環境ライセンスを取得しました

こんにちは。ちょっと仕事関係でトラブルがあったり、お客さんが来てくれていたりと、バタバタして最近ブログをご無沙汰しておりました。最近のニュースといえば、環境ライセンスを取得しました!ということです。

『環境ライセンスって何?』と思われますよね。環境ライセンスとはモザンビークで製造及び生産活動に従事する企業が、環境を害さない形で行っているという承認で、モザンビーク政府の環境省から発行されます。しかしこちら、他ライセンスの前提条件になるだけでなく、モザンビーク製造業の許認可関連で一番の難関といわれるライセンスなのです。

どのように難しいかを簡単に説明すると、環境ライセンスのカテゴリ―は企業の業種及び規模によりA,B,Cの3つに分かれています。弊社のような零細企業にとっては運命の分かれ目です。ならば所要期間が1年~半年で環境コンサルタントを雇ってそのアドバイスに従い工場ラインを改善したり、Bならば3ヵ月~半年を要します。膨大な経費が発生するだけでなく、その期間工場は稼働待機となります。うちにはそんな体力ありません(笑)。

結果、弊社はカテゴリーCに収まり環境省スタッフによる一度の現場視察のみで環境ライセンスを取得することができました。良かった~!とはいえ、スタッフ全員で大掃除をしたり、下水処理装置を作ったりと大変でした。

私達はモザンビークのような開発途上国で地産地消の製品を作ることにより、付加価値を生み出し、雇用を創出すると同時に国内経済をより豊かに循環させることができると信じています。日本も戦後に農業に引き続き製造業が発達し、第一次及び第二次産業に支えられた経済発展を遂げることができました。

そんな大切な製造業参入のハードルがむやみにあげられてしまっているのは個人的に少し疑問に感じます。外資企業が石炭やガスの採掘を進めるモザンビークでは企業による環境破壊が懸念されるようになった背景があるのかもしれませんが、マプト市にはまだゴミ焼却設備や大規模な下水処理場がなく、環境保護の為に国ができることも進んでほしいなと考える今日この頃です。

(環境ライセンスで一番心配していた、炭の粉塵も無事クリアしました。)

地方都市で土地を買う!

どうも、竹重です。

 

先日、新首相が決まってからの記事を書きましたが、改めて、新首相が決まったことによる良い影響について少し冒頭で触れさせていただきます。

 

新首相のDr. Abiyが就任してから大きく変わったことの1つが地方でもインターネットに接続できるようになったことですね。

 

前首相の退任前、昨年の12月頃から新首相が就任するまで、およそ4ヶ月ほど首都のアディスアベバを覗くとほとんどインターネットに接続できない日々が続いていたエチオピアですが、新首相の就任とともに、インターネット接続が復帰しました。

 

背景には、新首相が概ねエチオピア全土で歓迎ムードである中で、地方での民族ごとの不公平感に対するデモや反政府運動の動きが沈静化に向かったことがあると考察しています。

 

やはり、エチオピア国内に投資する外国投資家の方々に話を伺っていてもインターネットの接続不良というのは、かなりクリティカルな問題で、この点が改善されただけでも、新首相就任ウェルカムといった感じですね。

 

また、新首相就任後、各地を訪問していたDr. Abiy氏ですが、各地でそれぞれの民族に対する配慮が素晴らしいなんて話も聞こえて来たりしています。

 

例えば、オロミア州出身のDr. Abiy氏ですが、アムハラ州を訪れた際には、アムハラの伝統衣装で、州知事と面談している写真が大体的に報じられ、アムハラ州の方々も彼のアムハラに対するリスペクトを感じたようで、結構喜んでいたみたいです。

 

それ以外にも北部のティグライ州を訪れた際には、ティグライ語でスピーチをするなど、各地でそれぞれの民族に配慮した彼の行動は、国民の支持をより高めているようです。

 

といった感じでかなり、良いスタート切った新首相、今後、実際に改革をどの程度進めていけるかに徐々に国民の関心は写っているようです。

 

南部諸民族州に帰って来ました。

 

さて、前段がやや長くなってしまいましたが、ようやく南部諸民族州に帰ってくることができました。

 

そして、今回は、これまでも度々訪れていた地方政府のランドオフィスに遂に中央政府からのレターを持参しての訪問です。

 

エチオピアで出会った外国人投資家の多くの方々が口々に土地の収容はかなり問題が多いといっていましたが、いよいよです。

 

ある程度、顔も覚えていただいている中、悪さを働こうとする狼藉者が登場するか否かはなかなか僕自身興味津々な部分でもあります。

 

さて、久しぶりに戻って来た南部諸民族州ですが、早速、色々と僕を助けてくれる現地の恩人の1人アワサ大学のシンタイヨ教授、同じくアワサ大学のフィカド氏と夕食です。

写真を撮り忘れてしまいましたが、進捗があったこと非常に喜んでくれました。

 

取り敢えず、土地の交渉に向かいます!

