Google系イベントに乱入し300人に囲まれました

どうもベナンでドローン事業の内藤です。

ベナンのとある民族の王様の帽子です

 

今週の土曜にGoogleのプロダクトのファン達が主催するDevfestというテクノロジー系のイベントにAfric-Droneメンバーで参加してきました。

 

少人数化と思いきや300人ほど集まっていました!おそらく国内最大規模のテックイベントだと思っていいでしょう。

 

最初はこんな感じで真面目に(?)聞いていたのですが、まずフランス語が全然理解できるレベルでないので理解ができず、さらにはアドリブのフリートークが入りまくり、休憩なしで4時間ノンストップで話しつづけるという状況でした。

 

元からのこの会に参加したのは、休憩中に参加者やオーガナイザーさんと仲良くなるためでしたが、このままでは終わってしまう!もしくは僕が倒れてしまう(笑)とのことで、

 

「よし、ステージに乱入しよう」

 

とスタッフに告げました。

 

うちのスタッフは超優秀で、トイレに行くふりをしてオーガナイザーに声をかけにいってくれました。そして、

 

「僕たちはドローンの会社だ。数分でもいいから話させて欲しい。きっとみんなも喜ぶはずだ」

 

と、交渉してくれたのです!素晴らしい!!

 

そして・・・

 

本当に登壇してしまいました(笑)

 

会場は大盛り上がり!オーガナイザーの一人が「もう時間だから!」と止めているのにも関わらず「あとちょっと!あとちょっと!」と質問が止まりませんでした。

 

さらには集合写真を外で撮るとなったのですかさずドローンを飛ばしました。

 

 

するとまたもや人が群がってきて・・・

 

30分ほどスター並みに写真をせがまれながらオーガナイザーの方々とも写真を撮らせてもらうことができました。

 

「次回はドローンを主体としたイベントをやろう!」

 

とアチラからご提案いただいたので、早めにその件の打ち合わせができるように日程を調整中です。

 

「ドローンといえばAfric-Drone」と呼ばれることを一つの目標にしていますが、そうなる未来も遠くないかもしれません。

ベナンでドローン事業ご支援決定のご報告

ベナンでドローン事業の内藤です。

 

昨日、正式に日本AFRICA起業支援イニシアチブ様から支援決定の発表がありましたので、僕からもこちらにてご報告をさせていただきます。

 

まずは日本AFRICA起業支援イニシアチブの審査員の皆さま、お選びいただきまして本当にありがとうございました。

 

ドローン事業は日本でもようやく火がついてきた産業でして、とてつもない未来を秘めていることは勉強すれば確信になるのですが、そうではない方が理解するのは僕もそうだったので大変でして、そんな中で5分という短いプレゼン時間と拙い説明で、ご理解いただき期待を込めて選出いただいたことに本当に感謝しております。

 

そして、元からの友人、このブログを通じて応援いただけるようになった方々、サポートいただきまして本当にありがとうございました。

 

最後に、今回の選考に応募された皆さま、全ての方のブログを拝見させていただき、ライバルというよりは「共にアフリカで戦う同士」という気持ちでおりまして、「自分も頑張らなければ」と多くの勇気と刺激をいただきました。本当にありがとうございました。

 

お選びいただいたからには、恩返しはやはり「成果を出すこと」だと思っておりますので、より一層気持ちを引き締めて、結果に貪欲に、現地のみんなと頑張っていきたいと思います!

 

おまけに。スタッフに対して支援決定を報告した瞬間です。

 

僕と同じくらい喜んでくれています(特に女性スタッフ)。

上手くいかなくても前に進んで時には笑う。

ベナンでドローンの内藤です。

 

私ごとですが、会社員時代は営業マンでして、旅行系の広告営業だったので、会社から渡されたリストを元にアポをとり、HPみて研究して訪問するという流れでした。

 

リストが尽きてしまっても、ネットに繋げば飲食店なら「食べログ」、ホテルなら「楽天トラベル」などを見るとあっという間に新店舗の情報も手に入ります。

 

 

しかし、ベナンでは同じようにはいきません。

 

まずリストを作るのも、ネットで少しは出てきたりするのですが、実際に電話してみると「は?そんな会社知らないよ」とか、「会社だけど今は建設じゃなくて飲食業やってる」とか言われたりします。

 

