3年間の変化ーナカウチ・グレースの場合

当社一人目のスタッフであり、私がこの事業を始めようと思ったきっかけとなった人、ナカウチ・グレース(ウガンダ人の名前の中には、たまにすごく親近感のわくものがあります笑)。彼女のお宅に3年ぶりに訪問する機会を得たので、その時のことを書こうと思います。

家の中に招かれた時、ハッと息をのむほど驚きました。3年前まではレンガ剥き出しだった壁にはきちんとコンクリートが塗られ、家の中には当時なかったテレビや冷蔵庫、大きな食器棚が所狭しと置かれていました。そして子供の健康と少しでも収入につながればと飼われていたニワトリたちはいなくなり(当時はソファの後ろにいました!)、少しだけ部屋が広くなったように感じられました。子供たちはここ数年は毎日学校に通うことができ、上の子二人は来年からは大学進学だそうで。一人は判事を、もう一人はジャーナリストを目指して、今まさに受験勉強を頑張っているとのことでした(その内一人は、学校でも5本の指に入るほどの優秀ぶりで、政府からの奨学金をもらって大学進学ができるかもしれないとのこと!)。

この3年間に起こったたくさんの変化を目の当たりにした私は感動しっぱなしで、涙が出てきそうな時もありましたが、まだまだ課題が多いことにも気付かされ、グッと我慢。感傷に浸っている暇はない、彼女たちの生活が豊かになるよう、会社として何ができるかを考えねばと、気持ちを切り替えたのでした。

ちなみに、グレースは本当に毎回たくさんの仕事を丁寧にこなすなーと感心することが多かったのですが、実は彼女、学校の休みに暇している娘たちに革の縫い方を教え、家族一丸となって仕事をしていたとのこと!どうりで仕事が早いわけだ。。。笑。すごいぞ、teamナカウチ!

(先日の訪問時の様子)

(3年前の様子)

Chizu

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