洋服の仕立てについて

RICCI EVERYDAYインターン第4号のふみかちゃんが、今回はウガンダにおける洋服の仕立て事情について調査してくれた内容をまとめてくれました。

実はRICCI EVERYDAYでは現在新しく洋服事業を立ち上げようと、準備を進めています。ウガンダにたくさんいるテーラーたちがどのようにして仕事を進めているのか、ぜひご覧いただけたら幸いです。

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みなさんこんにちは!

RICCI EVEFRYDAY(以下RE)インターン学生の竹内です。

 

今回は、REが商品に使っているアフリカンプリントを使って、ウガンダ人はどのようにお洋服を仕立ててもらっているのかをご紹介します!

 

ウガンダだけではなくアフリカの女性は、REがバッグなどに使っているアフリカンプリントの布(東アフリカではキテンゲやカンガ、西アフリカではパーニュなどと呼ばれる布)で作ったドレス(ワンピース)を日常的に着ています。

 

聞くところによると、ウガンダでは最近はセカンドハンドの安い洋服が入ってきてしまっていて、アフリカンプリントの洋服を作る習慣は少し廃れ気味だそうですが、それでも特に日曜日の協会に行く時には、多くの女性がアフリカンプリントのドレスを着て、男性もアフリカンプリントのシャツを着て出かけているのを見かけます。

 

では、そのドレスはどんなところで手に入れるのか??ということですが、既製品を作って売っているお店も存在するものの、多くの場合テイラーさん(仕立屋さん)のところで1からオーダーメイドで作ってもらっています!

 

日本ではあまり仕立ててもらうといことがないと思うので、個人的には、生産者側の顔が見える関係で自分の毎日着るような服が作られているという点が、このアフリカンプリントを仕立てる習慣の素敵な部分だなと思っています!

 

さて、本題に戻りますが、まず、アフリカンプリントの布がたくさん売っているマーケットで好きな柄の布を購入します。

ウガンダの首都カンパラのダウンタウンには、アフリカンプリントを棚いっぱいにぎっしり積んで売っているマーケットがあり、そのから自分のお気に入りの柄の布を探し出して購入します。

 

 

ウガンダでは、だいたい価格は平均的には6ヤード(5.5メートル)で千円強ほどです。

実は私はこのお気に入りの布を探すお買い物が、楽しくてしかたがありません!最初はあまりに個性的な柄が多くて圧倒されますが、お店の人に「あの柄の布、見せて!」と言って取り出してもらって見せてもらう瞬間のワクワクは、日本では経験できない感覚です!

(優柔不断の私は、いろんな柄に目移りしてしまってどの柄を買うか散々迷うのですが…笑)

 

さて、お気に入りの布を購入したあとは、自分のお気に入りのテイラーさんのところに持って行き、洋服を作ってもらいます。

テイラーさんはダウンタウンの中のビルの一角に自分のお店を持っていたり、ビルの廊下にミシンを一台おいて働いていたりしており、いたるところで出会うことができます。

 

テイラーさんのところに行くと、自分の体のサイズを測ってもらえて、自分の好きなデザインで作ってもらうようにオーダーできます。

 

(仲良しのテーラーさんたちと)

 

写真を見せただけでも、布を一から裁断し、ミシンで仕上げてくれるその仕事の早さは、まさに職人技!

 

デザインやサイズにもよるようですが、シンプルなワンピースなどであれば2時間もあれば出来上がるようです。

私は家庭科でミシンを習ったのにもかかわらず全く使えないので、毎回感動してしまいます(笑)

 

 

ちなみに、このオーダーの時に、「こんなデザインどうかなー?」と相談したり、「ここの丈はこのぐらいがいいと思うよ!」と提案してもらったりするのも楽しいです。

 

実際私はウガンダ滞在7ヶ月間の間に、完全に虜になってしまい、相当の量の服を作ってしまっています(笑)

 

みなさんも、ウガンダ(アフリカ)にいらっしゃった際には、ぜひお気に入りの布を見つけて、この世で一枚だけの特別なシャツやワンピースを作ってみてはいかがでしょうか??

 

実は今回のインターンでは、このようなテイラーさんのお仕事事情などを聞くヒアリング調査を行ったので、次回の記事で調査のことについて少し紹介させていただこうと思っています!

 

RICCI EVERYDAYインターン

竹内芙実香