ウガンダに会社を設立して1年が経ちました
ウガンダに会社を設立し、あっという間に1年が経過しました。その間の変化といえば本当に大きいと改めて感じます。ここまでこれたのも、いつもブランドを支えてくださるお客様、そして日々バッグの製作に一生懸命なスタッフのおかげだと改めて感じています。今日はこの1年を振り返ってみたいと思います。
まずはカンパラに直営店が立ち上がり、在留外国人や旅行者、ウガンダ人富裕層の間で知られるセレクトショップに成長したことです。そこではRICCI EVERYDAYの商品だけでなく、ウガンダ中に点在する素晴らしい素材・技術を用いたメイド・イン・ウガンダのプロダクトも合わせて販売しています。例えばウガンダ特産バーククロス(木の皮)を使ったジュエリーやインテリア雑貨、ウガンダシルクのスカーフ、チコイと呼ばれる手織りブランケッド、オーガニックシアバター、レザー小物、エッセンシャルオイル、などなどです。またお店のマネジメントや仕入などすべてが初めての経験で、まだまだ課題が山積みではありますが、今後東京に直営店を出すことを考えたときの布石にもなったのではないかと思います。。。!!今後もますますお客様に喜んでもらえるような製品を取り揃えていきたいと思います。
二点目にはスタッフが増えたことです。昨年の会社立上げの時点では、私を含め6名でしたが、今では倍の12名のなかなかの大所帯になりました。内訳としては、工房スタッフが8名、ショップスタッフが2名、マネジメントが2名(私含む)です。今年度中にもう少し増やし、来年のシーズンに向けて準備を進めていく予定です。
ただこの12名は直接雇用者と呼ばれる人たち(当社と雇用契約を結んだ人という括り)で、実は間接的に当社に関わってくれている人たちはもっといます。例えば上記直営店舗で販売されている製品を作ってくれている他ブランドの作り手さんや、当ブランドで販売する製品の一部のパーツを作ってくれている作り手さんなどです。彼らも大事なパートナーとして、今後も引き続き継続的なオーダーを通じて、彼らの収入向上に貢献できていけたらと考えています。
三点目には工房の拡大移転です。運良くいい物件に出会うことができ、広い庭つきの工房を構えることができました。そこは、原材料保管室、完成品保管室、作業室、オフィスと4つの部屋に分かれ、それぞれきちんと管理されるようなシステムが構築されつつあります。まだまだ導入段階で課題も多いのですが、PDCAを回しつつ効率的な工房運営につながるよう、メンバー全員で試行錯誤しています。
また今後は広いお庭を使って、スタッフ向け野菜栽培をスタートできたらと考えています。スタッフ及び家族の健康を考慮し、より栄養バランスのいい食生活を送ってもらおうという想いからです。何を育てるかは今度スタッフにも聞いてみたいと思います。
以上が大きな変化として挙げられます。今後より良い方向に成長していけるよう、スタッフ一丸となって頑張りたいと思います。少々長くなってしまったので、今日はここまでにし、今年度の目標については次回ポストでまとめます。
(新スタッフのジェニーとフランク)
(1周年を迎えたRICCI EVERYDAY Flagship Store)
Chizu
http://www.riccieveryday.com/