行政規制と実態経済活動のズレ

明けましておめでとうございます。

ここ一か月で起こった出来事の中で、少し考えるところがあり、投稿致します。
(これは私の事業をしているウガンダの例ですが、日本でもどこでもレベルの差はあれ、起こっている事だと思います。)

 

抜き打ちの行政検査

まずは事の経緯から。
昨年12月初め(1か月前)に、突然オフィスに行政機関の職員と警察官が8名ほど抜き打ちの検査にきました。(いわゆるガサ入れです)

 

最初は何がなんだかわからずでした。
こちらは昼食時だった事もあり、せめて食事後に対応したい旨を伝えても、強引にオフィス内に入ろうとします。
そのまま、土足で上がるので、土足禁止な旨を伝えましたが、高圧的な態度で無視しようとします。
※弊社は土足禁止でオフィス内へはスリッパに脱ぎ変えて入るようにしています。
さすがに、ウガンダといえど、土足禁止な私的施設に拒否されたにも関わらず入るのは大変失礼だと思います。

 

1時間ほどのやり取りがあり、理解したのは、『弊社が行政機関の発行する国内郵便・宅配サービスの許可認定業者ではない。』という理由でした。

 

この許可認定の存在は当然知っていて、事業を始める前(2016年)に一度当該行政機関の職員に相談していました。
その際には、ビジネスモデルや事業規模から該当しない。との説明を受けていました。
(本許可認定は、全国で郵便サービスなどをする場合に行うもの。との事)

 

今回のガサ入れ時にも、2016年の事を説明したのですが、聞いてもらえず、結果として、営業停止命令(執行猶予1か月)の処分を言い渡されました。

 

『年明け1月4日に出頭する事。それまで事業は続けられるが、それまでに対処しなければ、営業停止となる。』のような内容です。

 

そこから、様々な方にサポート頂き、監督行政機関、警察、弁護士、同業者などと話していく中で、実態が見えてきました。

 

2017年11月に、違法業者摘発強化の指導があり、それに基づき、片っ端から検挙しているとの事です。

12月中旬には、新聞に違法業者を摘発している旨の記事が出て、20程度の業者の名前が上げられました。弊社の名前もそこで出ました。
(当然ですが、違法かどうかの判断がついていない段階で、違法業者として公表する事は侵害です。公表後に、行政機関の弁護士にも伝えましたが、当然聞き入れてはくれませんでした。)

 

まずは、競合や元従業員の嫉妬や妬みによるリーク(タレこみ)ではなかった事にまずは一安心です。

結果として、2018年早々に、許可認定の申請書を作成し提出すること。
また、過去分について、過年度訴求やペナルティなどはなく、営業を継続できる事になりました。

実態にそぐわない行政規制

ここで、本題の『行政規制と実態経済活動のズレ』になります。

この許可証は元々、全国(または国外)へ大規模に配送する宅配業者向けのものです。
弊社のような小規模なバイク便やメッセンジャーを想定していません。
(日本でいう、ヤマトや佐川、DHLのような業者)

 

そのため、許可認定の要件もバイク便や中小企業の実態とは離れた内容になっています。
(詳細は割愛しますが、保険関係や設備関係、配送地域などなど)

 

国の経済発展を考えた場合でも、業者を許可認定し、その流れを徹底させる事は重要な事だと思います。
違法業者がインフォーマルセクターで活動している事で、経済発展を停滞させている例は多々あります。(小売店、レストランなどなど)

 

一方で、過度な行政規制、実態とは離れた規制が経済活動やイノベーションを阻害する事も多々あります。

 

市民生活へ貢献する行政ルールへ

1月4日木曜日、指定された時刻に出頭してきました。

12月中に、行政機関の担当者や責任者の方と数度打ち合わせしていた事もあり、特に問題はなく、今後許可認定を受ける事でこれまで通りの営業活動を行える事になりました。

 