 

 

タクシードライバーとミニバスドライバーから見る外国人の取り扱い。

どうも竹重です。

 

思った通り、土地問題については、エチオピアのランドオフィスの腰がなかなか重いことに苦戦させられております。

 

さて、今回はタクシードライバーとミニバスドライバーの比較からエチオピアでの外国人の取り扱いについて考察してみたいと思います。

 

前提として。

 

まずは、前提としてミニバスについて少し説明させていただきます。

エチオピアを含む多くの国で庶民の足となっているミニバスですが、これは、ざっくり言うとトヨタのハイエースを使った乗合バスのことですね。

 

エチオピアでローカルの間では、ミニバスはタクシーと呼ばれていて、我々日本人がイメージするタクシーはラダと呼ばれていますが、ここでは、分かりやすくするためにローカルルールではなくミニバスとタクシーという表現を使わせていただきます。

*ちなみにラダというのは、エチオピア社会主義時代に旧ソ連から輸入したラダ社製の車に起因する呼称のようで、私と同じ1986年製の車がいまだに現役で走っていたりします。

一応写真を以下に添付してみます。(ファイルアップロードの都合上、ミニバスのみになってしまいました。すみません。)

 

エチオピアのミニバス(おしゃれ加工済み)

タクシードライバーとミニバスドライバーの違い。

 

外国人に対する取り扱いを考える上で、個人的にタクシードライバーとミニバスドライバーの比較がすごく分かりやすいなと思い、ここでは、タクシードライバーとミニバスドライバーを比較させていただきますね。

 

さて、タクシードライバーとミニバスドライバーの違いについてですが、一番は価格設定になります。

 

どういうことかというと、タクシードライバーは外国人と見るやローカルのざっくり倍くらいのコストを要求してきます。

 

外国人の多くがエチオピアのタクシーの価格の高さに驚くのは、主にこの外国人価格が影響しているわけですね。

 

一方、ミニバスドライバーですが、(正確にはミニバスは運転手と料金回収係のペアで運営されているので、ドライバーではなく、料金回収係のマインドセットのことですが、便宜的にミニバスドライバーとして語ります。)彼らは、外国人とローカルの区別をせず外国人もローカルも分け隔てなく料金を回収しています。

 

さて、この事実を踏まえて、なぜ外国人に対する扱いが異なるのかを考えてみましょう。

 

周りの目を気にするエチオピア人の特性。

 

僕なりにこの違いについて考察した時に、1つ分かりやすくあるのが、周囲の目を気にするエチオピア人の特性かなと思います。

 

タクシーとミニバスについてですが、大きな違いとしてはミニバスには不特定多数の人間が乗り込んでいるのに対してタクシーは個人が乗り込むものという違いです。

 

ミニバスでは、多くの乗り合いのお客さんたちが見ているので、外国人にふっかけたりすると、周囲の人がおかしいじゃないかと声をあげてくれたりするケースがあるんですね。

 

ちょっぴりカッコつけなエチオピア人のキャラクターがミニバスで外国人だからと言ってふっかけることを許さない仕組みになっているのだろうと思います。

 

そもそも、外国人があまり乗っていないという事実。

 

前述の理由に加えて、ミニバスドライバーが外国人にも優しい値決めをしてくれているのには、そもそもミニバスを利用している外国人の絶対数が少ないというのもありそうですね。

 

基本的にエチオピア、特に首都のアディスアベバで働く外国人は圧倒的に国際機関などで働くいわゆるエクスパッツの方々が多いわけです。。

 

彼らは、現地の方々とは一線を格下金銭感覚で暮らしているので、多少タクシーが高かろうがほとんど気にも止めていないのかな?なんて思います。

 

実際に値段で比較して見るとざっくり100倍くらいの値段の開きがあるタクシーとミニバスですが、こんなことが価格の違いの大きな要因になっているのだろうと思います。

 

