ザンビアに100均?! 〜中国系企業より学ぶべきこと〜

今日は、数回訪問しているザンビアに関するネタについて書きたいと思います。

ザンビアはアフリカ大陸の南部、内陸に位置しています。

ご存知の通り、主要産業は鉱業、特に銅です。

良くも悪くも、ザンビアの景気は、銅の価格次第といった側面があります。

2016年以前は過去5年間ほどダウントレンドで景気も同様でしたたが、最近は銅価格が回復してきたため、景気も再び上向きに転じてきている様子です。

平均給与も上がったようですが、物価の上昇が収入増よりも激しく、家計消費は思う様には伸びていないのが実情、といったところです。

銅の価格(過去30年):http://www.infomine.com/investment/metal-prices/copper/all/

銅の価格(過去5年):http://www.infomine.com/investment/metal-prices/copper/5-year/

銅の価格(過去1年):http://www.infomine.com/investment/metal-prices/copper/1-year/

ザンビアは自国での銅の製錬にも力を入れています。

Copperbelt Province」という州には銅に係る産業が集積しています。

そのエリアの鉱業関係者の所得水準は高く、裕福で購買力が高い人がどんどん増加しています。

そんな資源に依存気味のザンビアですが、ここ最近ショピングモールの建設ラッシュが激しいです。

ザンビアは、Shopliteなど南アフリカ資本の企業のマーケットとなっていますが、ショッピングモール(「Levy Mall」「EastPark Mall」)に、日本の100均に非常に類似した「homeessentials」が開業しています。

半年前に訪問した際はなかったのですが、ここ半年で一気に進出してきた模様。

ショッピングモールのテナントには、正直多くのお客さんは入っていませんが、こちらの店内には常に一定のお客さんがいました。

こちら、中国系企業で、製品のほとんど中国製です。

なんと、日本のダイソーの商品(マニキュア、130円程)も販売されていました・・。

どんな販売の住み分けをしているかは不明ですが・・。

あと、「さすが・・」と感じてしまったことがあったのですが、

ポケモンの関連商品が売られていました。

これとか↓

これとか・・↓

おそらく、任天堂はこのことを知らないでしょう・・。

おまけに、LEGOを模倣したであろう『COGO』?とか・・

中国企業の強引とも言える商売っ気とそのスピード。

外野から意見すれば「中国企業がまたやってるよ~」ということになるのですが、
アフリカ市場で存在感を増している中国の強みがこの

「スピード感」

「売れると見込まれればどんな手段でも実行する気概」

みたいなものだとすれば、私たち日本人はアフリカビジネスを展開していく上で素直に学ぶべき
部分もあるのだと思います。

「同じ方法をとるべき」とは思いませんが、アフリカのビジネスシーンで受け入れられるのがこの
「スピード感」だというのは間違いないと思います。

このあたりは、日系企業の進出時にネックとなる

「意思決定のスピード」

「現地拠点へのディリゲーション(裁量権の適正な付与)」(上記のために)

などに反映すべきところなのかもしれません。

引き続き、問題ない範囲で情報発信して参ります。

Verde Africa スタッフ全員紹介

こんにちは!工場の引っ越しとインターンの方の参入により上昇中のVerde Africa, Lda.です。6ヶ月の間弊社で頑張ってくれる久保さんのミッションは 『従業員の労働環境を改善し、生産性を高める。』 に決まりました。工場を持つ弊社には安全・効率・環境面など様々な分野で改善点があります。そんな課題について従業員の意見を取り纏め、経営陣の決定を促してもらうという役目です。

Verde Africa, Lda.は立ち上げたばかりの小さな会社ですので労働環境の改善は常に予算とのバランスですが、基本的な改善事項が山積みなので結果が目に見えるやりがいのある仕事になるはずです。まずはスタッフ全員にインタビューをして、下記とおり紹介ブログにまとめてもらいました。日頃から弊社を応援してくださっている皆様にどんなスタッフが働いているのかお伝えできれば嬉しいです。

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前回のブログでご紹介いただきました立教大学4年久保劍将と申します。インターンとしての勤務期間の約半年間こちらのブログに登場する機会があると思います。宜しくお願いいたします。

さて今回は、Verde Africaで働くスタッフ紹介を行います。来たばかりの自分自身がスタッフの人を知るために、またブログをご覧の皆さんにVerde Africaをより知っていただくために、スタッフに以下の6つの項目でインタビューしました。

