JUJUBODYモリンガパウダーの生まれ故郷のモリンガ農園へ

JUJUBODYのモリンガパウダーのモリンガは、どんな農園で育っているのか?

どうしても日程が合わず、雨期の始まりの休日だったので、

作業の様子は見れませんでしたが、広い農園を案内してもらいました。

農園は、アグロフォレストリーといって、一つの植物を育てるのではなく、

様々な植物と動物も一緒に飼育することで、昔ながらのサステナブルな生態系を作り出すことで、

土壌の微生物の働きを活発にし、化学肥料なく肥沃な土壌を作り出していました。

「あれ?モリンガの葉、あんまりなってないな」と思ったら、

「雨が降り始めたら、1ヶ月で生い茂るよ」

とのこと。

種を植えるだけで、水やりも特に何も手を加えていないそうです。

「あれ?モリンガの葉、あんまりなってないな」と思ったら、

「雨が降り始めたら、1ヶ月で生い茂るよ」

とのこと。

種を植えるだけで、水やりも特に何も手を加えていないそうです。

モリンガの生命力は、本当に神秘的です。

50度近くになるような、降水量の少ない場所でもスクスクと育ちます。

肥沃な土地だと、種を植えてから早いと半年で葉の収穫が、

その後は、2ヶ月毎に葉の収穫が可能です。

92の栄養素を一つの葉に含み、人間に必要な必須アミノ酸を唯一全て含む地球上で最も栄養価の高い植物と言われています。

アフリカだけでなく、南アメリカ、東南アジア、亜熱帯性の地域に自生しますが、

この栄養価や薬効が知られているのは、とても地域的です。

情報が断絶されやすいので、

知っている村は知っていて、知らない村は知らないという感じなのです。

このモリンガのスゴさが伝われば、栄養失調や環境問題、様々な問題が解決できるのでは・・・と言われています。

モリンガの種は、水も浄化するんですよ。

種に含まれるタンパク質が有機物を吸着するので、水を浄化するようです。

モリンガのタネからオイルを絞り出したあとの絞りかすは、とても良い有機肥料になります。

(JUJUBODYのモリンガオイルは、また、こことは別の生産者から仕入れています)

乾燥すると、かんりんとうみたいに見える、これが、モリンガの種の絞りかす。

余すところなく、全て使える、奇跡のモリンガです。

 

JUJUBODYのTRUE SHEA BUTTERが生まれるまで

JUJUBODYのTRUE SHEA BUTTERは、ガーナで使われる未精製シアバターと同じもの。

更に、日本でこして、ガーナ以上に滑らかに仕上げています。

日本で化粧品に使われる一般的なシアバターは、精製シアバター。

真っ白に、脱臭脱色して精製する過程で、

天然のシアの実からの栄養を削ぎ、油脂だけになっています。

一方、本当の天然シアバターは、黄味がかったシア臭のするもの。

このシアバターには、天然のビタミンE(天然の抗酸化作用)が含まれています。

精製シアバターには、ビタミンEは含まれていないのに、

「シアバターには、天然のビタミンEが含まれています」といって、精製シアバターを売っている化粧品会社があるから、ビックリ。

言葉遊びのようですが、未精製シアバター(天然のシアバター)には含まれていますが、精製シアバターには含まれていません。

脱色すると、落ちてしまうからです。

こういうウソじゃないけど、正しくないことで溢れているのが、日本の食品、化粧品業界です。

消費者でいた頃には、気づかなかったことに、自分で事業を初めて気づくようになり、唖然とすることがあります。

気にするべきは、そこではないんじゃない?

検査すべきは、そこではないんじゃない?

ってことばかり。

JUJUBODYでは、現地を知っているからこそできる、自社の安全基準に基づき、製品化することを大事にしています。

シアバターが作られるガーナ北部、タマレってどんなところ?

