム機能が使えないままでした。

スチーム機能は、バゲットなどのハード系のパンに不可欠なので、なんとかして直したいところ。。

しかし、何度技師に連絡しても、来てもらえず。。というのも、その技師の方は南アフリカの製パン機材を取り扱っている会社で雇われている技師。

タンザニアにはそんなにパン屋がないため、腕のいい技師は限られています。(これまでリサーチしたところ、その会社で雇われている技師以外は評判がよくないのです。。)

そんなわけで、その少ない腕の良い技師に見てもらいたく依頼をしていたのですが、まーーーー相手にされない!!!!!

それもそのはず。自分のところの製品を使っている企業しか基本的には見ないからです。

中国製の機材?知らないよ。自分でなんとかしなさい。嫌ならうちから買いな。」ということです。世知辛いです。

ところが、何度も連絡をしているうちに、あまりの私のしつこさに根負けしたのか、一人のタンザニア人技師が来てくれることになりました。もちろん、本業の仕事終わりに、会社には内密に、です。

見てもらったところ、中の機材の一部が機能していないということがわかり、後日市場でスペアパーツを買ってきてもらいました。

そして待つこと2週間。(この間も「今日は仕事終わりに必ずくるから!」というタンザニア人の必殺奥義クルクル詐欺を毎日繰り出されました。笑)

早速、新しいパーツを取り付けてもらい、スチームボタンを押しますが・・出ない!見事に何も出ない!!それとは裏腹に、勢いよく漏れ出るプッシューーー!という豪快な音。。虚しく水が出る音だけが部屋に響きます。。

どうやら、問題はパーツではなかったようです。(笑)おい!(スペアパーツ分のお金払っ・・(自粛)

その後あらゆるパーツをいじくって試してみますが、水が出る音だけが響き続けます。結局この日、彼は6時間以上ぶっ通しで作業してくれましたが、最後まで直すことはできませんでした。ナイストライ。

オーブンから遠く離れたフロアまで全面水浸しです。時間は22時半を回っていました。遅くまで本当にご苦労様です。。

一生懸命やってくれたので、私の方が気の毒になってしまいました。。「また後日来て、直るまでがんばる!」と言ってくれているので、あとは神に祈るばかりです。アーメン。

そんなわけで、オーブンが眠りから覚めるのはまだまだ先のことになりそうです。

さて、ついでに今週のご報告を少しばかり。今週は色々なことが重なり、過去最多オーダーをいただきました!(ぱちぱちぱち)

デリバリーさせていただくオフィスが一気に4箇所増えたり(!)、職場の人に配ってあげたいから、と新作のチョコレートデニッシュを100個オーダーいただいたり、誕生日ケーキにホールケーキをオーダーしたい(初!)と言っていただいたり・・。ありがたいことに大変目まぐるしく充実した一週間を過ごすことができました。

11月に入りまして、今年も残すところ2ヶ月・・!この調子で少しずつ、売上を伸ばしていきたいと思っています!!!

というわけで、売上を伸ばす施策のうちの一つである新作パンを続々開発中なのですが、その様子を次回は記事にしたいと思います!

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