食材配送サービスの利用開始

キガリからこんにちは、Asian Kitchenのカラトチサです。

今日は画期的なサービスを導入しました。

それは、「食材配送サービス」です!どどん

配送サービスのGroce Wheels。

えっ今までどうしてたの?

今までは、毎日、朝と夕にスタッフが買い出しにマーケットまで行ってました。

Kimilonko Market

 

以前からこの配送サービスのことは知っていたのですが、品揃え、価格、フレキシビリティにあまり魅力を感じず、大きなチェーン店でもないうちでは、結局自分たちで買いに行った方が早い・安い、という状態になっていました。

何せ郵便配達サービスなんてない国です。

EMSもDHLもFedexも、個人の場合は「届いたよ」という一報をもとに自分でタウンまで取りに行きます。

日本の配送サービスなんか、天国です。二時間刻みで時間指定とか神業です。

が、最近この手の業者が増えてきたからか、サービスが急に向上している様子。

同時に二社から営業があり、サービスは似ていましたが、優秀な営業の方に決めました。

 

従来の方法には、いくつかデメリットがありました。

 

 

①スタッフの不正を完全には防げない。

②税法上認められているレシートが出ないので経費計上に支障をきたす

③スタッフの業務過多

 

①スタッフの不正

ローカルマーケットではもちろんレシートなんて出ないので、

「今日はピーマンがkgあたり1,000RWFだった」とスタッフが申告したらその額にアグリーせざるを得ないのが大きなデメリットでした。

時々私も抜き打ち的にマーケットへ行き、そこで掴んだその日の相場と、スタッフが買ってきた価格に乖離があった場合、

「えっなんで今日ニンジン1,000/kgなの?」

なんてふっと聞く、などのけん制はもちろんする必要。

あと不正ではないですが、交渉をさぼるスタッフも出てきます。

会社のお金だし。言い値でいっか。みたいな。

そういうのも困ります。

結局、一番安く買ってくるスタッフを購買担当にしました。

②経費計上できない

税法の話はややこしくなるので簡単に書きますが、ルワンダでは、経費として計上するには、とある形式の領収証が公式なものとして必要になるのです。

なんですけど。

そんな領収証が出る業者・スーパーの方が少ないんです。

あんな混沌としたローカルマーケットで野菜を売ってる多くのおばちゃんやおじちゃんがそんな領収証発行してくれるわけがないんです。

ですが、税務局の回答は、

「そんな人から買うのが悪い。」

・・・。ローカルマーケットが主流の国でそれ言う?

市場で寝てる人

 

③スタッフの業務過多

この買い出し作業、結構な時間と労力をとられるので、

人手不足の今、外注しちゃえたら楽!というタイミングでした。

 

早速今日から利用。

張り切って契約しましたが、初回の配送16時に来るって約束したのにまだ来ませんね。

想定の範囲内でーす。

 

アフリカビジネスのキーワード? ”信用”

アフリカビジネスの第一人者とお会いして、お酒を飲みつつじっくりとお話を聴かせて頂く機会がありました。
おそらくアフリカビジネスを志す方は誰もが知るその方は、大企業の組織の中でアフリカで小売を巻き込んだ新たな事業領域を創造した第一人者。
関連書籍なども読んでいたところだったので、お会いして生のお話を聴けて大変嬉しく思いました。
 
お話をお伺いする中で感じたこと。
それは、「結局人を動かすのは、組織の看板でもなく、その人の名声でもなく、その人の想いと本気度」だということ。
それは国境を超え、その人と対峙した人を動かす。それも、初動だけでなく、結果を生み出すまで。継続的に。
 
すごーく、シンプルなこと。
 
 
外国人である日本人がアフリカにおいてビジネスを展開する場合、勿論こちらからも相手は簡単には信用出来ませんが、相手からしても、「こいつは信用出来るのか?」という目線で見ているはずです。
それがお金が絡むビジネスであれば、なおのこと。
 