一方で、現在の許可認定の要件が実態にそぐわない旨は、担当責任者および行政機関の弁護士の方を交えて、意見してきました。

多くの場合、行政機関の対応は非常に高圧的で、論理的な説明以前に、話を打ち切り、こちらの意見を聞き入れる事はないのですが、今回は、真摯に対応頂きました。

こちらの実態を最後まで聞いてくれた上で、
・現実にそぐわない要件については、商業実態(や顧客ニーズ)を踏まえて柔軟に対応する
・(口約束とはいえ、)今後、評議会で検討する。
・認定業者となれば、評議会メンバーにもなるので、ぜひ、そこで意見をしてほしい。
旨の回答を得ました。

 

本件について、ゴタゴタはありましたし、繁忙期の12月シーズンへの影響は大きかったですが、基本的には前向きに捉えています。
許可認定の存在、認定の強化自体は、経済発展、ウガンダ国民の生活向上に繋がり大切な事ですし、

一業者としても、(きちんと運用されれば)未認可業者への差別化にもなり得ます。
(ここを未認可業者が担当者への賄賂などで逃げてしまうと問題なのですが。。許可認定自体は結構なコストがかかります。)

今後、許可認定を受ける事ができましたら、現実にそぐわない部分は、一業者として進言し、宅配業界やウガンダ社会の貢献に繋がればと思っています。

開発が進むNtinda

私のオフィス兼自宅のあるエリアは、カンパラ市の中心から少し離れたNtindaという地域にあります。
正確にはNtindaのさらに外れ、Kiwatuleとの間にあります。
Ntindaはンティンダと読みます。

 

カンパラの中心は環状線になっており、一番大きな環状線で、Old town、Wandegeya、Nakawa、そしてNtindaを四隅とした環状線になっています。
(最近では、環状線の外にMuyenga、Bugolobiなど高級住宅街も出来ているので、一概には言えませんが)

 

私がNtinda地域に引っ越し住み始めたのは今から2年弱前となります。
その頃は、ローカルな低収入エリアと富裕層が住むエリアが混在しておりました。

 

しかし、ここ1-2年で急速な開発が進んでいます。Ntindaの先に、多くの新興住宅街が開発されています。
感覚ですが、Ntindaの北にあるKisasi地域、東にあるKiwatule,Najjeraなどの人口が急速に増加しています。

 

そのため、Ntindaの道路の渋滞はカンパラでも有数の混雑エリアになっています。
例えば、日曜の夜12時でも、渋滞しており、1キロ進むのに20分近くかかる事もあります。
幸い、私はバイクタクシー中心に移動しているため、渋滞の被害は受けていませんが、深夜にマタツ(乗り合いバス)やタクシーなどで戻る場合は渋滞にはまります。

 

さて、私はそんなNtindaの幹線道路沿いに住んでいるのですが、弊社の目の前に立て続けにお店がオープンしています。

これまで、弊社の隣は、中級以下のビジネスホテル(一泊2500円くらい)がありました。

 

2か月ほど前に、家の向かいあたりにローカルだけど少し洒落たパン屋さんが出来ました。

 

さらに1-2週間ほど前に、その隣におしゃれなカフェが出来ました。
これまで、オフィス周辺で打ち合わせをするには、隣のホテルのレストラン、ローカルなファストフードの店くらいしかなったのですが、比較的オシャレなカフェが出来ました。

 

 

さらに、本日、カフェの隣に、中規模のスーパーがオープンしました!

 

 

このスーパー、比較的規模もあり、よいのですが、荷物置き場がオープンなのです。。そこが難点。
ウガンダのスーパーでは、セキュリティや万引き防止を理由に、バッグなどは入り口で預ける事になっています。通常は、入り口にカウンターがあり、荷物は裏側で保管され、タグと交換します。

しかし、このスーパー、預け場所がむき出し。これ、誰かが間違って(意図的に)荷物を持っていくでしょう。。


改善してほしい旨、伝えましたが、時間かかるでしょうねー。。

渋滞は困りますが、オフィス周辺の環境が便利になっていくのは、良い事です。

カンパラに名創優品(MINISO)出店予定

みなさま、名創優品(MINISO)を知っていますでしょうか?

http://www.miniso.jp/

 