他にもこんなケースはたくさんあります。

 

なぜ、今回こんな話をしているかというと、現在、土地の確保を進める一方で、その後の工場の建設も視野に入れて建設会社との交渉などを進め始めたのですが、ここでも外国人価格というのが発生しているわけです。

 

知り合いの建設会社の人に工場建設にかかるコストを算出してもらい、現地の友人にその価格を共有した際のお話ですが、現地の友人曰く、『おー、だいぶふっかけられているね、僕らが取る見積もりと比べると少なく見積もっても倍くらいかかってるかな。』とのこと。

 

非常に、損した感じですよね。

 

嫌になっちゃいます。

 

外国人だからと言ってみんながみんな金持ちだと思うなよ!!

 

郷に入ったら郷に従え

 

基本的に日常生活でもミニバスを利用して生活している僕。

 

郷にいったら郷に従えなんて言葉にもある通り、これまで、僕はエチオピアで外国人エクスパッツ側ではなく、現地人に近い金銭感覚の中で生活してきていますが、これってすごく有効で、現地の方々と仲良くなるには、やはり現地の方々と同等の水準で生活して見ないと彼らにも仲間ってなかなか認めてもらえないと僕は考えています。

 

その恩恵として、現地の方々にも信頼してもらえているし、彼らの仲間だと思ってもらえているのだろうと思いますが、この外国人価格問題、建築関係については、なかなか通用しないようです。

 

しかしですよ、この建設会社ふっかけ問題についても、友人からアドバイスが!

 

よっぽどでかい工場を立てるわけでないのなら、建設資材と有能なマネージャーを自前で探してきて、建設現場を自分でマネージすればコストをローカル価格なみ、もしくはもうちょっと安くできるよ!とのこと。

 

素晴らしい!やはり持つべきものは友人なり。

 

そんなわけで、友人たちに紹介してもらいつつ、建設資材とマネージャーの選定に勤しむ日々を送っております。

 

タクシードライバーの外国人価格の根源。

 

そんなわけで、少しまとめっぽいことを書きたいと思いますが、外国人価格の根源にあるものを最後に僕なりの考察を持ってご紹介したいと思います。

 

外国人価格の根源とはズバリ!

 

外国人自身が現地人の方々との間に無意識に創り出した生活水準の壁。

 

これが現時点での僕の考察でございます。

 

僕自身、生涯を持ってこの国にコミットするという強い意思を持っているので、より一層ディープにこの国の方々に紛れることで、この壁がぶっ壊せるものだということを今後しっかりと証明していこうと思います。

 

うーむ。前回コミットした纏まった文章問題については、今回も散らかっちゃっていてなかなか実現出来ていない気もしますが、外国人の方々もお邪魔させていただいているエチオピアという国にもちょっとリスペクトの気持ちを持って、現地の方々との間の壁ぶっ壊せるといいですねってお話でした。

 

では、また次回。

 

あっ、ぼちぼち用地取得の関係で愛すべき農家の方々のもとを再訪するので、次回はエチオピアの奥地から電波があればお届けできるかもしれません。

 

では、今度こそ、本当にまた次回!!!

 

 

日本一時帰国とアフリカ起業コンソーシアムでの報告会

先日、10日ほど、日本に一時帰国しました。
その際に、4月25日に本コンソーシアムの報告会にて、近況など報告させて頂きました。

 

ご多忙の中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
そしてアレンジ下さった渋澤さん、本当にありがとうございました。

この場を持ちまして、改めて御礼申し上げます。

(報告会での写真)

 

 

また、今回の日本滞在中に、お世話になっている先輩の会社であるJCCPMと在日ウガンダ大使館とのウガンダビジネスセミナーに登壇しました。
アフリカでもマイナーなウガンダという国のビジネスセミナーであり、定員の40名など集まるものか?と主催側はドキドキしていましたが、蓋を開けてみれば60名以上の方が参加するという賑やかなセミナーになりました。

(ウガンダビジネスセミナーの写真:左はウガンダ大使。右は私)

 

 

今回の帰国は日本帰国をメインにしたものではなく、日本経由でいくつかの国を回ってきました。
日本に行く前に、シンセン(中国)、香港を回り、日本から帰る際にイスラエルに出張してきました。1か月ほどの旅程で、先日ウガンダに帰国したばかりです。
また、今月下旬には、エストニアにも出張する予定です。