ショートビデオ、ご覧ください。

日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえたら、どうする?⑤

“ガーナを代表する国際的なシアバター石鹸会社へ”という事業テーマで応募し、

どうしてこのプロジェクトを始めたいのか?という経緯を、これまでお話しさせていただきました。

この日本AFRICA起業イニシアチブの素晴らしいところは、

支援金の使い途は、チャレンジャーに任せてくれるところ。

実は、他にも支援金を活用させていただきたいのが、

JUJUBODYでの新しい商品作りにかかる代金です。

JUJUBODYでは、「身体に取り入れるものが身体になる」というコンセプトのもと、

化学物質を使わないスキンケアと、インナーケア(モリンガパウダー)を日本で商品化しています。

中でも、日本の人に知ってもらいたいのが、「モリンガ」です。

モリンガとは、地球上で最も栄養価が高い植物と言われ、90以上の栄養素が葉っぱに詰まっています。

ガーナでは糖尿病などの伝統医療としても使われ、

インドでもアーユルヴェーダで300の病を未然に防ぐと言われています。

2018年4月に、インナーケアとして、

このモリンガの食品、モリンガパウダーを発売することができました。

もちろん、アフリカが絡むとそう簡単には行かず(笑)

それまでの経緯は、とっても長いので、おヒマな方は、こちらのブログをご参照ください。

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ①

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ②

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ③

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ④

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ⑤

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ⑥

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ⑦

モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ⑧

モリンガパウダー商品化のその後

モリンガパウダー入荷しました!

このモリンガをガーナの生産者から買い取り、

新しい商品を作る資金にも少し充当させていただけたらなと思っているのです。

(ガーナで実際に石鹸を作るのよりも、こちらの商品化が先になると思います)

モリンガの生産者ポールは、とても誠実な人で、コミュニティの発展のために寄与しています。

150人以上の農民にマイクロファイナンスを提供し、

9000人以上に農業トレーニングを行っています。

いわゆる、自前の農協のような活動も、農業と一緒に行っているのです。

より多くのモリンガを買い付けられるようになって、彼の活動に助力できたらと思っています。

現地で自力で立ち上がった現地起業家をサポートして、一緒に組んで成長する方が、日本人(外国人)が単身乗り込んでゼロから始めるよりも、サステナブルではないかと思うのです。

JUJUBODYでは、直接、ガーナの生産者から原材料や製品を買い付けて商品化しています。

国内で調達できる原材料を使って、全て国内で製造する場合と異なり、

新しい商品のリードタイムは、結局、なんだかんだで半年ぐらいかかってしまいます。

(化粧品の場合、容器の受注生産だけで、3、4ヶ月かかります)

商品ができれば、商品を作るのに投資をした資金は、販売することで回収できますが、

その間のリードタイムが長いということは、資金が塩漬けになり、キャッシュフローが厳しいのです・・・

それでも、やっぱり、この事業に意義を感じ、続けたいと思うは、

こういう声をお客さまからいただくからだと思います。

“モリンガを知っただけで、こんなに生活が潤ったように感じるから不思議です。

あの時、モリンガのことを教えて下さり、本当にありがとうございました。”

先日、横浜そごうのビューティールームで行った、「モリンガ」に関するセミナーを聞いてくださった方から、後日、わざわざメールをいただきました。

日本とガーナの人々の生活を同時に向上させてくれるのが、モリンガだからです。

ガーナでの農地開発物語①

ガーナのスタッフが、土地の開発の様子をドキュメンタリー風にまとめていくつもりのようです。

MindNET Media Production だって(笑)なかなかやるじゃん。

この土地は、すぐ側にPokrom という集落があります。

あまり現金収入がないので、土地の開発により、雇用が生まれることは、この土地のチーフも希望することでした。

今は、緑が多く、のどかな場所ですが、アクラから近く、アクラが拡大していることを考慮すると、この辺りも、10年後には、全く違う風景になっているかもしれません。

この農地開発の様子も、ちょこちょこ発信したいと思います。

日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえたら、どうする?④

さて、以前から不安な兆候はあったので、どうしよう?と考えていました。

今年に入り、思いついたのが、

そうだ。私が自分で最高のレシピを作れたら良いんだ

ということです。

ガーナの手作りシアバター石鹸、どれも良いのですが、彼女のものほど感動する域にいかないのは、

レシピの問題です。

レシピへの探究心なんて、日本人の得意そうな分野ではないですか。

実際に、良い石鹸が日本の市場に流れないのは、原材料にコストをかけられないからです。

そこで、一から石鹸作りを学ぶため、

一般社団法人ハンドメイド石けん協会で石けんのレシピが処方できるよう勉強しました。

ここでは、オイルの性質の勉強も入り、スキンケアについての造詣も深くなりました。

そこで、改めて、ガーナでの石けん製造の可能性を感じたのは、以下の点です。

1)日本では、コスト的にシアバター含有率の高い石けんを作るのが難しい。

2)オリーブオイルベースを始め、

色々なオイルベースのコールドプロセス製法石鹸を試してみたけれども、

シアバターベースの石鹸が型崩れせず、保湿力に最も優れ、一番だと思う。

3)ガーナの1年通して温暖な気候は、石鹸作りには向いている。

4)石けんは、製造過程で、一度、強アルカリになるので、

細菌など衛生検査で引っかかる心配が他の化粧品に比べても低い。

5) 乾燥に1ヶ月かかるコールドプロセス製法の石鹸(オイルを配合して苛性ソーダと鹸化反応させて作る昔ながらの作り方の石けん)は、手間がかかり、工業的に生産が難しい。