  1. 役職または業務内容
  2. 年齢
  3. 好きな食べ物
  4. 好きな飲み物
  5. 好きな音楽・歌手
  6. 仕事について感じていること、コメント

まずは、改めて自己紹介から行います。

・久保劍将(くぼ けんしょう)-写真右から2番目

  1. インターン
  2. 21歳
  3. ハンバーグ、わさビーフ
  4. コカコーラ、チャイ
  5. きっとラット
  6. まずは仕事の流れを掴むためにサポートとして入っている状況ですが、早く新しい環境に慣れて、Verde Africaに貢献していきたいです。

・Aires(アイレス) -写真左から2番目

  1. 販売マネージャー
  2. 30歳
  3. フェイジョワーダ (豆と豚肉、牛肉を煮込んだ料理)、 フェイジョアオン(煮豆)
  4. 2M (モザンビーク産のビール)
  5. Michael Bolton-Soul Provider
  6. 自分のスキルを高めることができるので、非常に楽しい。また日本人である有坂さんご夫婦と働くことは、やりがいを感じることが多い。

・Robert(ロベルト)

  1. 生産チームリーダー
  2. 32歳
  3. 野菜料理
  4. ビール(モザンビーク産or南アフリカ産)
  5. Jazz-John Legend
  6. 答えることが難しい

・Vasta(ヴァシュタ)-写真左から2番目

  1. 給事、袋詰め、その他生産業務の補助
  2. 46歳
  3. 牛肉・豚肉
  4. ワイン
  5. ゴスペル-教会で聖歌隊に所属しており、教会の歌が好き
  6. 働くこと自体が好き

・Martha(マーサ)-写真左から4番目

  1. ブリケットの生産
  2. 22歳
  3. チキン・フライドポテト
  4. アマルーラ-ミルクとアマルーラリキュールを混ぜたもの
  5. ビヨンセ-XO
  6. まあまあ、黒い炭の粉塵が気になるのと少しハードな仕事が多い

・Seleste(セレシュティ)-写真左から5番目

  1. ブリケットの生産
  2. 25歳
  3. フェイジョワーダ
  4. ジュース
  5. 好きではない
  6. 好きだが、炭の粉塵が気になる

・Belinha(ベリーニャ)-写真左から3番目

  1. ブリケットの生産
  2. 24歳
  3. フェイジョワーダ・豚肉
  4. HUNTER’s(南アフリカ産のビール)
  5. Chris Brown
  6. 働くこと自体は好き。だが炭の粉塵がとても気になる

・Rosendo(ロゼンド)-写真左から1番目

  1. ブリケットの生産、原料の買い付け
  2. 19歳
  3. フェイジョワーダ
  4. コカコーラ
  5. Westlife 
  6. 好きだが、炭の粉塵が気になる。

・有坂之良(ありさか ゆきよし)-写真右

  1. Chief Operating Officer (COO)
  2. 35歳
  3. うなぎ
  4. ビール
  5. かんぱち-いい日だね
  6. 自分たちで始めた仕事が様々な人の手によって支えられ、少しずつ実になっていく様子が手にとって分かり、やりがいを感じます。まだまだ手付かずな事や勉強不足な事、またお客さんをはじめ社員にとっても至らない事が多々ありますが、少しずつ改善し皆が成長できる場にしていけたらと思っています。

・有坂純子(ありさか じゅんこ)-写真左

  1. Chief Executive Officer (CEO)
  2. 35歳
  3. ハマチのお刺身
  4. 白ワイン-白ワインとお刺身の組み合わせが大好き
  5. Anthony Hamilton-So in Love
  6. 好きなことをしているので仕事は楽しいです。特に目の前の課題を1つ解決すると、仕事が前進していく様子が見えるので面白いです。Verde Africaの売上を高めて、社員の待遇を改善できるように頑張ります。

・ゴルゴ

趣味: 穴掘り

好きな食べ物:骨、肉、ココナッツ、キャッサバ、トマト、オレンジ

・マネキ

趣味: 家に籠ること

好きな食べ物:煮干し

以上がVerde Africaのスタッフ紹介になります。いかがでしょうか。個人的には、好きな食べ物や音楽からそれぞれの性格が表れているような気がして、非常に興味深く感じました。

