カンパラに名創優品(MINISO)出店予定

みなさま、名創優品(MINISO)を知っていますでしょうか?

http://www.miniso.jp/

 

日本にも店舗があるので、知っている人も多いかもしれません。日本の店舗はここ数年で出来たようです。恥ずかしながら、私は2013年頃から日本にほとんど滞在していない事もあり、知りませんでした。

数日前、友人のFacebookの投稿で、名創優品がカンパラに店舗を出店する事を知りました。

日本人デザイナーによるブランドと銘打っているのに知らなかったので、調べてみたところ、凄い事が起きているのではないかと思い、本投稿をする事にしました。

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ランチ法人契約

こんにちは、キガリAsian Kitchenより、からとちさです。

更新が遅くなり申し訳ありません…息子と溶連菌にやられておりました。

バクテリアって、ウイルスと違って、抗生物質飲まないと治らないって知ってましたか?

そして欧米の薬ってなんでこうやたら大きいんですかね…

デリカシーに欠けるサイズ感というか。

解熱剤も胃に負担が大きいです。

バファリンの半分は優しさってことを改めて思い知らされました。

今度一時帰国したらたくさん買おうっと。

 

どうでもいい前置きが長くなりました。

さて気づけばもう師走。師走といえばクリスマス。クリスマスといえば閑散期。in Kigali.

というわけで11月の売上確保にはこだわりましたが、はい、大月商でした!

 

提携農家直送野菜販売も好調の一要因!

 

それに大きく貢献してくれたのが、ランチ法人契約

 

ランチ法人契約

こちらは年内目標にも掲げていた一つなのですが、Asian Kitchenは住宅街というよりはオフィス街に近い場所にあり、近くにオフィスが結構あります。

イギリス系のマーケテイング会社、水道局、ソーラーパネルの会社などなど…

今回はそれらのうちから一社、法人契約をしていただけました。

 

社員に毎日3,000RWF(400円くらい)分のランチ代を補助しているその会社は、

もともとはルワンダによくある、というか地元のレストランはほぼビュッフェ形式のみなんですが、

そのビュッフェランチのみを契約の対象としていました。

理由は、早いから。

そりゃそーですよね。ビュッフェだもん。

 

以前契約の話を持ち掛けた際は、それで却下されました。

 

なんですが、月日が流れ、

その会社から常連さんとして通ってくださっている方が、人事部に、ぜひAsian Kitchenを提携先に加えて欲しいとかけあってくれたそうです。

 

人事の方は、

「確かにこのレストランは早いわね。OK契約しましょう。」

 

と。

 

この国で提供スピードにこだわる意味ってあるのか?という気分になることがこれまで何度かありましたが、

提供スピードにこだわってきて良かったーー!!

 

それを価値と感じてくださる方々に重宝されるというのは、本当に嬉しいことですね!

そして実際のサービスに満足してくださった方が、新たなチャンスを運んできてくださるというのは、この狭いマーケットでの醍醐味ですね。

 

そこの社員じゃないのにそこの社員の名を騙って食い逃げ、という新たな食い逃げも早々に勃発しつつ、(もう特に驚かない)

滑り出し順調です!

ギニアで一番ワクワクする場所

 

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

ギニアで一番ワクワクする場所と言えば、活気いっぱいのローカルマルシェ。
マルシェに行けば、ギニアの人たちが普段使っている日用品がなんでも揃います。
マダムたちが、近所で起きた事件簿やあの人はこーなったあーなったなどの噂話をしていたり、時には女性同士の喧嘩が勃発していたりと、ギニアの人たちの日常を感じることの出来るかなりエキサイティングな場所です。

そして、そんなマルシェの中でも私の宝物の様なワクワクな場所なのが、元気いっぱいカラフルなアフリカンプリントが山積みになっている布屋さんの露店です。

先日、イヌワリアフリカの新しいアイテム製作に使う布と、日本のお客様からオーダー頂いた布を探しに行った時に写真を撮ってみました!
ここのマダムたちとは数年前からずっとお付き合いのあるクリアント(常連さん)の関係で、マダム3人が露店を連ねて雨の日もカンカン照りの日でも毎日ビーチパラソルの下で布を販売しています。

