ガーナ到着直後のカルチャーショック体験

みなさん、こんにちは!

ガーナ発kawaiiコスメ作りを目指す相川香菜です!今回は起業をしようと思うに至ったガーナでの出来事を話そうと思っていました。しかしながら、その前に私が現地でどのような生活を送っていたのかお話しないと、起業のきっかけをお話するのも難しいと気づいたので、今回は当時を振り返りながら現地での生活の様子をレポートしたいと思います!

 

2010年6月JICA青年海外協力隊の村落開発普及員としての派遣が決まりガーナに赴きました。

ガーナでの私の要請内容(合格通知に書かれていた仕事内容)は現地NGOに配属され、地域の住民の生活の質の向上、女性達の収入向上、啓発活動などを行う、というものでした。

これだけの情報で正直何をしたらいいんだろう?と当時の私は思っていました。

2年間という人生の中の決して短くはない期間を費やすには、要請内容のたった1枚の紙に書かれた情報量ではあまりに少なすぎて不安で、派遣までの期間、ネットや本などで自分なりに色々調べてみましたが、得られる情報はとても限られていました。

また『収入向上』というキーワードがあったため、ガーナ協力隊OB・OGとして事業をされている方に話を聞いたりもしました。

色々な情報を調べていると、ある日ネットサーフィン中誰かのブログに、写真付きでガーナの土壁ハウス!トイレも外!すごい!みたいな内容の記事があり、(まさか、こんなとこには住まないよなー、こんな所に行く人はすごいなー。ウルルン滞在記みたい!)と無邪気に思っていました。

 

現地に行ってみると、トップの写真を見て頂いたら想像がつくかもしれませんが、私の家こそがまさにそのような家でした。笑

 

ガーナ到着後、最初に行われるのがホームステイプログラムです。

いきなり1人で現地の家に住むのではなく、家庭生活を通して活動を行っていく地域に馴染み人間関係を築いていくというのが目的です。

その際にJICA事務所で各自のホームステイ先に関する情報が配られるのですが、それが下記の写真のようなものでした。

あまりに自然素材あふれる家に、その時の私は絶句し30秒ほど固まっていました。そして、まず(トイレが穴やわ)と思いました。それから次に(トイレとお風呂の差って何?穴か壁の違い?シャワーってどこにあるの?)と真剣に考え始めました笑。

そんな絶句している私を見て、同期の隊員たちが私の紙を覗き込んできました。

そしてそれを見た同期の隊員も絶句、その絶句している同期を見て、他の隊員も紙を覗き込むという感じで、みんな自分のホームステイ先のことはそっちのけで私のホームステイ先を見ていました。そして、みんなに言われた一言が

「かなちゃんのステイ先を見てたら自分は大丈夫だと思えてきた」というものでした。。

 

こんな言葉をかけられつつ、2週間いよいよ活動先であるガーナ北部州のタマレ、そしてそこから車で30分ほど行ったところにあるNwodua(モヂュア)村に向かいました。

 

着いた当日はもう夜になっており、出されたご飯を家の外で食べ、与えられた部屋をよく見ることもなく、くたくたになって眠りました。

 

翌日目をさますと、いつも見ていたフラットなはずの天井が「わら」になっており、顔の上に寝ている間に落ちてきた「わら」がついていました。

 

その瞬間に自分がガーナにいること、自然素材あふれる家に住んでいることを思い出し、夢でない現実にため息が出そうになったことを覚えています。

 

しかしながらそれからの2週間は、ホームステイ先の家族は優しく接してくれるし、近くの村や街にいる先輩隊員達と交流する機会もあり、充実した毎日を送って楽しく過ごしていました。

 

2週間のプログラムを終え、首都のアクラに一度帰る際、経由地であるガーナ第2の都市であるクマシで夜に突然発熱しました。

体がだるく熱もあり、蚊に刺されることで感染し、処置が遅ければ命の危険もあるマラリアも疑いました。結局、クマシで落ち合った同期のさきちゃんに解熱剤をもらい、それでなんとか熱を下げ、アクラまでの約5時間ほどのがたがた道のばかりのバスの残りの旅を乗り越えて帰ってきました。解熱剤で熱は下がったのでマラリアではなかったようです。今にして思うと、2週間なんとか張りつめていた緊張の糸が一気に解けたゆえの発熱だったのだと思います。

 

アクラでの数日間の滞在を終え、その後いよいよ活動先に戻り、本格的な活動に入っていくことになります。

 

帰国後自分の一番辛かった最初の体験談として、村に初めに滞在した時の話をします。

するとそんな所に住んでいて辛くなかったのか、帰ろうと思わなかったのかと聞かれることもありました。辛くなかったのかと聞かれれば、辛くないわけないやん!と答えています。笑

 

小中高まで大阪市で生まれ育ち、大学を京都とワシントンD.C.で過ごした生粋都会っ子の私が、ガーナの中でも貧困度が高いと言われている北部の村落部で現地の人とほとんど同じような生活をすることになったのです。