これからの約半年間、自分自身は有坂さんを含めスタッフ全員と良い関係を築けるように努力していきます。そうした中で見えてくるスタッフの新たな一面を発見次第、こちらで発信していきたいと思います。

 

 

学生インターンが終了しました

6月後半から約2ヶ月間、当社でインターンとして働いてくれていたみっちーとのぞみんですが、無事に任期を終え、それぞれの帰路につきました。二人には、本当にたくさんのことをこなしてもらい、感謝しかありません。今回初めてインターンを受け入れましたが、結果として受け入れて良かったなぁと感じています(インターンたちもそう感じてくれていることを願います笑)。

インターンたちがやってくれたことは数知れずですが、主なところは以下になります。

・グローバルオンラインストアの構築

・スタッフ向けトレーニングプログラムの開発と実施

・各種リサーチ

・人事制度の整備

人数が圧倒的に足りないスタートアップだと、目先の売上に繋がる活動(当社の場合、製品を作って売ること)をこなすだけで手一杯で、優先順位の低い業務については後回しになりがちです。でも企業の長期的・持続的な発展のためには、実は今優先順位の低いことこそが重要だったりして、そこをインターンが自ら考え提案し進めてくれたおかげで、会社として、ブランドとして、一回り成長できたように感じます。彼女たちがやってくれたことを、2-3年後にきちんと活かせるようにしていくのも、経営者である自分の役目なのかなとも思います。

今年はもう一人10月後半から受け入れる予定です。彼女には、当社が最近スタートした新規事業に一緒に取り組んでもらいます。インターンと当社、双方にとって実り多い時間になるように、きちんと向き合っていきたいと思います。

(先日のインターン送別会の様子)

Chizu

エチオピアの小規模農家の実情

どうも、竹重です。

 

今回は、僕がエチオピアで乳加工品事業をしたいと思った経緯に迫るべくエチオピアの小規模農家の実情について書いていこうと思います。

 

エチオピアの牛事情

 

小規模農家の実情を書くにあたり、まずは前回も少し書きましたがエチオピアの牛事情について書いていきたいと思います。

エチオピアには牛が多いという話ですが、もう少し具体的に示すとエチオピア国内における牛の頭数はおよそ5,000万頭言われています。

日本の乳用牛と肉用牛の頭数は合わせても400万頭ぐらいであることからも、このエチオピアにおける牛の頭数の多さが理解いただけると思います。

で、こうした牛なんですが、日本と違ってそのほとんどが小規模農家さんたちに飼育されています。

庭先で飼われる牛

右の写真のような感じで、エチオピアの地方に行くとほとんどの小規模農家さんが庭先で牛を数頭飼っています。

こうした牛たちは畑を耕す際に使われたり牛乳を絞って、日々の食生活の中で消費されたりしています。

エチオピアの農家さんにとって牛は切っても切り離せない関係なんですね。

そんなエチオピアの牛ですが、もともとエチオピアの牛というのは、ZebuやHorroと呼ばれるコブ牛がほとんどでした。

最近になって乳量が多いホルスタインなどとの交配も一部で見受けられるようになってきましたが、まだまだ、酪農の盛んな地域にでも行かない限りこうしたホルスタインなどを見かけることは少ないですね。

 

エチオピアの小規模農家

 

エチオピアでは、人口の実に80%が農業に従事しています。

また、そのほとんどが都市部ではなく農村部に住んでいるのもエチオピアの特徴と言えます。

エチオピアの首都アディスアベバでさえ人口は300万人程度と言われています。

人口が約1億人いるのに最大の都市で人口が300万人というのは、いかに地方の農村部に住んでいる人たちが多いのかを物語っていると思います。

さて、そんなエチオピアの国を支える小規模農家さんたちですが、どんな生活をしているかというと。。。

そのほとんどの方々が限られた収入で暮らしています。

これは、マーケットへのアクセスを持てない農家さんが極めて多いからです。

都市部や都市部の近くに暮らす一部の農家さんは自分たちの作った野菜や穀物、牛乳などを販売することができますが、先ほども書いた通り、エチオピアの農家さんのほとんどがいわゆる田舎に暮らしています。

