ウェールズ滞在記。

みなさんこんにちは!今回はウェールズで植林プロジェクトのミーティングをしております宇都宮です。いつも途上国から先進国に向かうと最初の数日は慣れません、、しかもイギリスは寒い!ウェールズはその倍寒くて3倍強風です。ビーチで吹き飛ばされるかと思いました。

まだウェールズ滞在中で、この後私が大学院中に過ごしていたノリッチというタウンに向かうのですが、ここまでの数日で何をしていたのかのまとめを少しだけ書かせてもらおうと思います。

①ロンドンで知り合いの超超超環境保全オタクとミーティング

私のお友達でパウェルというポーランド人の超環境保全オタクがいるのですが、その彼に私たちの炭ビジネスアイデアについてアドバイスをいただきました。オタクといっちゃってますが、彼はお仕事でエナジーをどう最適・最も効率よく生産できるかについてコンサルをしている、プロ中のプロなので環境保全やエナジー関連の話題について話し出すととまりません。(今回も泊めてもらっていた数日間に夜中の1時とかに叩き起こされて、急に思いついたウガンダでの再生可能エナジー事業について延々話を聞かされました。せめて朝にして欲しい。)

と言っても本当に、私にない化学や力学系の知識に詳しいので、どうするのがコストとエナジー効率を最も高められるかについてのアドバイス・資料を大量にくれました。本当に感謝です!

特に会話の中でこれはできそうかな?めっちゃ面白そう!!というアイデアだったのは、ソーラーパネルと再生可能化石燃料を組み合わせた熱分解の機械です(機械と言ってもドラム缶や簡素なグラインダー)。

これは私の懸念の一つだったのですが、私たちの事業はバイオマスゴミからブリケットやバイオ炭を作り出すことで、放置ゴミからのメタンや他のグリーンハウスガス放出削減や、森林伐採を減らすことでCO2の削減に理論上は貢献できますが、私たちがブリケットを作る過程で排出してしまうグリーンハウスガスを減らすにはどうしたら良いのだろうと考えていたところでした。

パウェルが示唆してくれたのは、ソーラーパネルもしくは水力のタービンを設置して、そのエネルギーと普通のブリケットや木材で、ゴミを炭に燃やしてみたらどうだろうというアイデアでした。

そんな超科学的なアイデア、低コストでしかもウガンダでできる?と聞いたところ、速攻、DIYで絶対簡単に、アフリカでもそういう装置が作れるよ、と自信満々な返答をいただきました。


ちなみにこの上のYoutubeリンクは日本人の方が開発している水力タービンで、弱い流れでもタービンを回して電力を作り出すという発明です。こういう発明をぜひアフリカでも使えるようにしたい!特に水力は雨期には良さそうです。ソーラーは24時間使えるわけではないので、これもいいではないか?ということでした。

ソーラーパワーが熱分解の機械に使えるのはもう十分認知されていると思うのですが、水力も使えるのか、可能だったらコンタクトをとってぜひ聞いてみたいと思います。

私はサイエンスよりもソーシャルサイエンスが専門なので、あまり機械工学等の知識はありませんが、パウェルに、難しそうだからといって知ろうとすることを恐れるな、物事がどうして起こっているのか、そのメカニズムを多少なりとも知っていたら、何が一番最適解か敏感にわかるようになってくるよ、と言われ、確かに、こじつけのような知識でも役に立つことが多くあるからちゃんと知ろうとしようと改めて思いました。そしてそういう場合、私ができないことでも、私の知り合いがよく知っていたり、そういう人を紹介してくれるということが多々あります。そして大概助けてくれます(なぜなら私ができないから)。

でもそういういつ結びつくかわからないありがたい出会いも、自分が興味を持って準備していないときっとこないんですよね。というわけで炭製造用の機械を購入前に、この再生産可能エナジーについても詰め込み勉強していこうと思います、、、(しんどい)。

②ウェールズで植林プロジェクトについてミーティング

そしてこれがメインの目的だったわけですが、以前アップした記事でも少し触れましたが、ウガンダのカセッセという地域で木を植えようのプロジェクトをしているダフと、それをさらに進めるための話し合いをしてきました(そしてアベリストウィスの観光)。

彼とはスカイプや電話を除いて、合計で10日間くらいしか直接は過ごしていませんが、なかなかないレベルで相当意気投合してしまい、勢いでこのプロジェクトを計画してしまった大切なお友達兼プロジェクトパートナーです。

アベリストウィスはウェールズの最西端の沿岸部の町で、風がもんのすごくて雨も良く降りますが、歴史のあるお城や建物、また森林や山脈でのハイキングが楽しめる、自然豊かなとても美しいところでした。


ビーチはとても強風でしたが、カラフルなお家がとても可愛いです。


全体的に本当に緑の多いお国です。

ちゃんとプロジェクトの話し合いもしてきましたよ!!!

カセッセでのプロジェクトについてのNGOや環境支局、また私たちが購入した木をお世話してくれる人たちのコンタクトをダフに教えてもらって、私たちが集めた資金をどう使っていくかについての基本的な話し合いをしました。

また、どの木を植えるのが一番その地域のネイティブの虫や植物に影響を与えないか、また繁殖しやすいかなど、ダフが今まで調べてきた現地情報を聞くのはとても興味深かったです!

森林は水の問題にも関係していて、森林があることで、水を貯留や洪水の緩和、水質浄化も助けられると期待できます。さらに現在水資源を巡っての戦争も心配されていますが、ウガンダを含めたアフリカの多くの国では様々な民族や部族が存在しており、それらの間での緊張状態に拍車をかけてしまうのでは、と私たちは心配しています。


カセッセは特に日照りの強い、高気温の地域なので、このプロジェクトをする意味が大きい地域なのですが、将来的にどうやって私たちのこのプロジェクトを広めていくか、実践的、また資金問題といった点でどうしていくか、行動に移しながら考えていかないといけないね、という話も最後に上がりました。

ウェールズは寒いかったですが、やっぱり直接あって話ができる方がいいですね。モチベーションも上がるし、新しいいろいろなアイデアがどんどん出てきて面白い!あれもこれもやりたいですが、しっかり段階を踏みながら頑張って行きます。

ダフはしばらく別のお仕事でウェールズにいないといけないので、またしばらくお別れですが、今年中にこのクラウドファンディングのアイデアをまとめて、来年から施行できればいいなぁと思います!というかします。

それとアベリストウィス滞在中に、ウェールズの ‘Plant!’ という政策について教えてもらいました。これは4年前から始まったプロジェクトなんですけど、ウェールズで生まれたもしくは養子としてウェールズにきた新生児に植林する場所を与え、赤ちゃん一人ひとりが自分の木を植えて一緒に育っていくという素晴らしい政策です。感動しました、これウガンダでもできたらいいのになぁ、というか世界中で広めていけたらいいですね。

Plant! のリンクを下に貼ってるので、よかったら見てみてください。

https://www.bbc.co.uk/news/uk-wales-16548881

それでは、またイギリスの寒さに負けずにまたすぐ更新させていただきます!

みなさんも良い1日をお過ごしください〜〜。

宇都宮千亜希