ルワンダのタイ料理屋でIT系インターン?!

ルワンダはキガリよりこんにちは!
初めまして、11月からインターンとしてアジアンキッチンにお世話になっています、じらふです。

キガリの年越し花火。想像以上の盛り上がりでした!


さて、今回は初めましてということで、簡単な自己紹介とインターンに参加した理由をお話したいと思います。

<自己紹介>
都内大学の5年生。
大学では、経営システム工学という情報・統計・数理・システム技術を使い如何に経営課題を解決していくかということを学んでいます。
2020年4月からはIT系の会社で働く予定です。
好きなことは、体を動かすこと。
長年、陸上競技をやっていたので、たまに体を動かしたくなり、最近はキガリのスポッチャことマンバクラブという卓球・ボーリング・ビーチバレー・ビリヤードができる施設で遊んでます。

さて、そんな私がなぜルワンダでインターンをしようと思ったのかと言いますと、
「将来的に、新興国でITテクノロジーを使い、新たな仕組み作りがしたい。」
と思っており、具体的にどんなことができるのか考えを深めたいと思ったからです。

そもそも、なぜ、新興国でITなの?

小さい頃からモノづくり系の遊びが好きで、大学もIT系の学科ということもあり、必然的にエンジニアを目指そうと思っていた私。

エンジニアの仕事は大きく分けると、
・技術のフロンティアを突き詰める
・今ある技術を使って、実際に人々が使うものを作り、世の中の新たな仕組み作りをする
の二つに分けられ、その中で私が面白そうだと思ったのが後者の方でした。

じゃあ、自分はどんな場面で使われるものを作りたいのか?と考える中で見つけたのが、

リープフロッグ(Leapfrog)という言葉。
リープフロッグとは、新興国でインフラが整っていないが故に、先端テクノロジーがいち早く広まる現象のことをいう。例えば、中国やインドでは固定電話やPCが大衆まで普及しなかったことで、逆に、スマートフォンのエコシステムがいち早く普及した。中国では、キャッシュレス決済やシェアリングサービスの普及で、日本を凌駕している。(Newspicksより)

「新興国でのこの現象面白い!新興国でテクノロジーを使うからこそ、実現できる仕組みがあるなんて、やりがいがありそう!」
と、一気に新興国でエンジニアとして働くことに興味が湧いたのです。

とはいえ、新興国でどんなニーズがあり、それに対してどんなビジネスが行われていて、どういった場面でテクノロジーが使われてるのかわかんない!

じゃあ、行って、見てみるしかないよね?
どうせ行くなら、ビジネスの現場に入り込んで、実際に働いてみたい!
ということで、インターンをすることにしました。

ルワンダ・キガリ のアジアンキッチンを選んだ理由

新興国で、インターン。
今まで、東南アジアは沢山行ったことあるし、どうせなら今まで行ったことがないアフリカに行ってみたい!とアフリカでのインターンを探し始めた訳ですが、
とはいえ、”アフリカは危ない”というイメージを持っていたので、できるだけ治安がいいところでということで見つけたのがルワンダでした。
しかも、ICTに力入れてる国とか気になる、もうここしかないなと。(来てみて、ICTに本当に力入れてるのか・・・?と疑問は覚えます)

そして、ルワンダでのインターン先を探す中で見つけたのがアジアンキッチンでした。

なぜITに興味がある私がタイ料理屋であるアジアンキッチンをインターン先に選んだのか?

ざっくり、ITができることって、困りごと解決と効率化。
だから新興国の人とか会社が、どんな困りごとを持っているのかとか、どんな風に働いて、生活しているのか見たかったんです。
それに、どうせ春からIT関係の会社で働くのだから、お客さんである事業者側の会社が良かった。

そのためインターン先の条件としても、
「システムを利用する事業者側で、マーケティング、オペレーション等幅広い業務に関われる。さらに、ITを使った業務効率化の仕事ができたら面白いだろうな。」
ということを考えていました。

そんな条件全部ぴったりハマったのがアジアンキッチンだったため、ここで働きたいと思い応募しました。

実際、もうすでにインターンを始め2ヶ月経ちますが、
・POSの導入
・ポイントカード、おみくじ等のマーケ施策
・SNS運用
・メニュー改定
・HPの改定
等々幅広い業務に関わらせていただき、IT関連の仕事も多く振っていただき、
毎日様々な気づきや学びがあり楽しいです。

