荷物受取りボックス事業の可能性

以前、現地にハコを作りたい、という話について触れさせて頂きました。
http://entre-africa.jp/yo_murofushi/4201.html
 
また、私がやろうとしているテストマーケティング事業についてもお話させて頂きました。
(始めた経緯)http://entre-africa.jp/yo_murofushi/3375.html
(ビジネスモデル)http://entre-africa.jp/yo_murofushi/4379.html
 
この2点は、つまり。
バーチャル(弊社EC+現地EC)+リアル(現地のディストリビューターによる草の根的な営業活動+店舗による販売)の両輪で商材の需要を図ろう、ということです。
 
そして、購入があった際は、どういったチャネルを経由して購入に至ったか?を把握出来る様にします。
いわゆる「カスタマージャーニー」です。
 
今回は、現地でハコを作る構想に加え、現地で「荷物受取りボックス事業」の展開についての構想についてお話します。
 
私のテストマーケティング事業は、最初は、主に「toB」に営業展開していくつもりです。
つまり、現地ディストリビューターがサンプル商材を抱えて向かう先は「(現地の個人ではなく)現地の企業」ということです。
 
この決断の戦略的な理由としては、
・日本の商材がアフリカまでシッピングして関税などを払った上で現地で販売出来る価格は高価。toC向けだとほとんどの人が手が届かない価格となるため
・アフリカ各国の自国産業が発展する上で、「商品」のみならず「製品」や「半製品」こそ必要となるため(特に製造業者やパッケージ屋、小売業者にとって)
です。
勿論、商材やターゲット国に依りますし、ほんのごく一部の富裕層に限っては十分な購買力がありますが。
 
いずれにせよ、まだtoC展開を狙うには時期尚早、と(私個人としては)結論づけています。
 
しかし、3〜5年後は、状況が変わるでしょう。
購買力のある層がアフリカで増え、価格勝負になりがちな一般消費財であっても、価格より品質を求める層も増える。
 
このタイミングこそ、toC展開すべきタイミング。
 
toC展開する場合、私のテストマーケティング事業が抱える課題は3つ。
それは、
 
1、商品サンプルをダイレクトに、かつ効率的に一般消費者に見てもらう、触ってもらう、体感してもらうチャネル(=実店舗)
2、決済
3、最終消費地までの物流(ラストワンマイル)

 
です。
 
それぞれの課題の概要と対応方針を簡単に説明します。
 
———————————–
 
1、現地の実店舗
ECだけだと、初めてのお客さんからの信頼を獲得し、商品の注文に至るのが非常に難しいと言えます。
また、現地のビジネスパートナーによるディストリビューションだけでは、散発的で効率的に商品の宣伝・拡散が出来ません。
そこで、商品がランダムに多くの人の目に触れ、ダイレクトに手にとって見ることで信頼してもらう。そんな販売チャネルが必要となります。
それは何か?そう、店舗です。現地に、日本製品だけを扱う、テストマーケ用の店舗を構える構想です。
これは、ショップの倉庫にEC販売用の在庫を保管する、という機能も持ちます。
 
2、決済
法人が相手であれば銀行口座を介した決済が可能ですが、個人が相手だと、そうはいきません。
銀行口座の保有率は低く、多くの人がモバイルマネーによる決済を使っています。
そこで、toC展開する場合はモバイルマネーに対応する必要があります。
そのため、現地の電話番号を持ち、モバイルマネー決済に対応する構想です。
 
3、ラストワンマイル
これは結構やっかいな問題です。
日本では、佐川やヤマトが個人宅まで荷物を配送してくれます。
しかし、これをアフリカでそれをやろうとすると
・(道都の舗装状況など様々な要因から)コストが非常に高い
・そもそも住所がない
などの諸要因から難しいです(伊藤さんがこの領域にチャレンジされていらっしゃいます)。
なので、発想を変えて、「指定の場所に預け、購入者に(期限内に)取りに来てもらう」ことを考えます。
これを低コスト、かつ警備面のクオリティを高く展開出来ている現地企業(または外資企業)はあまりありません。
 
では、自分でやってしまおう!
これが、「荷物受取りボックス事業」です。
コストを最小限にするため、出来るだけ無人(いても警備員1人)かつPW受け取り出来る頑丈で重いボックス(いくつかのサイズのスペースが複数個あり、地面に埋め込んである)がベター。
 