国内でも製造ができるところは僅かにあるが、大量には作ることが困難。

6)日本では、薬事法の元、化粧品として厳しいルール下にあるが、アメリカでは、石鹸を製造して売るために、化粧品製造業などのライセンス(日本は、薬剤師などを常勤で雇う必要などもある)がありません。自宅で趣味で作った石鹸をマーケットで売るのは、日本では薬事法違反になりますが、アメリカでは、OKです。

 

実は、以前、化粧品展に出店した際に、とあるメーカーさんに石鹸を作ってくれないかと打診されたことがありました。

国内で、質の良い石鹸を作ることが難しいからということだったのですが、

何分、非常に不安定な生産者だったので、自社の商品であれば、リスクを負えますが、

委託を受けるのは、難しいと判断したのです。

日本でも、必要以上に皮脂を奪わないコールドプロセス製法石けんの良さは、見直されていますが、

欧米では更に人気があります。

ヨーロッパでの石鹸の輸入量は、年々増えており、2016年には、€1.2 billion です。*

ドイツ、フランス、イギリス、オランダ、ベルギーの順です。

ガーナからヨーロッパへは、輸送コストも効率も良く、ヨーロッパへの輸出の可能性もあります。

特に、ヨーロッパでは、アフリカなど新興国で作っているというエシカルな部分が評価されやすいという事情もあります。

ガーナで石鹸の輸出をしている多くの会社が、ウェブサイトも持っていません。

きちんとした窓口を作ったら、どうでしょう?

ゆくゆくは、外国人の多い地域に小さなおしゃれなコンテナショップを構えるのも面白いかもしれません。

JUJUBODYへの石けん製造だけでなく、他のブランドからの委託、海外への輸出も可能です。

他のJUJUBODY商品のように、一度、取引先を決めた後の発注のサポートは、

ガーナのスタッフに任せられますが、この構想を実行しようとすると、

やはり、私自身が現地で動き回って判断することや、指導することが不可欠になります。

日本、ガーナ間は、エコノミーでも20万円かかります。

このプランの現実化のために、支援金を活かしたいのです。

*https://www.cbi.eu/market-information/home-decoration-textiles/soap/europe/

日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえたら、どうする?③

石鹸の生産者に、わざわざ日本から会いに行っても、

約束していた日には連絡がつかなかったり、

午前中に確認していたのに、午後行ったらいなかったり・・・

典型的といえば、典型的なガーナ人の行動パターンなのですが、

他の生産者はみんなプロフェッショナルで、そんなことはないのです。

彼女の場合は、最初から危うかったのですが、クオリティは、他の生産者に比べて、ピカイチ。

石鹸作りには妥協なく、

「私は、天然素材しか使わないわよ。

石けんフレークなんて使わないし、あんな混ぜ物ばっかのニセモノは作んないわよ」

という感じだったので、まあ、どうにかガーナのスタッフのサポートもあり、続けてきたのです。

しかし、昨年は、

「工房が手狭になったから、テマに新しい工房を建てているのよ」

と言ってたのに、今年は、

「ああ、やめたの。

もう、輸出も全部やめたし。あんたのことだけよ。

いろいろ面倒くさいことばっかり言って、みんな私を煩わせるから。

ストレスになるから、やめたのよ。

そんなのなくても、生活できるし。お金なんかどうだっていいのよ」

・・・・・ほう。

海外バイヤーは、まるで、彼女にとって、ハラスメントをするストーカーらしい(笑)

石鹸に使う原材料を変えても良いのだけれども、使われている原材料は全部表示しなくてはならないため、変えるのは、事前に教えてもらわないと、表示義務違反になって、違法になること。

そのラベルの修正には、お金がかかること。(以前、見事にやられた)

その重要性を問いても、

「こういうのが面倒なのよ。だからやめたのよ。

みんな、私のレシピを盗むのよ。だから、秘密よ。

作るから、それ、そのまま持っていきなさいよ」

輸入許可を取るのに、必要書類があり、それがないと日本に持ち込めないことを何度説いても、

同じことの繰り返し。

もうダメだなと思った数週間後には、

「何でも書くわよ。協力するわ。で、注文は?」

と変化。

おそらく、現金がなくなったのではないか?と思う(笑)

