言語から見る東アフリカ (1)ウガンダ

これから数回にわけて、言語の違いから見る東アフリカ諸国の政治・文化・経済について書きたいと思います。私はこれらの専門家ではないため、専門の方から見たら、突っ込みどころがあるかもしれませんが、各国でビジネスや調査をする中で、私なりに感じた違いをお伝えできたらと思います。
第一回目は私の事業拠点であるウガンダ。

ウガンダの公用語は、英語とルガンダ(ガンダ語)になります。ルガンダは、主に首都カンパラのあるセントラルと呼ばれる地域で使われる言葉です。元々、首都カンパラを含むセントラル地域を統治していた(している?)ブガンダ王国で使われていた言葉です。

ただし、このルガンダ。ウガンダ全国隅々で使える言葉ではありません。元々いくつかの王国から成り立つウガンダでは、地域により話されている言語が異なります。アチョリやニャンコレなど、地域により日常会話に使われる言葉は異なります。
全国の小学校でルガンダの勉強はするようですが、地方にいけば、ルガンダが使える人はぐっと減るようです。
以前に、中西部出身(Fort portal)の政府の役人、北部出身(Kitgum)のエンジニアと3人でカンパラ郊外の出張に行った際に、道に迷った事があります。

道端のおばちゃんに、私が調子にのってルガンダ語で聞いたところ、当然ルガンダ語で返答が帰ってきました。その際に、二人に尋ねたところ、『いや、私たちもあんまり分かってない 苦笑』と言われました。

首都カンパラでさえ、教育を受けた人でなければ、英語を理解したり、流暢に話せません。(逆にいえば、高校くらいまで出ていれば、英語でのコミュニケーション、読み書きは全く問題ない。)
もう一つの公用語であるルガンダでも、全国で通じる言葉ではないようです。。

日本のような単一言語の国にいると不思議ですが、ウガンダでは国民の多くが理解できる言語はないようです。
このことが、政治上、経済活動上に不利なのは言うまでもありません。。

※ちなみに、お隣ケニアも多くの民族・言語がありますが、スワヒリ語という共通語があり、全国津々浦々、スワヒリ語で概ねコミュニケーションが取れます。

Kampala

布を調達しにローカルマーケットへ

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今日は資材調達をしにローカルマーケットに。バッグ一つ作るにも、布(表地と裏地)、芯材、牛革、ジッパー、金具など様々な資材が必要になります。私たちはそれらをなるべくローカルマーケットで調達するようにし、持続可能なものづくりができるよう心掛けています。そんなわけで月に1-2回ローカルマーケットに行き、それらをまとめて調達する必要があるのですが、今日は資材調達の中でも、とびっきり楽しい布選びについて書きたいと思います。

カンパラ市内で最大規模のオウィノマーケットの横に、アフリカン・プリントのマーケットが広がっています。そこを訪問し、自分好みの布をセレクトするわけですが、これが至難の技!とにかくたくさんのお店が軒を連ねていますし、どのお店に入ろうかまず迷います。しかもお店の中をよくよく見てみると微妙に置いてある柄の種類が違うので、本当は全部のお店を回りたいところですが、そんなことしてたらいくら時間があっても足りません。そこで私はお気に入りのお店を3-4軒、気分が変われば別のところを覗くようにしています。

そしてお店に入ってからもまた大変!天井まで積み上がった布の山の中から、自分の好きな柄を探すわけです。。。積み重なった布からは、柄はほんの一部しか見ることができません。なので、直感的に可愛いかも!?と思ったものは全て引っ張りだして広げて見てみます。イメージしていたものと違っていたらそれを戻して、また別のものを引っ張り出します。そんなことを続けていると、店番のおばちゃんからは変な目で見られがちですが、何度か通うと顔馴染みになり、長居しても怒られません。

そんな作業を繰り返しながら、私はいつも6 yard (約5.5m)の布を20柄くらい買い付けます。1回の買付の量はそんなに多くはないですが、だいたいマーケットの布の在庫は1か月くらいでガラリと入れ替わるので、次回訪問した際に別の柄を仕入れ、なるべくたくさんの柄でバッグを作るようにしています。

