紛争地初のサーフブランド

紛争地初のサーフブランド を立ち上げています。

ソマリアといえば、「海賊」。そんなイメージを持っている方も少なくないと思います。 実は数ヶ月前まで日本の某刑務所でソマリア海賊の青年が服役していました。
2011年3月5日に起きたソマリア沖商船三井タンカー襲撃事件の主要メンバーです。 アラビア海を航行中だった商船三井のタンカーを乗っ取ったのです。

海賊による襲撃の映像
彼は今ソマリア北部に強制送還され、ひっそりと暮らしています。私は現地NGOに協力いただき、彼と連絡を取り合っております。
彼の住む地域では有名な樹脂である乳香が取れます。現在その乳香を活用し、日本の有名サーファーとコラボしてサーフプロダクトの試作品を作っております。
その乳香の仲介役として活躍してもらっております。

来年春までにプロダクトを販売予定で翌年には元海賊の彼をモガディシュに呼びスタッフとして働いてもらいます。
彼は「もう二度とあんなことはしない。これから社会のために生きていきたい。」と話してくれています。
サスティナブルなビジネスを構築していくことで、彼らの人生を担うことができるのでれば、死ぬ気で構築しない他ありません。
またコンパウンドと言われる地区で建物を借りれることが決まっており、ここをソマリアでの拠点および簡易工場にしていく予定です。
どれもソマリア政府や地域の人と密に繋がっている現地NGOとコラボしているから実現できることです。
また随時進捗報告をさせていただきます。

一緒に海に入りました。