そしてアポイントを取らせてもらって、いざ行ってみると、「その担当者は今出ちゃってる」とか、「あれ?うち建設じゃなくて結婚式のデコレーション会社だよ」ってなってしまうこともしばしば。

 

しかも僕はフランス語がほぼ話せないので、アポをとってくれるのはスタッフなのですが、最初の方は一回断られただけで「もう気分が悪いから今日はかけたくない」とふてくされてしまったし、今ではすっかり慣れてバンバンかけるんですけど、コミュニケーション力が上がりすぎて20分くらい話し込んでて「おっ!さぞかしドローンの話で盛り上がってるんだな」と思ったら、「私の好きな服のブランドの話で盛り上がってたわ」と驚きの返答がきたりします。

 

これだけ営業先を見つけるだけでも苦労するわけですから、逆にいえば、めっちゃ努力して出会えた場合は他にも営業が入っていない可能性が高いため、成約率も高くなるかもしれないのです。

 

しっかりした戦略と行動があることは大前提ではありますが、それでも起業なんてもんは、トラブルや思ったようにいかないことの連続ですから、ポジティブにとらえ続けたり、時には笑いに変えたりして突き進むことが大切だと考えています。

 

2019年もまもなく終わりがみえてきましたから、笑える年末を迎えられるように頑張ります!

シングルマザーと激マジメなスタッフ達。

どうも、ベナンでドローン事業の内藤です。

 

本日は建設会社とドローン測量の営業のアポイントに行きましたが、

 

午前中

「ごめん、1時間ほど待っててくれる?」

 

1時間後

「ダメだ、まだ終わらないから昼過ぎにまたきて!」

 

午後

「あっ忘れてた!今お客さんきてるからちょっと待って」

 

1時間後

「ごめん、今から他の仕事があるの忘れてたからまた明日きて!」

 

と1日中こちらの会社のセキュリティ警備かってくらいオフィスの前でただ突っ立ち続けただけの日となりました。

 

こんなときは「きっぱりリスケする」か「待ちながら別タスクをやる」が、ベナン在住歴3年の僕の選択肢ですが、今回は後者をとりました。おかげさまで雑務が捗りました(笑)

 

さて、今回は僕と一緒にドローン事業で毎日泣き笑い怒ったりしてる仲間を紹介したいと思います。

 

お洒落大好きシングルマザー・シルビー

彼女はこの会社ができる(2019年5月設立)もっと前、まだ別会社のトライアル部門だった2018年9月頃から働いてくれています。

 

ファッションが大好きで、給与の7割以上は服や髪型に使っています。

 

学生時代はナイトクラブに毎週通うくらいのパリピ的存在だったようですが、学業は優秀で、大学卒業後は政府系の仕事についていたようです。

 

しかし、当時お付き合いしていた男性との子を授かり退社。無事に元気な男の子が産まれたのは良かったのですが、父親が認知をしてくれなかったそうです。

 

それどころかその男性はすでにフィアンセがいたようで、現在もその方と一緒に暮らしており、シルビーはシングルマザーになることになりました。

 

親にお金を工面してもらいながら、子供が2歳くらいになったときに仕事を探していた際に、友達経由でこの事業のことを知り、応募してくれたというのがキッカケです。

 

優秀だったので、事務的な作業や、秘書っぽい動きはとても長けていたのですが、泥臭い営業などができないというか「クールじゃないからやりたくない!」と言い、最初の方はなんども喧嘩をして泣かせてしまったこともありました。

 

何回も辞めてしまうんじゃないかと思っていたのですが、半年くらいしたあたりから急にスイッチが入ったかのように泥臭い営業も自らやり出し、最近では案件が決まるのであれば時間外労働も勝手にやり出すほど。

 

前回の記事でお伝えしましたが、頑張りすぎて先日過労で倒れてしまいました汗

 

「ドローンのことは全然知らなかったけど、今はドローンがベナンを変える可能性に確信があるし、このチームで絶対成功させたい」

 

と、当時の彼女とは考えられない発言をしてくれています。

 

子育ても大変な中、僕と一緒に夢を追いかけてくれて感謝です。

 

激マジメなドローンパイロット・エノック

エノックはこの会社を設立した今年の5月から創業社員として雇わせてもらいました。

 

ベナンではまだまだドローンの認知度が低い状況で、たくさんの募集の中で唯一ドローンを操縦した経験がある方でした。

 