また、千紗さんの近くで仕事をすることが多いので、
千紗さんの「とりあえず、やってみる。あとは、反応を見て改善を繰り返す。」という仕事の仕方等、ほぼ毎日何かしらのトラブルが起き、計画の立てにくい新興国の環境だからこそ必要なことも学ぶことができています。

そして、インターンの目的だった
「新興国でITを使い自分が何をやりたいのか具体化していく」
ということも、こちらでの仕事を通して、徐々に明確になってきています。

残り約2ヶ月のインターン、
アジキチにとっても、自分自身にとっても有意義な時間になるように、
また、新しい取り組みをどんどん行なっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

クリスマスにルワンダ人の友達のお家にお邪魔しました〜

2020年はおみくじクーポンから

ルワンダはキガリより、新年明けましておめでとうございます!
アジアンキッチンの唐渡です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

安定のトラブルシューティング

年末年始は休暇をいただきルワンダを離れていたのですが、
戻った翌日から電気がずっと止まり、門のすぐ外の水道管は破裂して家に小川が注ぎ込むなど。
ナニーは1人はマラリアで病欠、もう1人はお金持って失踪
あけおめことよろ感がすごいです。
安定のルワンダ

焦げた電線と裂けた水道管を見つけたところで寛ぐ人たち

またネットも日本に比べたら普段から全然遅いのですが、更に遅く、頻繁に切れるなどで、
オンラインデリバリーサイトの切り替え(先月のプレスリリース通り、jumiaがルワンダ撤退を決めたのです。また記事にします)など結構大事な局面でオペレーションにも支障をきたす。
ICT立国とは

休暇明けってただでさえ業務が溢れてるのに、
そう、シューティングしないといけないトラブルも溜まってるんですよねぇ・・・

年始は2日より営業

アジキチは通常年中無休、11時〜22時で営業していますが、休業日が年に2回あります。その一つが元旦。
スタッフは有志で西の地域まで旅行に行ったようで、嬉しそうに報告してくれました。

さてトラブル対応に追われてる私の傍、
優秀なインターン生が依頼した業務を自律的にサクサク進めてくれるので、
ほんっとうに助かります!

例えば。
新年はおみくじクーポンからスタート。
インターン生が企画・実施!
お客様もとても喜んでくれています。

ハズレなし!大吉はフリーランチ♪

また、メニューブックのリニューアル。
これもインターン生の素晴らしいブツ撮りとレイアウトで素敵に仕上りました

全メニュー写真・説明つきのメニューブックは、多分キガリで他にありません。

さらに、マカダミアナッツの販売開始
インターン生がポップを作ってくれました。

貴重なルワンダ産製品!日本人女性が社長を務めています。

私ごとですが、先日娘が無事1歳の誕生日を迎えました。
バタバタしていておまけに風邪まで引いて何の準備もできていなかった私ですが、
これまたインターン生が離乳食寿司・ケーキ・デコレーションを用意してくれました!
(いや、決してやらせた訳ではないんです!何も言ってないんですが優秀すぎて甘えてしまいました!本当にありがとう!)

アジキチメニュー化決定

インターン生が優秀なのはわかったけど、オマエさんは何やってるねんというツッコミはご容赦ください。

ますますリピートいただける1年に!

1月は年一番の閑散期ではありますが、
仕込みにはうってつけの時期なので、いろいろ仕掛けていきたい
と思います。
おみくじクーポンを皮切りに、お客様が通い続けてくださる施策を続けていきます。
来週はポイントカード始めるよ〜♪

おしゃれですよね。えぇもちろんインターン生(一番右)作です

アジアンキッチンを、私めを、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
とびきりの1年にして参りましょう!

4周年!「らしさ」はアウトプットの積み重ねからしか見えてこない

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

12月も半ば!日本は忘年会シーズンでしょうか。
ルワンダは物入りシーズン真っ最中で、
今まさにこのブログを書いてる横でお金の無心されてます。
何度も言ってますが、あなたが盗まれたあなたのお金の補填屋さんじゃ私はないんでそこんとこよろしく。

祝!4周年

おかげさまで、2019年12月で、オープンより4周年を迎えることができました。

感謝の気持ちを込めて、Thank You Sale実施中!
全品20%オフ!

