アフィニィ再開。

どうも、Food for Future Plcの竹重です。

 

今回も土地問題の続き、またまた始まってしまったアフィニィについて。

 

 

 

アフィニィとは?

 

まずはアフィニィについての説明ですね。

 

奥で和になっているのが、アフィニィ。 なんかかわいい。笑

 

アフィニィというのは、事業予定地のシダマ民族の文化で、2者以上の相反する意見を持つ場合に話し合いで解決しましょうってやつです。

 

 

 

今回、私の土地問題がらみで新たにアフィニィが始まりました。

 

 

 

なにが問題??

 

さて、問題となっているのは、これまでに少なくとも4度以上行っている現地調査。

 

採算に渡って当方からは、近隣住民に迷惑のかからない形でという要請をしていて、実際に幻聴にいくつど、隣接する現地の方々の土地にはかからないことを確認し続けて来たわけですが。

 

 

 

昨日、いざお金を腹い、いよいよ登記の完了が目の前に迫った段階で、またまた、現地調査および測量を行うということになり、現地を訪れたわけですが、これまでのお話とは、異なり、隣接する住民が牛の草地として使っている土地を思いっきり被せて来たことに端を発します。。。

 

 

 

これまでの現調はなんだったんだよと思いつつ、、、

 

丁度様子を見に来た隣人。

 

政府の人間は登記上は政府の土地だから問題ないと行ってますが、法治国家ではないと個人的に思っている私的には、いやいやいやいやいやーーーーー

 

問題だらけだろと隣人とも話をすると問題があると!!

 

そりゃそうだろ。

 

 

 

法律の話持ち出すんであればこれまでも法律とは異なるプロセスを踏んでいるわけですからね・・・

 

 

 

という事で、現地の住人と政府の偉いさんで話をせいと!説得。

 

 

 

すると。

 

 

 

前々から、現地の方々には好意的に話をしていたかいもあり、現地の方々曰く、僕もせっかく遠い国からここに来て事業を始めようとしているのに頼むから問題を起こさないでくれ、可哀想だろう、と非常に私よりな発言もありつつ。。。

 

 

 

なかなか折れない政府の偉いさん。

 

 

 

デッ、始まりました。

 

 

 

【アフィニィ】

 

 

 

青空会議

 

このアフィニィすごく可愛いスタイルで執り行われます。

 

まずは、各々の意見をまとめる。

 

それを双方で出し合い問題点を見極める。

 

双方の主張で、どこに折衷案を置けるか詰めていく。

 

時に、住民、政府双方で意見のまとまらない時には、和を外れ、ごにょごにょ。

 

改めてすり合わせ。

 

これを納得するまで行うわけです。

 

 

 

当初、問題ない、政府の土地だと言っていた役人連中も、問題があることを把握したようで、問題ないから今日払えって行ってたのに、

 

 

 

現地の方々と話し合いをして方向性まとめるから悪いけど出直してとのこと。

 

 

 

いや、だからゆうとるがな。。。

 

当初の予定通りの土地にしてくれれば問題ないのになんで?誰がずらした??

 

 

 

という事で、またまた待ちぼうけ。。

 

まぁ、金を払った後でこう行った問題が出るのが最悪なので、それを避けられたという意味ではよしとしようかなと思いますね。

恐怖体験、地代支払!

どうも、Food for Future Plcの竹重です。

 

さて、前回の投稿からまた少し間が空いてしまいましたが、近況のご報告です。

 

残すは支払いのみ

はい、先日の投稿でも説明した通り、土地の取得手続きについて、残すは地代の支払いのみと言うところまで、漕ぎ着けたわけですが。

 

結論から言うと、まだ、支払いはしていなません。

 

なぜか?

 

理由は、以下。

 

汚職・ネコババ防いじゃる!!