カルチャーショックどころの騒ぎではありませんでした。

 

おなかを壊しているのに夜中にトイレに行けなくて(トイレが外にあって暗くて怖くて行けないから)1人で泣きながら、限界が来てトイレに駆け込んだ事もあります。洗ったジーンズが夜に干しても乾いてしまうようなガーナの一番暑い時期に、電気が1週間完全に止まって、暑さで夜中に起きてしまい、冷たい水が飲みたくて飲みたくて、電源が切れている冷蔵庫(冷蔵庫を持てるだけ私は富裕層である証)に顔を突っ込んで、ようやく電気がないことに気づいた悲しい夜もあります。

 

でも、私は2年間一度も帰国しようと考えたことはありませんでした。

それどころか、2年間一度もガーナ国外に出た事もありませんでした。

当時の私は、ガーナで体験できるもの全てをこの2年間で吸収しきってやろうと心に決めていたからです。

「もう一度ガーナで同じ体験をしたいか?」と自分に問うたことがあります。

 

答えは即座にノーでした笑。

 

でも、私の人生の中からガーナでのこの2年間の体験は絶対に消さないで欲しいし、人生の中での学びの多くはガーナにあったと言っても過言ではありません。

これから先、辛い事も失敗する事も人生においてたくさんあると思います。

けれど私はこの2年間の体験があったから、絶対に立ちあがり続けると決めています。それと同時に、あれ以上の生活環境で辛い思いをすることはこの先まずないだろうと思ってもいます。笑

私がガーナで学んだことの中で大切な学びの1つは、人生において必要なのは転ばない賢さでも、先見性でもなく、転んでも立ち上がり続ける力なのだということです。

そして、何度どんなに転んでも立ち上がり続けることさえ出来れば、いつか想いは現実のものになっていくと強く信じています。

 

 

写真はNwodua村です!絵本みたいで可愛いでしょ?

Kana Aikawa

 

アフリカ現地で需要の高い100均商品とは?

タンザニア、ウガンダ、ザンビアにて、「どんな100均の商品が人気があるのか?」を現地に住む方20名程を対象に調査してみました。

100均の商品を、日本のダイソーさんとセリアさんで、全部で80個くらい購入。

商品カテゴリは、
・美容小物
・(簡易的な)食料品
・文具
・電器小物
・衛生用品
・下着・衣類・装飾品
・掃除用品
・雑貨、生活雑貨
・収納用品
・キッチン用品
・防犯用品
・その他
と、多岐に渡りまんべんなく用意。

(参考)持参した100均商品の一部

(参考2)そのリストの一部

税関手続きなどでキャリーケースを全開にされる恐怖と隣り合わせでしたが、無事通過。
(真似はなさらぬ様・・)

必要な物資+100均アイテムがキャリーケースに入っているので、キャリーケースはパンパン。
市場調査の一環として、現地で会う人に「どれが欲しい?」とか「なんで?」とか「他に欲しいものは?」とかいう質問をしまくりました。

ザンビアに住む友人の素敵な奥様にも。
にっこり素敵な笑顔を頂いちゃいました。

その結果、
・ネックレスなどの装飾品
・化粧水
・エクステ
・ネズミやゴキブリの捕獲用シート
・3色ボールペン
などの人気が非常に高いと判明。

今回の調査結果から、
・誰に
・どんな商品が
・どの位のクオリティで
・どの価格レンジであれば
良く売れるのか?の初期的な仮説が浮かび上がってきました。

今回の調査で改めて確認出来たこととして、
「日本の製品、特に消費材系をアフリカ現地の人が求める価格レンジで販売するのは困難」
という厳しい現実。
(商品価格に加えてフリートや関税を含めて考えた場合)

しかしながら、これが耐久性が求められる消費財だと少し話が違ってきます。
「この商品はいくらだけど、安いやつと違って何年ももつから、結局こっちの方がお得!」
となるわけです。

もちろん、それはきちんと商品価値を伝達するマーケティングが成功して機能したら、のお話ですが。
しかしながら、きちんと商品価値があり、耐久性が高い消費材であれば、その様な噂はアフリカ市場では口コミで広がりやすいです。

単発ではなく、品質が高い故に長く使用出来る商品こそ、進出検討の余地がある商材といえるでしょう。

どんな商材にフォーカスすべきか?が浮かび上がって来た調査となりました。
引き続き、日系企業の進出のご支援を続けて参る所存です。

(※)
調査結果について、詳しく知りたい方は個人的にご連絡下さい。
無償にて情報共有させて頂きます。

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ナイロビイチ押しのスタートアップ- 宅配業界のUber: Sendy

 

今、ナイロビでイチ押しのスタートアップ、それはSendyです。

 

https://sendyit.com/

 