日本にも店舗があるので、知っている人も多いかもしれません。日本の店舗はここ数年で出来たようです。恥ずかしながら、私は2013年頃から日本にほとんど滞在していない事もあり、知りませんでした。

数日前、友人のFacebookの投稿で、名創優品がカンパラに店舗を出店する事を知りました。

日本人デザイナーによるブランドと銘打っているのに知らなかったので、調べてみたところ、凄い事が起きているのではないかと思い、本投稿をする事にしました。

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久しぶりのKikubo Market

日本からのゲストの案内もかねて、久しぶりにKikubo Marketに行ってきました。
Kikubo Marketはウガンダの地方物流の要所。

いまだにTraditional trade(個人商店への流通。キオスクなど)が主流であり、
特に地方はそれが5%以上となっています。
Traditional tradeの要所です。

非常に混みあっており、スリなどもいるため気を遣う事もあり、最近は数か月に一度訪れる程度になっていました。
(以前、物流業を始める前は、ここで調査、営業もしていたので、週に数回は訪れていました。)

土曜日にも関わらず、相変わらず凄い人。
非常に狭い通りに、強引に大型トラックが入り込みます。

 

(Kikuboの中を強引に入るトラックを後ろから撮影)

 

色んな店があり、専門店もあります。

鍋だけ専門で売る店なども連ねています。


(写真は、鍋専門店の一つ)
また、Kikuboの周辺には大きな建物があり、中は一坪程度の小さい店が乱立しています。(昔の秋葉原の電気街やラジオ会館などと似ているかもしれません。)

大きな建物同士で通路が勝手に出来上がり、生き物のように導線がつながっていきます。

 


(この写真、通りのように見えますが、建物と建物の間です。左が建物の3階、右が2階だったと思います)

非常に活気があり、商人のエネルギーを感じる場所ですが、買物するには便利な場所とは言えません。
何度も通うと、買う場所が分かってくるのですが、
渋滞の激しいダウンタウンの中心街にあり、この地域に行くだけでも大変。
さらに、このエリアに足を踏み入れた後も、目的地までたどり着くのに人込みをかき分けてすすみます。
相場を知るため、複数の店に聞きながら確かめます。
そして、偽物も多いです。(セキュリティ用品や携帯などは特に)

歴史を見れば、経済発展の家庭で、Traditional tradeがModern Tradeに徐々に変化する過程で、こういう商域もどんどん減少するでしょう。

 

 

では、先進国や現在の新興国が歩んだような、いわゆる大型スーパーによる流通になるのか?なるべきなのか?

 

世界的にも新しい、持続可能性の高い新たな流通が生まれる可能性があるのか?

そこがアフリカの楽しみの一つなのかもしれません。

明瞭な価格設定

今週、簡易な宅配価格の検索システムをWEBサイトにオープンさせました。

www.couriemate.com/quote

 

目的地や距離、重量などを入力すると、その場で宅配料が表示され注文できるシステムとなります。

まだ、トライアル段階で簡易なものとなりますが、これで顧客の反応を見たいと思います。

 

なぜ、検索システムを作ったのか

ウガンダで商売をしていて困るのが、決まった価格がない場合が多い事です。(定価がない)

スーパーマーケットで買えば、値札の価格でレシートも出ます。

ローカルマーケットや商店で買った場合、定価もなく、仮に領収書が出ても当てになりません。

 

宅配サービスについても同様です。

 

国際郵便であれば、ある程度の価格表はあります。

ただ、EMSについてはウガンダポスト(郵便局)が運営していますが、価格表が複数存在しています。

 

国内の配送になると、価格表はありません。

 

さらに、多くの宅配業者は、こちらから電話で問い合わせても料金を教えてくれません。

 

よくあるのが

『いいから、オフィスに来なさい。そこで価格を伝えるから。』

いやいや、まずは価格帯だけでも条件だけでも知りたい。といっても

 

『オフィスに来なさい。』ブチ。っと電話が切れます。

 

実際にオフィスに行っても、価格は担当者やタイミングによって変動します。

 

もちろん、会社によっては社内の価格表を持っている事も多いですが、担当者の裁量?もあり、大きく変わります。

(例えば、5キロのものを3キロと称して、会社と顧客からお金を得る)

