日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえたら、どうする?①

さて、いよいよ本題です。

日本AFRICA起業イニシアチブから支援してもらえるならば、その資金を何に使うか?

です。

同情するなら、金をくれ

ってぐらい、あちこちでお金がかかり、

ガーナも日本も、キャッシュフローに余裕がありません。

MindNETでは、コンサルティングからの収益は、全て土地に投資しています。

なぜ土地か?

E-Commerce ビジネスに費やした資本で、土地を買っておけば、

むしろあれこれ何もしなくても、今頃、値上がり益で倍以上になっていたよね

という、痛く悲しい経験から、アセットアロケーションしようとなりました(笑)

投資家への利益還元を考慮し、時間はかかるものの、確実な安全策をひいておこうと考えたからです。

ガーナの土地の値上がりは、凄まじいものがあります。

人口増加に伴い、中心部のアクラからどんどん町が拡大しているからです。

例えば、ヨーロッパで働き、お金をため、ガーナに帰国したという家族が持つ、

4プロット、35m×65m(サッカー場みたい)もある家は、

2000年に1プロット900ドル(計3,600ドル)で購入し、

2013年には、20倍に土地価格が上昇していました。

多くのガーナ人が、これまで土地の価値をあまり意識していなかったように思います。

その時期からそこに目をつけたのが、移住してきたレバノン人です。

20年前には、何もなかった空港から東側のエリアを、親戚が親戚を呼び、買い占め、

今では、工業エリアとしても盛んで、住宅街としても発展したスピンテックスエリアです。

アメリカ人などで、土地の購入ツアーをビジネスとして行うエージェントもいますが、

ガーナでの土地購入、登記は、ハンパなく大変です><

(これは、長くなるのでまた別の機会に)

2、3年で終わったら、上出来という感じです(笑)

しかし、無事に登記が終わり、絶えぬ不法侵入に耐えかねて(何度あの看板外されたことでしょう)、

この土地で農業を始めることにしました。

アクラモールから車で約1時間、ボブ・ディランの奥さんの別荘がある地域、

Aburi Botanical Garden から10分ほどのPokrom という小さな集落に隣接した、

新しい幹線道路に面した土地です。

将来は、キャピタルゲインを狙う、もしくは開発も視野に入れられる場所だと思います。

土地の購入費、設備投資(フェンスなど)を、農作物の売上でカバーできるようになればと考えています。

初年度は、12エーカーのうち、まずは一部、農作地にするため、20,000ドルぐらいの収益が見込めるかと予測しています。

近くに集落があるので、農業をする人手は集めやすい場所です。

この農地の開拓にも現在進行形でお金がかかります。

キャッシュフローはカツカツなので、ここにも使いたいのは山々なのですが、資本があったら解決したい悩みがもう一つあります。

JUJUBODYでは、ガーナで製造したシアバター石鹸を日本で販売していますが、このシアバター石鹸の販売継続が難しいという問題です。