はい、主だった原因となっているのは、地代の支払いに伴い、汚職・ネコババなど、めちゃくちゃトラブルが多いからですね。

 

外国人の友人の中にも、土地の支払いを行なったものの、丸々地代を持ち逃げされてしまったケースなどもあり、ここは細心の注意を払わねばならないところ。

 

また、この支払い事務を難しくしているのが、地方政府毎に異なる慣習です。

 

細かく説明すると、長くなるので、ざっくりと。

 

本来、法規制上は契約当事者は、弊社とゾーン政府と法規制上は定められているのですが、ここから異なると言う事実。

 

結果的に今回の契約当事者はゾーン政府ではなく、ゾーン政府にブラ下がるワレダ政府となるわけです。

 

法規制に明文化されている内容と異なるので、JETROさんのご協力で、外資企業なども利用する弁護士に問い合わせ、ただ、弁護士さんも明文化されている以上の事はわからない様子。

そう、第三者に確認が取れないと言う衝撃の事実です!!!笑

 

とはいえ、そんな確認もせずにエイヤーで支払えてしまうほど肝が座っていない私は、方々確認のために連日政府オフィスへ突撃。

 

とりあえず、契約に関する当事者はワレダ政府でも問題がないとのことを確認。

 

文章でのオピニオンレター的なものは例によって断固拒絶されました。

 

さてさて、まぁ、仕方がないと言うことで、さて、支払いをしようかと現地のワレダ政府を訪問。

 

ここで、さらなる恐怖体験が・・・

 

 Cash or Tax Collector

はい、さらなる恐怖、従前より、キャッシュで払ってくれと言われていた地代の支払いについて、第三者のエビデンスが残らないことから、銀行振込でなんとか頼むよ!とネゴってOKも出ていたのですが、、、、

 

いざ、支払おうと意を決して突撃したところ。

 

再度、キャッシュで払ってくれとの事。

 

いやだ!と断ると、じゃあTax Collector個人の口座に振り込んでくれとの事。

 

ありえないだろ!!!!!

 

っとフンガフンガしてみましたが、効き目なし。

 

友人が、歳入課からの領主書を発行してもらっているのに、その担当者がネコババして逃げたら、領収書無効だと2回支払いさせられたなんて話も聞いていたので、是が非でも、銀行(第三者)でもエビデンスが残る形での支払いを要求するも話は平行線。。。

 

友人にアドバイスを求めて、現地から情報収集。

 

絶対にやめておいた方が、いいとの事、現地の方々の間でもこの領収書トラブルはあるようで。。。

 

なにを信じていいのやら分からなくてなってきた今日この頃ですが、本日も、州・ゾーンのあらゆる行政オフィスで確認作業、なんとか私の希望に添う形での支払いができるよう根回し活動中です。

 

祝日なんか嫌いだ!!!

と言う訳で、最後の詰め作業でまたまた、時間がかかっている今日この頃ですが、今週金曜日はマスカルの日という事でまたまた、祝日。

 

祝日を挟むと前後合わせて1週間強、ただでさえ日頃から鈍い政府オフィスの動きが、牛歩ならなぬ、ナメクジ歩といった感じのノロノロ感になってしまうので、アンガーマネジメントが重要な時期になります。

 

本当に、日頃から、ほとんど働いてないくせに、祝日なんかなくなってしまえーっと軽く毒を吐いて今回の投稿は終わりにさせていただきます。。

 

では、また!

マルカム ギゼ!!!

ちゃおー

 

 

エチオピアがどこに向かっているのか分からない。

書きだめ記事のアップロードです。
丸4日間ほどネット環境ありませんでした。

どうも、Food for Future Plcの竹重です。
はい、クーデターが発生して実質的にface to faceでのコミュニケーション以外のコミュニケーション手段を失った、情報社会と隔離された竹重です。
当然のように対政府交渉も実質止まってしまいました。

過去約3年間に渡ってこの国に暮らしてきた訳ですが、振り返ってみると。
ハイレマリアム前首相時代はその半分くらいの期間がState of Emergencyということで、非常事態宣言下にあった訳ですが、それでも、今と比較するとかなり国全体の治安は安定していたように感じます。
その後、昨年4月からアビー首相に変わり、期待感先行の中でいろんなことが変わるんやでーみたいな雰囲気の中、実際には、政府の主要ポジションがアビー首相の出身母体であるオロモ族出身の人にリプレイスされていくみたいな結果になり、正直がっかりしている人も増えてるなって実感をしていた矢先のクーデター。。。