ざっくりとしたイメージは、こんな感じです。

 
このサービスは、自社のテストマーケティング事業とシナジーがあるだけでなく、現地のEC企業(ジュミアなど)からの需要もあるはずなので、そこからの収益も期待出来ます。
toC展開の決断をしたタイミングで準備を開始し、テストマーケティングを開始するのと同じタイミングでローンチしたい考えです。
 
ちなみに。
配送の先進国、中国などではこのようなサービスは既に一般的です。
これは最近日本でも議題になってきています。配送のLCCを作る、といったイメージで、配達において「同時性(同じタイミングで同じ場所に限定されること)」を解消しよう!という動きです。
近い将来、日本でもこういったサービスが出てくるでしょう。セブンホールディングスは既にオムにチャネル展開し、どこでも受け取れる様にしていますが。
 
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上記の様な構想は、まずは最初、国を絞ってやっていきたいと思っています。
平和で信頼出来るパートナーがいる国、ザンビアは現在の有力候補地です。
 
1カ国で成功したあかつきには、アフリカ他国で展開し、やがては10カ国以上で、上記の様な「リアル+バーチャル」によるテストマーケティングのプラットフォームを創造していきたい
と、僕にしては、かなりおっきく考えています。
 
しかしながら、その第一歩も以外と小さなところから。
今日もコツコツと準備を進めています。
 
Think bigger, and step by step.
 

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アフリカの食事 〜ザンビア編〜

海外現地のことを理解するには、まずは食から
何を食べているかで、現地の方々の暮らしや農業事情、加工食品などの産業の発展具合など、いろいろなものが見えてきます。
 
初回の今回は、愛して止まないザンビアから。
 
こちら、ザンビアの伝統的な定食。

 
ザンビアの首都、ルサカにお住まいの友人の自宅に招待頂き、「現地の食事が食べたい!」とお願いしたところ、ザンビア人の奥様やそのお母様が素敵なディナーをご馳走してくれました。

持つべきものは友達ですよね。
余談ですが、こういう出会いはアフリカでビジネスをしていく中でキーになっていくんだと思います。
 
こちら、ご存知の通り、右手を使って食べます。
ナイフとフォークを使って食べれなくもないけど、8割以上の方が途中で
 
「あー!もういいや!」
 
となります。
手で食べた方が早いし効率的なんです。
シマ(下記参照)にソースを絡めてチキンと一緒に食べる、とかなると、完全に手で食べた方がうまく食べれます。
 
料理をご紹介。
まず、シマ(Nshima)
ザンビアの主食です。
白とうもろこし(メイズ)の粉をお湯の中に少しずついれてひたすらかきまぜて作るものです。
 
メインディッシュはチキン。
ザンビアのチキンは柔らかくて味が濃厚です。
 
シマやチキンのソースとなるのが、
・「フィサシ」という報連相ほうれん草のみじん切りの和え物
・オクラ(オレンジの器に入っている)
 
オクラって英語(Okra)だったんですね、知りませんでした。
このオクラソース、とろとろしてて、シマと一緒に食べるのがなかなか難しいです。
シマを指でつぶしてスプーンの様にして、それでオクラソースをすくって食べるのがコツです。
  
ドリンクは、キリリと冷えたザンビアの自国産ビール、モシ(Mosi)
味わいは軽め(誤解を恐れずに言えば、日本の発泡酒に少し近い味かも)。
 
ちなみに、「モシ」はヴィクトリアフォールズの元々の名前「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴轟く水煙)」にちなんでいる様です。
(ザンビアは南部国境でビクトリアフォールズと接しています)
 
 
ちなみに、現地の人、特に村の貧しい家庭の人はシマとお野菜1品で終わりの様です。
チキンは頻繁に食べられません。
 
 
こちらはザンビアのみならずアフリカ全土で良く食される淡水魚、「ナイルパーチ」のムニエル。

 
臭みがなく、淡白な味わいで、白身魚好きな日本人の口に合います。
 
 
こちらはザンビアのブランドビーフ、ザンビーフのステーキ。
脂身が少ないのに柔らかく、肉自体の旨味を楽しめます。

こちらは、ステーキとビュッフェスタイルで楽しめるサラダバーがついて1200円程度
ディナーで美味しいステークを食べられてこの価格はとっても魅力的ですよね。
 
 
こちらは、その辺のレストランで食べれる平均的なランチ

キャベツのサラダ、チップス(ポテト)、揚げたチキンのワンプレート。
300〜400円くらいで食べられます。
 
 
あと、ルサカであればこんな感じでオシャレカフェでサンドウィッチランチ、とかもできます。

 
 
