トラブル続きの一週間

ウガンダで事業を始めて6年近くになりました。

毎週、色々なトラブルがあり、そんな生活が5年以上続いているのもあり、トラブル解決が日常になっています。

今週もトラブルがあったのですが、一つ一つは大きくはなくとも、小さいものが重なってくると面倒になります。

起業して数年はトラブルがある度にイライラしたり、意気消沈したり、冷静になれなくなることも多かったですが、ここ数年は、慣れたと言いますか、淡々とこなすようになってきました。

(あ、これは”全然イライラしなくなった”という意味ではないです。私はそんなに仏の心を持てていません。感情マネジメントも人より下手です。ただ、私個人として昔と比較して慣れてきたという意味ですのであしからず)

それでも、トラブルが重なると、トラブル対応から頭を切り替えることが出来ず、長期の戦略を考えたり、新しいサービスのための活動(調査やプレ営業、マーケティング)に身が入りません。(当たり前と言えば当たり前です)

今週はいつも以上に色々なトラブルがありました。週末ですので、どんなトラブルがあったか、振り返ってみようと思います。(大きなトラブルから小さいなトラブルまで色々ありました)

◆先週末に、警察による不法逮捕でマネジャーが一晩拘束。その後の対応で私も数時間拘束。開放するのに24時間を有し、その間、事業がほぼストップしました。(サービスは何とか最低限続けましたが)

以下の記事です。

◆実は同じ時に、別のドライバーが横領したのでは?という案件が挙がってきました。

そこで、上記の警察での対応をしながら、同時に、その横領の証拠掴み、横領の規模(金額)の確定をしていました。

結局、警察から開放された時間も遅く、私自身も疲労困憊だったため、解決できず、

翌週月曜日から証拠集めを再開し、そのドライバーとのDiciplinary Meeting(懲戒ミーティング)を行いました。本人は認めはしないのですが、どんどん証拠も集まり、一旦は9月分の給与差し止めとなりました。

◆さて、その証拠集めをしている最中に、古株のドライバーがマネジャーに盾突いたようでトラブルになっていました。

その日に、会食があったのですが、会食のために出かける15分前にその話が持ち上がり、仲裁にはいりました。

なぜ二人が揉めているのか分からないのですが、どうやら、ドライバーが勤務時間中にも関わらず、理由もなく配送を拒否したようです。その理由を問いただしても、『俺は話したくない。』といい話し合いを拒否。

ここ半年、この古株のドライバーは、無断欠勤したり、朝遅刻してきたらお酒臭かったりと、たまに良くない行動をしていたので、気になっていました。(普段は良いやつなのです。)

仲裁に入ろうとしても、話し合いを拒否しているので、らちが明かず。。。

一旦彼の勤務をSuspend(謹慎)としました。

頭を冷やしてから話を再開しようといい、長くても一週間を目途に待っていると伝えました。

翌日は来ずに、翌々日の朝に何事もなかったように現れましたが、うちのマネジャーが今日は忙しいと返し、別途話し合いの場を持つ事になりました。

◆別の問題です。その古株のドライバーの謹慎を言い渡した翌日に、8時に出社するはずのオペレーションアシスタントのうちの一名が来ていません。9時になって現れました。話をすると、マネジャーに許可をとり9時出社に変えてもらったと言います。

私が聞いていなかったので、マネジャーに確認すると、『確かに9時に変えてほしいとの要請はあったが、断っている。許可はしていない。』と言います。

聞いてみると、やはり許可は取ってなく勝手に9時に変えたと認めました。

アシスタントの仕事で一番重要な時間は実は、一日の始まりの8-9時。そこに現れないと、彼女のバリューは半減するというくらい、早朝が大事な時間です。(もちろん、その一時間だけの仕事ではないですが、ドライバーが9時からすぐに配達できる前準備をするのが彼女達の大事な役割の一つです。)

サボっていたわけではなく、色々と家庭の事情もあるようで、その話し合いで半日を費やしてしまいました。(一応折り合いはつきました)

◆上記の横領したドライバーの証拠探しをしていた日は月末の給与日。この日に給与を支払っていた時に、オペレーターの一人から『今月から給与を上げてくれると約束したのに、あげてくれない』とクレームが入りました。

確かに先月末に給与を上げてほしいと言われて、『今はミスが多いのでマネジャーがミスのカバーで相当な時間を費やしているし、会社としても結構な損失を受けている。そこを直せたら給与の増額は考える。まずはミスを減らしてほしい。』と伝えていました。

が、今月、以前よりもミスを連発していました。そのため、これでは給与を上げられません。その事を伝えて、来月は頑張ってミスを減らしてねと伝えても、納得しません。(ミスが多い自覚はあり、そこは認めてくれてはいます。)

マネジャーと3人で話し、納得してもらいましたが、1時間以上の話し合いとなりました。。

◆そんなこんな、人事的な課題に対応している中、オペレーション自体のテコ入れに入ります。

ここ1か月でオペレーションチームの人数を拡大してオーダーの増加に対応していたのですが、人数が増えただけで、チームの連携作業は上手くいっておらず、逆に生産性が落ちていたり、ミスが増えていました。