今日は、
「らしさ」や「強み」はアウトプットを積み重ねてからしか見えてこない
ということを僭越ながら書きたいと思います。

開店のいきさつ

2015年の6月末に新卒で入社し勤めていた会社を退職し、
同年8月頭にルワンダに息子と渡り、
同年12月にアジアンキッチンをオープン。

友人に会いに訪れたルワンダで、
気候治安生活しやすそうな感じ(ざっくり)に惹かれて移住を決め、
飲食店経験など一切ないまま
まずは始めてみたタイ料理屋。

大きな初期投資も、言語化された美しいブランドコンセプトもないまま、

・ソフト面では、美味しいこと
・ハード面では、最低限清潔感のある内装

・幅広めにしておいた店名

のみで走り出しました。
(こう振り返ってみると、若さってすごい。)

まずは始めてみる

あれですね、ザッカーバーグが言っていたように(多分)、
まずは市場に晒すことによって、サービス・プロダクトを磨いていくスタイルってやつです。

と後からさも戦略風に言ってみますが、

ルワンダという国もそもそも住んだことないし
飲食店経営経験なんてないし、
料理人でももちろんなく、家で料理する時なんて調味料の投入タイミングが2回以上あるレシピはウッてなるレベルだし、
そんな状態で大きな初期投資なんてできる訳ないし。

そう、とりあえずやってみないことには何も分からない。

何も分からないけど顧客接点はある

という訳で、特に最初の1、2年は毎日朝から晩まで店に立ち、お客様と会話し、変えて、またお出しして、再度フィードバックをいただき、磨き、またお出しして、ということをひたすら愚直に繰り返しました

繰り返し続けて、4年サバイブできた、という感じです。

時々、
マーケット調査はしたんですか?
事業計画はどのように立てたのですか?
とご質問いただくことがありますが、

特にしていないし、たいした事業計画も作れていませんでした
だって数字ないんだもん
(ところでたまに日本のメディアで見かけるルワンダ市場に関する情報はあまり参考にならないことも)

始める前から、私らしいお店をとか、強みってなんだろうとか考えても、出てくる訳がない。
自転車乗れるようになったら乗ろう、って言ってたらいつまで経っても乗れるようにならないのと同じだと思います。

とは言え、立地と箱は決まっていたので
(現地を私よりも知る友人が見つけてくれました)
おのずと狙う客層と、それにともなって客単価、それと席数から出すのおおよその売上、このあたりがざっくり出たら、あとはもうPDCAを高速で回すのみ。

※ちなみに「高速」って書きましたが、日本でのビジネスの回り方と比べたら高速どころか超スローモーションなのが実際ですが、それでも進まなすぎて全て諦めたくなる環境下にしては高速だと補足させてください。

飲食店だと、その場でお客様から反応をリアルタイムでダイレクトにいただけるので、そこはアドバンテージでした。
飲食店ビジネスはどうしても箱と人がいるので初期投資はゼロとはいきませんが、でもこのシンプルな業態でなくて顧客接点もなかったら、私のレベルだと空中戦で訳わからなくなって早々に死亡していたと思われます。

ちなみに顧客接点を自分で直接握れることは特にアフリカでビジネス初心者にはすごく大事かと思っております。
4年経った今でもスタッフに「今日のディナー営業どうだった?」と聞くだけでは「めっちゃ良かったです」しか返ってきません。
誰に対して何がどう良かった/悪かったのか自分の目で確かめることができるって大事だなと思います。


繰り返しますが、
いろいろ手を変え品を変え、出してみること、つまりアウトプットしてみて、市場の反応を見ることでしか、それが良いのか悪いのかなんて判断できません

さらに私の場合は飲食素人だったので、「こうあるべき」というがあまりない。素直な状態で向き合えたのが功を奏した部分もあると思います。

特に文化も商慣習も異なる土地だと、別の場所での成功体験に基づいた「こうあるべき」は自分を苦しめることが多いです。

そうやって「優位性」としては使えないものが淘汰されていって、
「アジキチらしさ」が浮き彫りになってきた
のかなと思います。

具体的には?と気になってくださった方、ありがとうございます!

ちょうど感謝セールに合わせて customer surveyも集計中なので、
次回ご紹介したいと思います。

ではでは。

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週末限定ビーフフォー!