そのため、なかなか商品をマーケットに置いて販売するといったことができないわけです。

先日、エチオピアの南部にある南部諸民族州アワサ市から東に60kmほど離れたGugumaという地方の農村を訪れました。

このGugumaという地域では、牛乳のコレクティングセンターを地域の協同組合で運営しているのですが、これがなかなか面白いですね。

写真の通りコレクティングセンターといっても冷凍庫と牛乳を入れておくプラスチックのタンクが数個、それに加えてバターを製造するバターチャーンが1台あるだけ。

ミルクコレクティングセンター@Guguma

でその牛乳の集め方はというと現地の農家さんがポリタンクに朝絞った牛乳を入れてこのコレクティングセンターまで歩いて持ってきます。

そんなわけで、このコレクティングセンターでは、周囲に暮らす約25軒の小規模農家さんからしか牛乳を集めることができていません。

それ以外にもこのGuguma地域には小規模ながら牛を飼っている農家さんが少なく見積もっても百数十軒は農家さんがいます。

そんな農家さんたちはせっかく牛乳を絞っても現金を稼ぐことができていないわけですね。

 

そんなこんなで、、

 

そんなこんなで、小規模農家さんの現実を知り、その課題を理解する中で、やっぱりこうした商売のチャンスが少ない小規模農家さんにもお金を稼ぐ場を作り出したいなと思い、現在、牧場・乳製品加工事業を開始しようと目下準備を進めているわけです。

小規模農家の方々をマーケットにつなぐお手伝いと、生乳を加工して付加価値をつけて販売することで、こうしたエチオピアの小規模農家さんの収入の増加に少しでも寄与できればなと思っているわけです。

実際に、エチオピアでの事業の立ち上げについては、なかなかルールとしても不透明な部分が多く法人設立だけでもかなり時間がかかってしまっていますが、そのあたりの話はまた別の機会にできればなと思います。

 

 

ウガンダの地方宅配便(1)

久しぶりの投稿になります。

弊社(CourieMate)はバイク便を主としており、カンパラ市内の配送がメインですが、各地方の宅配業者達と提携して、ウガンダ全国112県(District)の配送をしています。

ウガンダの地方配送は、カンパラを中心に各地方へひろがるのですが、各方面別にそれぞれ数社があり、独立しています。
各地方出身の人が始めるため、他の地方に別の業者が参入する事はほとんどありません。

そのため、ウガンダ全土を一社で全部カバーしているところはありません。
DHL、Aramex、TNT、Fedexなども一社で全国配送を請け負っているようで、各地方で業者に委託をしています。

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ウガンダに会社を設立して1年が経ちました

ウガンダに会社を設立し、あっという間に1年が経過しました。その間の変化といえば本当に大きいと改めて感じます。ここまでこれたのも、いつもブランドを支えてくださるお客様、そして日々バッグの製作に一生懸命なスタッフのおかげだと改めて感じています。今日はこの1年を振り返ってみたいと思います。

まずはカンパラに直営店が立ち上がり、在留外国人や旅行者、ウガンダ人富裕層の間で知られるセレクトショップに成長したことです。そこではRICCI EVERYDAYの商品だけでなく、ウガンダ中に点在する素晴らしい素材・技術を用いたメイド・イン・ウガンダのプロダクトも合わせて販売しています。例えばウガンダ特産バーククロス(木の皮)を使ったジュエリーやインテリア雑貨、ウガンダシルクのスカーフ、チコイと呼ばれる手織りブランケッド、オーガニックシアバター、レザー小物、エッセンシャルオイル、などなどです。またお店のマネジメントや仕入などすべてが初めての経験で、まだまだ課題が山積みではありますが、今後東京に直営店を出すことを考えたときの布石にもなったのではないかと思います。。。!!今後もますますお客様に喜んでもらえるような製品を取り揃えていきたいと思います。

二点目にはスタッフが増えたことです。昨年の会社立上げの時点では、私を含め6名でしたが、今では倍の12名のなかなかの大所帯になりました。内訳としては、工房スタッフが8名、ショップスタッフが2名、マネジメントが2名(私含む)です。今年度中にもう少し増やし、来年のシーズンに向けて準備を進めていく予定です。

ただこの12名は直接雇用者と呼ばれる人たち(当社と雇用契約を結んだ人という括り)で、実は間接的に当社に関わってくれている人たちはもっといます。例えば上記直営店舗で販売されている製品を作ってくれている他ブランドの作り手さんや、当ブランドで販売する製品の一部のパーツを作ってくれている作り手さんなどです。彼らも大事なパートナーとして、今後も引き続き継続的なオーダーを通じて、彼らの収入向上に貢献できていけたらと考えています。