まぁそうでしょうね。
電気の供給に関してもそうですし、外貨の闇市場のレートを見ていても諸々悪化する一方。
そりゃそうですよね。

産業育成なんか置き去りにされてるんですから。。。。

外貨を得るのは援助、各国からの投資待ち。

一度投資マネーが入ればじゃぶじゃぶ使ってあっという間に外貨残高が底をつく。
海外からの投資で産業を起こそうとしている人たちに表向きにはフルサポートだなんだと言いつつ、現実には数々の邪魔。

愚痴っぽくなりました。
次々、問題ばかり発生する国、エチオピア。

彼らの求める、望む未来が見えません。
困った困った。
できることをコツコツと、水、電気、通信などなどのライフラインを断たれながらも、強靭なハートでなんとかポジティブなエネルギーに変えて踏ん張っていこうと思います。
ライフライン生命線を断たれつつも生きていく、そんなタフさを学びつつ、日々、キレつつ、なんとか前進を、、、、
行くぞ、前へ前へ、前へーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

ネット鎖国について考える

数日間ネット遮断されており、書きだめ記事のアップロードです。

どうも、Food for Future Plcの竹重です。
今回は、タイトルにある通りネット鎖国についてです。

みなさんネットの無い世界を想像できますか?

30代より上の方は、おそらくWindows95発売のニュースをなんとなく記憶していて、インターネットの黎明期についても幼いながら記憶していたりするのではと思います。

現代社会において、すっかりライフインフラとして必要不可欠なインターネットですが、エチオピアでは、先日も記事にあげた通り、日本で言うセンター試験に当たる全国統一試験の不正防止対策として、先々週から先週にかけて断続的にネットが遮断されています。
*どうやら、首都のアディスアベバでは、金曜の試験終了以降普通にアクセスできているようです。国際機関から鬼のようなクレームが入ったんでしょうね。

クーデターの発生を受けて、どうやらネット遮断は、こちらのクーデターを事前に防止するための施策だったなんて噂も流れています。

長い時で丸3日以上、間に数時間のネット接続可能時間などもありましたが、日本を含む先進国でこんなことが起こったらどうなるかって考えると、恐らくみんな大暴れでしょう。。。

スマホ依存症なんて言葉もちらほら聞かれる現代社会でネットに接続できないと言うことは、lineも使えない、Google先生も返答してくれない、友達とどうやって連絡を取ればいいんだろう、仕事のメールができないけど、どうしたらいんだろうと社会機能がストップしてしまうことが容易に想像できますね。

しかし、エチオピアでは現実的にほぼほぼ1週間に渡ってネットへのアクセスが全面的制限さました。
そして、6月24日時点でクーデターの発生を受けて、再度のネット遮断。
いつまで続くのかは現状不明です。
また、僕はというと謎に携帯電話そのものまでロックされてしまい、ショートメッセージを含む全てのアクセスを封じられました。
解除には、72時間かかるということで、少なくとも6月27日までは、電話を含む全ての通信手段まで断たれてしまいました。笑

一方でエチオピア人はというと、ネット遮断に関しては、ほとんど意に介していない印象です。
エチオピア国民の大半はそもそも日常的なインターネットへのアクセスを行っていない彼らにとってインターネットはライフラインにはなっていないということなのでしょう。
最近でこそ、スマホを持つ人も都市部ではかなり増えてきている印象ですが、実のところ、スマートフォンをスマートに使いこなしている人というのはほとんどいないのだろうと思います。
とにかく電話の好きなエチオピア人、その用途はというと、無意味な挨拶を繰り返すためのツール、用もないのに電話してきて、挨拶もひとしきり、何の用かと問うと、えっ、用??別にないよって感じの反応が帰ってくることもしばしばあります。

