アフリカのドローン規制
第10回ICT4Dカンファレンスが今月ザンビアであり、800名を超える参加者か集まりました。
ICTの専門家、政府・国連機関、民間などが中心となって途上国でのICTの促進を目指す会議です。
今回はCTAという農業機関からリクエストがあり、ドローン関連のパネル映像を撮りました。
以下フルで撮っているので、興味がある方は是非ご覧ください。
アフリカにおけるドローン企業の実際の現場、国際機関のサポート、特にレギュレーターの考え方など幅広く分かるかと思います。
ドローンのレギュレーションに関しては、航空管制機関(CAA)と関係を作り、フェイルセーフ機能などレギュレーターを安心出来るドローンであれば、コマーシャルライセンスも取得可能です。
アフリカはエアスペースがかなりシンプルなのでレベルの高いライセンス取得もその分容易な事もあります。
また地上に高い建物などドローンの障害となるものが少ないです。
そして恐らく1番重要なのは問題がシンプルという事です。
緊急時の医療や食料のドローン物流など人の命に直接関わる問題は、誰もが重要性を理解できます。
特にアフリカでは夜間の赤信号は止まらないなど、自分の身を護る事に対する理解が先進国より強くあります。
そういったシンプルに重要な問題からドローンの実装がなされ、その後幅広い産業に広がっていくでしょう。
アフリカはドローンをはじめとした自動技術との相性が格段に良いと思います。
最後に弊社がコンサルをしているi Drone社が来月ドローンのワークショップを開催します。以下、詳細です。
i Drone社はザンビアCAA(航空管制機関)よりコマーシャルライセンスを取得した初めての企業です。
ワークショップはザンビア開催ですが、ご興味のある方は6/1までに是非申し込んでみて下さい。