三点目には工房の拡大移転です。運良くいい物件に出会うことができ、広い庭つきの工房を構えることができました。そこは、原材料保管室、完成品保管室、作業室、オフィスと4つの部屋に分かれ、それぞれきちんと管理されるようなシステムが構築されつつあります。まだまだ導入段階で課題も多いのですが、PDCAを回しつつ効率的な工房運営につながるよう、メンバー全員で試行錯誤しています。

また今後は広いお庭を使って、スタッフ向け野菜栽培をスタートできたらと考えています。スタッフ及び家族の健康を考慮し、より栄養バランスのいい食生活を送ってもらおうという想いからです。何を育てるかは今度スタッフにも聞いてみたいと思います。

以上が大きな変化として挙げられます。今後より良い方向に成長していけるよう、スタッフ一丸となって頑張りたいと思います。少々長くなってしまったので、今日はここまでにし、今年度の目標については次回ポストでまとめます。

 

(新スタッフのジェニーとフランク)

(1周年を迎えたRICCI EVERYDAY Flagship Store)

 

Chizu

http://www.riccieveryday.com/

エチオピアからこんにちは。

初めまして、竹重 宇薫(たけしげ いえのぶ)と申します。

 

現在、エチオピアで牧場と乳製品加工の会社を立ち上げるべく目下準備を進めています。

 

そんなわけで、今回は初めての投稿ということで、簡単に自己紹介エチオピアについて書いていこうと思います。

自己紹介

 

竹重 宇薫(たけしげ いえのぶ)

 

長野の山奥で生まれ育った田舎者です。

 

幼少期から人と同じことをするのがすごく嫌いで、どこかオリジナリティーを求めていました。

 

そんなこともあってか、中学までは競泳、高校からはハンドボールとマイナー系のスポーツに打ち込んできました。

 

こうしたスポーツ遍歴からニッチな領域で活躍することに味を占めた僕ですが、学生時代に観た映画『Hotel Rwanda』、『Last King of Scotland』などアフリカ大陸でも特に東アフリカを舞台にした映画に触発されて、アフリカでの独立を漠然と思い描くようになります。

 

銀行に入ったのも、当時銀行が海外展開を加速する中でグローバル人材の不足していた銀行であれば早めに海外にいけるかなと思ったのがきっかけでした。

 

結果的に4年目になってすぐに海外赴任が決まりインドネシアへ、新興国の元気な国民、市場を体感しつつ、兼ねてから思いを馳せていたアフリカへの思いが強くなってきたのもこのインドネシア駐在時代でした。

 

そんなこんなで、2016年1月に勢い余って銀行を退職、そのままエチオピアに飛んできて現在に至るといった感じです。

 

今後も、なぜアフリカ、なぜエチオピアかといった話を書いたりしようと考えていますが、以下にざっくりと僕の略歴を載せてみます。

 

どこかしらで共通点などを見出していただき共感を持っていただければなと思います。

【略歴】

1986年4月 長野県出身 現在31歳

2010年3月 横浜市立大学卒業

2010年4月 三井住友銀行 入行

2013年8月 インドネシア駐在開始

2016年1月 同行 退職

2016年2月 エチオピアでFS開始

2016年8月 中洞牧場(岩手県岩泉町)にて2ヶ月研修実施

〜現在   法人設立手続き進行中 (社名:Food for Future plc)

エチオピアについて

 

前職を退職してから、『なんでエチオピア?』ってそれはそれはたくさん聞かれてきました。

 

多くの方々がエチオピアについてあまり知らないと思うので、少しだけかいつまんでご説明させていただきますね。

サブサハラで唯一、独立を維持してきた国

 

そう!

 

エチオピアは実は、サブサハラで唯一西欧諸国による植民地支配を受けていない国なんですね。

 

そんなわけで、独自の文化がしっかりと残っていたり、世界遺産もアフリカ最多タイの9つなどなど、文化的背景の深〜い国なんですね。

 

まぁ、植民地支配を受けなかったことで、独自の文化を色濃く残している一方で、ビジネス面では西欧諸国の商習慣に対する馴染みが薄かったせいか同じ東アフリカの中でも、ケニア、タンザニアなどと比較すると発展度合いとしては遅れがちですね。

牛がNo.1!!