面接の時からマジメな雰囲気は漂っており、発言の語尾すべてに「Sir(敬意を伝えるための言葉)」をつけて話してきます。

 

聞くところによると、彼のお父さんが軍隊の偉い人だったようで、その影響から目上の人には必要以上に丁寧にするようになったそうです。

 

僕は確かにこの会社のマネジャー的存在ですが、あくまでチームとしてやりたいので、

 

「うちに入社したら、基本的にはサッカーチームのような感じで、みんなでゴールを狙い合う仲間だからね!もっとフレンドリーに振る舞ってね!」

 

「イエッサー!」

 

とコントのようなやり取りになったのが懐かしいです。

 

今では適度なフレンドリーさでチームのドローンパイロットリーダーとして(スタッフ全員がドローン操縦可能)、時には地方で車内泊の案件も率先して行ってくれております。

 

彼の夢は「アフリカで大成功したドローン会社を創ること」だそうで、当時は自分でやりたかったそうなのですが、

 

「僕はこのAfric-Droneをアフリカを代表するドローン会社にすることを目指すことにした!」

 

と語ってくれており、彼の夢を叶えるためにもさらに頑張らないといけません。

 

 

他にも、車を運転してくれるドライバーのジョセフさん、先月から「インターンとして働きたい!」と事務所を訪問してくれたバーナベさんも常に一緒に行動しております。

 

私たちの会社は、自社のドローンサービスだけでなく、ベナンのドローン事業者が活躍できることを目的としていますので、必要以上に雇用を増やすという方針ではありませんが、必要に応じて可能な限り、一緒に働く仲間を増やして、それぞれの夢を叶えられるように頑張っていきたいと思っています。

スタッフが過労で倒れたのでドローンで撮った美しいベナンをひたすら紹介します

ベナンでドローン事業をやっている内藤です。

 

なんと昨日、うちのスタッフが同時に倒れてしまうという事件が起きました。

 

倒れたといっても風邪のちょっと悪いバージョンのようですが、お医者さんの診断は「過労」。

 

それもそのはず、ベナンではお昼休憩がだいたい12時頃からなのですが、15時まで休みます。はい、お昼寝時間ですね。

 

もうこれは文化ですので、「科学的には20分以上の昼寝をすると健康リスクやぼーっとするから生産性は落ちるんだよ」と説明しても仕方ないですから、うちもその文化を取り入れてましたが、ドローン紛失事件から先月の売上を取り返すべく、彼らも休憩時間を削って働いてくれてました。

 

どうやらそれが原因でか、皆さん過労で倒れてしまったのです。

 

とにかく各自、家や病院で安静にしてもらっていまして、僕は正直ひとりだとほとんどやれることがないダメ人間ですので、こうしてアントレAFRICAさんの投稿を書いてるわけであります。

 

今日は事業の話はおやすみして、僕らがベナンで撮った美しいドローン写真をひたすら紹介します。

 

アフリカ最大水上都市・ガンビエ

4万人以上が住んでいるとされている、アフリカ最大の水上都市ガンビエ。

 

私もかれこれ20回以上訪問していますが、The異文化といった感じです。

 

家はもちろん、病院も学校もゲームセンターまで水上にあり、6歳くらいの子が自分で舟を漕いで移動しています。

 

ベナンの道路



ベナンは日本と違って、アスファルトの道路は感覚値ですが1割にも満たず、ほとんどが土の道になっています。

 

上記は数少ないアスファルトの道路で、1枚目は日本にはほとんど存在しないサークル型の道路。2枚目はT字路になります。

 

湖に浮かぶ小島

ドローンは水との相性がよく(雨はダメですが)、水が日光を反射して美しい写真が撮れます。

 

ここは湖をボートでちょっとだけ渡ると着く小島です。

 

ちょうどボートが到着したシーンですね。まるで映画のようです。

 

ベナンの市場

私たち日本人はスーパーで買い物したり、最近では通販で買う方も増えてきましたが、ベナンではまだ大半の人々が市場で買い物をします。

 

見えますでしょうか?