最後に、おまけ。
道中でメイズを焼いた焼きトウモロコシが売ってます。

 

 
1本50円くらい。
日本のトウモロコシと比較すると甘みがなく、かなりあっさりとした味わい。
ちょっと固いので、1本食べ終わる頃にはかなりアゴに疲労感を感じます
 
以上、ザンビアの食事情の一部でした。
次回はウガンダの食事について触れたいと思います。

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アフリカビジネスのキーワード? ”信用”

アフリカビジネスの第一人者とお会いして、お酒を飲みつつじっくりとお話を聴かせて頂く機会がありました。
おそらくアフリカビジネスを志す方は誰もが知るその方は、大企業の組織の中でアフリカで小売を巻き込んだ新たな事業領域を創造した第一人者。
関連書籍なども読んでいたところだったので、お会いして生のお話を聴けて大変嬉しく思いました。
 
お話をお伺いする中で感じたこと。
それは、「結局人を動かすのは、組織の看板でもなく、その人の名声でもなく、その人の想いと本気度」だということ。
それは国境を超え、その人と対峙した人を動かす。それも、初動だけでなく、結果を生み出すまで。継続的に。
 
すごーく、シンプルなこと。
 
 
外国人である日本人がアフリカにおいてビジネスを展開する場合、勿論こちらからも相手は簡単には信用出来ませんが、相手からしても、「こいつは信用出来るのか?」という目線で見ているはずです。
それがお金が絡むビジネスであれば、なおのこと。
 
信用は、基本的には時間をかけて培われます。
そして、信用にも段階があって、「この程度のことならリスクをとっても良い」とか「こいつとだったら大きなリスクもとってやる」とか、いろいろなレベルがあります。
 
小規模のビジネスをやっていく場合、レベル1〜2くらいの信用でも、動かないことはないです。
が、大規模な投資が絡む場合。特に、日系企業がアフリカにおいて合弁企業を設立し、相手側のパートナーにもリスクをテイクさせる必要が有る場合。
 
その時に求められる信用のレベルは、大変高いものになります。
 
「そんな大きな仕事をする人達って、どうやって相手を動かすんだろう?」
と素直に疑問に思います。
 
それも、最初の動き(投資させる)だけでなく、結果が出るまで向こうの努力を継続してもらう。
これが重要だけど、とても難しいこと。特に、アフリカで現地の人と恊働する場合。
 
 
その疑問に対して、ヒントを頂きました。
 
それは、
「そこ(アフリカ)で働く人が持っている想いが、本気のものか。」
というとってもシンプルなもの。
 
敢えて、誤解を恐れずに言います。
「想い」は正しくても間違っても、関係ないんだと思います。
そもそも、それが正しいか間違っているかなんて、正解はないし、見方によってなんとでも言えるからです。
(勿論、自分たちだけに利がある様な投機目的の取り組みは、「想い」に該当しません。
ここで言う想いは、誰のどんな状況をどんな風に変えたい、とか、そういった類のものです。)
 
だからこそ、「明確な想いを、本気で持っている人が、そこにいるか」で勝負が決まるんだと思います。
そして、本気で思い続けるのにも体力と精神力が要りますが、自分自身が心から納得しているものだと、それが自然と湧き出るエネルギーで乗り越えられます。
 
これは、大企業がアフリカで事業展開する場合も、私の会社みたいなスタートアップが事業展開する場合も、おそらく変わりません。
 
何らかの、必ず実現させたい想いを本気で持っている人がその場にいると、それに伝染する人が出てくる。
そこで、自らリスクをテイクしてスピーディに動く、という本気度を見せると、相手も「こいつとであれば一緒に頑張りたい」となる。
 
 
私の想いは何か。
「爆発的な潜在的成長力を持つアフリカ市場で、日系企業のプレゼンスを底上げさせたい」
こう思っていました。
けど、「日系企業」という枠は別に現地の人からするとどうでも良くて、それは私が日本人だから、そう思うだけ。
 