布はこうして6ヤード単位で販売されています。 6ヤードでアフリカンドレスの上下1着と頭に巻く布が作れるからです。

こういうお店はコナクリ中に数え切れないくらいどこにでもあって、布もいくらでもあるのですが、その中から「これだ!」とピンっとくるものを見つけるのは結構難しいんです。
イヌワリアフリカの商品を作る前には、半年くらいかけていろいろなマルシェの布屋さんを一軒ずつ回り、気に入った布一つづつ購入し集めていきます。
もうじゅうぶん集まったかなというくらいまでためて一気に服や雑貨の製作に入ります。

布探しは汗だく、泥だらけになって20キロ以上の重い荷物を担いで歩いたり、時には迷子になりそうになったり・・・とかなり大変なのですが、布好きの私には宝探し感覚でとても楽しくやり甲斐があります。

コナクリの街並みはスラムのようなボロボロの住居や、ゴミがたくさん落ちている道路など街並みは綺麗とは言えませんが、マンゴーの木、椰子の木、バオバブなど大きな木が街の所々にあって、その植物のグリーンとアフリカンプリント布の服を身にまとう人々のカラフルな装いがその街並みに溶け込み、なんとも言えない懐かしいホッとする様な雰囲気をかもし出しています。
もしここにこの圧倒的な植物のグリーン、カラフルなアフリカンプリントがなければ、ただの殺風景ななんだか悲しい景色になっていることでしょう。

最近は欧米のように既製品の服を来ている人も増えましたが、今まで通りのアフリカの布を自分で買って、それを仕立て工房でオーダーメイドするというスタイルがいつまでもそのまま変わらないで欲しいなと思います。

今日もこれからマルシェに布探しに行って来ます。今日はお気に入りの布が見つかるでしょうか?

 

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

 

 

 

久しぶりのKikubo Market

日本からのゲストの案内もかねて、久しぶりにKikubo Marketに行ってきました。
Kikubo Marketはウガンダの地方物流の要所。

いまだにTraditional trade(個人商店への流通。キオスクなど)が主流であり、
特に地方はそれが5%以上となっています。
Traditional tradeの要所です。

非常に混みあっており、スリなどもいるため気を遣う事もあり、最近は数か月に一度訪れる程度になっていました。
(以前、物流業を始める前は、ここで調査、営業もしていたので、週に数回は訪れていました。)

土曜日にも関わらず、相変わらず凄い人。
非常に狭い通りに、強引に大型トラックが入り込みます。

 

(Kikuboの中を強引に入るトラックを後ろから撮影)

 

色んな店があり、専門店もあります。

鍋だけ専門で売る店なども連ねています。


(写真は、鍋専門店の一つ)
また、Kikuboの周辺には大きな建物があり、中は一坪程度の小さい店が乱立しています。(昔の秋葉原の電気街やラジオ会館などと似ているかもしれません。)

大きな建物同士で通路が勝手に出来上がり、生き物のように導線がつながっていきます。

 


(この写真、通りのように見えますが、建物と建物の間です。左が建物の3階、右が2階だったと思います)

非常に活気があり、商人のエネルギーを感じる場所ですが、買物するには便利な場所とは言えません。
何度も通うと、買う場所が分かってくるのですが、
渋滞の激しいダウンタウンの中心街にあり、この地域に行くだけでも大変。
さらに、このエリアに足を踏み入れた後も、目的地までたどり着くのに人込みをかき分けてすすみます。
相場を知るため、複数の店に聞きながら確かめます。
そして、偽物も多いです。(セキュリティ用品や携帯などは特に)

歴史を見れば、経済発展の家庭で、Traditional tradeがModern Tradeに徐々に変化する過程で、こういう商域もどんどん減少するでしょう。

 

 

では、先進国や現在の新興国が歩んだような、いわゆる大型スーパーによる流通になるのか?なるべきなのか?

 

世界的にも新しい、持続可能性の高い新たな流通が生まれる可能性があるのか?