 

僕が始めようとしている牧場・乳製品加工事業ですが、実はエチオピア牛の頭数がアフリカ大陸No.1なんですね。

道路脇で草を食む牛たち。

 

ついでにいうと世界でもTop 5に入ってしまうくらい牛が多いんです。

 

しかも、他の国が行なっているような大規模な畜産設備なしにです。

 

人口の80%が依然として農業に従事していると言われるエチオピアですが、地方に行くと本当に多くの家庭で牛を飼っていることがわかります。

 

その用途は、牛耕のようです。

 

トラクターなど普及しているはずもないエチオピアで多くの農家さんが馬力ならぬ牛力で畑を耕しているんですね。

えっ、寒いの!? 〜エチオピアの気候〜

 

前の牛の頭数No.1にもかかってきますが、実はエチオピアは国土のほとんどが高地で、首都のアディスアベバの標高なんかは2,400〜2,500mくらいあります。

エチオピア南部アワサ市
(山の上から)

 

そんなわけで、赤道にも近いですが特に雨季なんかは寒いんですね。

 

観光客でもイメージ先行でエチオピアにやってきて寒い思いをしている人なんか見かけたりします。

 

でも、この標高が高くて冷涼な気候が牛にとってはすごく言い訳ですね。

 

さらに、ナイル川の源にもなっているエチオピア、アフリカというとカサカサと乾燥していそうですが、水資源にも恵まれていて、電力のほとんどが水力発電によって賄われています。

恐らく。。。

 

恐らく多くの方々は、エチオピアと聞いてもカレー屋さんマラソンランナーをイメージするばかりでしょうが、実はこんなとこだよっという点を僕の始める牧場・乳製品加工事業に絡めてご紹介させていただきました。

 

この記事でざっくりと僕、エチオピアについて知っていただければ幸いです。

 

次回以降は、僕の現在取り組んでいる事業について、現在に至る経緯や苦労、ポテンシャルなどなど気ままにご紹介していけたらと思います。

 

今後とも是非ご贔屓にしていただけると幸甚です。

ウガンダの仕立屋さん

インターン1号のみっちーによるブログです。みっちーはRICCI EVERYDAYでのインターンの他、自分なりにテーマを決めて研究活動も行ってしまう、頑張り屋さん!彼女がどんなことを調査していたか、ぜひブログをご覧になってみてください。では以下どうぞ!

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首都カンパラにある、オウィノマーケット。そこに行けば、買えないものはないのだとか。いつも人々で賑うマーケット目の前に、仕立屋があります。

日本のように、各々が1店舗を所有している訳ではありません。ビルの2階、3階に、1店舗8畳ほどの面積に8~15人ほどが作業をしています。仕立屋の数は1つのビルに多くて20店舗ほど(ビルによっては5店舗など、様々です)。つまり、少なくとも160人のテーラーが、ビル内で働いていることになります。そのようなビルがカンパラ内に何棟もあるので、ウガンダ全土だと、数千、数万人のウガンダ人がテーラーとして働いていることが予想されます。テーラー個人がそれぞれ専門を持っており、ドレスが得意な人もいれば、ベッドシーツやカーテンまで、幅広いです。ミシンは足踏み式ミシンを使用しているのがほとんどで、私はウガンダで初めて実物を見ました。

繁盛期は9月から12月で、特にクリスマスが近くなる頃には、皆こぞって新しい服を購入します。もちろん既製品を買う人もいますが、周囲と被らない、「自分らしい」ファッションを求め、仕立をオーダーする人の数も負けていません。この時期、注文数は3倍ほど増えるそうです。

仕立の概念が希薄になり、既製品を購入する機会が多い日本では、ついついその商品の生産背景を考えずに購入する場合が多いのではないでしょうか。しかし、あえて仕立ててもらうことで、製造の過程を知ることが出来るのはもちろん、ものづくりの大変さ、ハンドメイドのあたたかさも理解出来ます。製作者の顔や人柄も分かることも魅力の一つ。「あの人が作ってくれたのだから、大事に使わなくては」という思いが強くなります。

以前はシンプルな服しか好まず、色も白、紺、グレーが多かった私も、ウガンダに来てからカラフルな服装を好むようになりました。そして先日、マーケットで赤と黄色のアフリカンプリント布を購入し、スカートを仕立ててもらいました。布だったものが、人の手を加えることでこんなに素敵なスカートになるのかと、スカートを手渡された時の感動は忘れられません。「もの」への感謝を忘れずに、ウガンダで仕立てた服を、11,500km離れた日本で着るが楽しみです。

 

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インターン到着!