信用は、基本的には時間をかけて培われます。
そして、信用にも段階があって、「この程度のことならリスクをとっても良い」とか「こいつとだったら大きなリスクもとってやる」とか、いろいろなレベルがあります。
 
小規模のビジネスをやっていく場合、レベル1〜2くらいの信用でも、動かないことはないです。
が、大規模な投資が絡む場合。特に、日系企業がアフリカにおいて合弁企業を設立し、相手側のパートナーにもリスクをテイクさせる必要が有る場合。
 
その時に求められる信用のレベルは、大変高いものになります。
 
「そんな大きな仕事をする人達って、どうやって相手を動かすんだろう?」
と素直に疑問に思います。
 
それも、最初の動き(投資させる)だけでなく、結果が出るまで向こうの努力を継続してもらう。
これが重要だけど、とても難しいこと。特に、アフリカで現地の人と恊働する場合。
 
 
その疑問に対して、ヒントを頂きました。
 
それは、
「そこ(アフリカ)で働く人が持っている想いが、本気のものか。」
というとってもシンプルなもの。
 
敢えて、誤解を恐れずに言います。
「想い」は正しくても間違っても、関係ないんだと思います。
そもそも、それが正しいか間違っているかなんて、正解はないし、見方によってなんとでも言えるからです。
(勿論、自分たちだけに利がある様な投機目的の取り組みは、「想い」に該当しません。
ここで言う想いは、誰のどんな状況をどんな風に変えたい、とか、そういった類のものです。)
 
だからこそ、「明確な想いを、本気で持っている人が、そこにいるか」で勝負が決まるんだと思います。
そして、本気で思い続けるのにも体力と精神力が要りますが、自分自身が心から納得しているものだと、それが自然と湧き出るエネルギーで乗り越えられます。
 
これは、大企業がアフリカで事業展開する場合も、私の会社みたいなスタートアップが事業展開する場合も、おそらく変わりません。
 
何らかの、必ず実現させたい想いを本気で持っている人がその場にいると、それに伝染する人が出てくる。
そこで、自らリスクをテイクしてスピーディに動く、という本気度を見せると、相手も「こいつとであれば一緒に頑張りたい」となる。
 
 
私の想いは何か。
「爆発的な潜在的成長力を持つアフリカ市場で、日系企業のプレゼンスを底上げさせたい」
こう思っていました。
けど、「日系企業」という枠は別に現地の人からするとどうでも良くて、それは私が日本人だから、そう思うだけ。
 
今は、「現地で求められている製品・サービスを届けるべく、アフリカ進出のプラットフォームを創りたい」
という形に少し変わってきています。
 
もっと、ここに熱を持たせていきたいと思います。
本当の意味で「本気」になれるまで。
 
今日も地道に、出来ることを、こつこつと。
 

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テストマーケティングのビジネスモデル

料理レシピの投稿サイトで有名なクックパッドは、有料会員にならない限り無料でサービスを利用出来る「フリーミアムモデル」を採用してます。
自社のビジネスモデルを考える上で、「何が蓄積していくモデルとするか?」は大変重要な戦略的論点となります。
 
これは、どんなビジネスをやっていきたいかによって様々になります。
例えば、顧客情報を蓄積させていきたいのであれば、出来る多くの顧客が利用時に情報を入力する仕組みを構築しなければなりません。
人脈がモノを言う、みたい業界であればキーマンと繋がる仕組みを構築し、うまく顧客管理(CRM)していかなければなりません。
 
私がアフリカ市場を対象にやろうとしているテストマーケティング事業では、
「掲載商品数」
が一つのKSFとなります。
 
下記の通り、自社のECサイトを構築し、そこでクライアント企業の商品を掲載。
オンラインとリアル(現地ディストリビューター)での商品拡散、FB獲得、顧客情報獲得を図っていきます。

 
ここで、掲載している商品数がそもそも少ないと、魅力的なサイトとは言えません。
現地の顧客がわざわざ訪れるサイトにはならないでしょう。
 
なので、商品掲載数が非常に重要となります。
 
 
では、クライアント企業は、どうやって名も無いスタートアップである私の会社(And Africa)に商品掲載を許可するのでしょうか?
 