ビジネスモデルは一言で言うと配達版Uberで、専用のアプリで地図を開くと付近を走るバイク・ドライバーが表示され、それを押すと料金が出てきて、確認ボタンが出てきて物品の配達依頼が出来る、というものです。タクシー業界を揺るがしているUberと同じく、トラックを購入しドライバーを雇って教育するというモデルを変えた、宅配業界を揺るがしそうなモデルと言えます。

 

ただ、アイデア自体は全くの異次元という感じではなく、Uberのビジネスモデルを知っていれば誰でも思い付きはしそうなものです。

 

Sendyがイチ押しなのは、それを現実にするまでのプロセスが教科書のようにしっかりしているから。ナイロビ滞在中に同社のCEOをお茶をする機会を得て、どうやってビジネスを軌道に乗せたのかを聞いた時、そのしっかり具合と思考の明瞭さに思わず感動してしまいました。

 

前回、「思いつくビジネスアイデアの大半は間違っている」と述べたが、それを防ぐ為の方法論であるLean Startupを地で行っていました。

 

特にMVP(Minimum Viable Product:最小限のコストと時間で作った製品)の考え方が素晴らしい。Lean Startupの究極的な目的は、「誰も欲しくないゴミを作る時間とコストを省く」ことで、その中で重要な位置を占めるのが、どのようなMVPを作り、MVPの結果をどう評価するかですが、良くある落とし穴は、MVPをminimumに出来ないこと。どうしてもあれも、これも、と余計な機能やデザインを足してしまう。

 

MVPがMinimumでないと、作るのに時間とコストがかかる上、検証の評価がしづらくなる(見るべき項目が多いので)、そして、検証の結果修正をしようとしてもまたそれに時間がかかる。結果、本当にお客が欲しいものが出来るまでに逆に長い時間を要してしまうということです。

 

Sendyはすごい。

 

彼らのMVPは、

 

①会員登録一切必要なし

②一画面だけのアプリ

③その画面にドライバーの位置が表示される(あらかじめ4人だけにスマホを支給していた)

④ドライバーのアイコンをクリックすると即電話がかかる

 

以上、です。

 

 

 

 

すーぱーーーーーーシンプル。

 

 

 

 

私のような素人だと、「ログイン画面はこうでー」「ドライバーを選ぶと星が表示されてー」「支払いはカードかM-pesaかが選べてー」等と、永遠に機能を追加し続け、サグラダファミリアアプリを構築してしまうこと間違いなしですが、彼らはここまでLeanにスタートしたわけです。

 

 

 

彼らは、検証したい仮説が明確だった。だから、ここまでシンプルなMVPに出来たのです。

 

 

一番確かめたかったこと、それは「宅配を頼みたいけど、どこに頼めば良いかわからない」という課題を顧客が抱えているのかどうか、でした。

 

 

そして、このアプリを無料で配布して、実際にユーザーが使うかどうかを見れば、それは検証できるのです。だって、このアプリの機能は「ドライバーの位置を見える化して、宅配を依頼できるようにする」ただそれだけだから。

 

 

そして、このメインの仮説が実証された上で、顧客の他のフィードバックを参考にしながら、アプリの形を変えていったのです。例えば、「ドライバーとの料金交渉が嫌だ」という声を受けて(そしてそうなってから初めて)、アプリ上での決済機能をつけました。また、「毎日最低いくらか儲かるという保証がないとやりたくない」というドライバーの声を受けて、Sendy登録ドライバーは毎日1,000kshの最低報酬を得られるという形にしました。

 

 

ウーバーのパクリをしただけでは、おそらく後者の発想は出てこないと思います。人を雇わないのが売りのモデルなんだから、固定報酬を与えるのは間違っている、と考えてしまいそうです。まさにアイデアは実際に検証されるまでは誰も正しいかどうか言えない、ことの好例と言えます。そして、Sendyはこのプロセスを、偶然ではなく、全て初めから意図して実行してきたのです。

 

 

Sendyはこうして得た生のフィードバックを活用し、最初は4台しかいなかったドライバーを半年のうちに数百台の規模にまで拡大し、今ではナイロビ以外の複数都市にも展開するようになりました。創業開始が2015年なので、たった2年半で、今ままで存在しなかったビジネスを全国展開するところまでもっていったのです。

 

2015年6月にエンジェル投資家から約5千万円程度のプレシード資金を得たのを皮切りに、その後もSeed(投資家不明)、(Pre?)Series A(Safaricom)と着実にFundingを得ています(Series Aまで行ったということは、既にValuationは10数億円には達しているものと思われます)。

 

 

すごいぞ、Sendy

 

 

 

 

思いつくビジネスアイデアの大半は間違っている- Lean Startup

 

Lean Startupという言葉は起業を志している人であれば大体耳にしたことがあると思います。Leanとは英語で「引き締まった」とか「脂肪がない」等を意味する形容詞で(傾く、寄りかかるという意味もあるがそっちではない)、Lean Startupは直訳すれば「引き締まったスタートアップ」ということになります。