そこがアフリカの楽しみの一つなのかもしれません。

ギニアから日本へ旅立ちました

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

 

今日はイスラム教の預言者生誕祭という事で、昨夜から今日の朝方まで近所のモスクのスピーカーから祈りの声が聞こえていました。モスクに集まったムスリム達は朝方まで祈り、そのままモスクで寝た人も多いそうで、今日は仕事も学校もお休みの日でした。我が家は夫はギニア人ですがムスリムではないので家の中でイスラムを感じる事はほとんどありませんが、こうして近所のモスクから祈りの声が聞こえてくる時には家にいてもイスラムの世界を強烈に感じます。

 

さて、

日本のお客様方から特別にご注文頂いた品々や、イヌワリアフリカのアフリカ布を使った新しい商品、ジャンベなどを日本へ輸送する手配やその後の処理でバタバタしていましておりました。

そのバタバタでこちらの記事も久しぶりになってしまいましたが、今日は今回の日本への荷物輸送の事などを書かせて頂こうと思います。

 

巨大な女性像で有名なコナクリ国際空港前交差点

新しい商品やお客様への荷物を海外に送る時はいつもコナクリ国際空港のカーゴで輸送しています。
空港のカーゴ便はある程度の量の荷物がないと送料が更に高額なので量が少ない時は経費がかさんで大変です。ギニアからの送料ってとても高いので儲けを出すにも一苦労です。

郵便局だと送料も随分安く、直接お客様の元へ荷物が届くので諸経費がかからなくて良いのですが、以前日本のお客様に国際郵便で送った商品の荷物が届かずどこに行ったか分からなくなった後になんと翌年のクリスマスに配達されたという珍事件があってから、郵便局からの郵送はしていません。

ちなみにDHLだと1週間以内に必ず届け先に届くのですが、1キロで100ドルくらいの料金がかかるので商売には使えません!大切な書類を送りたい時だけはDHLを利用させてもらっています。

ジャンベなどの楽器は重量があって送料が高くついてしまうので、いつかコンテナ輸送出来るくらいのビジネスにしたいという構想(妄想?)はいつも描いていますが、船の輸送も安全なのか?を考えると試すのも怖い感じがします。

 

今回の荷物輸送の様子

 

乗り合いタクシーを貸切にして

今回の荷物は私どもの車1台とタクシーを1台呼んで車2台で空港まで運びました。

 


空港のカーゴ倉庫へ荷物を持って行くとまず警察官が中身チェックをします。

 

 

犯罪防止の為、自分では梱包はしていけない規則になっています。
運送会社の梱包係の男性たちが荷物を丁寧に梱包してくれます。

長年お世話になっている運送会社の梱包係の皆さんと

梱包が終わったら、それぞれの荷物に届け先が記載された紙を貼って荷物の重さを量りに行き、運送会社のオフィスで支払いをしインボイスの控えをもらって終わりです。

お陰様で今回のこの荷物も問題無く日本へ届きましたが、日本に無事に届くまではいつもハラハラドキドキです。ギニアからヨーロッパとアジアの空港を通過しながら日本の空港まで何の問題も無く届く事は本当に奇跡の様で、輸送に関わってくれた全ての人や会社、飛行機、全てのものに感謝の気持ちが湧いてきます。

今回送った日本のお客様からご注文頂いた品々はイヌワリアフリカ日本オフィスから配送され、お客様方の元へ無事届けられたそうで、多くのお客様方から「受け取った品とても気に入りましたよ、アフリカの布はやっぱり元気が出ますね!」「届いたシアバターはやっぱり市販の物とは違う!すごく良いです」という喜びのメッセージが毎日のように届いています。
そういったお客様方からの有難いお言葉から、私も元気をいただいています。

 

今は日本に到着した新しい商品を「イヌワリアフリカネットショップ」に掲載する為の準備に日々追われています。ギニアの職人さんたちと作った新しい商品を日本の皆さんに気に入って頂けますように!