ズバリ、「無料だから」だと思ってます。
掲載は無料。
掲載されることによって得られる購入者情報の提供も、無料。
 
もちろん、別でマネタイズはしないと事業は継続出来ないので、具体的な引き合いがあった際は具体的なプロジェクトをご提案し、受注した場合はフィーと頂いて現地市場でのテストマーケティングを実施していきます。
 
しかし、入りは無料。
アフリカ市場を本格的に検討する前段階で、お試し出来る猶予をご提供する。
それによって、アフリカ市場へ挑戦する日系企業が一つでも多くなることが、私の事業ミッションである「日系企業のアフリカ市場におけるプレゼンス向上させ、アフリカ現地の生活を豊かにするのに貢献する」へ近づくことになります。
 
これが、私のビジネスモデルとしての現時点の想定です。
(こんなに赤裸裸にお話するのは正直どうかとも思いますが。。)
 
さて、無料とした場合に発生する問題があります。
そう。
クライアントからプロジェクトを受注して案件化・フィーを頂くまでのランニングコストが賄えない、ということ。
特に、私のテストマーケティング事業では、アフリカ現地のビジネスパートナーを活用していくため、彼らへのインセンティブ提供でも費用が発生します。
現在ECサイトを構築していますが、そこでも投資が発生しています。
 
元々コンサルであったことが奏し、アフリカ関連ではないコンサル案件に従事することで資金面を得ていますが、スピーディーに事業準備していく上で資金援助は非常に魅力的といえます。
もちろん、テストマーケティング事業における一定の実績・レピュテーションを獲得出来た後は、案件単価の向上や案件数の向上によって回る様なシミュレーションは描いています。
が、その様に「軌道にのるまで」の期間を乗り越えられるか?が第一関門となります。
 
ここの部分で、是非とも資金的な援助があると嬉しい。
というか、必要不可欠。
 
今回、アントレAFRICAさんに応募、挑戦させて頂いている背景。
ビジネスモデルやビジネスパートナーとどうやって確実にオペレーションを回すか?などは別の回で触れたいと思います。

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メニュー開発② 新メニューの選び方

はい、また水が止まっています…

スコールで雨漏りしてるけど水道水止まってます…

こんな逆転現象も、もうルワンダ3年目ですからね、慣れました。

水道局の人を呼んで原因徹底解明!と息巻いていたブログが過去ありますが、そんな昔の自分がちょっとかわいく思えてしまう、そんな今日この頃です。

水道から水が出ない?じゃあ他から運びましょう。

 

さて本題ですが、新メニュー投入祭り、今回は、どうやって新メニューを決めるか?です。

 

まずは、お客様の声。

リクエストが多かったものはメニュー入りします。

マーケットリサーチなんて仰々しいことは、この小さなマーケットでは非効率。

前回も書いたように常連さんを大切にするお店ですから、まずはお客様との会話から。

特にトムヤムスープなんかはこの例です。

手前味噌ですがキガリイチです

 

次に、エンタメ性のあるもの。

キガリは、残念ながら、エンターテイメントが超少ないです。

最近巷で話題のイケてるスポットとしては、

①映画館。なんと9Dシネマも。もう時空超えてます。

②スパイダーマンゲームセンター。エスカレーター、空港以外で初めて見ました。

③ジェラート屋さん。おいしいジェラートが食べられるお店が2017年に初めてキガリに上陸しました。もうここ以外でジェラート食べられません。31には負けますけどね。

次世代スパイダーマンゲームセンターでの誕生日会に参加している息子

 

というわけで、のんびりしていいところなんですが、正直退屈なんです。住んでいる人にとっては。

なのでワクワク感のあるもの。これも一つのポイントです。

そこで何かないかな~と考えてできたものに、例えば季節を感じる冷やし中華。

そもそも四季がない国なので、季節は作っちゃえ!ということで。

 

冷やし中華、始めました。

ネーミングもこだわりました

 

 

後は、横展開のしやすさ。

仕込みで煮込んだフォーのチキンを、例えば他のメニューにも使えないか?