今は、「現地で求められている製品・サービスを届けるべく、アフリカ進出のプラットフォームを創りたい」
という形に少し変わってきています。
 
もっと、ここに熱を持たせていきたいと思います。
本当の意味で「本気」になれるまで。
 
今日も地道に、出来ることを、こつこつと。
 

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テストマーケティングのビジネスモデル

料理レシピの投稿サイトで有名なクックパッドは、有料会員にならない限り無料でサービスを利用出来る「フリーミアムモデル」を採用してます。
自社のビジネスモデルを考える上で、「何が蓄積していくモデルとするか?」は大変重要な戦略的論点となります。
 
これは、どんなビジネスをやっていきたいかによって様々になります。
例えば、顧客情報を蓄積させていきたいのであれば、出来る多くの顧客が利用時に情報を入力する仕組みを構築しなければなりません。
人脈がモノを言う、みたい業界であればキーマンと繋がる仕組みを構築し、うまく顧客管理(CRM)していかなければなりません。
 
私がアフリカ市場を対象にやろうとしているテストマーケティング事業では、
「掲載商品数」
が一つのKSFとなります。
 
下記の通り、自社のECサイトを構築し、そこでクライアント企業の商品を掲載。
オンラインとリアル(現地ディストリビューター)での商品拡散、FB獲得、顧客情報獲得を図っていきます。

 
ここで、掲載している商品数がそもそも少ないと、魅力的なサイトとは言えません。
現地の顧客がわざわざ訪れるサイトにはならないでしょう。
 
なので、商品掲載数が非常に重要となります。
 
 
では、クライアント企業は、どうやって名も無いスタートアップである私の会社(And Africa)に商品掲載を許可するのでしょうか?
 
ズバリ、「無料だから」だと思ってます。
掲載は無料。
掲載されることによって得られる購入者情報の提供も、無料。
 
もちろん、別でマネタイズはしないと事業は継続出来ないので、具体的な引き合いがあった際は具体的なプロジェクトをご提案し、受注した場合はフィーと頂いて現地市場でのテストマーケティングを実施していきます。
 
しかし、入りは無料。
アフリカ市場を本格的に検討する前段階で、お試し出来る猶予をご提供する。
それによって、アフリカ市場へ挑戦する日系企業が一つでも多くなることが、私の事業ミッションである「日系企業のアフリカ市場におけるプレゼンス向上させ、アフリカ現地の生活を豊かにするのに貢献する」へ近づくことになります。
 
これが、私のビジネスモデルとしての現時点の想定です。
(こんなに赤裸裸にお話するのは正直どうかとも思いますが。。)
 
さて、無料とした場合に発生する問題があります。
そう。
クライアントからプロジェクトを受注して案件化・フィーを頂くまでのランニングコストが賄えない、ということ。
特に、私のテストマーケティング事業では、アフリカ現地のビジネスパートナーを活用していくため、彼らへのインセンティブ提供でも費用が発生します。
現在ECサイトを構築していますが、そこでも投資が発生しています。
 
元々コンサルであったことが奏し、アフリカ関連ではないコンサル案件に従事することで資金面を得ていますが、スピーディーに事業準備していく上で資金援助は非常に魅力的といえます。
もちろん、テストマーケティング事業における一定の実績・レピュテーションを獲得出来た後は、案件単価の向上や案件数の向上によって回る様なシミュレーションは描いています。
が、その様に「軌道にのるまで」の期間を乗り越えられるか?が第一関門となります。
 
ここの部分で、是非とも資金的な援助があると嬉しい。
というか、必要不可欠。
 
今回、アントレAFRICAさんに応募、挑戦させて頂いている背景。
ビジネスモデルやビジネスパートナーとどうやって確実にオペレーションを回すか?などは別の回で触れたいと思います。

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アフリカ現地で需要の高い100均商品とは?

タンザニア、ウガンダ、ザンビアにて、「どんな100均の商品が人気があるのか?」を現地に住む方20名程を対象に調査してみました。
 
100均の商品を、日本のダイソーさんとセリアさんで、全部で80個くらい購入。
 
商品カテゴリは、
・美容小物
・(簡易的な)食料品
・文具
・電器小物
・衛生用品
・下着・衣類・装飾品
・掃除用品
・雑貨、生活雑貨
・収納用品
・キッチン用品
・防犯用品
・その他
と、多岐に渡りまんべんなく用意。
 
(参考)持参した100均商品の一部

(参考2)そのリストの一部

 
 
税関手続きなどでキャリーケースを全開にされる恐怖と隣り合わせでしたが、無事通過。
(真似はなさらぬ様・・)
 