 

 

私のアフリカでの事業のモチベーションが『アフリカ発の持続可能な社会を作るサービスを生み出す』なのですが、起業してから4年強、大半をウガンダ、年に一度日本の生活をしており、世界の最先端の動きに疎くなっているのを感じていました。

 

最近になり、私自身がいなくとも、通常のオペレーションは現地スタッフのみで回せるような体制を作る事ができたため、今回の旅を決意しました。

 

世界の最先端起こっている事を自分の目で感じたいという目的と、新たに考えているサービスの実現のためのコラボの打ち合わせが主な目的でした。

 

各地で様々な起業家の方とも意見交換をしていく中で、事業の方向性についてなど様々な刺激を受ける事もできました。
また、中国、韓国、イスラエルの企業とのウガンダ・周辺国での宅配を通したビジネス展開の話しもいくつかありました。

 

まだ帰国して数日ですが、日常業務に忙殺されずに、きちんと内省の時間を取り、次のアクションに繋げたいと思っています。

久々の投稿、近況について。

どうも、Food for Future Plcの竹重です。

 

すっかり更新が途絶えてしまっていましたが、法人登記の最終段階で、ここ1ヶ月半ほどバタバタしておりました。

 

とりあえず、一区切りついたので、改めて定期的な更新をしていこうと決意しています!!

 

ようやく、投資許可を取得

 

エチオピア時間で5月2日にようやく、法人の登記の完了となる投資許可の取得が完了しました!!

 

いやー、長かったです。。。

 

こちらのブログに書けること、書けないことがありますが、まぁ兎に角諸々、現地の混沌とした部分に苦しめられました。。。

 

そして、まだまだ、法人登記が完了しただけなので、混沌とした事案がたくさん待ち受けていそうです。

 

基本的に、当地で起きる問題の多くが法令の不透明感による部分が大きいのですが、文章で記載されたルールがないことは、本当に大きなネックだなと感じるのとともに、エチオピアはポテンシャルが極めて高い国だと言われながら海外からの投資が進まない要因を肌身をもって感じることができました。

 

基本的にこの国での、行政手続きの進め方はざっくり以下のような感じになっています。

少し愚痴っぽくなってしまったら申し訳ないです。(少し、疲弊しているので。笑)

 

1.手続きを行うライトパーソンと思われる人を探す。

2.手続きのプロシージャーを聞いてみる。

3.本当にライトパーソンかを少し疑ってみてみる。

4.ライトパーソンらしき人のボスを探す。

5.ボスにも手続きを聞いてルールについてダブルチェックをする。

6.所定の書類を準備する。

7.多くの場合、用意した書類に文句がつけられるので、適宜直しを入れる。

8.調子がいいとひっくり返されることなく、手続きが完了できる。

 

こんな感じです。

いかんせんルールが明確化されていないケースが多いので、このルール探し、手続きのフローの確認に多くの時間を割くことになってしまいます。

 

また、投資許可の場合、結構事業領域についてうるさく言われる、もしくは、勝手に事業領域を決められてしまうので注意が必要といった印象でした。

 

油断してたら、勝手に事業領域を書き換えられてしまったりするので、油断できないですね。。。

 

なかなか、ここまでたどり着くだけでも散々問題が発生していたので、改めてエチオピアへの投資の難しさを感じましたね。

 

隣の芝生は。。。

 

1ヶ月ほど前に、ルワンダ、アジアンキッチンの唐渡さんがエチオピアに遊びに来てくれました!

その時に、ルワンダの投資環境などなど情報交換をしたのですが、やっぱりこの国の投資のハードルの高さを痛感しました。

なんとなくですが、情報交換をしている中で、それぞれの国が抱える問題点というものの性質が見えたような気がするのですが、少なくとも法人の設立手続きは、ルワンダの方がいーなーって印象を受けました。

 

前職を辞めて、エチオピアへといった時に結構多くの方々から「クレイジーだ!」などといったお褒めの言葉をいただきましたが、本当にこの国が国の規模の割に日本からの投資が少ないことの意味を痛感したのと共に、先人であるandu ametの鮫島さん、マジですげーと感動を覚えた次第です。

 

ちなみに、まだまだこれから・・・・

 

投資許可についても散々難航しましたが、これから迫り来る土地の問題は更に大きな壁として僕の前に立ちはだかることでしょう。

 

まぁ、そうはいっても投資許可の取得については、コンサルなども使わずに全て自力でやってみたので、この国での行政手続きの進め方の勘所はある程度つかめているだろうと信じて、迫り来る大きな壁にも体当たりで臨んでいきたいと思います。

 

なんだか、まとまりのない記事になってしまいましたが、今日のまとめ。

 

投資許可の取得ができてよかったよ!!