ガパオの変化バージョンはどうだろう?(ガパオチャーハン、ガパオコロッケはこうしてできました)

どうせ米麺を外から入れるなら、それでもう一品開発しよう、

などなど。

なんだかんだ、すごくイケてるメニューを作ったところで、オペレーションが複雑すぎると、ローカルスタッフがついてこれませんし、スピードにこだわっているアジキチの競争優位がぶれてしまいます。

それだけのために購入する材料だと、ロスも出て利益率にも響きます。

仕込み食材チェック

 

その他、当然ですが売上向上の意味から、ついで買いを促進するものや、カフェ利用を促すためのカフェメニュー充実、単価アップのための選べるトッピングなど。

もちろんこういう細かな改善も日々しています。

 

こんな感じで新メニューにあたりをつけたら、そう、次は試作に次ぐ試作です。つづく。

 

メニュー開発① Always Something Newを目指して

本日も順調に息子にアジキチ飯を運んでおります。

手抜きじゃないですよ。

新メニューはテイクアウトで1時間後に食べたらどうなるか、特に麺系、これ試さないと。作って終わりじゃだめですからね。

テストオペレーションの一環です。

そうです、新メニューローンチ月間なのです。

新メニュー第一弾はヤムウンセン(なぜこれまでなかった?)

 

三本柱の二本が抜けてどうなったかって?大丈夫かって?

あんまり大丈夫じゃないです。

カオスです。

カオスだし、他に充てる予定だったリソースも通常オペレーション保つのに取られるし、なかなか大変なのですが、

いい面もありました。

いい意味で意識が変わった従業員がチラホラ。

もうちょっと落ち着いたら記事にします。

団体さんご来店で大忙し

 

そんなカオスの中ですが、でも、進めるものは進めます。

話を戻しますと、そう、今アジキチは新メニューリリース祭なのです!!

 

繰り返しますが、キガリのような小さなマーケットでは、新規のお客さんがどんどん来てくれるなんてことはありません。

新規のお客さんだけで回るようなマーケットではありません。

一度来てくださったお客様に、リピートしていただかないと未来はありません

単価の高い高級店でもないですし。

(現地の人には高級店なのですが)

 

そう、飽きられたらおしまいなのです…

なので、常にsomething newを用意できるように努めておる次第です

 

自分で言うのもなんですが、私は毎日味見も兼ねてアジキチ飯を食べて早1年9か月。

私も息子も半分はアジキチでできています。

それでも飽きは来ません。味の面では。

でもお金を出して来てくださるお客様には、味以外の面でも、「おっ」って思っていただけるようなものが何かないとですよね。

 

という原則に基づき、ここひと月で投入したのは、

-Bean Noodle Salad (ヤムウンセン)

-Spicy Thai Curry Noodle Soup (カオソーイ)

-Asian Kitchen Fried Chicken (アジキチ風フライドチキン)

-Green Tea Latte(抹茶ラテ)

-Fresh Noodle Salad (冷やし中華始めました)

-Custard Pudding(なめらかプリン!)

等おつまみ・メイン・ドリンクやデザート、全部で10種類!

いくつかは、アジキチの看板商品になる予感…!