ここ数年、めちゃくちゃ普及していっている気がするfacebookなどデータを使用する際には、一般的にモバイルのネットワークを使うのではなく、wifi環境を求めて人々はさまよい歩きます。
パスワードのかかっていないwifiを設置しているホテルや飲食店の周りには夜になると、wifi泥棒みたいな人が暗いなかスマホに向き合っている姿が散見されたりもするわけです。

1年前まで、世界で最も通信量の高い国とも言われていたエチオピアですが、アビー首相就任以降、度々ネット使用料の引き下げが発表されて、約1年前の料金から比べると、約半額になっていますが、日本でいうところのパケ放題的なものを利用するには、月額1900ブル、日本円で約8000円と引き続き、バカ高い料金設定になっています。

そんなこんなで、一般庶民にはまだまだ敷居の高いこの国のネット環境は、ネット鎖国状態といっても過言ではないように思います。

日本が江戸時代、明治維新が起こるまで、出島など一部の限られた層でしか海外の情報に触れることができなかったのと同様にこの国では21世紀になってもネット鎖国状態が続いている。。。
驚愕ですね。

江戸時代を例に出しましたが、この国の現在の状況って江戸時代に似てるかもなんて話に派生したいと思います。

江戸時代の日本の統治体制は幕府を中心に各藩によって行われていましたが、この国の連邦政府が江戸時代の幕府、各藩を各民族に置き換えてみると、江戸末期の各藩での勢力争いに似たものが現在まで続いているのかなと。

江戸幕府が開国した要因としては、黒船やらなんやらありますが、ようは、当時の日本が技術的に遅れをとっていることを黒船の襲来やらなんやらで感じ取って、やばい!!!国閉じてる場合じゃない、外国の技術取り入れなきゃってことだと思うのですが、、、、

エチオピアにおいては、このネット鎖国により一般の国民は、素晴らしき愛国教育の成果として、世界の最貧国でありながら、高きプライドを維持し、エチオピアが世界で一番だと信じ込んでたりするわけです。
ネットがより身近になることで、自国の現実を諸外国と冷静に客観的に比較することができるようになれば、開国や!外国の技術を学ばないかん!!!となりそうな気も薄ーく感じたりするわけですが、、、

少なくともこの国のトップは正しいメジャーを持ち合わせていないのか、はたまたわかった上で、技術的なキャッチアップをしないことを選んだのか、単純に意志決定してもどうしていいかわからないのか、少なくとも現状、この国で暮らしている上で、危機感というものはないような気がしています。

さてさて、江戸時代末期の各藩の勢力図に置き換えて、今回のクーデターを考察してみると、連邦政府のトップであるオロモ族に対して、いわばアムハラ州の下級武士が一致団結討幕やー!!って動き出した感じかなと思っています。

さながら幕末の長州藩のような動きですね。

そんな中、地味にシダマ族はというと、シダマ民族の独立やー!っと盛り上がり、外国と向き合わな行かんって言ってるのに、いまだにめちゃくちゃ狭い領域で権利拡大を望む田舎者って感じでしょうか。。。

国・地域のトップがそれぞれ何を求めているのか、どこを目指しているのか見えにくいエチオピアではありますが、、、
愛すべき田舎の農家さんたちはせっせと働いている。
彼らと共に彼らの望む未来像を一緒に作って生きたいなと思う訳です。

なんだかまとまりないですが、ネット鎖国による、現実認識の放棄状態をなんとか抜け出して、明るい未来を一緒に作るそんな役割をFood for Future としても担っていきたいものですね。

遂に州議会も通過しました。

どうも、Food for Future Plcの竹重です。
ようやく、土地問題もコンプリートが見えてきました。
意思決定機関であるゾーン政府議会の通過からはや数ヶ月が経過していますが、報告対象のみであるはずの州議会でも弊社プロジェクトに関わる土地のリース契約を承認する旨が遂に可決され、残すところは契約書の確認及びサイニングのみとなりました。
ここ最近、土地のリース契約の完了後の工場建設に伴う建設許可の取得に関わる手続きについても確認しているのですが、これが、建設許可の仕組みそのものに関わる部分ですが、未許可の建設というのはかなり広く行われているようで、またまた不透明なプロセスになりそうな予感がしています。

