コロナ対応 続編(2) 都市機能完全麻痺へ

ウガンダで宅配便をしている伊藤です。

ウガンダ、昨夜(3/30)の大統領発表で大変な事態になりました。。


日本の首相の会見や、東京の知事の会見と比較しても、また、欧米国家と比較しても、超独裁かつ軍事国家が本気出すと怖いです。。本当に恐怖です。


これで、都市機能が完全停止、市民生活が完全に停止しました。。

昨夜時点で、コロナウイルスによる感染者数30名、死亡者0名の状況ですが・・・

大変厳しい内容ですが、
この一週間、これまでの制限(マーケットでの非食材品の販売、公共交通機関であるマタツの運行など)に違反した人は、警察に鞭で叩かれたり、酷い時は銃で威嚇されたり、報道されているだけでも警察に銃で撃たれて数名が亡くなっています。。

昨日の発表の概要は以下。

・公共交通機関の禁止に加え、自家用車、バイク含め、乗り物での移動を本日22時から禁止。(演説時点は21時半)
時間の余裕持たせると田舎とか帰るやつがいてそこで感染が広がるからと。。

ー>人権侵害どころの話ではありません。これで帰宅できなかった人大勢です。今朝も車で帰宅しようとしている人たちが街中で警察に捕まっているようです。

・ショッピングモール非食料品を売る全てのお店、美容室などなども全面閉鎖。

・銀行や薬局、スーパー、病院、工場などは営業していいが、その場合、スタッフは近所または敷地内にキャンプをして14日は出ない事。それが出来なければ営業停止。

ー>アーミー出身の大統領は野営地でもキャンプできると思うのですが、一般人はそこらへんでキャンプできません。また、企業はキャンプギアなど常備していません。
銀行など、ショッピングモールやビジネス街にありますが、どうやってそこにキャンプを設営するのでしょうか??
実質的な営業停止にしか思えません。

・電気、ガス、水道、警備のような必需サービスにおいては営業可能だが、スタッフを敷地にキャンプさせる事。

・食料市場で食品を販売するのは構わないが、その場合、14日間は自宅に帰らない事。

・上記に加えて、夜19時以降の夜間外出禁止。そこは運送輸送用の車も含む。全面外出禁止。

・さらに、今回の措置で多くの人の生活が苦しくなっているので、政府が食料を配る予定(詳細未定)。ただし、これにかこつけて食料を配ろうとして人を集める政治家は殺人未遂罪で逮捕する。(感染を幇助したとして)※野党対策?

ー>ここにきて来年の選挙の対抗馬対策でしょうか。。

・車は各県に一人いるComissionerの許可を得た限りにおいて使用可能。
(どうやって、カンパラ市全人口の許可を一人の人間が行うのだ。。)

・5人以上の集まり禁止

今後、これらが激しくなり不満が溜まり、今日の月末の給料日が過ぎてレイオフなどが始まると、暴動、デモに発展するでしょう。
この国はそういう暴動があると、軍隊を派遣して制圧します。。多くの方が死傷します。。

個人的な関心は、国境封鎖の中、次の退避便が出るとしても、どうやって空港までいけばいいの?というところ。。

そして、これを機に、旧友のウガンダ人がTwitterで
『救急車のレンタル始めました。この移動制限でお困りのあなた、救急車レンタカーします。ビジネスを止めてはいけない。』
みたいなの挙げていたww

クリエイティブすぎる。。そういうハングリー精神も大事だよね。。(道徳、倫理上はアウト)

そっか、だから朝から救急車の音が聞こえるのかな?静まり返った街だから良く聞こえるのか、必要な方々が乗車しているのか。。はたして。。

マタツを全部救急車チックにペイントして営業したら、救急車の使用も止まるのかな。。。この国は。。