マラウィ訪問

とある仕事で、マラウィを1週間ほど訪問していました。

マラウィの小学校にソーラーパネル付き小規模灌漑設備を導入し、学校菜園で栽培したメイズや野菜を販売し現金収入を獲得し、それで学校給食に必要な材料を購入し、子供たちに給食(メイズポリッジ)を提供するというプロジェクトを視察しました。

訪問した先ではプロジェクトデザイン通り活動が実施され、事業のインパクトが出始めており、ぜひ持続的に続いてほしいモデルだなと思った次第です。

マラウィもですがここウガンダでも、気候変動の影響をもろに受けている零細農家は、もはや天水栽培にこだわらず、小規模から灌漑設備を導入するのがいいんじゃないかと最近では思い始めています。もちろん機材の導入コストやその後のマネジメント問題などの課題はありますが、それ以上に、降雨が遅れたために発芽せず種子などのinput購入費が無駄になり、さらに収入もゼロになるというリスク(もちろんこのシーズンの収穫も見込めない)の方がよっぽどインパクトが大きいのではないかと。さらに灌漑施設を導入すれば、必要な水を必要な時に送り届けることができるので、年に2回、3回と栽培時期も増え(特にマラウィの場合)、それによって収入も増やすことができますし。。。

零細農家が気候変動などの外的リスクに晒されながらも、持続的に農業を営むことのできる方法を、日々模索し続けなければと実感しました。

色々考えさせられる視察ではありましたが、子供たちの笑顔にはいつも癒された〜。

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Chizu