安売り競争という泥沼(アジキチブログ)

ルワンダはキガリよりこんにちは!アジアンキッチンの唐渡です。

今日も今日とてネットの速度が遅く、アップロードに何度も失敗して書き直しています。
ちなみにこのインターネットプロバイダーのキャッチコピーは ”Faster than Fast”です。
どなたかFastの意味ご存知でしたら教えてくださいよろしくお願いいたします。

さて前回の記事「リピート命。」で、アジキチのリピート戦略について書きました。

では、どうリピートしていただくか。

・また食べたいと思っていただけるおいしい料理を提供すること
頻繁に利用するにあたってストレスなくご利用いただける
飽きられない工夫

いたってシンプル。
ウルトラCとかないです。
ひとつ確かなのは、「安売り路線ではない」(次回)ということ。

リピート命。アジキチブログ

アジア料理=てんこ盛り激安炒飯というイメージ

キガリでは、特に現地の方からはアジア料理=中華料理店の300円てんこ盛りチャーハンのイメージが強く、
外食の中では安くお腹が膨れる、という認識です。

一方アジアンキッチンは、その価値を「量」にはおいていません

高級な器に芸術的に盛り付けた料理を提供するような店ではもちろんありませんが、
それなりにご満足いただけることは大切にしていて、
日本の方からはボリューミーと言っていただける量ですが、
たまーに、量が少ないのに価格が高い、とおっしゃるお客様がいます。

ですがいかに安くお腹が膨れるか、のみがその方にとって大事であれば、
正直かなり厳しい戦いになります

特にアジキチは輸入食材を多用しておりそもそも食材原価が高いので、
量×安売りの勝負は難しいです。

通称「ガパオ炒飯」美味しいです。いや、美味しいんです。

何に対する「価格」なのか

例えば、「フォー8,000フラン(約1,000円)か〜、6,000なら食べるんだけど。」
とおっしゃる方は、多くの場合6,000にしても食べません

価格以外のところに価値を感じていただけていないからです。

であれば、価格を下げることよりも、
この価格で味・サービスともに満足していただくことにコスト・労力をかけるべきだと思います。

アフリカでは所得が低く価格しか見ていない方が多いのが事実ですし、
そもそも価値を理解する人がマーケットにいるのか?は最低限意識しないといけません。
飲食ビジネスに限らず。

レストランは、もちろん食事をする場所ですが、
五感で味わうというように、
見た目から雰囲気まで楽しんでいただきたいですし、
店内の清潔感、
待たされすぎない提供スピード、
気持ちの良い接客、
全てを総合した「サービス」に支払っていただくものが「対価」です

繰り返しになりますが、
料理・サービスに対する期待が特になく、「価格」という数値のみに相手の期待値が高い場合、かなり難しい状況になります。

常に付加価値を意識

これは日頃からスタッフにも口すっぱく言っています。

食材原価がグラムあたり◯◯フランで重量がこうだからこの値段、という商売ではうちはない。
サービス込みでのこの値段なんだから、手抜きは許さない
お客様が支払った価格に対して満足されたかどうか気にならないなら他の店行った方がいいよ?と。

地の利が悪く産業の育ちにくいこの国で
ICTのみならず観光業にも力を入れているのだから、
付加価値をいかにつけるか、ここに懸けるしかないんじゃないの、と思います。

ランチの客単が1,100円、これは決して安くないですが、
それでもお客様が払いたい、通いたい、と思っていただける料理・接客をこれからも目指して日々精進して参りたいと思います!