日本の伝統文化『ランドセル』がウガンダへ!
念願のアフリカ ウガンダの地へ。
70個のランドセルと共に、初めてアフリカの大地にやってきました。
どうしても、自分の手できちんとランドセルを手渡したく、日本のあしなが育英会が運営する、アフリカウガンダ現地NGO法人「ASHINAGA UGANDA」の方々のご協力のもと訪れることができました。
第1回目となる支援先は、親を亡くしたアフリカの子供たちの支援をするプロジェクト(アフリカ遺児教育支援)として、2001年に設立されたウガンダ共和国で活動する現地NGO「あしながウガンダ」が運営する寺子屋です。
ウガンダ共和国の町ナンサナにあり、学校に通えない貧しいエイズ遺児や親を亡くした子供達を対象に識字教育から、ダンス、音楽など幅広く学びの楽しさを伝えています。
また、日々の食事もままならない子供達が多いため、寺子屋では子供たちへランチも提供されています。
現在、ウガンダレインボーハウスはアフリカ遺児救済の拠点となり、70名ほどのエイズ遺児が勉強をしています。また、週一度900人の登録遺児を対象にケアプログラムを行っております。こちらのプログラムでも、子供たちへ文具支援をされています。
私たちNipponランドセルプロジェクトは、
~ランドセルで世界をつなげよう!誰もができる身近な社会貢献~
国境を超えた子供たちの繋がり、絆を感じる、
子供達が参加できるリサイクルからの社会貢献=『ボランティア活動』
を理念に活動しています。
なので、きちんと日本の子供達の想いが引き継がれる環境を第一に考え、支援先も綿密な打ち合わせをさせていただき、双方のサポート体制がきちんとできる教育施設へと決めております。
寺子屋では、まずランドセルに1つずつ名前をつけ、学校できちんと管理をしていただき、卒業後は新1年生へと引き継がれ、代々大切にランドセルを学校の共有財産として取り扱っていただいています。
そして、一人一人子供達全員の名前を呼び、ランドセルを手渡しするという壮大なセレモニーを開いていただきました。
70人みんながランドセルを背負う姿は、まるで、ここは日本!!かと思うような風景でした。
ウガンダと日本が少し近くなった。そんなとってーも温かい気持ちになりました。
ウガンダでは、ボロボロのかばんや、ビニールの袋を、かばん替わりとして学校に通っている姿を沢山目にしました。
このような環境の中、色鮮やかな革のかばんは、子供たちにとって素晴らしい贈り物であり、学ぶ意欲、学校の大切さを家族にも伝えていける。そんな役目となればと願っています。
今回の活動は、ASHINAGA UGANDA発行のニュースレターでも、今回の活動をご紹介頂きました。