上半期総括 (アジキチブログ)

ルワンダはキガリからこんにちは!アジアのキッチンの唐渡です。もう境目が分からないけど、7月になって息子が夏休みに突入しました。毎年、2ヶ月家にいるとか無理!プログラム組まなきゃ!ってなっていましたが、ここまで3ヶ月半家にいる+オンライン授業だったので、家にいるだけならまだマシと感じるという革命。オンライン授業、本当に消耗しました。。。

理科の授業で引力について勉強中。
見張ってないとゲームとyou tubeして終わるので、隣にいる必要あり


本日のルワンダのCOVID-19の状況

さてルワンダの状況ですが、7月8日時点で累計感染者は1,194名死者3名、となっています。例えば昨日は、2,644の検査のうち陽性が22名ルワンダの人口は日本の1/10ということを考えると、なんとなくイメージをもてるでしょうか。

おそらく日本では「アフリカ」として一括りに報道されていることが多いと思うのですが、ルワンダはアフリカ諸国の中では、初動の厳しい封じ込めが奏功して、比較的感染が抑えられていると言えると思います。例えば隣国タンザニアでは、もはや感染者カウントをやめ、コロナ勝利宣言という狂気。街の写真では本当に誰もマスクしてない…。また別の隣国ブルンジでは先月大統領が亡くなり、最初は心臓発作という報道でしたが、実はコロナらしい…と見せかけた暗殺説…もうよくわからないけどとりあえず怖い…。

ちなみにルワンダで一日の新規感染者が2桁で増えるのは最近になってからで、今はなかなか緊張が高まっている時期です。首都キガリの一部のみが完全ロックダウンになってたりしています。例えば東京で「では今から2週間、中央区銀座をロックダウンとします。出れないし入れません。その中ではタクシー、バス、動きません、店閉まります」って22時にいきなり発令されるようなビックリする対策なのですが、こちらでは普通にこういうことが起きます。ケニアでは年内学校は休校、全員自動的に留年、入試もなし、というすごいニュースも入ってきました。私も近隣国で小学生を持つ親として震えています。

これまでのルワンダのCOVID-19対策

さてここで、対策の一部を時系列でまとめてみます。

  • 3月14日 初の感染者確定
  • 3月16日 学校は閉校(再開は早くとも9月で確定)
  • 3月20日 空港封鎖
  • 3月22日 外出禁止(食料や薬の買い物等以外は外出禁止)、公共交通機関ストップ、飲食店はテイクアウトに限り営業可
  • 5月4日 5時から20時まで、マスク着用の上外出可能に。飲食店は19時までイートイン営業可能に。
  • 6月2日 バイクタクシー解禁、都市間移動再開
  • 6月16日 外出可能が、5時から21時までに延長

感染者が出てすぐの3月後半、4月に一番厳しい対策が取られ、その後は徐々に緩和されていますが、いまだに21時以降の外出は禁止、出歩いていると本当に捕まります。また、マスクをせずに出歩いていても捕まります。ソーシャルディスタンスを保っていなくても捕まります。先日弊店の警備員も、隣の店舗の警備員と近い距離でおしゃべりしていたため、警察に連行されていきました。警備員が捕まる…。(実は過去にも夜警が逮捕されたことも笑。笑えないけど)幸い当日に解放されましたが…。

イートイン復活、お客さんの来る前に久々に店内で息子と食事

上半期総括

一言でいうと、昨年対比で非常に好調だったのがコロナで一気に転落した、という状況です。

1月2月と月間売上が昨年対比で152%、151%とかなり良く、2月の月商は史上最高値をつけていました。が、3月半ばにコロナが訪れ、前半も2月に引き続き好調だったものの、3月は作対比77%に。

4月・5月・6月の作対比はそれぞれ、41%、44%、57%となっています。イートイン解禁、営業時間の1時間追加、などで少しずつ上向いてきているものの・・・。飲食店で売上4割減が構造的にどの程度致命的なのかはご想像の通りです。

ちなみにここの売上は、税引き後、デリバリー会社(Uber Eatsのようなサービス)のコミッション支払い後、で書いています。デリバリーが堅調なことは前々回も書きましたが、デリバリー経由での売上額面は、コロナ前の8割をキープしており、お客さんの半数以上が国からいなくなってしまった状況を鑑みると、健闘していると言えますが、いかんせんコミッションが高いのです…涙。

今後の見通し

見通しというものがこれほど立てづらい時期はないですね。今外部要因で決まっていることとしては、8月1日からの国際線の復活。一見良い兆しに見えますが、(もちろんプライベート面では、パートナーがやっとルワンダに入れて私も少し楽になるのですが)出て行く人の方が多いのでは、と見ています。新年度の9月から少しずつ安定し始めるかな、というのが希望的観測です。

ドラスティックな戦略はないのですが、コストをかけても変わらずやった方が良さそうなことと、思い切ってカットしてみても意外と大丈夫なことや、売上につながりそうな細かい仕掛けなど、いろいろ試行錯誤してしています。またご紹介できればと思います。

下半期も希望を捨てずに迎えようと思います!引き続きよろしくお願いします。

ちなみにですが、コロナ禍でのスタッフの奮闘などを書いたコラムを、nippon.comさんに寄稿させていただきました。是非ご高覧ください。

絶望の過去を持つ国ルワンダの強さ———コロナ禍で見えてきたもの