丸10年・・・

ウガンダで宅配事業をしている伊藤です。

本日で人生最初にアフリカの地を踏んで、ちょうど10年が経ちました。

この10年、東アフリカ中心に、ボランティア、企業の駐在員、フリーランスのような事業経営、そしてスタッフを雇っての事業と立場を変えて、アフリカに関わってきました。

2010年3月、前職のボランティア制度を活用し、たまたまご縁があったのか、ケニアでボランティアする事になりました。
大都会ナイロビでの仕事と言われ、スーツを何着も持参してやってきました。が、、先方の記載ミスで実際はナイロビから250キロほどの電気水道のないマサイの村。
アンボセリ国立公園から5キロほど離れた村での地元NGOへの組織改革のお仕事でした。当初は6か月の予定が色々やりたいことも多く先方の要請もあり9か月滞在しました。
(前職アクセンチュアが提携していたVSOというイギリスのボランティア団体を通じてのプログラムです。通常は2年間なのだけど、休職参加のため最大1年の縛り)

それまで東京のオフィスで高層ビルの中で仕事していたのに一転して、
近所に(運が良ければ)シマウマやキリンがやってくるような、アフリカでもとても特殊な野生動物と人間が住む境界のような場所で、地元4000人のコミュニティへ貢献する活動。
そんな環境も職種も大きく違う場所でも、アクセンチュアでの経験をふんだんに活かす事ができ、とても充実した活動の毎日でした。

マサイの村にいたころ。マサイダンス練習中

このボランティア経験がとても楽しくワクワクした事から、アフリカ社会に興味を持ち、アフリカでのビジネスに興味をもち、
帰国後にアフリカビジネス勉強会やアフリカセミナーなどしつつ、社内で色々画策してました。

その甲斐があり、2013年、とあるプロジェクトのプロマネとしてナイロビに駐在。

ナイロビの職場近くで友人と


戻ってきて、2013年末に8年以上勤めた前職を退社。
そのまま、2014年1月にケニア・ウガンダで調査を行い、ウガンダで起業しました。

最初の2年は人材育成を本業としながら、FabLab Kampalaの起ち上げをやってみたり、アフリカビジネス学生ツアーの企画してみたり、Youthプロジェクトのアドバイザーやってみたり、色々とやっていました。

人材育成してた頃


が、人材育成事業が商売として成り立たないなと思い、半年から1年ほどの模索をへて、2016年に今の本業である宅配事業CourieMateを始めました。

調査をする中で、ポテンシャルがあるなと思ったのは都市間物流。トラックをNW化しながら都市間や東アフリカ域内の物流をしたかったのですが、 当初は人材育成でお金も使い果たしていましたし 、マーケットを理解するまでは外部投資に頼らないと決めていたため、知り合いのドライバーを雇い中古のバイク一台からスタートしました。

4年ほどが経ち、20名以上のスタッフ、全国135県、190名以上のエージェント網になりました。DHLやAramex、老舗の宅配会社など色々なプレイヤーがいますが、現金代引を全国規模で実施できているのは、今だCourieMateだけです。

先日撮影したチームフォト

10年間、長いようであっという間だったなーという気もします。
ふとした事がきっかけでアフリカに導かれ、ここまで長くどっぷり浸かるとは思いもしませんでしたww
人生そんなもんですねw

さて、この先の次の10年。どうなっていくのでしょう?
この先4-5年は今の事業を形にしていくとして・・・その先は?
10年後は?20年後は?

そこまで広げてみると、20年前は高校生ですね。。
当時はアフリカどころか、”外国”すら視野に入っていない。周りに海外に行ったような人がいないコミュニティで生活していたので想像外の事でした。

20年前。。。学校の勉強が全然好きになれず、特に暗記中心の科目が苦手。専門学校に行くか、大学に行くか悩み、高校の先生の後押しで大学受験をして、受験勉強に苦しんでいた浪人時代あたりですね。。
暗記科目の中でも、大嫌いだった歴史。世界史は居眠りの時間だと思っていた高校時代。。
それが社会人になり、25か国以上で仕事させてもらう中で、各国の生い立ちに興味を持つ中で、歴史が好きになるとはね。。人生わかりません。

10年後、20年後、人生、何があるか分かりませんし、
そもそも20年後、30年後の社会がどうなっているか分かりませんが、
いずれにしても、自分がワクワクする事、楽しいと感じる事、知的好奇心がくすぐられる事、などに基づき人生を選択し続けていきたいし、その道を選択し続けられるだけの自身の力、自由、そして世の中を俯瞰できる視野や視座は持ち続けたいなって思います。