パッタイ8,000万円事件

ルワンダはキガリよりこんにちは、アジアンキッチンの唐渡です!

日本ではそろそろ街がクリスマスモードになっていく頃でしょうか。
ルワンダはほぼ赤道直下なので冬は全く感じませんが、この時期は盗難が増えます。
ただでさえお金貸してくれと言われることが多いのですが、
「お金盗まれたからお金貸してくれ」
というリクエストがもう今月2件目です。
ある意味お金の動きが活発になる時期とも言えますね。(違う

クリスマスぽい鉢植えを買いました♪

消費税

アジアンキッチンでたった売上には、消費税(VAT)が含まれており、
こちらは国に税金として納める必要があります。
クオーター制で、三ヵ月に一度支払います。

ちなみにルワンダはVATは18%です。
(経費も所定のレシートをもらっていればうち18%がVATと認められ、相殺できます)

以前「不条理コスト」という記事で紹介しましたが、レシートを打ち間違えたら、そのVATの訂正については税務署に赴き闘わなければならないという、飲食店にとって地獄のシステムが導入されて半年。
案の定悲劇は起きました。

8,000万円のパッタイ

その四半期ごとの税金支払おうとすると、エラーが。
今回納める税金額が150万円と出てきます。
だいたい25万円くらいなはずなのに、おかしい。

すると出てきました。
パッタイ8,000万円というトランザクションが…

そうなんですよね、うちのパッタイ時価なんで日によっては8,000万円なんですよね~
・・・ってんな訳あるかーーーい。

アジアンキッチンのパッタイはチキン入りで8,000ルワンダフラン(1000円弱)なのですが、
こちらをスタッフが 662,964,911 ルワンダフランで処理した模様。

何をどうやったらこうなるのか教えて分かる人。

やらかした本人は、言い出せなかったのか明るみに出ず、
システムが超イマイチなこともあり、
その額が発覚したのは支払い期限の直前。ていうか前日。

申告の訂正には、そう、税務署にレターを携えて赴き、
担当者に「確かにこれは打ち間違いですね」と承認してもらい、
その上でシステムから変更をかける必要があるのです。

「 とある企業は桁を三つ多く打ち間違え、税務局と死闘を繰り広げていました。笑。いや笑えない。 」

って 「不条理コスト」 にも書いてますが、はい、笑えない状況がうちにもやはり訪れました。

翌日、朝イチで税務局に「うちのパッタイ、米麺を炒めた料理なんですけどね、これ8,000万円は打ち間違いです」とレターを携え談判した結果、恭しく間違いだと認められました。

噂のパッタイはこちらです

システムエラー

闘いはここで終わりませんでした。

システム上まだ150万円払えって出てくる・・・え・・・

そうです、システム反映でエラーが起こってる…

仕組がイマイチすぎてこうして人同士コミュニケーションしてレターとか時代錯誤だけど頑張って書いてなんとかまとまりそうなのに最後システムが障害になってどうするのICT立国・・・

選択肢は二つ。

①一旦150万円払って、後から返金

②エラーが直るのを待って、でも待つと期限は確実に間に合わないので、ペナルティを払う。

いやどっちも無理。笑。いや笑えない。(二回目)

最終的には、②をとりつつ、期限内に支払い行為を試みたがシステムエラーが原因で完了していない、という証拠をガチガチに固め再度税務署に直訴、ペナルティ回避に全力を注ぐ、という形をとりました。

結果、システムエラーが認められ(いやシステムが不具合で超迷惑なのにその状態を「認めてやる」ってなんやねんって話なんですけど)、
なんとかなりました。
ヒューマンエラーとシステムエラーのコンボでだいぶ消耗しましたが、会計士さんのサポートのおかげで危機は乗り越えました。

このヒューマンエラーの部分を防ぐにはどうするか考えねば…
一旦めでたしめでたし。
続く