 

価格の透明性がない事は、売り手企業にも買い手企業にも問題を起こします。

売り手に対しては、内部の従業員の不正や横領の機会を与えます。

 

買い手に対しては、価格を得る事自体が面倒という面に加えて、

買物を頼んだ従業員が支払価格を誤魔化す機会を与えます。

 

定価も証明するレシートも無い(あっても信用性が低い)ため、一部をポケットに入れる事になります。

 

自分達で仕事をする中で、透明性のない価格を無くしたい。という思いもあり、検索システムを作ってみました。

支援先に選定頂きありがとうございます。

CourieMate代表の伊藤です。
「第二回日本Africa起業支援イニシアチブ」の支援先として選定頂けたこと嬉しく思います。

改めて簡単な自己紹介と事業紹介をいたします。
2014年に起業し、4年弱となります。当初は人材育成事業をメインにしておりましたが、昨年6月より宅配事業を行っています。
起業前は、新卒から9年弱ほど、コンサルティング会社でコンサルタントとして働いておりました。当時、企業ボランティア制度を活用したところ、たまたまケニアのマサイ族の村で組織改革のボランティアをしたのがアフリカに携わるきっかけでした。

(マサイでボランティアしていた時の写真)
その後、本業のコンサルタントとしてアフリカで働く経験もしながら、2013年末に退職し、起業に至ります。

 

宅配事業とは?

一般的な個人客のC2Cの宅配に加え、国内外で20社程度の法人顧客がおります。国外のお客さんの多くは通販やオンラインショッピングのお店で、彼らのウガンダ国内でのラストマイルデリバリーを担っています。
USA、UK、UAE、ロシア、ポーランド、フィリピン、ケニア、ナイジェリアなど世界中の方の配送をしています。

www.couriemate.com

 

バイク便サービスは、現地企業も提供しており競合も多いのですが、一方で、サービスの品質にバラツキがあり、本当に必要な配送サービスが提供できていない事から、潜在的な配送ニーズの多くが満たされていませn。
CourieMateでは、現金代引き、返品対応など、人がやりたがらない部分で付加価値を付ける事で、ニーズにリーチするようサービスを設計・提案しております。
今年初めから、食材デリバリー、オンラインショッピング運営、DM(ダイレクトマーケティング)ソリューションの提供など、宅配に関連したサービスも徐々に行っております。

また、新たな配送手段として、今年の5月より低温物流(コールドチェーン)のサービスを準備しています。
現在は、トライアルでケニアの乳業加工メーカーの商品のカンパラ市内の配送を行っています。
来年には本格的なサービスとして展開できるように考えています。

CourieMateの理念は『誰もが、安心して便利にいつでもモノを送れる社会の実現に寄与する。』です。
物流とは社会の血液循環であり、モノの流れをスムーズにする役割を担います。
アフリカの土地から持続可能な社会に沿う新たな物流の形を模索したいと考えています。

 

なぜ、コールドチェーン配送なのか?

ウガンダの高い成長率を背景に、中間層の伸びが期待されている中、整備が行われていないコールドチェーン物流。背景には、高い初期投資コスト、国内での冷凍車、冷蔵・冷凍施設の整備・修理が困難な事、スペアパーツの入手が困難な事、停電が多く電源供給が不安定な事など、様々な課題があり、コールドチェーンは普及していません。

未整備なコールドチェーンは、40%を超える食糧廃棄の無駄、廃棄の無駄からの小農家の収入を抑えるだけでなく、年間130万人以上の深刻な食中毒被害を出しています。
また、地方へのワクチン輸送も困難で、せっかく輸送したワクチンも杜撰な温度管理から廃棄される事も少なくありません。

インフラ未整備な土地では、既存のグローバルスタンダードな冷凍車によるコールドチェーン物流は高コストで整備維持も容易ではありません。
高性能な保冷ボックスなどを組み合わせて、ウガンダのようなインフラ未整備な国に沿ったコールドチェーン物流を考えています。既存のコールドチェーン配送と比較して、大幅な初期投資・運用コストの削減(50~70%以上の削減)、柔軟性の高い配送(温度混載、サイズ混載)、そして一般貨物トラックの荷台のスペース貸による配送、50%以上のCO2排出を削減した輸送が実現可能だと思っています。
まずはウガンダでのパイロットを起ち上げモデルを作り上げる。その後、東アフリカ、アフリカ、南米や東南アジアなど、今後コールドチェーン需要が伸びる国々へ展開し、持続可能性の高い低温輸送手段として世界のスタンダートにしていきたいと考えています。

 

なぜアフリカなのか?

