大家との闘い

ワカンダ、もとい、ルワンダからこんにちは、ブラックパンサー、観てきましたアジアンキッチンの唐渡です。
この女戦士、友達のケニア人にそっくりだな~とか、この女スパイ典型的なルワンダ美人だなとか、この人の英語めっちゃケニアイングリッシュだなとか面白かったです。
つまりルワンダ人とケニア人の特徴しか私分かりません。
でも逆に言うとこの2年半でその特徴が分かるようになりました。
あえて本筋には触れませんが、とても興味深い内容でした、おすすめです!

AK一押しのイチゴ!本題とは関係ありません。

久しぶりにタイムリーな前段が書けたところで本題です。
本日は、アフリカでビジネスをする際の、日常の具体的な困難について詳しく知りたいというそこのあなたのために、
アジアンキッチンのトイレにまつわる裏話、こちらをもとに三つの心構えをお伝えしたいと思います。
その三つの心構えとは…
①理不尽な出費も織り込んでおきましょう
②物事は理屈では進まないことは覚悟しておきましょう
③トラブルシューティングの時間軸は日本の感覚は捨てましょう
2月は歴代2位の月別日商平均!
大きなケータリングを受注できたことと、
日本からのご出張者の皆様にも大きく支えられてのこの数字です。
いつもありがとうございます!
わたくしごとではございますが、そんな繁忙期の中、今月は一大ビッグイベントを控えております。
それは店のトイレの改修工事。
大家に修理を依頼すること早1年以上。光陰矢の如しですね。おかげ様で息子も四月から小学二年生です。
何をどうやったら大家に言ってそんな長い間放置されちゃうの!?
と思いますよね。
「直してくれない」というのが具体的にどういう状態か、せっかくなので詳述しますと、
①「トイレが故障しているから直して欲しい」と連絡する
②「オッケー今プランバー派遣します」
③「まだ来ないんだけどいつ来るの?」
④「今向かってます」
—③と④を何度も繰り返す。こちらも別のことで忙しく、プッシュに疲れてフェードアウトしかけたりしつつで半年ほど過ぎる—
⑤プランバーが来て、チェックし、それを大家にレポートする
⑥大家からどうでもいい回答を散々聞かされる
(流し方が悪い、そもそも壊れてない、流す紙を変えてみたらどうかetc…)
⑦こちらの反論
—⑥と⑦の押し問答を繰り返す—
⑧じゃあ直しましょうと大家が合意して、プランバーに見積もりをとる
⑨大家が「こんな見積もりは高すぎる、作成し直し!」×3回今ココ
ここからの道のりも短くはないですが、今月必ずや修理まで持っていくと意気込んでおります。
この苦節1年、もちろんお店は通常通り営業しています。
ではその間どうしているかというと、
大家にプッシュしつつも、自費で人を呼んで詰まりを直し続けてます。
自費で直す筋合いはないですよ。契約書にも大家の負担って明記されてますよ。
でも直してくれないんだもん。放っておくわけに行きません。
こういう出費は付き物と思わないとやっていけません。
ちなみに、
契約書に書いてあるんだったら、訴えれば!?と思われた方もいるかもしれません。
結論から言って絶対やめた方がいいです。
120%、時間と労力とお金の無駄になること、断言できます。
実際の弁護士を介しての死闘についてはまた別途ご紹介します。
なめられてると思われるでしょうが、これを理屈を通してやろうとすると、何も進まない。
理屈で考えると憤慨しかないようなことも飲み込まないと、現場は何も進まないんですよね。
この境地に来るのは楽ではありませんでしたが、おすすめまでに参考図書を。
仏教がこれほどまでにクールだとは、、!
では!年度末駆け抜けて参りましょう!
(ルワンダは多くは12月決算です)