 

小道になっているところに、女性が野菜や果物、調味料まで売っています。

 

先ほど道路をご紹介しましたが、ベナンはバイク文化なので、車よりも圧倒的にバイクが多く、バイクもたくさん見えますね。

 

人々がたくさん集まる教会

今回はこれで最後にしておきます。

 

タイトルの通り、人々が教会に集まっている光景ですが、実はとある行事を行なっているのです。一体、なにをしているのでしょうか?

 

正解は、お葬式です。

 

ベナンではだいたい50歳を超えて、事故や事件などで亡くなったりした以外は、お葬式はパーティー形式で行われます。

 

教会で儀式をした後は、パーティー会場でDJなどが爆音を流しながら楽しく行い、「故人はとっても素敵な人生を送った!」と明るくあの世へ送り出します。

 

僕も亡くなったらこのスタイルがいいなと撮影していて毎回思います。

 

ベナンでもっとドローン産業を活性化させて、いろんな美しいベナンのドローン映像が届けられるように頑張ります!

ドローン研修でライバルを自ら作り上げている件。

ベナンでドローン事業の内藤です。

 

田代まさしさんがまたもや覚醒剤所持容疑で逮捕されましたね。改めて薬物依存の恐ろしさを感じています。僕の住んでるベナンでは大麻情報はたまーに聞きますが、覚醒剤などの危険薬物のニュースはあまり聞きません。報道されていないだけなのでしょうか・・・

 

さて、今週はドローンが新しく手に入って最初の1週間となりました。

 

それまでに営業しまくっていた「ドローン研修」の研修生さんも続々と入門コースを卒業することができています。

卒業生の方の名前が読めずに笑われる図
おめでとうございます!!
おめでとうございます!!

なんども記事で書いておりますが、ドローンは今後、アフリカにとって特に重要な農業や建設分野のゲームチェンジャーとなりうる事業です。

 

今も多くの外資系企業が入ってきていて、それにより経済成長は加速するかもしれませんが、現地企業が競争に負けてしまい衰退する未来がみえています。

 

僕たちはこのドローン事業で特にベナンの現地の人たちや企業が競争力を高め、彼らも経済成長の中に入ってもらいたいと考えています。

 

正直、新しいドローン操縦士や事業者を出せば出すほど、僕たちのライバルを作っているのと同じことなので、会社のことだけを考えればやらない方がいいのかもしれません。

 

しかしながら、僕たちはドローンで現地産業に革命を起こすことを目的としているので、そこに取り組みつつ、自社ならではのサービスも作り共に成長していきたいと思います。

新しいドローンが届いたのですが…

どうも、ベナンでドローン事業をしている内藤です!

 

南アフリカ代表がラグビーワールドカップを制覇しましたね!元ラガーマンである自分と、アフリカ大陸で仕事をしてる身としてはとっても嬉しいニュースでした。

 

さて、先月弊社最大のピンチ「ドローンが飛んで消えてしまった」という事件のお話をしました。

 

無事10月は大赤字で着地をしましたが、僕含むAfric-Droneのスタッフたちはモチベーションは回復しており、11月で取り返そうと燃えております。

 

そして、新しいドローンが無事届きました!

しかも2台も!

 

以前から「万が一のために常に2台保有しておきたい」という想いがあり、ちょうど1台を日本から送ろうとしていた矢先に今回の事件が起きてしまったのです。

 

事故後、経営陣と話し合い、なかなかの投資になってしまいますが、ドローンを2台新たに手配して導入することにしました!

 

そのうちの1台が無事に届いております。

 

ん?もう1台は?

 

ああ、やっぱり気になりますよね。

 

もう1台は、今、没収されております(涙)

 

ドローンはベナンではまだ規制がしっかりしておらず、一応航空局という機関が関税やら持ち込み基準やらを定めているのですが、うちは一応航空局とMOUを締結しているので、ちょっとした申請で持ち込みができるのです。

 

そんな感じで手配していたはずなのですが、なぜか1台だけ税関の方に没収されてしまい、関税を支払うように言われています。

 

以前は税関の担当者の方は知り合いだったので、色々と親切に対応してもらえていたのですが、いつの間にか新しい担当に変わっており、その方がどうやら過去に外国人の方とトラブルがあったのか、僕を見るやいなや「お前の目はサイコパスだ!きっとドローンで大統領を狙ったりするに違いない!お前にドローンは渡せない!」と言われてしまいました。

 

えええ。そんな〜

 