でも、輸出関係の書類を彼女自身が用意できないので、

ガーナのスタッフが、面会してヒラリングをして、それを文書に起こし、

内容を確認してもらい、署名をしてもらうというサポートをしている。

日本だったら、メールを送って、戻ってくるだけですむ事務に、

何十時間もフォローアップに費やしてくれていた。

また、一つの石鹸を新たに輸入するのには、衛生検査に、10万近くかかる。

今後も継続することを前提の投資なのに、

「もう、こんな面倒なのできないわ。これが最後ね」

と、また、コロッと態度が変わる。

彼女を扱うのがうまいカールでさえ、

「もう、限界だと思う・・・」

と、とうとうサジを投げるに至ったのです・・・

日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえたら、どうする?②

JUJUBODYでは、現在、モリンガ、シアバターを中心とした10商品を日本で販売しています。

ベストなクオリティの商品を作るために、生産者はそれぞれ異なり、

全て私が選んでいます。

モリンガオイルも、シアバターも生産は、ガーナで行なっています。

最後の仕上げだけを日本で行なっています。

包装に包むところまで最も完成させた状態で、日本にやってきているのが、シアバター石鹸です。

ガーナでは、ハンドメイドソープには、全部シアバターが入っています。

石鹸を作って売る個人もいますし、

こんな田舎のこんな環境で作っている石鹸がアメリカに渡っているの?なんてケースも見かけます。

現在、ガーナで最もシアバター石鹸を輸出しているのは、

あるシアバター会社が出している石鹸かなと思いますが、

そこの石鹸は、シアバターを使っているので、

まあ、市販のものよりは全然いいし、悪くないけど

って感じが正直な私の感想でした。

感動はしないのです。

その石鹸を使った人の中には、ちょっと肌当たりが強いという感想もあり、おそらく、ココナッツオイルの配分が多いのではないかな?と思います。

石鹸は、原材料にどんなオイルを使うかで、その仕上がりが変わります。

ココナッツオイルは、泡立ちを出すのに石鹸には重要なオイルですが、

ココナッツオイルに含まれるカプリル酸、カプリン酸は、肌刺激になる場合があるからです。

ちなみに、シアバターは、石鹸に保湿力を与え、また、最後まで崩れない固い石鹸にしてくれます。

ガーナで暮らしていた時に発見して、

「これ、すごくない?」

と感動して愛用していたのが、今、JUJUBODYで商品化している石鹸です。

「俺はおまえと違って、肌が繊細なんだ」

と、豪語するカールが、旅先でも持ち歩く石鹸でもあります。

JUJUBODYを始めると決めてからは、他のメーカーが作る石鹸もたくさん試しましたが、

やっぱり、良いと思うものは、消去法ではなく、使ってすぐにハッキリとわかるものです。

実は、この石鹸に関しては、他のルートからも話を聞いていました。

米国でVCをやっているガーナ人にオランダで会う機会があり、

その際に、すごく良い石鹸を作る人がいると聞いたのです。

話を聞いてみると、私が使っている石鹸だということがわかりました。

私だけでなく、他の人も、その質の良さを実感していたのは明らかでした。

「前に、資金繰りについて相談されたんだけど、彼女のあのやり方だとなぁ・・・

典型的なガーナ人というか、オールドファッションなんだよね。

インドで買いたいっていうバイヤーがいるから紹介したのに、サンプルも送れなかったんだよね。

マネージメントが違ったら、今頃、もっと伸びていると思うんだけど。

あれでも、年2万個輸出しているからね」

当時は、リーテルの一顧客だったので、彼のいう意味がわかりませんでしたが、

その意味が、あとになって嫌ほどわかるようになるのでした・・・

 

日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえたら、どうする?①

さて、いよいよ本題です。

日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえるならば、その資金を何に使うか?

です。

同情するなら、金をくれ

ってぐらい、あちこちでお金がかかり、

ガーナも日本も、キャッシュフローに余裕がありません。

MindNETでは、コンサルティングからの収益は、全て土地に投資しています。

なぜ土地か?