最悪、高層ビルでなければ建設許可の取得なしでも問題ないという人もいたりと全くもってわけがわからない感じですね。

ともあれ、ようやく自社での事業用地確保が完了して、次のステージに進めるということで、一安心です。

それと、これもまた謎ですが、どうやら最終契約を結ぶのは、アルベゴナ政府となりそうな予感です。
本来、規制上はゾーン政府との契約になるはずでしたが、色々、やってみないとわからないものですね。

ようやく州政府議会へ。

どうも、Food for Future Plcの竹重です。

タイトルにもある通り、ようやくよーーーーーーやく、州投資委員会のGoサインも出て、残すところは州政府議会の決のみです。

今週火曜のできことです。

投資委員会の担当ダイレクター曰く、州政府議会の日程がまだ固まっていないが、州政府のアドミ事務所に行って、プッシュすれば日程早まるかもとのこと。

民間人のちょっとしたプッシュで州議会の日程が決まるというか、そもそも州議会の日程は結構直前まで未定であることに衝撃を受けますが。。。。

いずれにせよ、州議会での承認を得られ次第、ようやくシダマゾーン政府との契約書締結へと進みます。

本来、法規制には全く明記されていない州政府での手続きになんだかんだと1ヶ月半くらい時間を奪われた気もしますが、いずれにせよ正攻法で手続きを完了させることができたのは素晴らしいのかなと思っています。

さて、契約完了後はいよいよ本拠地をアワサから事業予定地であるアルベゴナに移して本格的な工場建設手続き、その後の製造へと繋がっていくわけですが。

ひとまず、一安心ですね。

まぁ、そうは言いつつもまだまだ政府の嫌がらせとも思える不明瞭な手続きについては、設備輸入の手続きやら、建設許可の取得などありますが、とりあえずはアルベゴナに本拠地を移して頑張って行こうかと思っています。

標高2600mの冷涼な高地で暮らす穏やかな牛たちの姿も今後は頻繁にアップデートできるといいなと思いつつも、一方で、ネット環境が悪化するので、どの程度の頻度でアップできるかわかりませんが引き続き応援よろしくお願いいたします!

マルコスの憂鬱。。。

どうも、Food for Future Plcの竹重です。

今回は、タイトルにもある通り、マルコスの憂鬱についてです。

マルコスとは?

まず、はじめにマルコスとは、シダマゾーンの投資局で働く公務員です。

土地の取得に伴うプロセスの出発点であるシダマゾーン政府の投資局。

この投資局がとにかくひどい。

そんな中、唯一と言っても過言ではない感じで、真面目に働くおじさん、それがマルコス!!!

なぜマルコスが憂鬱か。。

そんな、マルコス最近、持病の糖尿病が悪化していて、寝込んでいたりしたわけです。

そう、マルコス第一の憂鬱は持病の悪化。

そして、そんな持病の悪化に勝るとも劣らないの悪いのが、『同僚が誰も働かないこと。』

ある程度の時期からマルコスのみを狙い撃ち、他の役立たずな方々は完全に無視していたわけです。

本日、無事に州投資局に求められいた書類をすべて完備して書類提出にマルコスと仲良く向かったわけですが、、、

その道中、ありがとね!って感謝を伝え、本当にマルコスだけだよ働いてくれるのは、って伝えたところ。

いやさぁー、実はさぁー、本当にみんな働かないんだ。と珍しく愚痴をこぼし始めたわけです。

実際、ゾーンのオフィスにいくとマルコスのデスクの周りにうず高く積まれる書類。。

そして、マルコスのデスクには数少ないPCが。。。

いつ行ってもマルコス以外の奴らは、ぼーっとどこか遠くを見つめていたり、ただただ談笑していたりと。

マルコスが仕事を他にふっても誰も完遂できないとのこと。

てな訳で、ほぼほぼなんの役にも立たないボケ公務員の中にあって、十数人分の仕事をこなすマルコス、昨日もイードで祝日だったわけですが、休日出勤してくれて、今日の準備をしてくれたわけですね。