 

以前の記事でご紹介した藍染のパンツが一押し商品です。

ギニアのフラ族に伝わる伝統藍染のいろいろな柄の布をパッチワークにして縫い合わせて作ったパンツ

仕立て屋工房で修行中の女の子が足踏みミシンでパンツを製作している様子

 

ブランド・イヌワリアフリカとして商品化したい物のアイデアはいっぱいありすぎますが、思っている通りに何かを形にすることはなかなか難しいので一つずつ確実に現実化できる様、行動あるのみ!
コナクリ中ギニア中を駆け巡らねばと思っています。

 

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

 

 

 

VERDE AFRICAインターン日記 ④ 炭売りから鯵売りへ

VERDE AFRICAの主な仕事には原料調達、生産、販売という3分野があります。社屋を移転して生産力がついてきた現在、最も注力しているのが販売エリアの拡大です。多くのモザンビーク人にとって炭屑ブリケットは全く新しい商品で、新規営業の際には丁寧な情報収集と説明が必要です。その為、インターンの久保さんには現在の主要ターゲットであるローカル市場(いちば)以外の新たな顧客層開拓のための情報収集をお願いしています。今回のブログはそんな情報収集の中での事件についてです。それでは久保さんのブログをお楽しみください。

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こんにちは、Verde Africa インターンの久保劍将です。最近のマプトでは1週間に1回は雨が降り、ようやく雨季が近づいてきたことを実感します。先日の暴風雨によって生産場所の屋根が吹き飛び、販売用に保管していたブリケットが濡れてしまい、その内のいくつかは販売できなくなってしまいました。天候に左右されてしまう弊社のブリケット。今回の反省から早速簀の子(すのこ)を購入し、下からの水への対策を行いました。

 

(簀の子のうえで保管されている在庫製品)

 

とは言っても、雨季は悪いことばかりではありません。雨が降ることで競合である木炭の価格が上昇するようで、弊社にとって雨季はたくさんの商品を売ることのできるチャンスとも言えます。上手く雨対策をしながら売上を伸ばしていきたいです。

 

さてみなさんがご存知の通り、弊社ブリケットの主力販売先はマプト市内の市場で、特にBARACCA(バラッカ)と呼ばれる庶民向けの食堂(または屋台)の経営者が主力顧客です。現在では、それに加えて一度にたくさんのブリケットを購入してくれる顧客を探しています。具体的には、病院や学校、孤児院、教会等を検討しており、先日自分がその調査へマプト市内の入院設備のある病院へ行ってきました。病院では、入院患者への食事を作る際に使用している調理エネルギーを弊社のブリケットへ変更してもらえないかと考えていました。ヒアリングを行った結果、モザンビークの公立病院ではそもそも木炭を使うことが禁止されており、国の方針でガスを使用していることがわかりました。弊社のブリケットは、木炭とは異なりますが、木炭の代替品であるため、実際にガスから変更してもらうことは厳しいようです。

 

このヒアリングの中で、ちょっとした事件が起きたのでご紹介します。今回マプト市内の3つの病院を対象に実施し、1つ目と2つ目の病院を訪れた際に、両方の病院で「マプトまたはモザンビークの公立病院では木炭を使っていないよと言われました。しかしながら必ずしもそれが正しいかはわからないと思い、一応3つ目の病院にも行き、carvaõ(ポルトガル語で炭)を使用しているかと質問しところ、そこではYesとの返答がありました。その病院は、他の業者との契約更新をしたばかりで弊社で購入してもらうことはできなかったのですが、使用量や購入代金等の情報収集を行いました。一応、最後にモザンビークの病院で木炭を使っているところは一切ないと、他の病院では言われたことを伝えたところ、病院側で対応してくれていたモザンビーク人からはその通りだと言われました。そこで今までの勘違いが判明しました。どうやら自分が話していたcarvaõ(ポルトガル語で木炭)という単語は、彼らにはcarapau(ポルトガル語で鯵)と聞き取られていたらしく、鯵売りだと思われ、そして全く必要のない病院での鯵の使用状況についての情報を仕入れていたようです。1ヶ月の使用量が木炭にしては少なかったり、豚肉や牛肉を購入しているお店と契約している等を聞いた時点で、少し不思議に感じてはいましたが、全く気付きませんでした。結局、最初の2つの病院で言われたことは正しかったわけです。

 