E-Commerce ビジネスに費やした資本で、土地を買っておけば、

むしろあれこれ何もしなくても、今頃、値上がり益で倍以上になっていたよね

という、痛く悲しい経験から、アセットアロケーションしようとなりました(笑)

投資家への利益還元を考慮し、時間はかかるものの、確実な安全策をひいておこうと考えたからです。

ガーナの土地の値上がりは、凄まじいものがあります。

人口増加に伴い、中心部のアクラからどんどん町が拡大しているからです。

例えば、ヨーロッパで働き、お金をため、ガーナに帰国したという家族が持つ、

4プロット、35m×65m(サッカー場みたい)もある家は、

2000年に1プロット900ドル(計3,600ドル)で購入し、

2013年には、20倍に土地価格が上昇していました。

多くのガーナ人が、これまで土地の価値をあまり意識していなかったように思います。

その時期からそこに目をつけたのが、移住してきたレバノン人です。

20年前には、何もなかった空港から東側のエリアを、親戚が親戚を呼び、買い占め、

今では、工業エリアとしても盛んで、住宅街としても発展したスピンテックスエリアです。

アメリカ人などで、土地の購入ツアーをビジネスとして行うエージェントもいますが、

ガーナでの土地購入、登記は、ハンパなく大変です><

(これは、長くなるのでまた別の機会に)

2、3年で終わったら、上出来という感じです(笑)

しかし、無事に登記が終わり、絶えぬ不法侵入に耐えかねて(何度あの看板外されたことでしょう)、

この土地で農業を始めることにしました。

アクラモールから車で約1時間、ボブ・ディランの奥さんの別荘がある地域、

Aburi Botanical Garden から10分ほどのPokrom という小さな集落に隣接した、

新しい幹線道路に面した土地です。

将来は、キャピタルゲインを狙う、もしくは開発も視野に入れられる場所だと思います。

土地の購入費、設備投資(フェンスなど)を、農作物の売上でカバーできるようになればと考えています。

初年度は、12エーカーのうち、まずは一部、農作地にするため、20,000ドルぐらいの収益が見込めるかと予測しています。

近くに集落があるので、農業をする人手は集めやすい場所です。

この農地の開拓にも現在進行形でお金がかかります。

キャッシュフローはカツカツなので、ここにも使いたいのは山々なのですが、資本があったら解決したい悩みがもう一つあります。

JUJUBODYでは、ガーナで製造したシアバター石鹸を日本で販売していますが、このシアバター石鹸の販売継続が難しいという問題です。

 

クリーンエネルギー、総合商社モデルへの転換

では、E-commerceから撤退したあと、MindNETはどうしたか?

これまでの社員を全員一度レイオフし、カールだけに戻りました。

解雇通告は、彼にとって辛いものでしたが、

驚くほど、皆、理解を示し、「たくさん勉強できたよ、ありがとう」と言ってくれた人もいて、思わず泣きそうになったと言っていました。

資金も底をつき、そこから、コンサルティングの仕事を本格的に開始しました。

一番、大きなプロジェクトは、オランダ企業のWaste to Energy Projectで、Project managerとして参画しました。

このプロジェクトには、アイディア以外のexecutionは、全部請け負い、テクノロジー選定、資金調達も行いました。

一番の成果は、クライアントに代わり、

オランダ政府の助成金10millionユーロ を調達したこと。

そうして、彼がエネルギーセクターで経験を積んだことと、

今後のセクターとしての展望も明るく、社会へのポジティブインパクトも強いことから、

Clean Energy セクターを、

コアコンピテンスにして事業展開しようという方針に決まりました。

ただ、コンサルティングは、上手くいくようになれば資本なく、そこそこ稼げますが、パートナーシップ制が一般的なように、株主に還元できるほどにはなりづらく、スケールする事業ではありません。

MindNETは、日本人個人投資家2名に投資してもらっています。

限られた資本で、どうスケールする事業を作るか。

色々な事業をテストしたり、模索する中で辿り着いたのが、

「SHOSHA」日本の総合商社モデルが良いのではないかという答えでした。

今はどうやってこの組織を作り上げたのだろうと思う大企業ですが、みんなどこかから始めたはず。

最初は同じ小さなスタートだったはずです。

事業投資や不動産投資、コモディティトレーディングをしながら、自社プロジェクトも保有する。

現在は、自社で購入した土地(長期的には、不動産開発にも向く場所で、キャピタルゲインも狙える)で農業を開始したり、ガーナに進出する外国企業のセクレタリーサービスから、ディストリビューションチャネル作り、スタッフィング、ガーナ人クライアントから引退した軍人居住コミュニティー開発のプランニングとプロポーザルの作成などなど、多岐に渡る案件を受け持っています。