4年前に起業するきっかけであり、当初から変わっていない目標があります。
『 アフリカ発の世界に共通する持続可能性のあるプラットフォーム/エコシステムを構築。その仕組みを世界に輸出している事。』を実現する事です。

私自身は、ポジティブにいけば、今後20-30年で世界は既存の資本主義(大規模バリューチェーン・大量消費)の仕組みとは大きく異なる方向に動くと捉えています。
それは地産地消、コミュニティ、ボトムアップをキーワードにした、世界。既存の資本主義を追い求めるのではなく、単なる原点回帰(伝統的な生き方への回帰)という非現実な社会ではなく、”今は見えていない”次の経済・社会・政治の在り方を模索していく事だと思っています。
その最先端がアフリカで起こるとの確信からアフリカにいる事は、アフリカで起業して4年弱経った今でも変わりません。辺境から生まれたイノベーションが、地球全体の持続可能性の低いレガシーシステムを変えると思っています。

インターンの悩み

インターンまいまいによる、第2回目の投稿です。どうやら、女性の大半が嫌いなアイツとの戦いが、ここウガンダでも繰り広げられているようです(ちなみに写真と本文は全く関係がありませんのでご注意を)。普段の真面目な顔して仕事をスピーディーにこなす彼女とはちょっと違った一面が見れて、わたし的にはツボでした笑。

どうぞご覧ください!

 

*****

皆さん、こんにちは!

インターンのまいまいです。今回は、現在2ヶ月間ウガンダに滞在している私が、ずっと悩まされている事について書きたいと思います。

 

RICCIの工房がある首都カンパラに来る前に、ウガンダの北部にあるグルという町に1ヶ月ほど滞在していました。そこでは、小さなゲストハウスに泊まっていたのですが、私の悩みはここから始まりました。

私の泊まっていた部屋は、トイレ・バス付きの6畳ほどのお部屋。グルはマラリアに感染する確率が高いと言われているので、部屋の窓は全て完璧に締め切ることができるようになっています。(実際は隙間だらけの部屋も多く、自分でタオルやテッシュを詰めて塞いでました)

トイレとバスに扉があるとはいえ、同じ部屋の中にあるので、お風呂あがりはどうしても湿気が部屋にこもります。マラリア原虫を持つ蚊は夜に活動するということで、夜は窓も開けられない。隙間も全てタオルなどで塞いでいるので完全に密閉状態。

また、洗濯機なんてないので、毎日夜に服を洗濯し、それを自分の部屋に干していたため、プラスで湿気!湿気ムンムンな部屋のできあがりです。そんな湿気の多い部屋、彼らが黙っているわけがありません。

 

 

そうです、ゴキブリです( ;  ; )

 

 

ある日の朝、床でベビーゴキブリを見かけました。もちろん、踏み潰しました。すると、何分後かにそれよりもちょっと大きくなったゴキブリ(子キブリと名付けます)もでてきました。踏み潰しました。その夜、お風呂からあがるとママゴキブリと子キブリが床をはっていました。さすがにママはでかいので踏み潰せずホテルのスタッフを呼びました。

 

 

なにかおかしいぞ、とここで思い始めた私、、、

 

次の日も次の日も出てくる出てくるゴキブリ、、、

 

これは、この部屋で繁殖してるに違いない!!!

 

 

怖くなった私は、当時インターンでお世話になっていた会社のウガンダ人に相談することに。すると、めちゃめちゃゴキブリに効くらしい殺虫剤を教えてくれたので、早速その夜使ってみました。粉末タイプの殺虫剤を、部屋の四隅にふりまいて、就寝。

朝起きると、大量のゴキブリの死体、その数約30匹が床やトイレや机の上にまで!!!