 

取締役以下全員が体脂肪率2%、顧客も10%以下でないと会員にはなれない。社内ランチは常に鳥ささみ一本勝負。給湯室には常にZAVAS PROが鎮座しており、最適なタイミングでの動物性たんぱく質補給が可能。業務時間中もしっかり筋肉に負荷をかけられるよう、社内の全てのドアは10トン以上の荷重をかけないと開かないようになっている、そう、ゾルディック家の試しの門のように・・・

 

というわけではなく、作業の無駄を極力なくそう、という意味でLeanと言っています。ここで言う無駄とは、「世の中が求めていないものを作ること」になります。作ってみたはいいけど誰も使わない、使ってくれるけど誰もお金を払わない、お金を払ってくれるけどたくさん作れない、そんな商品を作るのははなから無駄ということになります。だから、そんなことはしたくない。

 

しかし、人間はどうしても自分のアイデアを愛したいし、考えを否定されたくない。また、思い切りが大事とか、やってみないとか分からないという精神論も一理あるから、まず商品を作るところに命をかけてしまう。

 

でも、本当はいかなるアイデアも、全ては検証をしてみなければ正しいとは言えないのです。たとえそれが専門家の言葉だろうが、具体的な・客観的な検証を得ないアイデアが正しいかは、だれにも分からない。そういう生煮えのアイデアのまま商品開発まで突き進んで、いざ商売をしようとすると上手く売れない、売れてるけど増産が出来ない・・・等となって大失敗。

 

ということに警鐘をならし、具体的な対処法を示したのLean Startupという手法です。

尚、詳しい方法論はハーバードビジネススクールのケーススタディ”Hypothesis Driven Startup”に書かれています。

https://services.hbsp.harvard.edu/services/proxy/content/60498278/60498280/f6cc58ac7626aba05fc9512df647fb09

 

私の理解する限り、具体的に以下のプロセスを踏みます。

 

①そのビジネスが成立するのに必要な仮説を全て整理する

②全ての仮説に対して、顧客インタビューによって検証を行う

③検証を通過した仮説は、Paper Prototype(紙芝居で製品やソフトウェアを表現したもの)やWire frame(みかけ上だけ動くソフトウェア)でさらに検証

④それも通過した仮説は、最小限のコストと時間をかけて作ったプロダクト(Minimum Viable Product)を実際に使ってもらうことで最終検証する

⑤途中で得られた検証結果を踏まえて、何度も修正していく

 

 

具体的なアイデアで考えてみると以下のような感じでしょうか?

①そのビジネスが成立するのに必要な仮説を全て整理する
ー 海外の会議に参加する学者は、滞在先でホテルが取りづらいことに辟易している
ー 都市部に住む中所得層は、自分の家の空いてる部屋をどうにかしてお金にしたいと思っている
etc…

②全ての仮説に対して、顧客インタビューによって検証を行う
ー 海外の会議に参加したことのある学者数十人に「ホテルが取れなくて苦労したことはあるか?」
ー 都市部に住む中所得層数十人に「空いている部屋を活用したことはあるか?」「どう使いたいか?」

③検証を通過した仮説は、Paper Prototype(紙芝居で製品やソフトウェアを表現したもの)やWire frame(みかけ上だけ動くソフトウェア)でさらに検証
ー 民間人の家に泊まれるサービス、を表現した紙芝居を見せてアイデアへの反応を見る
ー 旅行者が自分の部屋にホテルように泊まりに来るサービス、を表現した紙芝居を見せてアイデアへの反応を見る

④それも通過した仮説は、最小限のコストと時間をかけて作ったプロダクト(Minimum Viable Product)を実際に使ってもらうことで最終検証する
ー Air Bed and Breakfastと銘打ったブログを開設し、空いている民間人の部屋の写真を掲載。Inquiryフォームから予約ができるようにして、実際にユーザーが使うか、何を気にするか、等を見る

 

上記はかの有名なAirBnBの事例で、正確にどのような仮説を持って検証していったかはわかりませんが、概ねこのようなプロセスを経たはずです。そして、④のブログによってサービスを開始するというアイデアは実際にAirBnBが行ったことで、その狙いはやはり仮説の検証にあったはずです。今のAirBnBはスーパーおしゃれなデザインで、たくさんの機能がついていますが、そこまで作りこんでからサービスを始めるのではなく、最小限の努力でサービスを作り上げ、実際の顧客の反応を持って仮説を検証していく、という方法です(最も重要な仮説は、「これ、お客は使うの??」)。

 

この方法論がどこまでアフリカの文脈で通用するのか分かりませんが、少なくとも今生き残っているスタートアップでこのプロセスを経ていない会社は存在しないと思います。ある種まどろっこしいとも言えるこんなプロセスを経るのは、やはりスタートアップは「すごいポテンシャルがあるけど、まだ誰も成功していない」ような突飛なアイデアを攻めるものだからで、逆に言えばモデルとして確立しているビジネス、例えば床屋とか八百屋とかならあんまり必要ないとも言えます。

 

アフリカでスタートアップ、を標榜している以上は、こういったプロセスを意識して、しっかりとした検証を踏まえて事業を進めて行きたいと思います。

ウガンダへの支援~本当に必要な事とは‼‼~

~アフリカ伝統生地 チテンジ との出会い~

ランドセルプロジェクトでの支援活動で出会った アフリカ ウガンダ共和国。

実際に現地へ行き、現地の市場へ行った時の興奮はそれはもう、大変なものでした!!