フルタイムスタッフは、4人で、プロジェクト毎に適任者をプロジェクトに迎えています。

社員には、月1000ドル以上の給料を払えるようになりたいと考えています。

これは、ガーナではエリートサラリーマンの高給取りの給料です。

(日本の商社マンの給料と同じようなイメージですね)

年金ファンドへの投資も開始しました。

優秀な人が長く働きたいと思ってもらえる会社を作る、第一歩をようやく踏み出しました。

自社プロジェクトとしては、下記ビデオのようなソーラーパネルのインストレーションなどを今年から始めました。

このケースでは、3KWのソーラーシステムを個人邸宅に設置しました。

毎月、3,200 GHC ($735) 電気代に支払っていた家です。
ソーラーパネル設置後、今では、1ヶ月の電気代が300GHC ($63)になりました。

2年でペイバックするような形です。

今は、初期導入コストが高いので、導入できる家庭、機関が限られています。

しかし、導入費用にローンが組めるような仕組みを作れたら、どうでしょう?

また、帳簿もつけていないけれども、業界のシェアはそこそことっているというプラスティックリサイクル会社などに出くわすことがあります。

内部体制や効率改善をし、設備投資ができたら、もっと伸びるのではないかと思えるのですが、小さすぎてVCやファンドに見向きもされないような会社です。

海外から投資をする人は、現地事情がわからないので、政府関係機関に資金を投資します。

すると、政治家の親戚などのダミー会社にお金が流れ、結局何の実態のある事業が生まれない・・・というのが、アフリカでよくある現状です。

この状況にもどかしさをずっと感じていました。

では、私たちで投資する会社を選定し、その会社に役員を送り込み、改革を一緒に実行できたら、どうでしょう?

昨年から温めてきたアイディアですが、このアイディアの実現に一筋の光がさしました。

今年、カールがガーナ代表として、Eisenhower Fellowshipsのフェローに選出されました。

世界中から23人のそれぞれの分野で活躍する中堅リーダーが招待されています。

10月1日から6週間、米国でネットワーキング の機会をいただき、50以上のミーティングをアレンジするそうです。

“Creating a fund to support environmental and development initiatives”

彼が今日からどんな経験をし、ガーナに持ち帰るのか、楽しみです。

尊敬するガーナ人女性起業家との出会い

みなさんこんにちわ!ガーナ発kawaiiコスメの相川香菜です。

今回は前々回の出張でご紹介により出会い、8月から9月にかけて協同(というよりほぼ一方的に私がホームステイしてるだけ。。)でついて回っていた尊敬するガーナ人女性起業家の方を紹介させていただきたいと思います。

写真の中のチェックシャツの女性がオーガニック農場をガーナ国内に3つ持ち、20年以上に渡ってオーガニックティーやジャムの生産販売を行なっているジョージナさんという40代のガーナ人女性起業家です。

(写真:農場にて作物を採取中)

ガーナでは現在の日本の低金利とはほぼ真逆の状態で、詳しい利率は銀行によっても違いまずが、10%返済利子なんていうことはザラだそう。そんな中彼女はスモールビジネスからコツコツと事業を拡大し、いまではヨーロッパ諸国にも商品を輸入するまでに事業を発展させた女性です。

彼女の尊敬するところは、起業家として事業を成功させていることだけではなく、明確なvisionとpassionを持ちながら事業を前に進めているところです。

上の写真は農場近くに住むその地域のQueen mother(村の中心的女性リーダー)とそのお母さんとの写真ですが、村の人々が昔から持つ伝統的な農作物の活用方法、知識に敬意を払い情報収集していました。この姿勢は、海外からの製品の方が信頼できる、ガーナの化粧品よりも輸入物の化粧品を好むガーナ人女性の中にあっては極めて際立った姿勢だと思います。

また自身が成功すると海外移住を行ったり、自身の成功だけを考えるガーナ国内の一部の成功者たちとは一線をかき、売り上げの一部で村落部に学校を建設するという社会貢献活動などを行っています。

彼女のこのような姿勢は、ガーナで入手可能な原材料を使った質の高い化粧品を提供したい

昔から伝統的に伝わる村の人々の生活の知恵・叡智を集結させたい

いい商品を作ることでガーナ人の人々自身がガーナ発の商品にもっと誇りを持って欲しい

という私の思いと同じものです。

肌の色や国、言葉などに関係なく、visionを共有しあえる素晴らしい人たちと出会えることに日々感謝しながら、頑張っていきたいと思います。

 

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