ポルトガル語での会話に対して改めて難しさを感じるとともに、モザンビーク人をもう少し信用せねばと感じました。こうしてモザンビークの公立病院では木炭ではなく、ガスを使用していることを知ることができました。今後の病院以外のヒアリングでは、口頭だけではなく弊社の説明資料を渡す等をして、まず相手に自分が炭売りであることを認識してもらい、こういった勘違いを防ぎたいと考えています。そして、大口で購入してくれる顧客の開拓をしていければと思います。

 

(久保さんと生産スタッフのみんな)

 

 

 

 

 

食品会社としての基盤作り

創業してから4度目のマンゴーの加工シーズンが近づいてきています。新しい機械の購入により製造規模は拡大し、未知の領域に突入します。何をしなければいけないのかが組織内で明確になっているので、今までで一番安心して落ち着いて迎えられそうです。
食品会社としての基盤である製造・食品衛生の管理システムの構築に力をいれています。既存のものに追加するかたちで、製造マネジャー・製造アシスタント・各部門のチームリーダー・品質管理者の各々の仕事内容を規定し、作業指示書、チェックシート、評価シートなどを製造責任者とともに細かく作成しています。
FSMS(食品安全管理システム)の構築とトレーニングの一部を外部の専門コンサルタントにも委託します。それなりの費用は掛かりますが、必要不可欠な予算です。

チーズづくりについて

どうも、竹重です。

日本国内での活動が少し長期化して、エチオピアの空気を早く吸いたいなと思う今日この頃ですが、日本での活動の合間を塗ってチーズの試作を初めています。

 

もちろん、実際には、エチオピアの生乳を用いて行うので、参考程度ということにはなります。

 

がっ、今後予定される土地の選定や建屋の建設などの合間の時間を使って現地の原料乳を使っての試作には色々と活きる部分も多いだろうと、手順をデータを取りながら実践しています。

 

シンプルなだけに奥が深い。

 

チーズの製造について、日々勉強をしているのですが、製造プロセスを記述すると非常にシンプルです。

 

ざっくりいうと以下のような感じ。

 

1.生乳を殺菌する。

殺菌方法には様々ありますが、日本ではUHT(超高温殺菌)が一般的ですね。

チーズを作る際には、このUHTは使えません、乳脂肪分が均質化されるプロセスが加わっているために固まらないからですね。

そんなわけで、一般にチーズの製造の際には低温殺菌乳が用いられます。

 

2.乳酸菌を添加する。

殺菌が終わったら乳酸菌を添加します。

乳酸菌の活動が活発になる38度前後で発酵を促します。

 

3.レンネットを添加する。

続いて、レンネットの添加。

レンネットというのは、仔牛の第4胃から取れる酵素で、これがチーズを固める働きをします。

 

4.カードを切断する。

この時点で、チーズの元となるカードが完成。

豆腐みたいに固まった状態になっていますね。

で、これをサイコロ状にカットしてカードとホエイに分離します。

 

5.撹拌する。

このサイコロ状のカードを撹拌しながら、ホエイを出してより凝縮していきます。

 

ざっくりというと、この辺りまでのプロセスがチーズを作る際の共通部分で、この後、型に詰めて発酵させたり、お湯の中で練ったりと様々なプロセスを加えていくことで、多種多様なチーズになっていくわけです。

ホエイを抜いたカード

 

文章にすると、とても単純に見えるプロセスですが、発酵度合いの見極めがその後のチーズの味を左右してくるわけです。

 

実際に、色々と温度や発酵時間などをpHなどのデータを取りつつ試行錯誤してみると、材料は同じでも仕上がりに大きな差が生まれてきます。

 

発酵が短いとチーズの特徴であるとろりととろける感じが出なかったりと化学実験のようでかなり面白いですね。

 

いずれにしても、材料や製造プロセスがシンプルなだけに美味しいチーズを作るのは本当に難しかったりするわけです。

 

それでも、とことん突き詰める。

 

シンプルなだけに探究心を刺激されるチーズの製造方法。

 

原料となる原料乳の成分も餌や時期によっても異なってくるわけです。

 

何をどうしたら、チーズの仕上がりにどのような変化が出るのか、この辺りのデータ集めは意外と日本国内でも研究は可能かなと思い、日本国内の活動の合間の時間を見つけては、チーズづくりを探究している今日この頃です。