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です。

フォーフィーバー

さて前回はBlack Fridayにフォー半額セールをしたお話を書きました。
アジアンキッチンには汁麺がいくつかありますが、
中でも人気なのが、ベトナムの汁麺、フォー。

実は秋口からかなりフォーに注力してきており、
ビーガン需要にお応えしたビーガンフォーのリリース、
以前から人気のチキンフォーのリニューアル、
この2種類のフォーのBlack Fridayセール、
そして!最後の極め付けが、秘伝!ビーフフォーでございます。

撮影用にチリを丸々入れていますが、かなり辛いですので控えめに

もう最近のアジキチはすっかりフォーづいていて、フォーフィーバーです。
フォーのオーダーが4つ入った時にはフォーフォーです。
「ハウメニーフォー?」「フォーフォー」「え?ハウメニー?」「だからフォーフォー」てな感じです。

この記事も、以下フォーのことしか出て来ませんので予めご了承ください。

フォー特別版をやってみよう!

フォーをやってきて常々思うことは、
やはりラーメン屋がラーメン屋であるように、
汁麺ってオペレーションが専用であるべきで、かつその専用オペレーションに最適化したスペース・設備が必要、
つまりフォー屋さんにした方がいい
んですよね。理想を言うと。
ただそこに踏み切るのは時期尚早かと思っており、
ひとまずアジキチで長らくチキンに限定してやってきました。

最近、キガリでフォーをフューチャーする飲食店が増えて来ているのですが、
ポップアップ、つまり通常メニューではなく、
週末限定!といった形でやっているところばかり。
それくらいやはり通常メニューとして保持するのが難しいところなのです。
ですが最近のポップアップ増加傾向で、フォーのイメージがそちらにいってしまう。

一方アジキチはチキンフォー・ビーガンフォーは通常メニューとしてやれています。
であるならば、うちもスペシャル版をポップアップでやるなどして、
「フォーならアジキチ」というポジショニングを確固たるものにしたい。

何気にクリスマスカラー♪

ビーフフォー

スペシャル版には、普段なかなか手が込んでいて作れないビーフフォーをチョイス。

というのも、チキンに比べて、ブロス、つまりスープを作るのに時間がかかるのです。
ちなみに、ルワンダではビーフの方がチキンより安いです。

ベトナム人の友人に教えてもらったレシピだと、煮込むこと丸1日。
ですが、レストランのオペレーションに合わせてレシピを調整。
それでもなかなか手の込んだ作業です。

何度か練習し、いざ!本番。
金曜日の夜から日曜日のランチタイムまで提供しました。

実践後の気づき

通常オペレーションと並行してやるものじゃない

店内満席でデリバリーもひっきりなしに注文が入ってくる状況だと、
このメニューは特にクオリティ担保が難しい。
例えば提供時の器の温度管理も、他のメニューよりも一層気を遣う、など。
スープが美味しい、重要なのはスープ!と言っていただけたので、切るのが分厚くなってしまったトッピングのお肉はご愛嬌ということで。

②そしてルワンダ人にフォーは全く刺さらない

まぁ前から分かっていたことですが、改めて。
ルワンダ人でフォーを積極的に選ぶ方は、かつて1人くらいしか見たことありません。
今回のビーフフォーも、全員外国人でした。

③やはりいつもと違うこと、は良い呼び込みになる

④セットで提供したビーフ入り生春巻きが、食べた人の2割くらいが追加注文という人気ぷりで、レギュラーメニュー入り決定。

という訳で、売り上げもあがり、色々気づきも得られました。
汁麺でのポジショニング戦略上も、今後も定期的に開催していきたいと思います。

自分がフォーに忙しくなるほど息子は家でカップヌードルというねじれ現象は何度か生じてしまったものの、
このアジキチ秋のフォー祭りはとても実りの多いものとなりました!

ではでは。

Black Friday 2019

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です。

アントレ第四期の支援先が決定しましたね!
他のアフリカ諸国での奮闘を綴ったブログにはとても刺激をいただきます!
(そして同じような困難がリアルに書かれている時は、読んでいてこちらも本当に胸が痛くなるほど激しく共感すると同時に励まされます)


お互い切磋琢磨してアフリカビジネス盛り上げてまいりましょう!

Black Friday って知ってましたか?