一応うちの会社のチラシをみせたり、過去にやってきた仕事内容とかを紹介しようとしたり、NPOでアフリカと日本を繋ぐ活動なんかもしてるので、それをみてもらおうとしたのに完全に拒否。

 

その後もうちのスタッフと訪問するも「いいから関税を払え」と一点張りでした。

 

しかもその金額の計算方法も謎で、ドローンの金額とほぼ同じ額を求められているんです。

 

こういうときの対処方法は二つあります。

 

一つ目は、諦めてその金額を払うこと。

 

二つ目は、その方より上のポジションの方と繋がり、その人から話してもらうこと。

 

今は二つ目の手段で動いています。

 

もちろん正しい理由や金額で関税を求められているなら全然払うんですが、その説明もしてくれないのと、航空局にいっても「うーん、それはなんか変だなぁ」と微妙な反応をしていたので、もしかしたらその人が勝手に定めている可能性も高いんですね。

 

と、日本から新しいドローンを受け取るのも一筋縄ではいかない訳ですが、それでもベナンは好きなんです。

 

これも大好きなベナンが発展するために必要なハードルだと思えば頑張れます!

 

ラグビー南アフリカ代表の皆様にもパワーをもらったので今週もがんばりますよ〜!

ドローン会社創業史上最大のピンチが到来中です。

ベナンでドローン事業の内藤です。

 

スポーツの秋とはよく言ったもので、本当に今年の秋はラグビーW杯で盛り上がっており、本日も野球の日本シリーズでソフトバンクが3年連続日本一に輝いたとのことで、彼らからパワーをもらっています。

 

実は、アフリカのスポーツ史上でも最近凄いことがあったんです。

 

エリウド・キプチョゲ、非公認ながらマラソン史上初の2時間切り(CNN)

 

非公認ではありながら、ケニア出身のエリウド・キプチョゲ選手がフルマラソンで初めて2時間切りを達成させました。

 

記録自体も凄いのですが、僕が感銘を受けたのは、2017年にも彼はこの記録にチャレンジしますが失敗しているんです。

 

今回リベンジをかけて34歳で成功しました。

  

前人未到な記録に失敗しても挑み続け、年齢を言い訳にせずに努力する姿は、僕の現在の境遇にとても勇気をくれました。

 

そんな刺激を彼らからもらっているので、もう前に進んではおりますが、先日弊社史上最大のトラブルが起こってしまいました。

 

それは「ドローンの紛失」です。

 

私たちが使っているドローンはこれまで4台ありました。

そのうち3台は、トレーニング用に使うトイドローンと呼ばれる、商業用にはほぼ使えませんが、趣味やプロ用のドローンを使うための練習用に適したものです。

 

以前もご紹介しましたが、うちは現地人ドローンパイロットを育てるための研修事業も行なっています。

価格も1〜2万円弱のものがほとんどです。これも我々にとっては貴重な商売道具ですが、万が一壊れたりしても、3台あるのと再購入はそこまで困難ではありません。

 

最後の1台は、いわばプロ用のもので、4Kによる空撮や測量、点検など様々なサービスに使うことができます。

価格も約20万円と高価です。

 

そして・・・

 

 

このプロ用のドローンが飛んでいってしまいました。

 

 

デモンストレーション中に突然コントロールが不能になり、一気にジャングルの方へ飛んで行ってしまったのです。

 

慌てて追いかけて捜索しましたのですが、夜になってしまったのと、目撃情報ではジャングルあたりに落下したようで、そこには蛇とワニがでるとのことで断念せざるを得ませんでした。

 

翌日の早朝に、スタッフとその村の人たちに報酬を用意して大捜索もしたのですが、数時間かけて探してもみつけることはできませんでした。

その後、雨も降ってしまいましたので、仮に見つけられたとしても使うことはできない状態だと判断し、捜索を諦めました。

 

このドローンを失ったということは、ドローン研修以外は何もできない状態になってしまったということです。

 

もちろん既に入っていた空撮案件や、重要な営業アポイントもキャンセルしました。売上見込みは一気に0になりました。

 

スタッフはひどく落ち込み、「もう俺たちは無理だ」といって暫くは何もしようとしませんでした。

 

自分も同じ気持ちがありましたが、引っ張る立場の自分が落ち込んでいては一生前に進めません。

 