 

まだまだ、困難な道は続きそうだけど、これまでの経験を活かして頑張るよ!!

 

ってことですね。

次回以降はもっとシャッキっとまとまりのある記事を書きたいです!!

(ハードルあげると辛いかもしれませんね。。笑)

 

 

規模とシステム化のジレンマ

ルワンダはキガリからこんにちは、アジアンキッチンのカラトです。

雨季、長引いています。

長引いているというか、今回は雨季と雨季の間の乾季がなく、ずっと降りっぱなし。

飲食店経営者には痛い…雨だとやはり来店が落ち、デリバリー注文に切り替えられてしまうのですが、デリバリーは業者を仲介しており、結構なコミッションとられるんです…。

スコールが来ると、軒先のあるところでバイタクドライバーとそのお客が雨宿り

 

そして息子が骨折。

行った病院のレントゲン故障中とかいろいろありましたが、とりあえずギプスは無事装着。

本人至って元気なんですが、サッカー・スイミング等習い事に行けない分、母に打撃です。

(あと、右手だから宿題できないって開き直ってくるやつ。でもプレステはできるって言ってくるやつ。)

一応手術室ですが、暗い。

 

さてそうこうしているうちに、もう4月も末ですが、3月中旬~4月中旬まで、短期インターンで来てくれていた井上くんが取り組んでくれたことを書きたいと思います。

ナイスタイミングで現れてくれたインターン生

ちょうど3月中旬に、Startup Africaという企画があり、参加者のみなさんから、アジキチの課題に対して、解決策を提示していただきました。

時を同じくしてウガンダから一か月ルワンダに来ることになった井上君がそこに通りかかり、そこで出た「案」から自分の興味のあるものを選び、磨いて実装までする、ということをお願いしました。

常々思うんですが、私って本当に運が良いことに、周りの方々がアジキチのために一生懸命知恵や時間を提供してくださる…!アジキチの95%はみなさんのやさしさでできています。

 

井上氏

 

売上および在庫管理システムの構築

井上くんにはこれに取り組んでもらうことに。

目的は大きく二つで、データ活用と、不正防止

 

課題だったのは、在庫面では、アナログ管理なため手間も時間もかかる上に抜け漏れが多かったり、野菜持ち帰り等の不正を防げない。

売上面では、データ活用ができていなかったり、仕込量との連携が取れていなかったり、また仮に私がいない間に売上をポケットに入れられても、100%は分からない状態でした。

 

これまでしていなかったのは?

なぜこのご時世、文明の利器を使わずアナログのままだったのか?

単純に、効果の低さと導入コストの高さです。コスパですよね。

 

①効果の面

今のアジキチの規模だと、雰囲気で「じゃがいも2kg発注しとくか」とやってるのを緻密にやったところで、節約できたり余分にかかってしまう分って、誤差の範囲。。

その「誤差」程度のものに、どこまで経営資源を割くか、という話ですよね。

米を毎日50kg使う規模だったら、日々5kg抜かれていて、かつそれが5店舗とかだと、結構な額になるでしょう。が、アジキチはそうではない。

 

②コスト

今時フリーの管理アプリとか結構ありますよね。何度か試しました。が、どれも続きませんでした。

理由は、ネットが弱い、端末が壊れる、それ用の端末で遊ばれる、人が入れ替わる、などなど。

パッケージ商品のベンダーもいますが、偽物かつカスタマーケアがないに等しいもの(←ただの詐欺っていう)だったり、飲食店ごとのオペレーションに合わせた設計になっていないと、実際使いづらくて続かない、ということもありました。

 

ソリューション

今回導入したのは、Google Formsとspredsheetsを使ったシステム。

井上君がいちから作ってくれ、実際のコストは新しく買った端末代だけでした。

新しいものを入れるにあたりスタッフの反発もありましたが、目的から何度も説明し、工程をなるべく簡素化し、だいぶスムーズに使ってもらえるようになりました。

データがたまってきています。ワクワク。

 

規模とシステム化のジレンマには結構悩まされるのですが、常に仕組を少しずつ磨き、定期的にアップデートして、属人的な要素をどんどんなくしていきたいと思います!わーもう5月だ!