最近、流行りに年々自分が疎くなっているのを感じていまして、
年の一回り違うインターン生の若者が今月から来てくれているのですが、
こちらもやはりいろいろ刺激になります。

サンクスギビングくらいは知ってはいましたが、
その翌日のBlack Fridayとやらが今世界的には流行っているようで、
(先進国では行き過ぎた消費促進に負の面も出始めているようですが)
販促キャンペーンのとっかかりには良いかも。

アジキチは平日強いけど週末、特に土曜日が弱いので、2日連続でやってみよう!

何が半額になるかは、前日までのお楽しみ♪

告知マテリアル

私あんまり宣伝て得意ではなく。
小心者なので、期待値を上げることがすごく自分の中で抵抗あるのです。

そしてもう一つ。
サクサク宣伝画像を作るスキルが低い。

そんな時、現役女子大生のインターン生が、サクサク宣伝画像を作ってくれるではありませんかぁ・・・!

インスタの使い方も教えてもらいました。
年下の方から意識的に学んでいかないといけない年齢に自分もなってきたのだな、と感じます。

推しはやはりフォー

半額商品に選んだのは、やはりフォー
(この選択にはいろいろな戦略が凝縮されております。フフフ…)

最近始めたビーガンフォーと、
最近リニューアルしたチキンフォー
、どちらもです。

金曜日は盛況!
宣伝後のオペレーションにはいつも以上に神経使うのですが、
スタッフも頑張ってくれました!

フォー25食、そして結構意外にも、半額商品のフォーを差し置いて、他のものをいつも通り注文いただくことも結構多かったです。

そしてデザートを結構注文してくださったりして、
一部半額セールにも関わらず、平均客単価はキープで、客数倍増!わーい。

これをフックに久々の方やご新規さんもご来店して、
シンプルにやって良かった!
という初日でしたとさ。

さて本日は11月最終日かつ最終土曜日でウムガンダ。
7時から道路が通行止めになるのですが、
店、断水のお知らせ…ウムガンダ明けすぐお客さん来るよ…
という訳で6時から対応に奔走しつつ、もうすぐランチタイムです!



パッタイ8,000万円事件

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

日本ではそろそろ街がクリスマスモードになっていく頃でしょうか。
ルワンダはほぼ赤道直下なので冬は全く感じませんが、この時期は盗難が増えます。
ただでさえお金貸してくれと言われることが多いのですが、
「お金盗まれたからお金貸してくれ」
というリクエストがもう今月2件目です。
ある意味お金の動きが活発になる時期とも言えますね。(違う

クリスマスぽい鉢植えを買いました♪

消費税

アジアンキッチンでたった売上には、消費税(VAT)が含まれており、
こちらは国に税金として納める必要があります。
クオーター制で、三ヵ月に一度支払います。

ちなみにルワンダはVATは18%です。
(経費も所定のレシートをもらっていればうち18%がVATと認められ、相殺できます)

以前「不条理コスト」という記事で紹介しましたが、レシートを打ち間違えたら、そのVATの訂正については税務署に赴き闘わなければならないという、飲食店にとって地獄のシステムが導入されて半年。
案の定悲劇は起きました。

8,000万円のパッタイ

その四半期ごとの税金支払おうとすると、エラーが。
今回納める税金額が150万円と出てきます。
だいたい25万円くらいなはずなのに、おかしい。

すると出てきました。
パッタイ8,000万円というトランザクションが…

そうなんですよね、うちのパッタイ時価なんで日によっては8,000万円なんですよね~
・・・ってんな訳あるかーーーい。

アジアンキッチンのパッタイはチキン入りで8,000ルワンダフラン(1000円弱)なのですが、
こちらをスタッフが 662,964,911 ルワンダフランで処理した模様。

何をどうやったらこうなるのか教えて分かる人。

やらかした本人は、言い出せなかったのか明るみに出ず、
システムが超イマイチなこともあり、
その額が発覚したのは支払い期限の直前。ていうか前日。

申告の訂正には、そう、税務署にレターを携えて赴き、
担当者に「確かにこれは打ち間違いですね」と承認してもらい、
その上でシステムから変更をかける必要があるのです。

「 とある企業は桁を三つ多く打ち間違え、税務局と死闘を繰り広げていました。笑。いや笑えない。 」

って 「不条理コスト」 にも書いてますが、はい、笑えない状況がうちにもやはり訪れました。

翌日、朝イチで税務局に「うちのパッタイ、米麺を炒めた料理なんですけどね、これ8,000万円は打ち間違いです」とレターを携え談判した結果、恭しく間違いだと認められました。