必要な物資+100均アイテムがキャリーケースに入っているので、キャリーケースはパンパン。
市場調査の一環として、現地で会う人に「どれが欲しい?」とか「なんで?」とか「他に欲しいものは?」とかいう質問をしまくりました。
 
ザンビアに住む友人の素敵な奥様にも。
にっこり素敵な笑顔を頂いちゃいました。

 
その結果、
・ネックレスなどの装飾品
・化粧水
・エクステ
・ネズミやゴキブリの捕獲用シート
・3色ボールペン
などの人気が非常に高いと判明。
 
今回の調査結果から、
・誰に
・どんな商品が
・どの位のクオリティで
・どの価格レンジであれば
良く売れるのか?の初期的な仮説が浮かび上がってきました。
 
 
今回の調査で改めて確認出来たこととして、
「日本の製品、特に消費材系をアフリカ現地の人が求める価格レンジで販売するのは困難」
という厳しい現実。
(商品価格に加えてフリートや関税を含めて考えた場合)
 
しかしながら、これが耐久性が求められる消費財だと少し話が違ってきます。
「この商品はいくらだけど、安いやつと違って何年ももつから、結局こっちの方がお得!」
となるわけです。
 
もちろん、それはきちんと商品価値を伝達するマーケティングが成功して機能したら、のお話ですが。
しかしながら、きちんと商品価値があり、耐久性が高い消費材であれば、その様な噂はアフリカ市場では口コミで広がりやすいです。
 
単発ではなく、品質が高い故に長く使用出来る商品こそ、進出検討の余地がある商材といえるでしょう。
 
どんな商材にフォーカスすべきか?が浮かび上がって来た調査となりました。
引き続き、日系企業の進出のご支援を続けて参る所存です。
 
 
(※)
調査結果について、詳しく知りたい方は個人的にご連絡下さい。
無償にて情報共有させて頂きます。

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現地にハコを構えたい

最初の方のブログにてお話していますが、現在テストマーケティングサービスの準備を進めております。
このテストマーケティングサービスを利用して、アフリカ現地への進出の足がかりを築いてもらうのを目的としています。
 
将来的に、ケニアのナイロビやナイジェリアのラゴスの様な、アフリカの主要消費地に、店舗を構えたいと思っています。
その店舗は、日本の優れた製品のテストマーケティングが実施出来るものとなります。
 
バーチャル(=オンライン)での商品テスト販売+現地のビジネスパートナーによるディストリビューションだけでなく、実際にものを置いておき、消費者が手にとって見れることが重要と捉えています。
 
実際に店舗でどれくらいのお客さんが買ってくれるかは定かではありませんが、少なくても宣伝広告効果、ECへの送客効果、買わない顧客からのフィードバック情報など、副次的な効果があります。
 
この様な店舗を創るには、
・信頼出来る現地のビジネスパートナー(共同出資者)獲得
・現地での法人登記
・上記を可能とする(何より)資金
が必要となります。
 
資金集めのために、現在色んなコンサル案件に関わりつつ、投資に回せる資金を地道に貯めています。
今回のアントレAFRICAさんの助成金などは、私にとっては事業構想をいち早く実現させるためにとても重要な位置づけとなります。
 
 
話を戻します。
 
「リアル+バーチャル。」
 
これが、今後のマスマーケット向けビジネスのキーになると考えています。
日系企業がアフリカにってもWIN-WINな関係を創るため、頑張ります。

アフリカ人の視力、メガネの需要

アフリカ人といえば、「マサイ族の視力は6.0!」といった様に極端に目が良い、というイメージがありませんか?
 
実際、都心部に暮らさない部族の中では、遠くの獲物をと取るために1km先の動物の動きを見たり、10km先の天気の違いがわからなければ生活ができないので自然に遠視になるそうです。
 
しかし、最近は都心部の若者を中心に視力の低下が進んでいます。
私のアフリカ人の友達(ナイジェリア、ウガンダ、コートジボワール)に話を聞いてみたところ、アフリカの都心部の平均視力は1.0程度、とのことでした。
 
実際、日本に滞在しているアフリカの知人・友人はメガネはメガネをかけていることが多いですし、アフリカの都心部を歩いているとネガネをかけている人もちらほら見かけます。
 

 
 