井上君が書いてくれたインターン生募集記事はこちら

イヌワリアフリカにとって実りある数週間でした。

行きつけのマダムのアフリカンプリント布屋さんにて

 

こんにちは。西アフリカ・ギニア、コナクリからイヌワリアフリカ代表バー由美子です。

 

こちらに記事をどんどん更新していく気力満々でしたが、有難いことに日本の業者様から

 

こちらが太鼓用のヤギ皮、食用になったヤギの皮から太鼓に適したものを選び抜き、良い音が出る用に特別な処理を施します。

⭐︎アフリカ太鼓ジャンベと、その太鼓用のヤギ皮の大量注文

 

 

⭐︎イヌワリアフリカのギニアの職人さんと制作しているアフリカンプリント布を使ったアパレル商品と、
アフリカンプリント布の卸し売りのご注文

そして、
⭐︎ギニアにいらっしゃった方々への現地でのアテンドのお仕事の依頼

を一気にいただきまして、大変実りのある数週間を過ごさせて頂いておりましてパソコンに向かう時間が取れませんでした。

 

業者様への卸しに関して、私たちが扱っているものを気に入って下さり、ご自分でも販売して下さろうと思っていただけることが何よりも嬉しいです。

好きでしているギニアでの物つくりですが、決して楽ではありません、個人のお客様に商品を購入して頂く事ももちろん喜ばしい事ですが、こうして業者様からもご注文をいただけるという事も大変励みになり、もっともっと気に入って頂けるよう努めなければと改めて商品作りに真剣に向き合いたいと思う事となりました。

 

アテンドのお仕事では、普段では体験できないような貴重な体験をさせて頂くことが出来、世界は広いな、ご縁というのは素晴らしいと思うことの連続でした。

 

”ギニアで8年間、大変な事があっても諦めず頑張ってきてよかったな”と、また感じる事が出来た本当に実りある数週間でした、有難いです。

 

最近いろいろな方面の方々からギニア関連の事柄でご連絡を頂く事が増えてきました。
こちらのイニシアチブに参加させて頂いた事も大きく影響しているかと思います。

 

関係者の皆様、本当にどうもありがとうございます。

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Présidente

 

 

 

ジェノサイドメモリアルウィーク 2018

ルワンダの首都キガリからこんにちは、アジアンキッチンのからとです。

さてもう4月も半ば。

初旬のタイムラインは桜と入学式の写真で賑わっていましたが、ルワンダで4月と言えば、ジェノサイドメモリアルウィークです。

 

 

ジェノサイドメモリアルウィークでは、

国全体が「喪中」モードになり、飲食店は営業していても音楽は禁止。

雨季とも重なり、街全体がいつもより少しひっそりとした雰囲気になります。

 

ビジネスの面で言うと、経済が停滞するので打撃です。

4月7日は、お店は原則営業禁止、一週間、午後は地域ごとにジェノサイドについて語り合う集会が開かれ、ルワンダ国民はそこに出席する義務があります。

営業日、時間が減るので当然売上は減ります。

アジアンキッチンの顧客の多くを占めるエキスパッツの人々には、イースターと合わせて長期休暇に入り国外に行ってしまうケースも多いです。

 

去年はレストランと一般顧客を結ぶデリバリーサービスのjumia foodも、集会が行われる14時から16時は営業止まっていました。ただ今年は、止めると通達がありつつも、結局通しで営業していました。

Asian Kitchenでは、お店のスタッフを一人代表で送ることで、14時16時の間も通常通り営業が可能になるというルールに則って営業していました。(今年知ったニュールール)

 

相変わらず行政のルールが人レベルで言うこと違うので本当に正しい情報が分からないのですが、

センシティブな事柄なので、アジアンキッチンはジェノサイドメモリアルウィークをリスペクトしています、というのを前提にオペレーションには気を配っています。

 

94年のジェノサイドから24年。

なんとなく、徐々に緩くなりつつあるのかな?というのが今年の印象です。

”Kwibuka24”と掲げられた旗を今年も見ましたが、去年より減っているような。

息子の通う学校は大多数がルワンダ人ですが、今年は授業再開がメモリアルウィーク中の4月10日で結構びっくり。

何事も風化は避けられないのでしょうか。(うーん自分で書きながら表現がとってもチープ)