何千、何万種類もの色鮮やかなテキスタイルの数に、目が踊り、体が熱くなるのを感じ、この世界に囲まれて生活した!!とまで思うようなそんな世界でした。

このテキスタイルを見た瞬間、直感で、日本の伝統織物、染物である『着物・帯』とのコラボレーションが浮かびました。

早速私たちの描く「アンティークレトロから生まれる和モダンな世界感」をコンセプトに、何日かをかけ膨大な種類の中から、「コレだ!」というチテンジを探し、現地の方々と楽しく交流を結びながら、買い付けをしてきました。

 

そして、日本に戻り早速商品開発へと。

まず、1番に商品化したものは、チテンジとアンティーク着物とのコラボ商品 Japaranオリジナル【サティシュ】

太めのターバンで、イメージとしては、アフリカの女性のヘアスタイルのオシャレからインスパイアされ、日本人でもつけやすい、ターバンと帽子との間というイメージで身に付けられる、太めのヘアアクセサリーとして生まれました。

チテンジだけではとても鮮やかすぎて、日本人の肌や装いには少し派手すぎるのですが、日本の着物や岡山県児島のJAPANデニムをミックスすることで、落ち着きと、カジュアル過ぎないデザインに仕上がりました。

こちらの商品は、20代から60代の女性まで幅広い層のお客様にご支持をいただいておりまして、皆さま沢山の種類の中から、ご自身にあったお色を見つけられ、毎日のコーディネートを楽しんでいらっしゃします。

 

 

 

 

 

 

ウガンダ一の青果市場ナカセロマーケットにて、売り子体験するための方法

 

こんにちは。㈱croppre代表 兼 京大6年の相木悠一です。

 

日本最大の市場といえば、築地ですが、ここウガンダ最大の青果市場はご存知でしょうか??

答えは、カンパラにあるナカセロマーケットです。日中は、主に消費者向け、早朝や夜は、卸し販売メインでおこなわれ、ウガンダ農作物流通のハブとなっています。日中の消費者向け市場では、個人事業で、ビニールシートをひいたりしながら野菜や果物を販売する小規模店舗が何十も連なっています。

さて、今回は私たちの調査の中で編み出した、ナカセロマーケットのそれら小規模店舗で売り子体験させてもらうためのおすすめの方法をご紹介します!
その方法とは、
「ウガンダ語を習う」です。
なんだ普通じゃないか、仲良くなるために現地語を覚えていくのは当たり前だと思われるかもしれませんが、実は少しニュアンスが違います。事前に、現地語をがっつり暗記するのではなく、市場の店主を教師にして習いはじめるのです。

 

習い始める上でのステップは、以下の3つです
①「おつかれさまです。私の名前は悠一です。(ジェバリコ。エリンリャリョ ンゼ ユウイチ)」と言う。
②相手がにっこりして、現地語で「おまえウガンダ語知ってるのか!??」と驚いてくれる
③売ってる野菜をさしながら、「ウガンダ語勉強してるんだ!これってウガンダ語でなんて言うの?」と英語で聞く

 

そのあとは、とにかく思いついたもののウガンダ語を聞きながら覚えて、何度も繰り返します。マーケットのお店の人はお客さん待ちの時間を待てあまされてることも多いので、親身に楽しみながらおしえてくれます。習ってる側も楽しいです。

 

そうこうしながら、ナカセロマーケットでのウガンダ語講習を受けていると、2日目には
「お前は今日は売り子だ!ここに座って、”ジャング-、オグレ(come and buy)”と言うんだ。」
と言われるはずです!笑

 

以上、僕の体験から言える、ナカセロマーケットで売り子体験するためのおすすめの方法でした。

 

ちなみに、売り子をすると、マーケットのいろんな店主や、マーケットの案内人みたいな人が僕の売り子してるお店にひやかしてきて、現地語でいじわるしてきます。笑

 

「このマンゴー3つで5000シリングでちょうだい」
とか
「(僕のはいてる靴を指差して)それっていくら??」
とかを聞いてきます。

横の店主に助けてもらいながらがんばれば、市場全体に友達が増えていき調査がはかどります。
みなさん、ぜひ実践してみてください。

一時帰国。。

どうも、竹重です。
実は、現在日本に一時帰国中です。

今回の一時帰国の目的はというと、資本金の送金と酪農機材の調達です。

中古酪農機器の調達について

 