ちなみに百貨店などで催事をする際には、常時50種類以上の柄のバッグからお選びいただけるようにしています。これは私と同じように、たくさんの布の中から自分のお気に入りの一つを見つける喜びと選ぶ楽しみを、お客様に擬似的に体験してもらえたらと思い、時空を超えて再現しているんです。

こういった仕掛けが功を奏し、時にはお客様を惑わせながら笑、お買い物の時間を楽しんでいただいています。

 

Chizu

ウガンダの人材採用 (3)スローライフの最先端を行く国民性

これまで、東アフリカを中心に、ウガンダ以外では、ケニア、タンザニア、エチオピア、ルワンダ、マラウイなどで仕事をしてきましたが、ウガンダ人の大きな特徴に、スローライフがあるかと思います。

”ハングリー精神”と”タフネス”

ウガンダに来て、”ハングリー精神”と”タフネス”は大きく違うのだと認識させられました。
ウガンダも貧困国なので、収入が少なく、我々からすると大変な生活をしている人は多くいます。まぁ、タフだなーといつも感心します。それは他の国でも同じ。

ただ、そういう環境にいると、特に若者などから『俺は、xxで頑張って、この環境を変えて、Bigになるんだ!』とか『私はこの村の貧しい状況を変えたい。そのためにこの活動をしているんだ!』という大きな夢を持った人に出会い、彼らは死にもの狂いで寝る間も惜しんで頑張ります。そういう姿をみて、結構勇気づけられる事もありました。

例えば、もう6年来のケニア人の友人(サンブル族というマサイ族に近いユニークな民族)などは、出会った当時は、オーナーから乗用車を借りて運転するタクシー運転手でした。

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充実した日本出張でした

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激動の日本出張も終わり、ウガンダの我が家に戻ってきました。愛娘のヒメに会えたのが何よりも嬉しい!彼女から「何で私を残して日本に行ったんだ」と散々の言われようでしたが一通り文句を聞き、お土産のホネを渡したら、飛び跳ねて喜んでおりました。よかったよかった。そして私は今、膨大な引っ越し荷物を目の前に、呆然と立ち尽くしています。。。(日本出張直前に新居に移り、荷ほどきをせず、そのまま出国してしまったのです)週末を挟むので、気長に片付け作業を行いたいと思います。

 

さて日本出張はとても充実したものとなり、来年以降の種まきもできたかなと思います。

展示会出展、メディア取材、トークイベント参加、商談。合間に旧友たちとゴハンしたり、情報交換したり、温泉に浸かったり、、、朝から晩までバタバタ動いていましたが、おかげさまで濃い時間を過ごすことができました。来春にはこれまでお取引のなかった百貨店さんで、うちの製品をご覧いただく機会が持てるかな!販売を通じて、うちのブランドやウガンダの魅力が伝わるといいなと思います。

また取材やトークイベントへの参加を通じて、事業展開や今後目指すべき方向性、経営者(の端くれ)として大切にしていること等を考えるいい機会となりました。こういうことって頭の中でモヤモヤ考えるより、人と話して引き出してもらいながら言葉にしていくという作業の方が効果的ですね。頭の中がすっきり整理されたように思います。そこでの気づきや学びを心に留めながら、前進あるのみかなーと。

引っ越しの荷物も山積み、仕事のタスクも山積みで、既に・・・という感じですが、スピード感を持って、一つひとつ対処していきたいと思います。。。

 

Chizu

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウガンダの人材採用 (2)起業家の多いウガンダ

前回は人材採用の手段や面接で起こった事などをシェアしました。

今回は、ここ数年の実体験から感じるウガンダ人の人生や仕事に対する価値観について述べたいと思います。

起業家がとても多いウガンダ

人口に占める起業家の割合が世界でも有数に多いウガンダ。色々なレポートがありますが、例えばこの記事では、起業家の占める割合が28%。二位のタイの16%を抑えて断トツの一位です。

起業家が多いというと皆さんどんなイメージを持ちますか?日本では、ハングリー精神と熱い想いをもって世の中にインパクトを出すべく、学生であれば大企業の内定を蹴ってまで起業し、若手社会人であれば輝くキャリアを飛び出して起業する。そんなイメージではないでしょうか?