ここ1年位は、オペレーション自体はマネジャーに任せつつ、要所で入っていたのですが、あまりに混乱した状況が続き、その結果、上記のエラーや不正が発生したので、自分が入る事で状況の把握と立て直しをする事にしました。

今週の朝の打ち合わせを2つほど変更し、朝2時間×2日ほど、オペレーションに入る事になりました。

自分自身でオペレーションの現場を回したことで、問題がクリアに分かりましたが、そこに時間を使っていては、中々新しい事が前に進みません。。

◆そのオペレーションに入り込む前に、ITチームの一人が突然辞めると『Resignation letter(退職届)』をメールで送ってきました。

元々、システム開発を主体にやりたいと言っていたのですが、開発を主体にするには経験不足な分野も多く、そこをやりながら学んでいこうと話をしていました。

新しい案件が出るたびに、ここは勉強しながら取り組んでみたら?同僚のエンジニアから学びながらやってみたら?という話をしていたのですが、新しい事は分からないからと保守的な態度を貫いていました。

ただ、その方は開発経験は未熟でも、コミュニケーション能力、報告能力、ドキュメンテーションのスキルは高いので、そちらをやりながら、開発の仕事も進めていこうと説明をしていました。

しかし、『やっぱり、もっと開発に時間を使いたい。この会社でそれが出来ないからやめる。』という話でした。

我々も彼女の力量ではフルで開発を任せられる仕事はないので、開発をメインでやりたいのであれば、引き留める事もできません。辞めるということ自体は仕方ないのですが、

ただ、せめて、雇用契約に従い、1か月は引継ぎのために残ってくれと伝えました。が、そこは『わかったけど、オフィスに毎日は来ない。』との一点張り。

結局は、引継ぎや後任探しのために週に数回は来社すると言い、そこで妥協しました。

上記の理由が主な辞める理由だとは思えなかったので、実際の辞める理由を聞きましたが、最後まで教えてくれませんでした。

推測ですが、話を繋ぐと、おそらく、他で自分のやりたい開発の仕事が見つかり、そちらの会社に顔を出さなければならず、毎日会社に通えないという事のようです。

少なくとも後任探しは協力してくれるというので、そこはお願いし、後任が見つかったら、そこへの引継ぎだけはしてくれると約束してくれました。(守ってくれるかは分かりませんが。。)

◆次は顧問弁護士との話。

上記の不当逮捕の件およびドライバーの横領の件で、顧問弁護士の対応が後手後手だったこともあり、打ち合わせを設定していたのですが、体調不良だと今週は2回ドタキャンされ、結局は会えていません。来週は出張でカンパラにいないので再来週と言われました。。

こういうトラブルの法的な対応が後手後手になっています。

◆そうこうしているうちに、日本人会の商工会として、ウガンダ税務当局に挙げていたクレームについての返信があり、急遽明日来てくれと連絡があります。

さすがにこの状況で明日はいけないので、何とか粘って来週に時間を変えてもらうよう調整しました。

◆仕事とは別ですが、オフィスのトイレの給水側の水道が詰まり、タンクに水が溜まらなくなりました。

配管工を手配したのですが、時間通りに来ません。やっと来たと思ったら、大事な打ち合わせ(オフィスではなく外)の時間の30分前にやってきました。

大事な打ち合わせと、その後のイベントの司会も任されていたので、15分で修理をしてほしいとと伝えました。

そして、15分できっかり修理が終わったというではありませんか!これは良かったと思ったのもつかの間。。

念のため、そのままお金を払うのではなく、ちょっとチェックさせて!とチェックしてみたら。。。

今度はタンクが満水になっても給水が止まらず、タンクから溢れ出る状況になっていました・・・・

修理が終わった際にちょっと怪しいと思ったのです。

修理が終わったよ。と言ってきた際に、

『あのさ、給水の元栓は閉めておくけど良いかな?』と確認してきたのです。

こちらも打ち合わせに出る準備でばたばたしていたので、『はいはい。どっちでもいいよ。』と言ったのですが、

数秒考えて、『あれ?』と思ったので、

『あ、ちょっと確認させて!』と配管工の前で確認したところ、満水になっても給水が止まらずに水がタンクから溢れ出る現象が起きています(苦笑)

おいおい。となり、出かける直前だったこともあり、『元栓を閉めて一旦帰れ!翌日直しに来い。お金は直したら払う!』と追い払いました。

ずーっと文句を言い続けていましたが、渋々帰っていったようです。

(打ち合わせには20分も遅れてしまいました。。)

それぞれの対応に短いものでも1-2時間費やしており、かつ後手後手の対応になっています。

お互いに間接的に関連しているものもあり、一旦、全体的に何が起きているのかを把握して整理。一昨日くらいから立て直し作業を始めています。

元々、トラブル対応のために、自分の時間の2割ほどを常に空けるようにしていますが、これだけあると2割には全然収まらずに、今週は5-6割の時間を費やしています。。

オペレーション以外に、新規営業、マーケティング、システム開発、新規事業系の調査、お客さん対応に加え、会計、年度末決算、法務、人事、採用、資金調達なども同時で進めており、中々頭を使って集中する時間が作れていません。

来週からはそういう時間を費やせるかなと思っています。