 

あの光景は忘れられません。この世の終わりのようでした。

 

大量殺ゴキブリの後も、続けて出てくるゴキブリに降参し、部屋を変えてもらうことで一件落着かと思いきや、またもや出てくるゴキブリ。夜は早く寝、朝はゆっくり起き、ゴキブリに会わないようにする生活を始めなんとか乗り切りました。

グルからカンパラに移ってからも、やはり時々ゴキブリがでます。

ちなみに、グルのゴキブリは日本のチャバネゴキブリほどの大きさでしたが、カンパラの家にでてくるゴキブリはありえないほどでかい。3倍はあるのではないでしょうか!?というでかさです。動きはゆっくりなので殺しやすいのですが、そういう問題じゃないというレベルの大きさです。

ウガンダ人によると、今(雨季)はゴキブリのシーズンだからしょうがないと言われました。ゴキブリにシーズンなんてあったのですね。ならばこのシーズンが一番嫌いです( ;  ; )

今まで虫はそこまで嫌いではなかったのですが、ウガンダに来て大嫌いになってしまった、私のトラウマ体験でした。

 

(写真はゴキブリとは全く関係なく、先日工房のスタッフと食べたパパイヤです。やはり、ウガンダ人のスタッフみんな剥くのが上手!ぱぱっと剥いてしまう早業に感心でした。)

アフリカのモバイル事情 〜タンザニア・ウガンダ・ザンビア〜

アフリカでは、爆発的なモバイル浸透による情報革命が起こっています。
総務省が2015年7月28日に発表した最新版の【情報通信白書】(【発表リリース:平成27年「情報通信に関する現状報告」(平成27年版情報通信白書)の公表】)を参照すると、アフリカの携帯電話事情が把握できるいくつかのデータがあります。

上記によれば、2014年末時点で携帯電話加入者数は9億人近く。
人口が約12億人なので、単純計算で、実にアフリカ全体の7割以上の人がモバイルを保有している、または利用していることになります。
(1人当たり数台保有しているケースは考慮していませんが)
 
2014年時点でこの数字なので、2017年の現在は確実に増加しているはずです。
 
東アフリカの経済大国であるケニアでは、2015年6月末時点での携帯電話加入者数は約3,611万、普及率は約84%という統計データもあります。
総務省データ参照
 
今回は、そんなモバイル大陸アフリカの実情の一端をご紹介します。
 
 
まず、何と言っても、キャリアは中国系が主流です。
中国系の代表的なモバイルキャリアとしては、「TECHNO Mobile」、「itel mobile」(Techno Mobile傘下)、「Huawei」があります。


 
これらのキャリアの特徴なんと言っても、価格競争力の高さ
アフリカ市場におけるtoC向けでのKSFは、まだまだ何と言っても価格です。
もちろん、耐久性と価格の両面で判断されるコスパは重要です。
が、購買力の無い低所得者層(ほとんどこの層)に限っては、「価格が安いものを買う」という購買傾向があると言えます。
 
あくまで1サンプルの参考価格ですが、中国系の代表的なモバイルキャリア各社のスマホが、タンザニアのダルエスサラームで販売されていた価格としては、
 
TECHNO mobile:スマホが9,000~18,000JPY
itel mobile:スマホが20,000JPYくらい
Huawei:スマホが13,000~31,000JPY(Y5Ⅱ:13,000JPY、Y6Pro:17,000JPY、GR5:26,000JPY、P9 lite:31,000JPY)

※2017年8月時
 
といった価格レンジでした。

 
同様にウガンダでも、モバイルの価格はタンザニアとあまり差異無しでした。
 
※実際に販売されていた参考価格
HUAWEI P9 Liteが31,000JPY位(ダルとほぼ同じ)
Techno Mobile L8 Liteで10,000JPY位
 