噂のパッタイはこちらです

システムエラー

闘いはここで終わりませんでした。

システム上まだ150万円払えって出てくる・・・え・・・

そうです、システム反映でエラーが起こってる…

仕組がイマイチすぎてこうして人同士コミュニケーションしてレターとか時代錯誤だけど頑張って書いてなんとかまとまりそうなのに最後システムが障害になってどうするのICT立国・・・

選択肢は二つ。

①一旦150万円払って、後から返金

②エラーが直るのを待って、でも待つと期限は確実に間に合わないので、ペナルティを払う。

いやどっちも無理。笑。いや笑えない。(二回目)

最終的には、②をとりつつ、期限内に支払い行為を試みたがシステムエラーが原因で完了していない、という証拠をガチガチに固め再度税務署に直訴、ペナルティ回避に全力を注ぐ、という形をとりました。

結果、システムエラーが認められ(いやシステムが不具合で超迷惑なのにその状態を「認めてやる」ってなんやねんって話なんですけど)、
なんとかなりました。
ヒューマンエラーとシステムエラーのコンボでだいぶ消耗しましたが、会計士さんのサポートのおかげで危機は乗り越えました。

このヒューマンエラーの部分を防ぐにはどうするか考えねば…
一旦めでたしめでたし。
続く

雨季に思うこと② 身近な死別

ルワンダよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です。

最近の取り組みはフォー

ここのところ、ベトナムの汁麺、フォーの改善&ビーガンフォーのリリースに向けて試行錯誤中。
アジキチのフォーはやはりアジアの方々からの人気が根強く、シンプルな味付けにしていますが、もう少し本格的にしたいなと思い。
なので最近は一日2,3回フォー食べてます。
雨季の冷えた身体に染みます。汁麺は正義。
ちなみに息子の最近のマイブームはこの寒い中冷やし中華(きゅうり抜き)。

オフィスワークにも追われているものの、
こうして手を動かす時間は結構別の筋肉使ってる感じで気分転換にもなります。

中華マーケットで買ったスパイスは誇りっぽいので、よく洗って、たまの晴れ間をぬってよく乾燥させます。

さて前回の続き。
ブログを書いている今まさに、凄まじい雨が降っております。
そしてこのタイミングでまた、別の産休中のナニーAさん(仮)から連絡がありました。

彼女は、今月帝王切開で出産したのですが、
縫ったところから感染症にかかってしまい、再入院になってしまいました。

彼女がかかったのは、ルワンダで一番と言っていい、総合病院です。
彼女は外国人家庭のナニーで、かつ能力も高いのでナニー職としては最高水準と思われるお給料を支払っていますが、そういう人が行ける病院で、残念ながらこうなのが現状です。

復帰は焦らず、しっかり治してもらわないといけません。
産休育休手当として渡したお金がまだあるようですが、治療費貸してくれと言われたら、貸すしかないな、、命に関わる。

ちなみにこちらは、ボスに妊娠が分かるとクビになるのを恐れ、本当に直前まで言わないケースも散見されます
そんな身重で何か事故でも起きたら大変なので、こちらも対応できるようちゃんと開示してもらいたいものですが、
隠さざるを得ない職場が多いのが、残念ながら実態のようです

そして乾煎りし香りを立たせてから、瓶へしまいます。

死別が日本より圧倒的に身近

アフリカは、そしてルワンダでも子どもはどんどん生まれます。
でもその一方で、乳児死亡率や出産時の母親の死亡率は日本と比べて圧倒的に高いです。

うちではたまたま、Aさんから「実は10月に出産予定なので来月産休に入りたい」という申し出を受けたその数時間後に、Bさんから10カ月の子どもの訃報が入りました。

またAさんはそのひと月前に父親を亡くしています。
私の親よりも若いですが、病気でした。
仕事中にその連絡が入り、泣きながら帰って行きました。

戻った二人が共通して言っていたセリフは、“That happens in life.”

これで全てを呑み込んで、また今日を生きていくしかない。
自分の無力感と、こっちの人の強さと。
強いというとなんだか美化だな。こうして生きていくしかない、のが現実。

ではまたフォー作ってきます!