「同じ失敗を繰り返さないためにどうしたらいいかを話し合おう。そして今の僕たちで何ができるかを考えよう」

 

と伝えました。

 

スタッフは落ち込みながらも、起こった事故の振り返りをし、次にこういうことが起こらないように、または起こったとしてどう対処すべきかを話し合いました。

 

それを語り合っているうちに、少しずつスタッフもモチベーションを取り戻し、「もうこのようなトラブルは起こさない!」と言えるようになっていました。

 

そして、経営陣でも話し合い、なんとか月末に新しいドローンを日本からベナンに送れるように手配することができました。

 

僕も年末に日本に一時帰国する予定でしたが、フライトキャンセルをし、チケット代を今月の損失分にあてることにしました。

 

現在は、ドローン研修の営業をして数名からトレーニング案件をもらったり、外に出て残りのトイドローンを使ってデモンストレーションをしてフライヤーを配ったりしています。

 

また月末にはまた稼働ができるようになるので、その際に以前よりもいいサービスを、多くのクライアントに使ってもらえるような戦略をつくっております。

 

ラグビー日本代表の皆さんのように、フルマラソン2時間切りしたキプチョゲ選手のように、この壁を乗り越えて強くなっていこうと思います。

40人が「来る!」といって6人しか来なかった無料説明会

どうも、ベナンでドローン事業の内藤です。

 

今回は、私たちの行なっているドローン研修事業の広告のお話です。

 

ドローン産業自体がまだまだ始まったばかりなベナンは、ドローンの操縦に興味がある人はいわゆる「アーリーアダプター」と呼ばれる方達までとなっています。

 

アーリーアダプターとは、マーケティングに関する用語で、新たに登場した商品、サービス、ライフスタイルなどを、比較的早期に受け入れ、それによって他の消費者・ユーザーへ大きな影響を与えるとされる利用者層のことである。

引用:Weblio

 

ベナンではまだラジオやフライヤーを配ったりする方が、オフラインの広告が日本よりも多くの人たちに届くんですけど、アーリーアダプターな方がいる比率はとても低めです。

 

したがってドローン研修の広告については、アーリーアダプターが多くいるやり方で届ける必要があるのです。

 

メッセージ広告をやってみる

色々と検証をした結果、アーリーアダプターに届けやすい広告がFacebookやInstagramなどを頻繁にやっている人たちです。

 

そこで、今回はドローン研修のみに絞ったメッセージ広告というのをやってみました。

 

メッセージ広告とは、彼らのメッセンジャーや受信箱の中に広告を載せる機能で、まるで私たちからメッセージが来たような感じで広告が届きます。日本でもやっている企業がありますが、日本人はそういうものを「詐欺的だ」と思う人が多いのであまり使っている企業は少ないです。

 

今回の広告は、主にフェイスブックメッセンジャーとinstagram、あとは日本のLINEのようなアプリWhatsAppに対してうちの広告が流れるようなものにしました。

メッセージを広告から送れるようになっています

しかもいきなり有料のトレーニングの宣伝ではなく、無料で概要を説明する「ドローン研修無料説明会」という形で行いました。

 

40名から「行きます!」の連絡が!!

15ドルかけてやった広告でしたが、「興味がある!」とメッセージをくれたのは3日間で332人も集まりました!コメントも90件きてますね!

 

やったぜ!とスタッフ一同で大喜び!

 

ずっと喜んでる暇はなく、その日は丸1日かけて連絡を返していました。

 

ただ、今回予定していた説明会の日取りを伝えると、「ちょっとその日はいけない」や「場所が遠すぎて厳しい」という返信もあり、最終的に40名が名前や連絡先や希望の時間をいただいて参加希望をもらえました。

 

それでも40名もくれば万々歳です!

 

うちのスタッフも前日が日曜なのにも関わらず、色々準備をしたりしてくれて、当日は朝5時くらいに失敗しないか不安で目が覚めてしまったそうです(笑)

 

時間になっても誰も来ない

そして当日の週明け月曜日の朝。

 

9時、15時、18時と3回開催をして、ほとんどの人たちが9時を希望されていたので、8時頃には会社でスタンバイをしていました。

 

9時になりました。一人も来ません。

 

9時半になりました。一人も来ません。

 

10時前にようやく二人が来ました。

 

ガッカリしているスタッフ達を鼓舞しながら「二人でも来てくれたことに感謝して思いっきりワクワクする説明をしようじゃないか!」と伝えました。

 

とはいえ、内心僕も「40名は来ないと思っていたけど、ここまで来ないか」と自分の予測の甘さと現実に少し落胆していました。

 

その後15時と18時の部で合計4名が来てくれました。

 

残りの34名はどこにいったのでしょうか?