まぁ、そんなこと言いながらも、書類提出を終えたところで、もう家帰るって家に帰って行ったわけですが。

幼稚園のようなシダマゾーン投資局、仕事を全くしない同僚に体調不良を押しつつ頑張るマルコスの憂鬱は今後も続きそうです。

水質検査の結果

どうも、Food for Future Plcの竹重です。

そういえば、先日実施した、水質検査の結果ですが、首都のアディスアベバにある南ア資本の検査機関にサンプルを持ち込んでからおよそ2週間ほどで結果が出ました。

水の検査機関。 なかなかしっかりしている模様。

結論から申し上げると、重金属類等の検出はなく、大腸菌などの細菌類を処理すれば、食品加工用に用いることが可能であるという結果が出ました!

やったね!!!

リフトバレー地域のフッ素水問題

さて、ちなみにこの水の検査機関ですが、残念ながらフッ素の検査項目には対応していませんでした。

実は、このフッ素ですが、エチオピアを含むリフトバレー地域はフッ素の高濃度地帯として知られているようです。

実際にどのような害が人体にあるのかというと、目に見えてわかる点でいうと、斑状歯というものがあります。

歯に茶色い帯状のものができるという症状ですね。

この点から、基本的にその地域の住民の歯を見ればフッ素の濃度がある程度わかったりもするようです。

はい、話戻りますが、検査機関がフッ素の検査に対応していなかった点については、どうしたかというと、実は南部諸民族州の水事務所にJICAの青年海外協力隊の方が1名働いています。

その方にお願いしてフッ素については州の検査機関で調べてもらいましたが、こちらも問題がなかったです。

環境にも優しく。

とまぁ、検査結果が良好であった点、リフトバレー地域のフッ素の問題について今回は書いてみました。

フッ素については、歯磨き粉のイメージなどから結構害のないイメージをお持ちの方も多いようですが、フッ素を長期間飲料水などから摂取し続けると害が生じることもあり、気をつけないといけないですね。

さてさて、以前にも少し書いた通り、エチオピア国内でも水質・土壌汚染など一部地域で問題となるケースが出てきているようですが、きっちりと検査を行なって、地域の土壌、水を守りつつ、持続可能な事業計画で進めていきたいものですね。

今回は以上です。

祝日が重なって物事が前に進みませーん。。。

どうも、Food for Future Plc 竹重です。

 

少し間が空いてしまいましたが、ここの所の動きを少し。。。。

 

エチオピア暦のクリスマス、からのティムカット

 

さて、1月7日のエチオピア暦のクリスマス、1月19日のティムカットと今月は立て続けにエチオピアのおっき目の祝日があったわけです。

 

そんな中、年末から急速に進み始めたかに見えた土地の取得プロセスが減速しています。

 

祝日前後はカレンダー通りに動かないエチオピア政府。

祝日の前の週にはいつも以上の流し運転が始まります。。。。

 

そんなことは許さんと、役所に通い詰めるも、、、

そもそもオフィスにくる人が減ってしまい、目当ての人を捕まえられない。

電話して追いかけますが、電話も数回も催促していると無視され始める始末。。。

 

まぁクリスマスに関しては、ある程度しょうがないと思うのですが、許せないのがティムカット。

 

ティムカットとは

 

ティムカットとは、エチオピア正教におけるイエスの洗礼を祝うお祭りです。

*あまり詳しくないですが、おそらく正しいはずです。宗教上洗礼を受ける前はイエスと表記するのが、正しいのかなと思っていますが、間違ってたらご指摘ください。

 

 

シダマゾーン

ここでポイントとなるのが、現在交渉を進めているシダマゾーンは、マジョリティーがプロテスタントであるということ。

 

もちろん、エチオピア正教の方々もいるんですが、いつも交渉をしている相手は毎週水曜日、金曜日のファスティングの日もきっちり肉を食べていて、『プロテスタントだからねー』なんて言ってたのに、ちゃっかりエチオピア正教の祝日前にはティムカットだからと活動量が落ちる。。。

 

なんなんでしょう、、、、

 

いいとこ取りというかとことん自分に甘い、許せないと電話しまくり、追いかけ回しまくったものの、現在の手続きというのは、議会承認が必要で、議会のメンバーのサインを集めねばならないという地獄。

 

今月中になんとかしたい!!