自分でもオーダーしてしまうプリン

 

新メニュー開発の流れなどは…つづく

”楽しい”が”便利さ”に繋がる「発電できるジム」の可能性

【忙しい人のための3行まとめ】

・Facebookで友人がジムのエアロバイクで運動したと記していた

・セネガルではフィットネスジムが沢山あり、庶民も使っているためすそ野が広い

・エアロバイクなどのジム道具を活用し、未電化地域で「楽しみながら発電するジム」ができるのではと考えた

 

みなさまこんにちは。JAPON COMMERCEの山田です。

今回は、ふと思い浮かんだ事業アイデアを紹介します。

 

先ほどFacebookを眺めていると、友人がジムのエアロバイクで1時間運動したとの投稿に、

「発電できそうだな」

とコメントがついていました。

発電か…と思い、そこでふとセネガルの現状を思い浮かべました。

 

まず、セネガル人はトレーニングが大好き。

男性はマッチョばかりです。

首都ダカールでは、フィットネスジムがいたるところにあり、一般市民からお金持ちまで、多くの方が利用しています。

利用料金は庶民向けで一日60-100円程度。エアロバイクをはじめ、筋トレのための様々な設備があります。

庶民向けのフィットネスジムの外観

一方、セネガルの電化率は人口の55-60%程度(注1)。

まだまだ自宅に電気の無い家庭も少なくないため、地方の村では携帯電話を充電するために、数十分離れた場所まで行く事もあります。

 

ここで思いました。

「運動を楽しみながら発電できるジムって、需要無いかな?」

と。

 

想像してみました。

 

今まで奥さんから、

「身体鍛えてないでいいから働きなさいよ!」

と言われていた男性が、もしいつものように運動をしつつ、発電ができるとなったとしたら。

もし運動で生み出した電力で、携帯電話や懐中電灯などが充電できるとしたら…。

 

私が地方を周った印象では、未電化地域にジムはあまり多くありませんでした。

ですが(だからこそ?)、フィットネスマシンに設置できる安価な発電機、もしくは発電機能付きの安価なフィットネスマシンが見つかれば、ビジネスになる可能性があると感じました。

なぜなら「楽しい事(遊び)が便利さに繋がる仕組み」だからです。

 

実際、探してみると、エアロバイクはすぐに見つかりました(現在売り切れのようですが)し、こんな自転車ペダル型発電機もありました。そして、ルワンダなどアフリカ東部でペダル型発電機による事業を展開している企業もありました(Nuru Energy)。

 

持続性や環境への配慮の観点から、再生可能エネルギーが注目されて久しいですが、設置には様々な環境条件があります(太陽光なら日照時間など)。

大規模な発電は難しいですが、環境に左右されず、かつクリーンな発電方法として、「人力」に注目してみるのも面白いと感じました。

 

以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

次回以降も、セネガルでの活動紹介、ならびに日々感じた事を記して参ります。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

JAPON COMMERCE SUARL
山田一雅

 

(注1)

The World Bank「Access to electricity (% of population)」(2017/9/14 アクセス)

では61%、

USAID「POWER AFRICA IN SENEGAL」(2017/9/14 アクセス)

では55%となっている。

アフリカのGDPのカラクリ

2017年度のタンザニアの一人当たり名目GDPは、111,751JPYであり、日本の約2.6%となっています。

(日本の2017年度、一人当たり名目GDP4,319,376JPY

参照:

http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp2.html

http://ecodb.net/country/TZ/imf_gdp2.html

1タンザニアシリング = 0.0480412JPYで計算

 

しかしながら、貿易の拠点ダルエスサラームでは、高級車が街を走り、生活レベルも先進国並みという人もいたりします。

もちろん、ごく一部の人であり、日本の平均的な生活水準には及びませんが。

 

しかしなぜ、こんなにもGDPがマクロデータ上、低く表示されるのでしょうか?