雨季に思うこと①

ルワンダからこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

もう10月も半ば…!
基本的にバタバタしていますが、とある事件により今週はいつもに増してバタバタしていました…ちょっと重めの。
解決したらいつかネタにしてやるっ

濃い霧の朝。15℃。凍えます。

雨季です

さてルワンダは雨季で、雨続きです。
前から思っていますが、大雨で雨漏りしているのに水道からの水は断水しているこの現象について、名前をつけたい。

ただでさえトラブルシューティングに追われるルワンダの日々ですが、
それに追い打ちをかけるようにマジで予定がめちゃくちゃになるのが雨季です。
まず多くの人は通勤ができない。

今日は朝から、家で雇っているナニーとひと悶着。

面接で「朝はどんなに早くても大丈夫」と言うので採用したナニーですが、
今月は学校ないので7時でいいよと始め、今週から朝6時半に来てと言うと、

私自身は朝早い分には何時でもノープロブレムなんですが、
 交通手段がないんですよね、なので無理です」

え?

最初から必要なくても6時半に来させないとこうなります。
個人的には、最初からは必要ないのに来させるとか非効率なのでしたくないのですが、こうなるんですよねぇ、、
(必要な交通費は私が出しています)

その謎トンチも、一休さんみたいなテンションで言ってくれれば、

「ほほぅ、朝は起きれるけど来れるとは言ってませんってか?ナメてんのかな?」

って笑って言えますが、泣きながら言われても、、、。

彼女最近毎日泣いていて、
というのも、彼女は先週バイクタクシーで事故に遭い、足の爪がはがれるというケガ。。

そして2日前には、彼女の家に盗難が入りお金が盗まれる、、

ちなみにそのお金は…私が貸したお金…

お金を貸すという禁じ手

普段私はお金は貸しません。
長い従業員に、それなりの事情があれば、給料の前払いを許可する程度です。

ですが、彼女は8月から働き始めたばかりにも関わらず、貸しました。

彼女はうちで働き始めてすぐ、生後10か月の子どもを突然の病気で亡くしました。

シングルマザーで他に子どももいるので、働かないといけない。
翌月復帰しました。

復帰してすぐ、「雨季に入り、家が崩れそうで、その補修工事がしたい。」

私はお金を貸しました。
これで断って家が崩壊してまた家族に何かあったら、、と思い。
お金を貸すっていうことは、半分あげるようなものだと覚悟の上で。

働き始めて間もないうちに、最大限サポートした私ですが(休みをあげる、お金をあげる、復帰後も休みを多めに上げる、その後お金を貸すなど)

それが裏目に出てるのかそれで良かったのか、正直分かりません。。。

ぜんぶ雨のせいだ。SKISKI。ってことで・・・ 続く

とあるポジションの撤廃②

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

イチゴの生産量がまた上がってきましたよ~。

店頭売りとデザート用に分けます

さて前回の続き。

現場責任者の甲君がいなくなりました。
どうするか。
結論としては、別の誰かをそのポジションに昇格させるのではなく、
ポジション自体をなくすことにしました。

ポジション再編

彼が現場責任者としてやっていたことは、
日々のオペレーションの管理な訳ですが、
もっと細かく言うと、

売上管理・小口現金管理・接客サービス管理・調理管理・調達管理・ストック管理・衛生管理・シフト&勤怠管理などなどに加え、電気系統が壊れた・水が止まった・トイレが壊れた等々のトラブルシューティングです。

前者の定型業務管理については、売上管理は〇〇、小口現金管理は△△、などとそれぞれの業務について人割を振り直しました

実際、甲君のもとで各人がそれぞれ業務をそれなりに回していたので、
正直あまり痛手ではなく、
かつレポートラインが甲君を挟まず直接私になり、
それを各スタッフは「むしろやり易くなった」と感じているようでした。

イチゴスムージーは確実にルワンダ一の絶品です

立上げの苦労の甲斐あり

もっとも、甲君のもとで各人がそれなりに回せていたのは、
私が立上げの2年間、特に最初の1年間は363日くらい(元旦と虐殺メモリアルデー以外)毎日朝から深夜まで店に張り付き、コックの経験も飲食店運営の経験も何もありませんが、全業務の平準化を自分で一から組んだことによるものかと思います。

あの頃の自分、ありがとう。
やっててよかった公文式。

なので全業務のアグリゲーション機能が甲君退職により失われたものの、
全業務のオーナーシップを四人ほどに集約して、
彼らとちゃんとコミュニケーションを日々とれば、だいたい掴めます。