エチオピアでの乳製品の加工事業を行うにあたり、僕は日本で最近多い酪農家の廃業に目をつけていました。

今回の一時帰国にあたり、在エチオピア日本大使館、農林水産省、酪農機器メーカーなどに問い合わせを行い、こうした廃業してしまった酪農家の方々を探していたのですが、これがなかなか難しく僕の狙っている中古機器にはたどり着けずにいました。

中洞牧場の空と芝生

酪農機器メーカーさんや農林水産省の方々も結局のところ、廃業してしまった農家の方々がどのように中古設備を処理しているのかまでは、知らないということだったわけです。

以前、お世話になっていたこともあり、現状の報告も兼ねて中洞牧場さんに現在お邪魔しているのですが、中古設備探しが難しいという話をしていたところ、何件か情報をいただけたりしたんですね。

実際の調達はまだ先になりそうですが、人と人のつながりの大切さ、ありがたさを改めて感じる機会になりました。

 

秋の中洞牧場

 

岩手県岩泉町にある中洞牧場さんですが、朝露がおりるほど、朝晩の気温は下がっています。

山も徐々に赤や黄色に色づき初めていて本当に綺麗です。

エチオピアの事業予定地の写真や動画を牧場長の中洞さんにみていただき意見をいただいたりと、酪農のお師匠さまと久々に話せる充実した時間を過ごしています。

法人設立まで、あと少し、、、でもないかもしれませんが、着実に前進していることを感じる今日この頃です。

山地酪農を行う中洞牧場さんの牛乳は本当に美味しいので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください。

なかほら牧場

https://nakahora-bokujou.jp/

ウガンダでのオンラインマーケティング

弊社はウガンダ国外からの配送注文もあるため、以前よりWebでのマーケティングを実施してきました。Google adwordsやFacebook広告などです。

今月に入り、ウガンダ国内でもオンラインマーケティングの効果はあるのか?気になり、試しています。(ターゲット地域をウガンダ国内に限定)

ここ1週間で、色々と設定

Google広告(Adwords)の設定や内容を変えたら、興味深い反応が返ってきました。

弊社のビジネスとは関係ない、同業他社への問い合わせが急増しています 笑
一昨日の一日だけで10件ほど。

『ウガンダ郵便局ですか?モーリシャスに送りたいのですが』
『DHLですか?エクアドルへの配送は・・』
『TNTですか?』
『Fedexですか?』
などの問合せが一日に10件ほど。
他宅配会社に間違われる広告内容は出していない。
検索キーワードの設定も他社の名前などは入れていない。

自分でもシークレットモードで試してみましたが、誤解はしそうな内容にはなっていない。
キーワードや広告文を見直してみます。

課金体系はクリック毎に課金にしているのですが、クリック自体はそこまで増えていません。。
広告自体には電話番号の記載はありません。。(クリック先のリンクにはありますが)
不思議。。

なにはともわれ、ウガンダでも思った以上にGoogleでサービス検索しているようです。
(キーワード検索数は多くないですが)

もりかけ問題どころではないケニア②

 

“Corruption is an industry on its own, and it’s eroding people’s morality”

 

***

 

前回、政府の調達活動に根強く存在している賄賂の慣行についてお話しましたが、こういったいわゆるcorruptionはもう少し身近なところにも存在しています。その代表例が交通警察から要求される賄賂です。「切符切るのを見逃してやるから、金よこせや?」というまぁ非常にシンプルかつありがちなものですが、警察側も市民側ももはやそれを所与として生活している程の浸透具合を見るとなかなか異世界な感が致します。

 

所与、とは言いつつも、市民はそれを良いとは決して思っていません。ケニア人に政治や行政の話をすると、殆どの人がKenya is very corrupt, that’s the problem of this countryと言い、それが問題であるということを認識しています。それでも、それが当たり前のものとして生活に存在しているのです。

 

一体どのような仕組みで回っているのか?

 

気になって、交通警察賄賂の一番の餌食になっていそうなUberドライバーに聞いて回りました。

 

やはりどのドライバーも頻繁の交通警察にやられているとの話でしたが、中でもショッキングだったUberを始めて1年くらいの青年、Jacob君(仮名)の話を紹介します。

 

===

ほう、交通警察について知りたいのか。良いことを教えてあげよう。

 

Corruption is an industry on its own, and it’s eroding people’s morality

(賄賂はもはや一つの産業と化している。そして、それは僕らの良心を蝕んでいる)

 

俺の叔父さんは長らく交通警察をしている。彼は毎日、交通量の多い交差点に立って、交通整理という名の交通妨害をしながら、交通違反車両の摘発をしている。彼の給料はとても安く、10数年勤務した今でさえ月1万2千kenya Shilling(1 Kenya Shillingは1日本円とほぼ同額)程度しかもらっていない。しかし、彼は親戚筋の中でも突出して金持ちなんだ。

 

なぜかって?