Boa tarde (ボア・タルデ こんにちは)!最近はからりとした涼しい天気が続いているマプトです。先週月曜日から始まった引っ越しも金曜日にやっと完了して、今は新しい家でこのブログを書いています。生産も新工場で明日から開始できそうです。

そんな弊社にインターンの方が来てくれました。大学生の久保さんです。久保さんとは5月の一時帰国中に登壇させて頂いた Q’s Cafe というイベントで繋がることができ、モザンビークでのインターンに興味を持ってくれました。6ヶ月の間インターンをしてくれるのでこれからがとても楽しみです。続いて久保さんの自己紹介です。

 

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初めまして、立教大学4年久保劍将と申します。
現在1年間休学中で、Verde Africaにて有坂さんご夫婦の下でインターンとして約半年間働かせていただくことになりました。
発展途上国に長期滞在すること、また有坂さんの人柄に惹かれて、今回モザンビークへやってきました。
ポルトガル語の不自由さに撃沈した初日ですが、多くのことを経験して学んでいきたいと思います。宜しくお願いします。
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これから久保さんの視点からのご報告も載せていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
(久保さんの到着当日はモザンビークのCarne de Porco (豚肉BBQ)とビールでお祝いしました!)

値段交渉

インターン第2号のぞみんによるブログです。こちらで生活していると必ずぶちあたる値段交渉の場面。日本のように誰に対しても一律な価格が平等に提供される社会とは異なり、こちらではお客さんに応じて、店主の気分に応じて、日々値段が変わってきます。そこでどう生き抜くか。。。結構大事なライフスキルだったりします。というわけで、今回もお楽しみください。

***

私、値段交渉がきらいです(笑)

基本的にお金の話が苦手で、お金についてとやかく言うくらいなら自分が損した方が断然マシだと思っています。

でもウガンダで何かモノやサービスを買おうと思ったら値段交渉は避けて通れません。マーケットに行っても定価なんてないし、昨日は3個で500シル(1円=30シル)だったのに、今日は5個で500シルだったなんてよくあります。ボダボダ(こちらでよく利用するバイクタクシー)もドライバーによって(というかその時のドライバーの気分によって)値段が大きく異なります。しかも彼らはムズング(外国人)を見るや否や、法外な値段をふっ掛けてくるのでここで生きていくためには交渉が不可欠なのです。

交渉というかもはや心理戦。向こうも生活がかかっているから簡単には譲りません。

「あ、じゃあいいよ他で探すから」って言うと大体「あーじゃあその値段でいいよ」と向こうが折れてくれるのですが、たまに引き止めてくれない時があったりして、本当に欲しかったものを逃したりします(笑)。値段交渉がきらいな私は、ついつい値段が決まっているスーパーに行きがち。交通手段もUberかSafeboda(どちらも値段が決まっている)しか使いません。

でもやっぱりそういうのは割高になっちゃうので…。最近はお財布と相談して近くのマーケットでも買い物するようになりました。超ローカルなマーケットなので最初は完全にアウェイでしたが、おばちゃんたちもだんだん顔を覚えてくれて「今日はひとつおまけしとくね〜」なんて言ってくれたりします。

あとは片言のルガンダ語で挨拶すると、値段が下がります(笑)。日本だとこんなこと絶対にありえないですよね。

値段はどこのお店もほとんど同じだし、値段交渉どころか、一言も言葉を発することなく買い物ができます。最近ではセルフレジなんかも導入されていて、便利になっていく一方で、人と人とのコミュニケーションがどんどん希薄になっているなあと。私自身も知らず知らずの間にその感じに慣れてしまっていて、値段交渉に心地悪さを感じていたのかもしれません。

確かに値段が決まっている方が合理的だし、時短にはなるんですが、おまけしてくれるおばちゃんの温かみはここでしか感じられないな〜と思う今日この頃です。

のぞみん

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