 

ンタラマ虐殺記念館

先月友人が遊びに来てくれたので、一緒にンタラマの記念館に行きました。

キガリから車で30分ほどで行ける場所です。

ここはカトリックの教会で、助かると思って殺到した一般市民が、数日の後にほぼ全員殺されてしまった場所です。

その数は5,000人ですが、名前が分かっている人はほんのごく一部。

写真、壁全体を撮っておくべきでしたが、壁の圧倒的大部分が、文字が刻まれず空白のままです。

虐殺の100日間の最初の週に起きた出来事で、ここに親族の遺体を探しに来れた人はまれでしょう。

一族全滅に追いやられた場合、誰にも身元が分かりません。

犠牲者の方の名前

教会の中には、頭蓋骨などの遺骨、犠牲者の方々が着ていた衣服、調理道具など様々なものが残され、

壁には、子どもたちが次々とたたきつけられて殺されていった、その血の跡も残されています。

 

入場自体は無料で、ガイドの方が説明してくれます。

この日私たち(日本人の友人と、聞いて確認はしていませんが、おそらく少数派、つまり94年で標的とされた側の民族であるルワンダ人の女の子)に説明してくれたのは、自身もサバイバーである女性。私と同い年で、当時10歳。

どんな気持ちでこの仕事をやっているのだろう、、、と思いました。

訪れて、気も滅入るし、凹む場所です。

が、彼女のような人が語り手として働いている、そのことの重みだけでも、訪れる意味のある場所なのは確かです。

 

Ntarama虐殺記念館

 

もう24年なのか、まだたったの24年なのか分かりませんが、

24歳以上なら誰でも、アジアンキッチンのスタッフも、経験したジェノサイド。

(ちなみにスタッフのエピソードを通じてジェノサイドのことに触れている過去記事はこちら

 

平和な日常に感謝。

最近の販売と生産

Boa noite! (ボア・ノイチ、こんばんわ)Verde Africaの有坂です。

最近のマプトはからっとして過ごしやすい天気が続いています。雨も週に2回くらい降りますが、降水時間も短く生産作業が滞ることも少なくなってきました。

一方で、木炭の高値プラス低品質供給は今も続いていて、弊社の注文は引き続き好調です。この時期何故木炭が高くなるのか。雨で生産者と仲買人の接触がうまくいかないからとか、木炭生産ライセンスの発行が限られているからとか幾つかの噂がありますが、いつか真相解明の調査をしてみたいです。

この高需要のあおりを受けて、12月から3月まで毎月売上額は最高記録を更新し続けています。これはとても嬉しいです。販売スタッフの業務遂行スキルが上がってきており、仕事をある程度任せられるようになってきたことを頼もしく感じています。

一方で、悩みが尽きないのが生産です。弊社の生産規模ではまだまだ赤字なので、高需要の波に乗り生産量を伸ばし、営業利益を出したい!と切実に願ってきたにも関わらず、なかなか生産量が伸びないからです。注文してくれたお客さんに謝って、商品を待ってもらう日々が続いているにも関わらず。

 

(スタッフミーティング、毎日数分間の朝礼と夕礼をしています。)

 

昨年末に1日1トン生産できる生産の流れを確立して、それに必要なスタッフを揃え、1トンを達成し盛り上がったにも関わらず、毎日安定して目標生産量を達成する難しさを痛感しています。

どうしたら、この状態を打破できるのか。最近はずっと工場に張り付き、スタッフの動きを観察し、細かい修正と改善を積み重ねていく日々が続いています。でも、主な課題は2つあります。

まずは機械保守です。機械が壊れないように日々しなければいけないメンテナンスについての知識もついてきたのですが、メンテナンス中に機械が使えず生産量が伸びません。機械は最低2台はいるという、すごく当たり前のことに今更気づき急いで2台目を購入しました。

 

(最近、2台目を購入したブリケットの形成機。)

 

そして、スタッフの働きを管理することです。1月以降の私はスタッフに今までより怖いと思われている気がします。怒鳴ったりする訳ではないけれど、必要な注意は繰り返ししなければいけないし、会社の方針はキチンと行動で示さなければいけません。でも、長期的にはこの仕事ができるモザンビーク人管理職を育成したいと考えています。

自分で書いていて、恥ずかしくなってしまうくらいどちらも当たり前のことだと思います。弊社の商品の注文が増えているのは、とても素晴らしいことです。このチャンスをしっかり掴むべく、今週もかんばります!