 
これに対し、韓国勢のキャリアである「SUMSUNG」「LG」も、高級路線として存在感があります。

 
現地で売られているモバイル端末メーカーは、下記の通り。
Sumsung:スマホが16,000~55,000JPY
LG:スマホが15,000~45,000JPY
 
 
香港のTCLコミュニケーションが展開するブランド「alcatel」も、アフリカで存在感のあるキャリアです。
こちらのalcatel、ダルエスサラームではかなりの低価格帯で売られていました。
スマホが3,500~8,000円、ガラケーに至っては1400円

 
上記に加え、インド系のAirtelもいます。
こちらはザンビアのルサカのザンビア本社。

 
 
残念ながら、日本のキャリアのスマホ(SonyのXperia、シャープのAQUOS、VAIOなど)はほとんど見当たらず。
中古スマホショップでたまに見かけるくらいでした。
欧州系のキャリア(ドイツのT-Mobileなど)も、同様。
 
日本のキャリアの新星、プラスワン・マーケティングの展開する「FREETEL」(佐々木希さんのCMでおなじみ)がアフリカ(南アフリカ、エジプト)や中東に進出されているので、今後のご活躍が期待されます。
※参考:https://asia.nikkei.com/Business/Companies/Big-global-expansion-in-works-for-Freetel-budget-smartphones
 
ちなみにiPhoneは、その高価格帯から仕入れが限定的で流通量が極めて少ないため、一部の専門店(Apple公式ショップなど)でかなりの高価格で売られています。
街中でiPhonを取り出して使用していると、スリの標的にされやすい様なので、ご注意を。
(私も念のため、初めての渡航前にiPhoneからHuaweiに変えました)
 
以上、アフリカのモバイルに関する実情の一端をご紹介しました。
産業構造や問題点、日本の進出機会などについては、また別途書かせて頂こうと思っております。
 
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アフリカのスーパー事情 〜タンザニア・ウガンダ・ザンビア〜

海外に行った際、現地のスーパーを大中いくつか回れば、その国・その場所の生活水準や需要の特徴・トレンドがぼんやりと見えてきます。
今回は、アフリカ数カ国を渡航した際に発見したことや経験したことをご紹介します。
 
アフリカのスーパーは、初めて行く方は必ず驚かれる位、普通に綺麗です。
少なくとも、私の滞在経験のあるタンザニア・ウガンダ・ザンビアにおいては先進国のスーパーと比較して遜色ないレベルで綺麗です。
 
スーパーと一言で言っても、食品小売りの業態にはいくつか種類があります。
一つ目は、非常に大きく家電や衣料品、小型農機具など幅広く取扱う「ハイパーマーケット」
仏Carrefourや米Costcoなどが有名ですが、アフリカでは南アフリカの「Shoplite」ケニアの「Tuskys」などがメジャーです。
次に、食料品に加え衣料品なども少量で扱う中堅スーパー。「Budget Mart」などが知られるところ。
最後に、アフリカに無数にある個人商店「キオスク」
 
なお、上記の3つの販売チャネル以外にも、アフリカにはネットワークビジネス的に行商や手売りで販売をする人達が非常にたくさんおり、渋滞を利用して手売りする「渋滞ビジネス」みたいなスタイルが成り立っています。
レストランの席に座っている時に来た、手売りの一こま。

 
今回ご紹介するのは、主にハイパーマーケットです。
 
こちらの写真の様に、店内は整理整頓され、
タンザニア・ウガンダ・ザンビアの順にご紹介していきます。
 
 
タンザニア
 
ハイパーマーケットの「CITY MALL」の外観。

 
店内はこんな感じで、先進国のスーパー同様に商品が綺麗に陳列され、商品ラインナップも充実しています。


 
穀物類は量り売り。

 
タンザニアの名産、コーヒーや紅茶。


 
簡単なカー用品も売られています。


 
同施設内に入っているメイクアップショップ。

コスメアイテムが販売されており、それらを使用して店内でメイクアップしてもらえるサービスを提供しています。
平日の午前中にも関わらず、店内には女性客2人が。
アフリカの女性の美容への関心の高さが伺えます。
 