 

しかし、早くエチオピアに帰りたい。。

 

早期にエチオピアに帰れるように日本国内での活動にも気合いを入れる今日この頃でした。

零細企業に優しい規制とは

先週弊社のお得意様ビクトリアが店を閉めました。規制当局からの要請に応えられないことが理由です。彼女はマプトの中央駅付近の歩行者通路で青空食堂を経営していました。持ち運びできる椅子・テーブル・炭焼きコンロ・水桶・日よけ等のミニマムな資材でできた即席店舗です。

 

(ビクトリアの青空食堂)

 

ビクトリアが同じ場所で食堂経営していたお母さんの仕事を継いで13年、食堂自体は25年も続きました。お店の売りは場所と味と人柄だったと思います。中央駅の周りは食堂や商店がないので、港や駅や通関企業で働く人達が主に来店していました。ビクトリアはいつも明るく優しく面倒見が良い、同じ年なのに何故か母性を感じさせる女性で、心が疲れると無性に会いたくなるタイプの人です。メニューも多くはありませんが、鯵フライやレバー煮込みなどいつも美味しい料理を出してくれました。

 

私達がマプトに来たばかりの頃は車や会社の登記業務で中央駅付近をうろつく時間が長く、ビクトリアの店でお昼を食べて、調理エネルギー使用状況についてインタビューを重ねていました。ブリケットを生産開始後は、一番に弊社商品のリピーターになってくれましたし、彼女の紹介でMACAMANENEを購入してくれたお客さんも10人近くいます。このように私達はビクトリアに本当にお世話になりました。

 

彼女が店を閉めるきっかけとなったのは市役所の担当官が『営業したいならちゃんと店舗を建てて、営業ライセンスを取得しなさい』と言ったからです。要請内容はもっともだと思いますが、ビクトリアは青空食堂経営を通して13年もの間誰にも頼らずに、周辺で働く人々に安くて美味しい食事を提供し、2人の息子を養ってきたのです。

 

営業ライセンスを取得するにはどんなに切り詰めても6,000円はかかりますし、安く取得する為には自分自身で企業定款を作成しなければならずパソコンを使えない人にはハードルが高いです。ライセンス取得後も飲食業では従業員全員の健康証明書携帯を義務付けられており、出費がかさみます。実際多くの庶民食堂ではこれらの規制が遵守されていない現状があります。今回ビクトリアの食堂に市役所が着目した背景には、中央駅近くの路上という地域性も関係していると思います。

 

市役所としては”街並みを綺麗にしたい”とか”衛生レベルを高めたい”とか正当な理由があるのでしょうが、”格差の少ない経済成長を実現する”とか”低所得層の経済的自立を促進する”とかより大切な政策目標がある気がしてなりません。

 

モザンビークでは、アフリカの他の国(ウガンダやケニアやタンザニアなど)ほどは多くの路上庶民食堂を見かけません。多くの庶民食堂は塀で囲われた市場の暗い一角に集まっていますし、家の裏などでひっそりと経営されている場合もあります。オフィス街のランチアワーでは車荷台に調理した食事を積み込み販売する移動食堂が主流です。これらの移動食堂も政府規制当局から営業違反を言い渡されて、『移動販売ライセンス取得の仕組みもないのに違反を指摘するのは理不尽だ』と集団抗議していました。

 

 (市場の中にある食堂街)

 

私達がVERDE AFRICAを通して実現したいことの1つに零細企業家によりそうビジネスという点があります。ビクトリアが食堂を徐々に大きくして(その過程で弊社の炭を使って経費節減!)子供を学校に行かせて家を建てて、いつか準備ができた時にレストランを建てて法人登記をして企業経営者となっていく、そんな彼女の姿を見たいと思ってきました。

 

現実と乖離した規制を作り思いつきのように目をつけた庶民を締め上げていくことは簡単です。でも自分の力で頑張るモザンビーク庶民が次のステップにあがれるような規制の仕組みを作っていく事が、今必要とされているインクルーシブな政策ではないでしょうか。

 

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