エチオピア新首相決まる!

どうも、竹重です。

 

先日、というか先月の突然の首相退任劇の続報です。

 

なんだかんだで、1ヶ月以上もかかってしまいましたが、新首相がようやく決まりました。

 

首相退任劇の直後から、周囲の友人の間できっと彼だろうと言われていたDr. Abiyさんが新首相に任命されたようです。

 

色々な課題が山積しているエチオピアでは、ありますが、彼が新たなリーダーとしてエチオピアをどういった方向に引っ張っていくのか注目が集まります。

 

主だったエチオピアの課題

Dr. Abiyさんが今後直面、解決を求められる問題について少しおさらいをしつつ、今後のこの国の行く末を考察してみたいと思います。

 

民族間・地域間格差による不満

前首相ハイレマリアムさんの退任の理由にもなっていた、民族間・地域間格差による不満をどのように解消していくのか、国内情勢について言えば最大の課題ですね。

 

周囲の友人曰く、民族間の問題に関して言えば、エチオピア国内で最大の人口を有するオロミア人のアビー新首相は、民族融和路線で成功するだろうとのことです。

 

一方で地域間の格差の問題はどのように解決していくのか、今後の再分配の仕組みがオロミア州により傾倒していったりするのかなどは注目ポイントですね。

 

首都アディスアベバを中心に急速な開発が進むエチオピアですが、首相退任劇にも繋がったアディスアベバ拡張のお話を少し振り返ってみます。

概要としては、2年ほど前に急速な開発が進むアディスアベバの土地が飽和状態になってきているのを受けて、隣接するオロミア州の土地をアディスアベバに一部割譲するという議論が持ち上がった際に、土地の利権を奪われることを嫌ったオロミア人が怒り、デモなどを起こしたという事態ですね。

最大の人口を有するオロミア人ですが、これまで、中央政府で優位なポジンションは取れていなかったのですが、この事態を受けて、次第に政府に対する不満を強くぶつけていくようになった印象です。

ハイレマリアム前首相の退任の原因に繋がった反政府活動もオロミア州とオロミア州につぐ人口を有するアムハラ人の暮らすアムハラ州で多く起きていましたが、オロミア人のリーダーということで、オロミア州に暮らすオロミア人の方々は好意的に今回の新首相について受け取っているものと思われます。

 

外貨問題

僕を含めたエチオピアでビジネスを行う多くの方々にとっての最大の関心事が外貨問題だと思います。

近年の急速な開発・経済発展に伴って国内消費が伸びるのとともに深刻度をます外貨問題ですが、エチオピア国内ではしばしば外貨不足が深刻な問題となっています。

輸出品目がコーヒー豆などの一次産品しかないエチオピアにとって国内消費の伸びは、ダイレクトに輸入の増加→貿易収支の悪化に繋がるのですが、最近は本当に外貨が不足しているようで、度々通貨切り下げの話が出たり、輸入する際に必要となる銀行からの企業に対する外貨の割り当てを半年以上も待っているなんて話も珍しくありません。

 

現状、外貨不足の解決策というの明確なものがありませんが、おそらく中国を中心に外国直接投資(FDI)の呼び込みなどで外貨の獲得をしているものと思われます。

 

一方で、深刻な外貨不足がある中で外国直接投資の増加路線にしっかりと舵をきっているかというと、国内産業保護の観点から手放しに外国投資を呼び込む政策を取れずにいるのが現状です。

 

この辺りの政策は、僕を含めて外国人ビジネスオーナーにとってはすごく重要な話ですね。

僕としては、現在の高い参入障壁をある程度は維持してもらえた方が、ありがたい部分もあったりしますが、外貨不足はなんとか解決してほしいものですね。

 

なんだかんだ、頑張って前進あるのみ!

 

周囲の友人の多くが期待を寄せているDr. Abiy新首相ですが、なんだかんだ難しい局面を今後どう乗り切っていくのか、民族対立、外貨問題ともに僕にも大きな影響があるお話なので、どのような舵取りが行われていくのかしっかりとフォローしていきたいと思います。

 

いずれにしても、エチオピアの地方部の農村に暮らす農家の方々と乳製品加工事業を成功させ、エチオピアの乳製品が世界市場を席巻する未来を創れるように精進していく、彼らとともに一歩一歩前進あるのみですね。

 

では、また。

 

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