 

うちの女性スタッフが午後の段階で電話をして「今日説明会の予約をもらっていましたが、どうされましたか?」と連絡をしました。

 

すると「あー、ちょっと他の予定が終わらなくていけなかったんだ」とか「あ!忘れてた!」という反応が多かったです。

 

自分でお金を払っていないイベントというのは、キャンセルリスクがないのでこういった判断になることは日本でも多くあります。

 

とはいえ今回は「いきなりお金を払うほど興味がない人に来てもらって興味を掻き立て研修に参加してもらう」ことが目的だったので、目的は達成できています。

 

もう一度改善してチャレンジします!

ただ、振り返ってみると、メッセージの返信方法や、曜日や時間帯のバリエーションに改善点が多くあることがわかりましたので、今週もう一度チャレンジしようと思っています。

 

結果的に6名来てくれたうちの1名は即決で研修に進んでくれ、3名が今週中にどうするかを決めてくれるそうなので、やり方によっては広告の費用対効果が高いレベルまで持っていけると思っています。

 

引き続きスタッフを鼓舞して頑張ります!

蜂や蛇による落下事故をドローンで防ぐ通信インフラ業務とは?

ベナンでドローン事業の内藤です。

 

今回はドローンを通信インフラ事業に使ったときのお話をします。

 

日本ではすでに多くの会社が電力インフラなどの点検業務にドローンを導入しています。

ドローンで送電線を巡視・点検 今後は異常個所自動検出も
引用:DRONE PRESS

 

ベナンには日本のように高い建物自体が少ないので、屋根点検などの需要はそこまで多くはないのですが、インターネット産業がどんどん伸びており、通信会社は毎月のようにアンテナを新しくしたり増やしたりし、サービスを向上させています。

 

私の古くからのベナン人の友人が通信会社からアンテナの増設業務を受注していまして、彼から「ドローンを使って作業をしてみたい」と依頼がありました。


対象はこちらのアンテナです。

実際に行く前に入念にチェックポイントを打ち合わせします。

 

そこで分かったのですが、「なぜドローンでやるのかという理由」が面白かったです。

 

日本であれば人が直接登って行う作業よりも、ドローンで行うことで安全性や効率性が上がるというのが大きな理由となります。

 

しかしベナンの場合は・・・

蜂の巣や蛇による落下事故が多い

実際にあった事故では、登った際に蜂の巣があったり蛇が絡まっていたことでびっくりして落下して死亡してしまったという事件があったそうです。

 

登ってみないと蜂の巣があるかは確認できないため、毎回登る方は命がけで登っているとのこと。

先にドローンを飛ばすことで、少なくとも蜂の巣や蛇がいるかどうかは確認でき、どこにいるかが事前にわかれば対処可能とのことです。

 

そもそもデータが間違えている

こちらも日本ではほとんど無いケースだと思いますが、最初に基地局を建てた際に「このアンテナはGPS上ここに位置しており、高さはこのくらいである」という情報が必ずデータ化されています。

 

通信会社からアンテナ増設を依頼されたときは、このデータを元に「どのくらいの大きさのアンテナをこのくらいの角度で増設する」と決めて登るそうです。

 

ただ、実際に上がってからデータを測りなおすと、位置も高さも全然ズレていることがかなりのケースで発覚するそうです。

 

すると、用意したアンテナではダメで、一旦降りてもう一回調整してから上がらないといけないそうです。とっても二度手間ですよね。

それをドローンを事前に飛ばすことで、実際の高さも位置も把握できるため、上記の二度手間になることを防げるとのことです。

 

今回は試験的に二つのアンテナのみで行いましたが、かなりいい感じだったようで、次回の通信会社から依頼があった際にドローンを導入する提案をしてみるようです。

こんな感じで飛ばしております。見えますでしょうか?

飛ばしていると子供達が集まってきます。

 

「飛行機だ!飛行機だ!!」

 

と興奮しているので「これはドローンっていうんだよ」と教えてあげたりしています。

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