では、ウガンダの起業家とはどんな人達でしょうか?
私の周りにも多くの起業家がいますが、上記のイメージとは大きくかけ離れています。

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東京インターナショナルギフトショーに出展しています

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ただいま日本に帰国し、東京ビッグサイトで行われている「東京インターナショナルギフトショー」に出展しています。こちらは公式発表によると来場者数20万人、出展ブランド2,500と、日本最大規模の雑貨・ギフト・アパレルの展示会と言われています。

時間がある時に、パーっと会場内を見て回ったところ、アフリカンプリントを使用した靴やバッグなどもちらほら見られ、バイヤーさんと話していても、「最近アフリカンプリントきてますよね〜」との発言が出てきたり、少しずつその魅力も浸透しつつあるのかなと肌感覚で感じています。

とはいえ、超独特な柄&原色使いが特徴なアフリカンプリントなので、当ブランドとしては、どうやったら日本の方が生活やファッションの中に取り入れやすくなるかを、これまでの経験を通じてバイヤーさんにご紹介しています。

来年SSもまたRICCI EVERYDAYのアイテムが広がっていくといいなーと期待しつつ、最終日の今日も頑張ります!

若干脱線しますが、最大規模の展示会ともなると、出展するブランドや会社さんも様々で。。。

隣のカジュアルリュックのメーカーさんを覗いてみたら、リテール価格3,000円で掛率45%とかで交渉されているのを耳にし。。。実際の作り手にはいったいどれくらいのお金がいくのだろうか、どんだけ大量に作ったらそんなプライシングになるんだろうかと、ファッション業界の現実を目にした気持ちに。。。

一方で、ハンドメイドやストーリー性のあるもの、デザインにエッジの効いているものなど、個性がキラリと光るブランドもたくさん出展していて、これからの世界はどちらが主流になっていくのかなーと、過渡期に今自分たちがいることを実感しながら、ぼやぼや考えた次第です。。。

 

Chizu

 

 

 

 

日本出張!展示会に出展!

TICAD6が終わって一息ついたところで(実際はウガンダ中を駆け回った後で)、日本へ出張です!

今回は来シーズンSS17の新製品のお披露目をするため展示会に出展したり、日本のメディアからの取材を受けたりと、予定もぎっしり詰まっています。

来年以降の新しい挑戦の前哨戦と言ってもいい今回の出張。

いい結果が得られるように頑張ります。

また私がいない間、ウガンダの工房やFlagship Storeを任せていける仲間がいることも本当に有難い限りです。彼女たちがいなかったら、私はこうやって自由に動くことはできないので。

彼女たちの頑張りに応えられるように、しっかり商談をまとめてきたいと思います。

 

ところで日本出張前日というのは、どうしてこんなにも忙しくなるのかと毎回思うのですが、今回は今までで最も多忙な日でした。。。

だいたい車の渋滞や相手方の遅刻・無断キャンセルなどで、仕事が進まないこと多々なウガンダですが、昨日は1日で9件のアポを完了することができました。信じられない!奇跡!(こんな予定を組む私も私ですが)

そんなわけでそろそろ搭乗です。美味しい和食が待ちきれない!

 

Chizu

私がアフリカで起業に至った経緯(前半)

2013年末に、8年半ほど勤めた起業をやめて、2014年1月に東アフリカへ移住し、半年ほどの調査をへて同年6月にウガンダで起業をしました。

学生自体には、アフリカにも起業にも社会起業にも国際開発などにも全く関心がなかった僕が、なぜ、アフリカでの起業に至ったのか、その経緯をお話したいと思います。

 

思い返せばそれは、偶然に偶然が重なり、人とのご縁が何重にも積み重なった結果生まれたものでした。元来、人付き合いが苦手な自分が(今も得意ではないですが)、たくさんの人に応援頂き、助けられて、今の事業をスタートすることが出来ました。

乗り物が好きで、エンジニアを目指していた高校・大学時代
小さい頃、私は勉強もスポーツも全然出来ない子供でしたが、算数と理科だけは好きでした。小さいころから自動車や電車、飛行機などが好きな男の子でした。そのままエンジニアになりたいと思い、大学受験では機械工学科一本で受験し、念願のエンジニアへの第一歩に踏み出しました。

早くから実践を積みたいと思った私は、大学時代には、F-SAEという学生だけでレースカーを製作し競うというアメリカ発の競技会があり、1年次からその活動に参加していました。普段の大学の講義では味わえないような実践的な経験が得られる大変有意義な場でした。