 

賄賂による安定収入があるからだ。

 

普通なんらか交通違反をすると5,000から10,000kshくらいの罰金を課される。問題は違反をしたかどうかの判断は全てその場にいた警察官の独断に任されているということだ。違反になるかならないかは彼ら警察官のさじ加減一つなので、一般市民は従う他ない。

 

彼らはこう言うんだ。

 

「切符を切られたくないだろ?Then, grease my hands(賄賂よこせや)」

 

俺の叔父さん相場は500kshで決して総額じゃない。でもだからこそみんな従うんだ。そりゃ、十分の一以下の支払いで済むなら当然そうしたいだろ?

 

叔父さんは、毎日毎日、この500kshをコツコツと何回も徴収してお金を稼いでいる。その額は一日10,000kshを優に超える。つまり、彼の基本給は、わずか1-2日分の賄賂で稼げてしまうんだ。だから、彼にまじめに働こうなんてインセンティブは1ミリも生まれてこない。

 

更にまずいのは、これは彼の個人的な悪事ではないということだ。全ては組織的な仕組みの中で回っていることなんだ。

 

現場の警察官は、月次単位で賄賂の徴収額の目標を上官から課されている。一定額が現場の警察官から上官へと流れる仕組みになっているので、自分の食い扶持を残すには、ある種一生懸命働く必要が出てくる(けっして「まじめに」ではない)。だから彼らは一日に何十回も取り締まりをするんだ。

 

たとえ、良心に従って上官にたてついても意味はない。上官は、各警察官の任命権を持っているから、従わない部下がいればすぐにド田舎の交差点に左遷することが出来る。そうなると、賄賂での収入は見込めなくなり、薄給の基本給だけでは生活の維持が難しくなる。そうなりたくないなら従うしかないんだ。地域の教会のYouth Leaderをやっている若手警察官でさえ道端では、嘘の交通違反で賄賂を巻き上げていることを俺はしっている。宗教的価値観とか、個人のモラルとか、もはやそんなものは機能しない。

 

そして、賄賂のような汚い金で私腹を肥やすようになると、とてつもなく横柄な人間で出来上がる。叔父さんは今とても裕福だ。市内の綺麗なアパートに住み、実家には賃貸用のアパートを所有し、もはや不労所得だけで暮らせるくらいの財を築いた。それでも毎日毎日賄賂でお金を稼ぐことに血眼になって、家族や親せきには目もくれなくなり、冠婚葬祭にはほとんど顔を出さなくなった。彼は今、1日の休暇はすなわち10,000kshの損失だという考え方を持っている。そんな損はしたくないので、毎日毎日交差点に立ち続けるんだ。

 

そして、お金が全てを解決できると、本当にそう信じている。自分の姪の結婚式に理由もなく参加しなかった時、怒った姪夫婦に対して一言「sorry」と言っただけで、あとはお金で解決をしようとした。もちろんそれは姪夫婦をさらに怒らせる結果になったが、叔父さんは気にも留めていないようだった。僕の目から見て、友人や家族といった人間的つながりの多くを失ったが、彼自身はそれに気づいていないようだ。

 

こんな状況がそこかしこにあるこの国の状況を恥ずかしく思う。いつか賄賂の慣行が撲滅されればと心から思うけど、それはきっと長い道のりだと思う。

 

===

 

もりかけ問題どころではない、ケニアです。

 

もりかけ問題どころではないケニア①

 

「成功のカギ?   賄賂だ。それ以上でも、それ以下でもない」

 

***

 

今年前半から日本のニュースを騒がせている森友学園・加計学園問題。金銭の授受が無かったとしても、権力者の恣意によって特定の集団を制度上優遇することが許されて良いのか?行政ルールに基づいた意志決定がなされたのか?といった疑問から、国民の注目を浴びたものと思います。

 

翻ってアフリカはどうか?個人的な印象ですが、アフリカの政治というと、モブツ・セセ・セコ時代のコンゴ民主共和国を初めとして、政治・行政関係の汚職が蔓延しているというイメージがありました。みなさんもおそらくアフリカの政治行政が少なくとも公明正大に行われているという印象はないかと思います。

 

政治的安定性と透明性から「アフリカの優等生」と言われているボツワナ共和国ですら、私の駐在時代に現地政治家に対する賄賂まがいの話を見聞きしたのですから、その他のいわゆるbad governanceの呼び声が高い国々における状況は押して図るべしという感じです。

 

一方で、じゃあ実際のところはどうなのか?日々の生活にどう影響しているのか?という肌感覚はあまりありませんでした。それが、この夏2カ月のケニア滞在でなんとなく輪郭が見えてきました。

 