背景には、
「教育の浸透」
「携帯やスマホの普及」
によって近くの文字などを頻繁に見る人が増えたことがあります。

 
都心部ではその傾向が強い。
 
そんなこんなで、アフリカでは今、メガネの需要が高まっています。
 
しかしながら、一部の下町系マーケットを除いて、メガネ(レンズ付き)は日本で購入するより高い。
例えば、日本のJINSやZoffなどではレンズ付きで5,000円なんて価格で購入できますが、ザンビアのショッピングモールなどではレンズ付きのメガネの最低価格は12,000円〜でした。
 
私もJINSさんのメガネを使用していますが、何ら違和感なく使用しています。
品質面では問題なしでしょう。
 
今後、スマホが都心部以外の地域でも普及していくと見込まれますし、教育の普及は進んでいくはずなので、視力矯正器具やレーシックなどの視力矯正治療の需要は高まると思います。
 
供給ルートをきちんと整備して、安く良いものを提供出来る仕組みを整えたいところ。
ただし、当然のことながら彼らの頭の形にあった仕様に変えたり、フレームの志向もローカライズしていく必要はあるでしょう。
 
メガネのアフリカ供給。
ここは、私も貢献出来る領域があるかと思っているので、頑張ってみようかと思っているところです。

アフリカのGDPのカラクリ

2017年度のタンザニアの一人当たり名目GDPは、111,751JPYであり、日本の約2.6%となっています。

(日本の2017年度、一人当たり名目GDP4,319,376JPY

参照:

http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp2.html

http://ecodb.net/country/TZ/imf_gdp2.html

1タンザニアシリング = 0.0480412JPYで計算

 

しかしながら、貿易の拠点ダルエスサラームでは、高級車が街を走り、生活レベルも先進国並みという人もいたりします。

もちろん、ごく一部の人であり、日本の平均的な生活水準には及びませんが。

 

しかしなぜ、こんなにもGDPがマクロデータ上、低く表示されるのでしょうか?

 

現地のタンザニアやザンビアの何人かの友人・知人に聞いてみました。

すると、こんな応えが返ってくることが多かったです。

 

「アフリカでは、(データとして)拾いきれていない取引が非常に多い。田舎の方だと物々交換が主流なので、お金を介した取引がなされていない。」

とか

遊牧民などは、牛がアセットだからね・・。」

とか。

 

つまり、通貨を介さない取引で生活が成り立っている地域も未だに多く、それがGDPとして反映されないため、極端に低く見える、ということの様です。

アフリカでもその国の消費地となる都会だと、この様なことはなく、基本的に通貨を介した取引がなされています。

おそらく、都会だけで一人あたりGDPを計算すれば、「日本の2.6%」という結果にはならないはずです。

 

マクロデータはあくまで目安として捉えること。

加えて、数字の裏にある背景を捉えておく必要がある。

 

そんな事例です。

はじめに

はじめに
はじめまして。ザンビアでISSHIN CONSULTINGという会社をやらせて頂いています。丸西と申します。

私は立命館アジア太平洋大学時代のルームメイトだったザンビア人の友人が縁となり、その父親とザンビアで事業を始めました。

元々日本に普通に暮らしていきなりザンビアではありましたが、日本に長期滞在していたその友人家族がいたので、自然とアフリカに溶け込めこむ事が出来ました。

友達の家族とは1年ほどザンビアで衣食住を共にし、夕食は毎晩素手で芋虫やザンビア伝統のシマを食べていました。

正直に言うと別に好きではなかったですが現地の人と同じものを食べ、同じものを見て、同じ時を過ごしたので次第にアフリカの感覚へとチューニングされていったと思います。


・友人宅にて友人弟(普通にフォークですが、、)


初アフリカ時の衝撃

私は大学時代1番仲が良かった友人に会いに行く為アフリカへ行きました。

そもそも彼はどんな所で育ってどんな生活をしてたんだろうという感じです。

ビジネスカンファレンスに出席するわけでもなく人助けをしたいという志もなくただの興味でした。

思えば大学を休学した頃ザンビアの空港に初めて降り立ち、入国審査に手間取りながらも友人と心配そうなお父さんに迎えられました。

そして内心何故かひげを生やしている友人に驚きつつも、疲れていたのでスルーし、友人宅へ向かうためお父さんの車に早々と乗り込み、初めて見るアフリカの街並みをぼんやり眺めていました。