幸か不幸か、その実践的な場に居続けたことで、大学3年生になるの頃には、自分がエンジニアとしては向いていない。そして、一生かけて自分が追い求めるものではないのかもしれないと気づくようになっていました。

当初は大学院に行って研究を続けるつもりでしたが、エンジニア以外の道も探り、就職活動をした結果、より幅広く色々なことを学びたいと思い、紆余曲折を経て、外資系のコンサルティング会社に就職することになりました。

当時、英語は全く出来なかったのですが(大学卒業時のTOEICは400点台)、将来は海外を飛び回る仕事がしたいというのもあり、2005年に外資系コンサルティング会社に就職しました。

入社後は、当初想定した以上に様々な業界の事、ビジネスの事を幅広く経験させて頂き、非常に有意義な日々を過ごしていました。

 

 

大きな怪我がアフリカへと繋がった
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TICAD6に参加して

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今ケニアから戻るフライト待ちです。

今回TICAD6に参加する機会を得ることができたので(うちのブランドRICCI EVERYDAYとしての参加ではありませんでしたが)、自分の事業のことは後でまとめるとして、まずはTICAD6について書きたいと思います。

TICAD6が行われたKICC周辺は日本人で溢れ、ここはまるで東京のどこかかと錯覚してしまうほど。かつてこんなにも日本人が一度にアフリカ大陸を訪問したことなんてないんじゃないでしょうか。各国のHead of Statesも集まり、KICC周辺は異様な空気を放っていました。

ミーハーな私は、南アのズマ大統領とリベリアのサーリーフ大統領を生で見れた時は心が躍りました。肝心のウガンダのムセベニ大統領は見ることはできず。。。またウガンダに戻ったらどこかで会えることでしょう笑。

ところでTICAD6は本会議・展示会・サイドイベントと大きく3つの構成に分けられます。

本会議に入るには、通称赤パスと呼ばれるハイパーセキュリーゾーン用の通過証を持っていないと入れないので、何が話されたのかはustreamやpublic viewing、あとはニュースなどで確認していました。

私が行ったのは展示会とサイドイベント。

特に展示会は計100社を超える日本企業が出展し、アフリカ大陸で実施中もしくは今後実施予定のビジネスについてプレゼンし、大いに盛り上がっていました。ウガンダではなかなか日本企業の名前を聞くことはないのですが(市場規模が小さいので、日本企業も進出先と選ばない涙)、こんなにもたくさんの企業がこの大陸でビジネスをしているとは!次回ナイロビに来た際は、きちんと市場調査してみたいと思います。

アフリカビジネスのチャンスについてはABPの梅本さんの記事が参考になるかと。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/250027/082500005/

梅本さん自身が足で稼いで得た情報が満載です。

うちも微力ながら、ウガンダでの雇用創出や技術移転、輸出振興に貢献していければと改めて思った次第です。リスクをきちんと把握し計算しながら、地道に、でも確実に事業を大きくしていきたいです。

ちなみに展示ブースには友人もチラホラおり、さながら同窓会のようでした笑。世界は狭い。

Chizu

 

初めまして!Rebeccakello Ltd代表の仲本です。

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初めまして。Rebeccakello.Ltd代表の仲本千津です。今回日本Africa起業支援イニシアチブに参加しています。これからよろしくお願いいたします。

 

私はカラフルでプレイフルなアフリカン・プリントを使用したバッグやトラベルグッズを販売するブランド、RICCI EVERYDAYをディレクションしています。ウガンダ共和国カンパラ市に直営工房を持ち、現在5人の女性たちを雇用し、ものづくりを行っています。

 

また今月上旬には、カンパラ市にある外国人が足繁く通うカフェの中に、小さなお店をオープンしました。当ブランドの製品だけでなく、シアバターやブランケット、アクセサリーなど、ウガンダのクリエイターたちによるハンドメイド製品を取り揃えています。ウガンダにいらした際には、ぜひお越しくださいませ。

 

今後は私がこの事業を始めた背景や、ブランドのこと、製品のこと、ウガンダのことなどをこちらでご紹介できればと思います。

 

ブランドのアップデートについては以下SNSをご覧ください!

FB Page:https://www.facebook.com/ricci.everyday/

Instagram:@riccieveryday

 

 

どうぞ宜しくお願いします。

 

Chizu

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