 
ウガンダ
 
カンパラのルゴゴ地区にある「Lugogo Mall」。

 
南アフリカの大型小売チェーンである「SHOPLITE」が入っています。

 
店内の食料品。果物が豊富。


 
ティラピアやイワシ、タコなども売られています。

 
生活雑貨や文房具の品揃えも非常に良いです。


 
加工食料品。南アフリカ産かケニア産がメインです(ここについては、課題として後述します)。


 
タンザニアのスーパーと同じく簡単なカー用品なども売られています。


 
日本からは電動工具のリョービの製品が売られています。

 
 
ザンビア
 
南アフリカの大型小売チェーンである「Pick n Pay」。

 
Jeepの新車ディーラーが入居する計画となっている様でした。

新車需要も徐々に出て来ている様です。
こちら、施設内に展示されていた新車FIATのピックアップトラック。


 
アップル純正品のみを取り扱うお店。

 
こちらはソニー純正品のみを取り扱うお店。

 
最近破産申請したことで話題のToysRus、BabiesRus。


実際、お客さんは私達を除いて1人くらいでした。
ベビーカーが3万円くらいで売っていたので、あれを購入出来る層はごく一部でしょう。
現地に居住している人に聴けば、外国人(長期出張者である中国人、欧州・中東系、一部日本人)やごく一部の現地の方(大企業や政府関係者など)のみ購入出来る、とのこと。
 
オーストラリアの巨大小売り「WOOLWORTHS」。

 
アフリカの伝統的な模様が施された衣装を販売するブティック。

 
視力低下が進むアフリカ人に需要が出始めている、メガネ屋さん。

 
施設内の巨大チェス版。アフリカらしい遊び心。

 
 
・・・と、こんな感じで綺麗で品揃えも申し分ないです。
そして、こういったハイパーマーケットは都市部にどんどん建っています
(ケニアやヨーロッパ、中国などの銀行の資本が入っています。)
 
 
ただし、問題点もあります。
まず1つは、自国産の商品は非常に限定的であり、南アフリカ産またはケニア産、または中国・中東・インド・欧州系の商品がほとんどである、という点です。
 
例えば、ザンビアは南アフリカのマーケットとなっています。
また、タンザニアやウガンダにおいても、ケニアや南アフリカのマーケットになっているのが現状です。
 
自国産の商品、特に食品の加工品を自国内で地産地消していくために必要なもの。
それは、先日ご紹介した産業用機械です。
http://entre-africa.jp/yo_murofushi/4356.html
 
日本から中古でまだまだ現役の産業用機械を向こうにナレッジごと輸出し、産業化に役立ててもらう。
この仕組みが構築出来れば、ケニアや南アといった大国以外のアフリカ各国が産業確率して自立していくのに大きく寄与すると思うのです。
加えて、日本の高齢技術者知見の活用・生きがい創出および資源の有効活用にも繋がります。
 
もう一つ問題点として、ショッピングモールを建てたはいいものの、家賃が高すぎてテナントが埋まらない、または埋まってもすぐに出て行ってしまうこと。
実際、ウガンダの「Forest Mall」は空きテナントばかりで、建物自体が廃墟みたくなってしまっています。

 
投資熱が高まっているのは前向きに捉えたいところですが、無理のない投資回収計画を作成し、入居企業がある程度見えたところで投資実施する姿勢も今後は必要。
 
 
・・・少し話しが逸れてしまいました。
アフリカのスーパーで売られる、日本の製品はどうでしょう?
タンザニア・ダルエスサラームで、キッコーマンさんの醤油が販売されていました。

 
1本、18,000Tsh(タンザニアシリング)=約900円。日本だと、300円以下で購入出来ます。
販売数の問題からこの価格となるのでしょうが、日本食を提供する業務用であればもっとロットがはけるので単価が抑えられるはず。
 
照り焼きが人気なこともあり、それに使う用のめんつゆとかは売れる気がしますが、実際はどうなのでしょう。
このあたり、テストマーケティングで是非取り扱いたいところ。
 
以上、簡単ですが、アフリカのスーパー事情の一端をご紹介しました。
And Africaでは、テストマーケティング事業を通じて、必要なものが適正な価格で提供される市場の形成に、貢献していきます。

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