もう一人のインターン

実はRICCI EVERYDAYには、もう一人インターンが活躍中です。現在大学院生ののぞみんです。彼女には女性たち向けのビジネストレーニング及び、女性たちが長期的に自立した人生を送るためのライフスキルトレーニングのコンテンツ開発と実施をお願いしています。トレーニングの様子はまた追い追いブログを通じて、お知らせしますね!まずは自己紹介です。

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はじめまして。今月から2ヶ月間RICCIでインターンさせて頂くことになりました、川嶋希です。よろしくお願いします!

実は今回が私にとって2度目のウガンダで、前回はMpigiというところで教育関係のインターンをしていました。そこでの経験がなかったら今の自分はいないと言っても過言ではないくらい、私の人生に大きな影響を与えたインターンだったので、再びこの地に戻って来ることができ、とても嬉しく思います。

今回、私がRICCI EVERYDAYでのインターンを決めた一番の理由は、ビジネスとしての国際協力の可能性を探りたかったから。アフリカと聞いて、ガリガリに痩せた子どもや未開部族などを想像する人は少なくないと思います。でもそれらはアフリカの一側面であって全てではありません。今やアフリカはビジネスチャンスが溢れた巨大市場でもあります。実際、カンパラ市内には高層ビルが立ち並び、外車が行き交い、大きなショッピングモールやゴルフ場、おしゃれなバーやレストランだってたくさんあります。街を歩く女性たちはみんな髪やネイルに気を配り、ハイヒールを履きこなし、スマホ片手に歩く姿は日本の女性と大差ありません。彼女たちはもはや「援助を待つ可哀想な人たち」ではなく、立派な「消費者」です。こうしたミドル層の台頭を目の前に、ビジネスの可能性を感じずにはいられません。

そしてもう一つ、ビジネスには多くの人を巻き込む力があると思っています。NGOでインターンをしていた時、「可哀想な人たちを助けてあげたい」と支援してくれる方は、ほんの一部でしかないということに気付かされました。特に寄付文化の希薄な日本で活動費を集めるのは本当に難しい。じゃあもっと違うモチベーションでより多くの人を巻き込むにはどうしたらいいんだろうと考えた時に、私の中で出た答えがビジネスでした。

少なくともRICCI EVERYDAYのお客様は「このバッグかわいい〜!」っていうモチベーションで商品を手に取ってくれているはずと考えています(私も最初に商品を見た時、同様の感情を抱きました)。国際協力に興味がある人もない人も巻き込んでいける、そんな可能性を感じて今回のインターンを決めました。

2ヶ月という限られた期間ではありますが、仲本さんや現地スタッフと協力して、商品を作る人も買う人もみんなを幸せにするようなブランドづくりに貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

またウガンダでの生活のことや仕事のことなど、日々感じたことを少しづつブログに書いていきたいと思います。

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どうぞよろしくお願いします!