 

現地のタンザニアやザンビアの何人かの友人・知人に聞いてみました。

すると、こんな応えが返ってくることが多かったです。

 

「アフリカでは、(データとして)拾いきれていない取引が非常に多い。田舎の方だと物々交換が主流なので、お金を介した取引がなされていない。」

とか

遊牧民などは、牛がアセットだからね・・。」

とか。

 

つまり、通貨を介さない取引で生活が成り立っている地域も未だに多く、それがGDPとして反映されないため、極端に低く見える、ということの様です。

アフリカでもその国の消費地となる都会だと、この様なことはなく、基本的に通貨を介した取引がなされています。

おそらく、都会だけで一人あたりGDPを計算すれば、「日本の2.6%」という結果にはならないはずです。

 

マクロデータはあくまで目安として捉えること。

加えて、数字の裏にある背景を捉えておく必要がある。

 

そんな事例です。

キーマン二人、同時に退職…

先日平和な記事を投稿した矢先。事態は起こりました。

9月頭、重要ポストにつく三人のうち二人が国を離れる=退職することに。

 

一人はキッチンコントロールの女の子ジゼル。

ジゼルと。パンチパーマがチャームポイント

大学で農業を学び優秀な成績で卒業した彼女ですが、

いかんせん職のないルワンダであぶれていたところをゲット。

彼女には、キッチンの在庫管理や売り上げとの突き合わせ、仕込み量に合わせた食材の発注などを取り仕切ってもらっていました。

一年半、高く要望し続けましたが、とても頑張ってくれました。

イスラエルに農業を学びに留学するプログラムに受かった、とのことを7月末に伝えてくれ、8月丸々を後任の引継ぎに使えました。

あー引継ぎはある程度できたものの、彼女の退職は痛手だ…と思いながら送り出した翌日。

 

フロアリーダーのランバートくんから突如、

あさってウガンダに引っ越すことになりました…奨学金プログラムに通過した連絡がきて。昨日。」

シュッとしたさわやか青年。何頭身?

 

えええーーーー

あさってぇぇーーーー??

っていうか昨日のあさってで別の国行くーーー!?

国の奨学金プログラム、その段取りあり得なくなーい!?

でもルワンダだったら全然あり得るー残念ながら2,000%あり得るー

 

ランバートはディナータイムのフロアをほぼ一人で回していたようなもの。

とても頭が良く、最初の集団面接で注文をとるロールプレイングをした際、

正確にオーダーをとれていたのはほぼ彼のみ。

 

「えーと。レッドカレーのチキン。飲み物はセットの対象外だけどタイミルクティーで。あと単品でナゲット。あっやっぱりカレー、チキンじゃなくてベジにしてください。」

 

さぁいくらになるでしょう?

 

っていうのをやると、まぁたいていできない。

リスニングなのか理解力なのか計算力なのか、逆に発想力豊すぎなのか分かりませんが、

いやいやそれ頼んでない・・・というかそもそもメニューにない・・・といった珍回答が続きすぎて、メニューのシンプル化が決定しました。

 

とにかくお伝えしたいことは、この二人は逸材なんです。

出現率数%なんです。

不正しない。というのがアジキチの採用の第一条件ですが、

その上で計算ができる、さらに「自分で考えて動ける」能力まで備わった人はまぁ本当に見つけるの大変です。

 

その安定感たるや。

代わりが簡単に見つかるとは思えない。。。

同時にこの二人が抜けるとは・・・

三本柱の二本が抜けるとは・・・

 

でも二人とも、めったにないチャンスを勝ち取ったわけで、それ自体はとても喜ばしいことです。

不正してクビにしないといけないとか、そういう理由ではない退職も、めでたいことです。

 

だいぶローカルスタッフに任せられるようになりましたーなんて余裕かましてた矢先。

二年放置してきた息子と、そろそろ和食の夕飯でも囲む日常を送りたいなーなんて密かに思っていたのですが。

 

母の日にもらった手紙に、

「いつも ごはんとか もってきてくれて ありがとう」

って書いてありましたからね。

「つくってくれて」

じゃなくて。

私、ガパオとか持ってくる人になってる…。

まぁそうね、実際つくってるのはアラファトとかオリビエッタあたりなので、表現としてとても正確です。子どもってよく分かってますよねほんと。

 

なかなか思ったようには行かないなぁ~。

まぁでも前回の記事、書きながら普通過ぎて特に面白くないなって自分でもちょっと思ってましたから。

いいんです。

スタッフ間にも動揺が広がりつつ一旦記念撮影

 

さぁどうする!!