 

切実に。。。

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます。

Food for Future Plcの竹重です。

 

さて、2019年始まっていますねー。

過去に何度か書いたかもしれませんが、エチオピアではエチオピア正教のカレンダーを用いていて、日本や世界のそれとは全く異なります。

エチオピアでは9月に2011年が始まったところで、日本で言う年末年始も通常運転でした。

 

クリスマスモード一色

同様の理由で、エチオピアのクリスマスは来週月曜日となっています。

日本人の感覚からすると不思議かもしれませんが、エチオピア国内、現在絶賛クリスマスモード一色です。

 

クリスマス前後はどうしても、休みに出かける人が増えたりしてオフィスの活動量も低下傾向にありますが、そんな中でもしっかりと土地取得プロセス進捗中です。

 

アルベゴナ政府からのレター

先日来、新候補地として挙がっているアルベゴナですが、交渉の結果とりあえず、ゾーン政府宛にアルベゴナ政府として、Food for Future向けに土地を用意することに合意する内容のレターを取得できました。

 

アルベゴナの候補地、こちらの土地で現在政府プロセス進捗中。

 

ようやくこれで、土地のプロセスが進むのかと思いましたが、ゾーン政府から当該土地に対する新たな質問状をだす必要があるとのことで、本日は、そのレターの準備を取り急ぎやってもらえるようにプッシュ中です。

 

いずれにせよ、このアルベゴナ、非常に雰囲気のいい街の人たちと政府オフィスの方々。

もちろん、実際に次のステップに踏み出す前に場所も変わったので、新たに調査をすべき内容もありますが、とりあえず、土地が確実に取得できることを確認できるまでは、政府側でのプロセスに注力しようと言うところですね。

 

ちょっと嬉しかった話。

こんなこと!っと思う方もいるかもしれませんが、今朝少し嬉しかった話があるので、ご報告を。

エチオピアでなかなか思うように物事が進まない中、かなり気の長いと自負する僕も最近イライラがち。

中でも特にイライラするのが、諸々連絡のないこと。

 

どういうことかというと、昨日14時半に政府オフィスに来てくれといつもお世話になっている投資局長のゼネベさんから連絡をもらいました。

 

14時半にオフィスに伺うと、姿が見えない。

まぁよくあることですね。

とりあえず電話をしまくり、メッセージを送りまくるも返答なし。。。。

 

40分ほど待ったところで、折り返しの電話が。

 

『ごめん、忙しかったんだ、16時半に来てくれ!』とのこと。

 

ブチギレてしまいましたね。よくあることではあるのですが、ダメならダメで事前に連絡してくれないと、こちらもyouのオフィスで待っとんねん。

別に忙しいのは理解する。リスケもしょうがない。

 

ただ、連絡をしてくれ。

さもなくば、僕がただただ時間を無駄にするだけなんだと切れまくり。

 

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一夜明け、本日9時半、改めて彼のオフィスに行かなければならない要件があり、向かっていると、9時20分ごろ彼から電話がかかって来て、『本当にごめん、レターを用意するように頼んだマルコスが来てないんだ。もう少し時間がかかりそうだから11時半に変えてくれぃ。』とのこと。

 

昨日のブチギレを受けて、理解していただけたのか、すでに彼のオフィスについていたものの、ちゃんと連絡が来たことに感動したというお話でした。

 

現在、僕、幸せのハードルが絶賛下がりまくり状態です。

水がでる、電気があるから始まって、諸々小さなことに幸せを見いだしつつ、メンタル保っている次第です。

 

 

最後になりましたが、みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

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