22時間にわたるフライトのせいだとは思いますが、その時今でも何故か鮮明に覚えているのが、なんでこんな黒人が多いんだろうという事です。

その後、外ではアフリカの洗礼を見事浴びつつも、家に戻れば日本文化を知るザンビア人家族に温かく迎えられ、無事ザンビア生活を送っていきました。


ミッション

弊社は自動技術の社会実装をミッションに掲げ設立されました。ドローン、セルフドライビングカー、ソーラー、ブロックチェーンなどの自動技術をアフリカのコミュニティ、規制機関、企業と有機的に統合します。

異なる様々な構成要素を最適な形で結合する事をPaypal創業者のピーターティール氏はコンプレックスコーディーネーションと呼びました。その例としてアップル、テスラ、スペースX社などを挙げています。

弊社では自動技術のコンプレックスコーディネーターとして、現地の知識・経験・ネットワークを有効活用し、アフリカの開発を推進します。

合わせて土台と成るBOP・インフラ関連のコーディネーターも行っております。


現在

目下はより喫緊の課題に奮闘中です。

南アフリカはケープタウンでアフリカ企業の輸出商材をアシストしています。

ケープタウンは都市でありながらも街の中心から山と海の両方に10分ほどでアクセスする事が出来ます。

昼休みに気軽にテーブル・マウンテンに登り山の中腹から流れる水を飲みに行ったり、風を感じながらビーチを走ったりかなり気持ちの良い街です。

こういったケープタウンのライフスタイルも合わせて伝えられたらと思います。

 

日系企業のアフリカ進出 〜電動工具のマキタさんを参考に〜

外務省統計などによると、アフリカにいる日本人が約1万人なのに対し、中国人はその100倍以上、つまり100万人以上いるそうです。

※参照:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/99/2_9.html / http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20131217/257142/

 

当然、アフリカにおいてより存在感があるのは中国、という状況です。

 
 

そんな中、自社製品力で勝負している日系企業があります。

例えば、「株式会社マキタ」さん。

http://www.makita.biz/

主に電動工具などを製造・販売されており、生産の8割以上が海外というグローバル企業です。

※参照:https://www.makita.co.jp/company/abroad.html

 

アフリカに強い商社である豊田通商さんも、カメルーンでマキタ製品の販売代理をされています。

※参照:http://www.toyota-tsusho.com/press/detail/150615_002839.html

 

現在アフリカでは、住宅の建設数が増えてドリルなどの需要が拡大しており、マキタさんが取り扱われている電動ドライバーなどの工具は需要が拡大しています。

私がザンビアを訪問した際、建設業者向けの専門店が数多く出展されていて、マキタの電動ドライバーも売られていました。

 

 
 

競合製品も。アメリカの会社。その名もメタボ。笑

 
 

店全体の売行は芳しい状況とは言えない状況でも、訪問した店では、

 

「マキタ製品は良く売れている。1日に平均3~4個売れている。」

 

とのことでした。

よく売れている理由について、やはり品質の高さが主要因とのこと。

 
 

正直な話、アフリカ市場では、新興国が期待しているほど(すぐには)マスマーケットにおける購買力は伸びて来ていない、という状況があります。

まだまだ、狙った価格では売れず、消費者は安いものを求める傾向が強いと言えます。

 
 

そんな中、マス(今回の例では家庭で使用する個人)ではなく、建設を行う業者向け(toB)の方が良く売れている。ここにヒントがあるんだと思います。

日系企業のアフリカ進出においては、ターゲッティングに多大な注意を払う必要があります。

 

日系企業の製品力は確実に需要がある一方、本当に重要なのは、

 
 

「誰が、どんな目的で、その製品を購入するのか?」

「そもそも誰がお金を払えるのか?」

 
 

ここを、正確に捉える必要があります。

 
 
 

アフリカの発展に確実に貢献出来る製品・サービスを持つ日系企業。

進出時の仮説構築・フィージビリティスタディは、素早くかつ消費者のリアルを確実に反映した形で行われることが望ましいと感じています。

・・・ここに自分貢献出来るポイントがある。

そう思っています。

 
  

今日も地道に準備準備を進めております。

 
 
 

(補足)

今回ご紹介したマキタさんですが、当然、歴史を経て現在の地位を築かれているのは言うまでもありません。特に、製造拠点の移転は労力・時間・慎重さを要するのはご存知の通りかと思います。

なお、今回の記事では特定の企業様について触れておりますすが、私または弊社(And Africa)は一切の関わりはございません。

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