 

つづく

アジアンキッチン in Kigali 営業中

ご無沙汰しております…

最後のブログ更新から1年近くが経ってしまいました。

実はお店に大きな危機が訪れたりいろいろあったのですが、お店は今日も営業しています!

 

昨日のクローズ後。とあるスタッフの卒業祝いでウガリ

 

ざっくりと、その後・・・

-売上は格段に向上!

-スタッフが増えた

-メニューが増えた

-オペレーションをだいぶ現地スタッフに任せられるようになった

 

 

そう、何より一番大きいのは、スタッフの成長

危機を経て、会社もスタッフも一回り成長しました。本当に。

(別途ブログにも書きたいと思います)

実際当時はもうアジアンキッチン閉めるしかないと思っていました。

関係各所の皆さまにはご迷惑をおかけしました。

お客様はじめ周りの皆様に助けられ、スタッフが踏ん張ってくれて、今があります。

 

プライベートの方で言うと、7歳の息子は長い長い夏休みが遂に終わり、

今日から地元の学校の新学期。

Grade 2。二年生。

 

宿題のフォローとかまたできなくて学校に怒られるかな~なんて思いながらも、

今日も平和に暮らしています。

 

ルワンダに来て丸二年。

先週VISA更新に移民局に行きました。パスポートの行方含め、相変わらず音沙汰なしです。

いつもフレッシュな気持ちでいたいと思います!

 

またブログ、更新していきます!

 

大切なこと④ 誰から見ても「公平」なこと

前回、ルワンダ人スタッフのマネジメントの難しさを書きました。

実はもう一つ、ルワンダならではのポイントがあります。

 

それは、「公平」であること

 

ルワンダには主に二つの民族がいます。

長い歴史の中で、二つの民族の関係は複雑に続いており、それが最悪の結果に表出したのが1994年。

それは、突然始まりそして終わったことではありません。

(過去記事:それぞれの1994年と2016年の日常

 

日常生活では民族問題はタブーなので、どちらの民族だとか直接的に会話には出てきませんが、

うちのスタッフもよーーく見ていると、

あまり関わらない二人とか、

何かとうまく行かない組み合わせとか、

あります。

民族との関係もゼロではないでしょう。

普段はまとまり感もあり面白い人たち

普段はまとまり感もあり面白い人たち

 

なので、誰かを昇格させるときなどは、細心の注意が必要です。

「誰が見ても納得できるように評価・褒賞する」ことが大事です。

「●●だから昇格した」

「△△だから評価されている」

ということのないように、昇格のときでなくても、普段のコミュニケーションから、特に褒める際には、

どの行動がどう良かったか、その行為自体を具体的に言及するようにしています。

 

また、ポジションは様々ですが、

職業に貴賤なし、

どのポジションの人が偉いとか、上とか、そういうのは排除するように心がけています。

 

長年、支配されてきた、虐げられてきた、他方が富を独占することによって不遇に遭ってきた、

そういう思いが根底にある社会、

そして今ここに厳然と存在する格差、

長年日本で育ってきた身としては自分ごととしてはなかなか直感では入ってこないですが、

私なりに最大限想像力を使って。

 

そして、まだまだ微力ですが、いずれは、

民族とか、生まれとか、そういうのに関係なく、

努力・能力・結果自体が評価される、

頑張ったらチャンスを掴めるかもしれない、という希望が持てる、

そういう土台がある社会に貢献していけたら、と思っています。

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