というか、その方が結局効率いいってことが分かりました

中間管理職って、やっぱり難しい。
(以前こんな記事を書きました。「中間管理職とサステイナビリティの話」

更に問題はトラブルシューティング。
これをどう割り振るかはまだ見えていません。
平準化されていない業務を自分の判断で遂行するって、実はめちゃくちゃ難易度高いことなんですよね。

では今回はこのあたりで。

とあるポジションの撤廃①

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です。

やーーーーーっと長かった息子の夏休みが終わりました。
また、先日から世界一周中の元同期がルワンダ入り、今日も夫婦で息子と遠出してくれました。本当にありがたい!!
行くねって言って本当に来てくれる人が多い元同期、嬉しい限りです。

朋あり遠方より来る

さて、今回はここ数カ月で一番大きな人員体制の変更について。
ごおgぇホンヤクコンニャクにかけられて読まれる可能性も考慮して、ところどころふわっとした表現になりますが、ご容赦ください。
(日本語ってほんとコンビニエンス。これが仏語から英語だと、ごおgぇにかけられればかなりの精度で内容把握されちゃいますから)

実は、ここ2年ほど長を務めてくれていた甲君が数カ月前、アジキチからゴーンしました。(カルロスさんではない)

理由

端的には、業務を遂行してもらうことが信頼面でもパフォーマンスとしても難しくなったためです。

起きたこと

私が数カ月キガリを出産で離れていた間、スタッフ一人ひとりと個別のやりとりをするのは非効率なので、基本的にコミュニケーションラインは、甲君を中間に置き、私はやりとりを彼とに絞り、彼からその他へ下ろす、彼がその他から吸い上げる、という形をとっていました。

私の不在時に、
①割と核であるスタッフが複数辞める
②物が壊れたり、マニュアルから外れたことが起きる(戻ってから判明
③全体的に塩味が濃くなる(まぁこれはここでは置いておきます)

戻ってから、詳しく聞き取り調査を始めたところ、甲君から私への報告内容と、その他スタッフの言い分が、ほぼ全ての事象において食い違っていました

また、去ったスタッフはみな、「おとなしく従順で甲君と親密」というよりは、その逆。
アジキチでは、基本的に留学や地方へ嫁ぐなどポジティブな理由以外で辞める人はまれなので、まぁ明らかにサムシングロングだなと。

彼の子飼い以外が粛清される中、ネガティブな事実やミスがどんどん隠蔽される流れになっていました。
業務に支障が出ます。

また、そうして独壇場を作り上げた甲君はアロガントになり始め、私とのコミュニケーションでもおや?となることが散見、信頼関係が揺らぐ。

きっかけ

そんな中、彼が「サラリーあっぷ!じゃなきゃ働きません!」と、コントラクト更新のタイミングでかなり強気にネゴってきました。

チャンス到来です。

「うんうん、もっと欲しいよね(実際は既に業界最高水準)、でも、ごめん、今の会社の状況では厳しい、かたじけない、あなたは他でもっと輝ける!いえすゆーきゃん!

当人は明らかにそんなつもりじゃ、とうろたえていましたが、いえすゆーきゃん!で押し切る

特に日本人に人気のタイ風焼きそば挟みます

ポイント

ポイントは、蚕はしないということです。(漢字って便利)
蚕すると、たいてい裁判沙汰になって、大損はしても得はしません
なので、蚕は避ける
文字があれなんですが、こちら大変重要なTIPSです。

消えた現金、使途不明小口現金なども、まぁ、状況的には明らかなのですが、追求しない。
論点をそこに持っていかない
あくまでも、もっと輝ける場所へ、いえすゆーきゃん、なのです。

また言い換えると相手にとっては「不審な点に触れずに逃がしてくれるチャンス」なので、
相手もすっと引くのです。
この絶妙な攻防線。

基本は、不正は仕組で防げてない時点で管理側の責任ですし、
こういうのはサンクコストなのでさくっと切り替えることが大切です。

いやー、そうは言っても、かなり手塩に掛けてきたわけですけどね…
ここ一年、だいぶオクサマの影がちらつきまくっていたので、それもあるのでしょうね…そちらもだいぶ援助したんだけどな… 。。
まぁでも。。
ありがとう。いい思い出です。(太田胃散風)

さー明日からどうしよ。ってことで続く。

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