食材配送サービスの利用開始

キガリからこんにちは、Asian Kitchenのカラトチサです。

今日は画期的なサービスを導入しました。

それは、「食材配送サービス」です!どどん

配送サービスのGroce Wheels。

えっ今までどうしてたの?

今までは、毎日、朝と夕にスタッフが買い出しにマーケットまで行ってました。

Kimilonko Market

 

以前からこの配送サービスのことは知っていたのですが、品揃え、価格、フレキシビリティにあまり魅力を感じず、大きなチェーン店でもないうちでは、結局自分たちで買いに行った方が早い・安い、という状態になっていました。

何せ郵便配達サービスなんてない国です。

EMSもDHLもFedexも、個人の場合は「届いたよ」という一報をもとに自分でタウンまで取りに行きます。

日本の配送サービスなんか、天国です。二時間刻みで時間指定とか神業です。

が、最近この手の業者が増えてきたからか、サービスが急に向上している様子。

同時に二社から営業があり、サービスは似ていましたが、優秀な営業の方に決めました。

 

従来の方法には、いくつかデメリットがありました。

 

 

①スタッフの不正を完全には防げない。

②税法上認められているレシートが出ないので経費計上に支障をきたす

③スタッフの業務過多

 

①スタッフの不正

ローカルマーケットではもちろんレシートなんて出ないので、

「今日はピーマンがkgあたり1,000RWFだった」とスタッフが申告したらその額にアグリーせざるを得ないのが大きなデメリットでした。

時々私も抜き打ち的にマーケットへ行き、そこで掴んだその日の相場と、スタッフが買ってきた価格に乖離があった場合、

「えっなんで今日ニンジン1,000/kgなの?」

なんてふっと聞く、などのけん制はもちろんする必要。

あと不正ではないですが、交渉をさぼるスタッフも出てきます。

会社のお金だし。言い値でいっか。みたいな。

そういうのも困ります。

結局、一番安く買ってくるスタッフを購買担当にしました。

②経費計上できない

税法の話はややこしくなるので簡単に書きますが、ルワンダでは、経費として計上するには、とある形式の領収証が公式なものとして必要になるのです。

なんですけど。

そんな領収証が出る業者・スーパーの方が少ないんです。

あんな混沌としたローカルマーケットで野菜を売ってる多くのおばちゃんやおじちゃんがそんな領収証発行してくれるわけがないんです。

ですが、税務局の回答は、

「そんな人から買うのが悪い。」

・・・。ローカルマーケットが主流の国でそれ言う?

市場で寝てる人

 

③スタッフの業務過多

この買い出し作業、結構な時間と労力をとられるので、

人手不足の今、外注しちゃえたら楽!というタイミングでした。

 

早速今日から利用。

張り切って契約しましたが、初回の配送16時に来るって約束したのにまだ来ませんね。

想定の範囲内でーす。