この夏の現地調査の大半は、顧客候補に対してインタビューを行い、想定している課題が本当に存在しているかを見るものでした。私の事業コンセプトは「相見積もりを瞬殺で終わらせる」なので、そういった作業を良く行う問屋系のビジネスが顧客対象となります。30社くらいをインタビューしたところで、あることに気が付きました。同じような事業内容・商品ラインナップ・人員数にも関わらず、一部の会社は売上規模が突出していたのです。

 

顧客対象としている会社の規模感は社員2-3名で、売上は100万 Kenya Shilling/年前後というのが相場観なのですが(1 Kenya Shillingは1 日本円とほぼ同じ価値)、中には数百万Ksh、すごいところだと数千万Kshというところが稀に出てきます。ビジネスモデルとしては同じことをしているのになぜこんなに差が出るんだ?と気になり、従業員3名ながら5千万Kshという会社に出会った時に聞いてみたのです。

 

君の会社は他の会社と比べて突出して成功している?その理由は?

 

 

「成長のカギ?   賄賂だ、それ以上でもそれ以下でもない。」

 

 

その会社は中央・地方政府の調達案件が事業の大半で、曰く、「勝負は全て賄賂で決まる」とのこと。どのようなプロセスで進むのか?

 

①契約先の選定

政府の調達は、法令に則り、表面上は全て公開入札で行われることになっています。調達の情報は政府の官報ホームぺージ(IFMISと呼ばれるポータルが存在している)や民間のポータルサイト(TendersUnlimited等の大手サイトが存在している)、または、大手新聞の広告欄に毎日のように掲載され、巨大案件の獲得を夢見て多くの業者が応募します。しかし実態は、入札情報公開した時点で既に発注先は決まっており、公開入札の形を取るのは、あくまで見た目上法令違反にならないようにフリをしているだけなのです。

誰に発注するかは、もっぱら調達担当が決めることが出来ます。そして、この調達担当とどれだけ関係を築いているか、そして、その案件毎にどれだけ金銭的利益を渡せるか?がカギになるのです。関係構築というのはまさにこれまでの賄賂の実績で、調達担当の財布を潤わせてきた会社には優先的に声がかかり、その中でも多くの賄賂を渡せる会社に契約が回ります。

 

②契約金額の妥当性の確保

賄賂という余計なコストがかかるわけですから、当然契約金額は市場価格に比べて高止まりします。そもそも公開入札を行う理由の一つは、価格の妥当性の担保なわけですから、賄賂を上乗せし、市場価格から逸脱した契約金額は問題になるはずです。政府内にも価格の妥当性を検証する部署があり、「形式上は」そこの許可を得ない限りは購買契約は結べないことになっています。

しかし、ここでも賄賂が必殺兵器として活躍します。価格の妥当性を検証する部署にも金を渡すのです。そうすることで、いかに市場価格と合致していない価格水準であっても許可を通すことが出来ます。ここでもある種の信頼関係が大事でこれまでどれだけその担当者にカネを落としてきたかという実績がカギになります。

 

③納入後の入金

財政上の問題か、行政の非効率が問題か(もしくはその両方か)ははっきりと分かりませんが、ケニア政府は非常に金払いが悪いと言われている。ひどい案件だと納入後2年も入金がこないこともあるようです。2-3名程度の小さな会社にとって入金の遅れは死活問題なので、いち早くお金が欲しい。こういう時にも賄賂が活躍します。資金支出を担う財務部門の担当者に賄賂を渡すのです。こうすることで、彼らが抱える他の支出項目に先立って入金を受けることが出来ます。

 

 

そんなこんなしていると、賄賂の規模はどんどん膨れ上がります。私がインタビューしたある業者は、原価20円/本程度の鉛筆1万本を100円で売りさばいていました。そのうちの半分以上が賄賂に消え、残った30%程の利益をその業者が享受するのです。ここまで多くのステークホールダーに後半に賄賂をしていくにはそれなりの人脈が必要で、事実この業者の経営メンバーの一人は現ナイロビ市長と懇意な関係にありました。

 

ところで、私がケニアに6年ぶりに降り立って一つショッキングだったのが、道路のインフラが殆ど進歩していなかったことです。私が滞在していたWestlands地区は、ナイロビ近郊でも比較的富裕層の多い、裕福な地域と言われています。それでも、アパートの前の歩道はほとんど未舗装で、土や岩がむき出しになり、気を付けて歩かないと簡単に捻挫をしてしまいそうなクオリティーです(ちなみに同じ道路沿いにドイツ大使館がある)。

一定のGDP成長率がありながらなぜ道路一つ綺麗にならないんだ?と疑問に感じていましたが、おそらく、政府支出の多くがこうした賄賂として漏れ出て、本来公共財に使われる資金が棄損されているのだと思います。

 

ちなみに賄賂の実態が分かってから、インタビューをするたびに「賄賂を要求されたり、したりしたことはあるか?」と必ず聞くようにしたところ、90%の確率で、「YES」という回答が返ってきました。まさに日常、いたるところに賄賂あり、といった様相です。

 

もりかけ問題どころではありません、ケニア。

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